うら弦(コルダ×BLEACH)
August 31 [Tue], 2010, 22:43
『La corda decolorante〜脱色のコルダ〜』 第767楽章
皆がここに来た理由を聞こうとした時、香穂子の持っている伝令神機が鳴った。
香穂子「黒崎君?」
(ディスプレイに映った番号と登録した名前で香穂子はかけてきた相手を知った)
香穂子「もしもし」
一護《日野、無事か?》
香穂子「無事だよ?……あ、もしかして霊圧が消えたから心配したとか?」
(何故いきなり一護からそんなことを聞かれるのかと香穂子は不思議に思ったが、皆の姿が視界に入ったことですぐに理由に思い当たった)
一護《そんなとこ。電話が繋がる所に居るならいいんだ》
香穂子「ごめんね。なんかみんなに心配かけちゃって」
一護《みんな?》
香穂子「こっちに月森君達も居るの。この部屋に入ってるってことはみんなの霊圧も感じないはずだけど、それは気が付かなかった?」
一護《ああ。近くに居るならともかく、あんまり離れた場所に居ると俺は日野の霊圧しかつかめないんだよ。ただ、霊圧の消え方があまりに変だったから逆に変なことに巻き込まれたのとは違うって思ったんだけど、金澤と王崎が心配してお前に連絡取れないかって聞いてきたもんだから》
金澤《あっ、こら馬鹿。言うなって言っただろ》
王崎《いいじゃないですか。心配するのに間違いなんてありませんよ》
(電話の向こうから弁解する金澤と、それを宥める王崎の声が聞こえる。心配をかけて申し訳ないと思いながらも、そのような気遣いが感じられるのは嬉しいとも思う)
香穂子「私は本当に大丈夫。すぐに戻るからって伝えておいて。うん、それじゃ」
(香穂子は要点を伝えた後、伝令神機を切った)
火原「黒崎君もわかったんだね、日野ちゃんの霊圧が消えたこと」
柚木「それより、伝令神機は繋がったんだ?」
香穂子「はい。電源はずっと入れてましたから」
柚木「じゃあ、最初から日野さんの伝令神機に電話をかければ走ったりプールに落ちたりしなくても無事は確認できたっていうこと?」
香穂子「……そういうことになりますね」
(香穂子はしばらく考えた後、柚木の意見に頷く)
志水「でも、今日は僕持ってませんけど……」
土浦「俺も持ってないぜ」
月森「俺もだ」
(皆の視線は答えていない火原に向けられる)
火原「えーと……」
(火原は苦笑しながら懐から伝令神機を取り出す)
火原「俺?」
月森・柚木「「火原(先輩)」」
火原「ごっ、ごめん。ホントいきなりでビックリしてそこまで気が回らなくて!」
(火原は弁解しながら常盤の後ろに隠れる。一番責められないのは香穂子なのだろうが、この状況で香穂子の後ろに隠れるのは流石に恥ずかしい)
土浦「……まあ、伝令神機のことに気が付かなかったのは俺も同じですけどね」
火原「でしょでしょっ?」
柚木「全く。仕方ないね」
月森「………………」
(月森はあからさまに嫌そうな溜息をつくが、月森も伝令神機のことに気づかなかったのでそれ以上火原を責めることはできない)
常盤「なんだかよくわからないけど、解決したのかな?」
香穂子「だと思います」
火原「そういえば、勝手に侵入したのに俺達が日野ちゃんの知り合いってよくわかったね?」
常盤「弓親殿に彼の写真をみせてもらったんだよ」
志水「僕…ですか?」
常盤「そう。その写真と同じ不思議な霊圧のようなものがカメラから伝わって来たから同一人物だとわかったんだよ。そうでなければあのまま放置していたかもしれないね」
土浦「笑い事じゃないっての」
つづく。
皆がここに来た理由を聞こうとした時、香穂子の持っている伝令神機が鳴った。
香穂子「黒崎君?」
(ディスプレイに映った番号と登録した名前で香穂子はかけてきた相手を知った)
香穂子「もしもし」
一護《日野、無事か?》
香穂子「無事だよ?……あ、もしかして霊圧が消えたから心配したとか?」
(何故いきなり一護からそんなことを聞かれるのかと香穂子は不思議に思ったが、皆の姿が視界に入ったことですぐに理由に思い当たった)
一護《そんなとこ。電話が繋がる所に居るならいいんだ》
香穂子「ごめんね。なんかみんなに心配かけちゃって」
一護《みんな?》
香穂子「こっちに月森君達も居るの。この部屋に入ってるってことはみんなの霊圧も感じないはずだけど、それは気が付かなかった?」
一護《ああ。近くに居るならともかく、あんまり離れた場所に居ると俺は日野の霊圧しかつかめないんだよ。ただ、霊圧の消え方があまりに変だったから逆に変なことに巻き込まれたのとは違うって思ったんだけど、金澤と王崎が心配してお前に連絡取れないかって聞いてきたもんだから》
金澤《あっ、こら馬鹿。言うなって言っただろ》
王崎《いいじゃないですか。心配するのに間違いなんてありませんよ》
(電話の向こうから弁解する金澤と、それを宥める王崎の声が聞こえる。心配をかけて申し訳ないと思いながらも、そのような気遣いが感じられるのは嬉しいとも思う)
香穂子「私は本当に大丈夫。すぐに戻るからって伝えておいて。うん、それじゃ」
(香穂子は要点を伝えた後、伝令神機を切った)
火原「黒崎君もわかったんだね、日野ちゃんの霊圧が消えたこと」
柚木「それより、伝令神機は繋がったんだ?」
香穂子「はい。電源はずっと入れてましたから」
柚木「じゃあ、最初から日野さんの伝令神機に電話をかければ走ったりプールに落ちたりしなくても無事は確認できたっていうこと?」
香穂子「……そういうことになりますね」
(香穂子はしばらく考えた後、柚木の意見に頷く)
志水「でも、今日は僕持ってませんけど……」
土浦「俺も持ってないぜ」
月森「俺もだ」
(皆の視線は答えていない火原に向けられる)
火原「えーと……」
(火原は苦笑しながら懐から伝令神機を取り出す)
火原「俺?」
月森・柚木「「火原(先輩)」」
火原「ごっ、ごめん。ホントいきなりでビックリしてそこまで気が回らなくて!」
(火原は弁解しながら常盤の後ろに隠れる。一番責められないのは香穂子なのだろうが、この状況で香穂子の後ろに隠れるのは流石に恥ずかしい)
土浦「……まあ、伝令神機のことに気が付かなかったのは俺も同じですけどね」
火原「でしょでしょっ?」
柚木「全く。仕方ないね」
月森「………………」
(月森はあからさまに嫌そうな溜息をつくが、月森も伝令神機のことに気づかなかったのでそれ以上火原を責めることはできない)
常盤「なんだかよくわからないけど、解決したのかな?」
香穂子「だと思います」
火原「そういえば、勝手に侵入したのに俺達が日野ちゃんの知り合いってよくわかったね?」
常盤「弓親殿に彼の写真をみせてもらったんだよ」
志水「僕…ですか?」
常盤「そう。その写真と同じ不思議な霊圧のようなものがカメラから伝わって来たから同一人物だとわかったんだよ。そうでなければあのまま放置していたかもしれないね」
土浦「笑い事じゃないっての」
つづく。
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