2017.5.18(木)9条カフェで映画「夕凪の街 桜の国」について 

2017年05月18日(木) 22時53分
お天気もよく、お昼に向けて気温が急上昇しそうな陽気です。

さて、今日はこうの史代さん原作の映画「夕凪の街 桜の国」に
ついて、感想を話し合いました。



「夕凪の街 桜の国」は2部構成になっていて、
1部では広島の原爆に被爆した女性が母と二人、
家族に死に別れつましく生きるものの、被爆から10年後に発病し
亡くなるという話。

2部は、この女性の弟とその娘が現代に生きる中で、
時に目を背けてきた被爆者の家族という事実を
過去をたどる旅の中で次第に前向きに捉えていくようになるという話。

まず、今日の参加者はわずか7名でしたが、
そのうちご高齢の方も多くビデオの声が聞き取りづらく、
内容が十分把握できなかったというご意見。
字を読むことも難しい、とのご意見もあり
今後の活動をどうしたものかと考えさせられました。



映画の内容に触れたものについては、
・戦争の悲惨さを語り継ぐ必要があることを改めて感じた。
・子どもや孫の暮らしまでにも深刻な影響を及ぼす原爆の
 非人道性を感じた。
・何の罪もない市民が原爆で殺される戦争の理不尽さを感じた。
・この映画をぜひ若い人たちにも見てもらいたい。
との声が寄せられました。

また、「政治は天から降ってくるものではなく、
われわれが自らの手で創り出すもの。
いい加減な国民の手からはいい加減な国しかできない。
国民一人ひとりがしっかりと
国のあり方に関わるべきだ」との意見もありました。


2017.3.16(木)沖縄米軍基地についての勉強会やりました! 

2017年03月27日(月) 22時07分
今回は近隣の大学生リコさんが沖縄辺野古の基地建設反対運動に
加わった報告をしてくれました。



基地建設反対を訴えているのは、非暴力の市民運動なのに
それを妨げる県警は、反対を唱える市民を実力行使で立ちのかせたり、
顔写真を断りもなく撮影し続けたりしているようだ。
ここまで非暴力の市民を強硬に排除しようとする警察に、正直驚いた。

辺野古の環境破壊が後戻りできないところまで来てしまう前に、
なんとかたくさんの人に座り込みに来てほしいとリコさんは言う。
そのとおりだ。今にも反対運動に協力したい気持ちになる。

けれど、「辺野古基地建設反対!」を叫びたいなら、それだけでは不十分だろう。
沖縄に偏った基地負担を解消するために、「基地を作るなら本土へ!」と
いう覚悟で叫ぶのか、「日本のどこにも米軍基地はいらない!」と主張するのか。
つまりは、日米同盟についてどう考えるのか、
日本と世界の平和をどうやって実現させたいのか、
が一人一人に問われているのだと思う。

2016.10.20(木) 自民党改憲案を読み解くA 

2016年11月02日(水) 0時08分
先日、自民党は改憲に向けた議論を進めるために野党に配慮し
いったん自民党改憲案を改憲の原案とせず棚上げにしたとのことですが、
もちろんこれを取り下げたわけではないので
引き続き自民党改憲案の問題は何か、考えていきましょう。
参加者は8名と少なめですが、現役女子大生のHさんが参加してくれ
他の参加者も活気づけられる思いです。

今回扱うのは、第1章 天皇。
そもそも、天皇制は必要か?今回の発表者Sさんからそんな質問も
参加者に投げかけられましたが、「象徴」としての今の天皇制が
続くことには特に疑問を持っていない、という意見が大半でした。
特に今上天皇については、太平洋戦争の反省に立って平和を願い
それを実践しておられる点や、困難に見舞われている国民に寄り添う
姿勢を示しておられる点には好感が持て、元気づけられる人も多い、
と肯定的です。
逆に、天皇制は皇族の人権を阻害しているのでは、との意見も。
一般の国民なら仕事をいつ辞めようが本人の自由ですが、
天皇が生前退位しようと思うと、マスメディアでも報じられているとおり
国を挙げてのこの大騒ぎです。

さて、現行憲法で天皇は国の「象徴」とされているのが、自民党案では
それだけでなく日本国の「元首」と規定されていることが特徴的です。
これについて自民党は、明治憲法では天皇は元首と規程されていた、
現在外交儀礼上も天皇は元首として扱われている、だから天皇が
元首なのは紛れもない事実だと言っています。
けれど、明治憲法下での天皇の扱いは今とまったく違います。
国の統治権を握っていた明治憲法下の天皇が元首であったから、
という理由で天皇を「元首」と規定することは国民主権ではなく
天皇主権へ、そして、政権が都合よく天皇の名を騙って政治を
思うままに操る時代へ逆戻りさせたいのではとの疑念を抱かせます。
何より、心配なのは「天皇は憲法を尊重し擁護する義務を負う」と
謳った現行憲法99条が、自民党の改憲案では102条で「すべて
国民は、この憲法を尊重しなければならない。」と変えられている
点です。
つまり、憲法を守るのは国民であって、天皇にはその義務はない、
ということです。
ここでも政権の独裁を防ぎ、個人の基本的な人権を守るためにこそ
憲法がある、という「立憲主義」が軽視されているように感じられます。
憲法を守らなくてもよい天皇の名のもとに、政治が暴走するという
不安が拭えません。

ちょっと不思議なのは、現行憲法にはない国旗と国歌の規程について
天皇の章に含まれているという点です。
日の丸=国旗はいいけど、君が代=国歌は、まさに天皇主権を
想起させて抵抗があるという意見がありました。
そして、何よりこれらが国旗国歌と規定されることで思想の自由が
脅かされるとの心配も聞かれました。