飛田が安村

January 25 [Wed], 2017, 17:21
今のところ、インプラントの歯根部はチタン製が主流です。骨になじんで比較的安定しやすいため、金属アレルギーも起こりにくい素材の一つです。インプラント治療の適用には、頭部のCT検査をはじめ、様々な角度からのレントゲン、口腔内検査等、一通りの検査を行い、治療適用が妥当となったところで治療を始めるのが普通ですから患者の意見や疑問も十分聞き入れて治療を行えます。一通りの治療が終わったあとは、メンテナンスを欠かさず継続することで長い間、問題なく使うことが可能になります。
インプラント治療を考えているなら、最も重要なのは検査からメンテナンスまで、安心して任せられる歯科医に出会えるかどうかです。最新の治療を実施できる技術があることは言うまでもなく、埋入手術までの検査、治療、手術後のケアなどでも全て歯科医の腕に任されているので大きく違ってくると言うべきです。インプラントは、他の治療に比べても、歯科医による結果の差が大きい治療法だと考えて欲しいのです。できる限りよく調べて、歯科医を決めることがインプラントを快適に使えるかを決めるのです。
インプラント治療を掲げている歯科医院で、外来で行う普通のインプラント治療の中でも、院内感染が起きないと言えません。その点を踏まえ、歯科医院選びのときに、感染症対策はどうなっているか調べた上で決めることが命に関わる大事な問題です。近年、院内感染への関心が高まっていることもあり、予防策をホームページ内で述べている歯科医院も当たり前のようになっていますから、まずはそこを見てください。
インプラント治療はどのような流れかというと、3つの段階に分けられます。最初に人工歯根を、歯茎を切り開いてあごの骨を掘ったところに埋め込みます。あごの骨や周辺組織と人工歯根がなじむのを待ち、固まったことを確認してから、三番目として、歯根にアタッチメント(連結部分)をはめ込み、その上から義歯をかぶせて完成というのがだいたいの流れです。時間を要するのは、人工歯根の周りに組織ができて骨にしっかり定着するまでであごの骨の状態や、その人の体質にもよりますが、最短で2ヶ月、最長で6ヶ月はかかると思ってください。義歯が完成して使えるようになるまで、治療を始めてから短めなら3ヶ月ほど、長いと10ヶ月に渡る治療期間を要します。
費用がかかるだけに、インプラントの耐久性が気になります。実際のところ歴史が比較的浅いのでデータも多くはありませんが、日頃のケアと、定期的なメンテナンスによって本物の歯に匹敵する耐久性があるというケースが増えています。要するに、メンテナンスがしっかり行われていれば長い間自分の歯と同じように使えますが、日頃のケアが行き届かないと取り返しのつかない事態が起こってしまうと考えなければなりません。
皆さんがインプラント治療に取りかかる前、治療にかかる費用は気がかりでしょう。ちょっと調べればわかりますが、治療費は統一されておらず、歯科医院によって差があると考えるべきです。インプラント治療はほとんど自由診療のため、金額は歯科医院次第です。それでも、相場はあると言えます。インプラントが欠損歯一本分とすれば、30万円ないしは50万円くらいというのがおおよその相場と考えてください。
インプラント治療には隠れたメリットがあります。仮歯が入れば、義歯だと気づかれることは本当に少ないという点です。見た目からしても、自分の歯のようにかなり自然にうつり、これは義歯だと自分から言わない限り、もしかしたら義歯かと思われる心配もほとんどありません。前歯など、自然に見せたい歯の場合はおすすめしたい治療法です。
代表的なインプラント適用のケースは、他の歯を削ったり、かぶせたりしたくないといったケースです。例えば、ブリッジ治療をするためにはブリッジの支柱になる両隣の歯を削ることになりますが、インプラント治療の場合、人工歯根を骨に直接埋め込むので失った歯だけを根元から再生する治療になります。両隣の歯は健常なので、削りたくないと要望があるケースではインプラント治療を考えた方が良いですね。
どんな治療法にもリスクや問題はありますが、インプラント治療の最大のリスクは失敗したとき、やり直しはほとんどあり得ないという点です。義歯の中でも、入れ歯やブリッジと違い、人工歯根は完全にあごの骨と結合しなければならないのでインプラントと骨の間に自前の組織が形成されず、インプラントがしっかり固定されないというアクシデントがあれば再び手術を行って骨を大きく削り直すことになります。インプラントの埋入も、骨を削るので周辺の神経を傷つけるリスクが常にあります。
インプラントが虫歯になることは絶対ありませんが、だからといってお手入れを必要としないとは言えません。傷ついたらすぐに歯科医にかからなくてはならず、食べかすを残しておくと歯茎の炎症を起こし歯周病を引き起こすこともあるのです。残っている自分の歯と同じく、歯間ブラシやフロスが使えれば活用して、まずは口腔内をきれいに保ってください。異常がなくても、歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなくてはなりません。
P R
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