横浜市営地下鉄。快速運転開始から1年(講演用レジュメの補足説明)

June 28 [Tue], 2016, 1:07
先日、横浜のある鉄道の研究サークルにおいて、私が発表する為に作成したスライドショーを紹介します。
題して、「横浜市営地下鉄。快速運転開始から1年」として、2015年7月にスタートした市営地下鉄ブルーラインの快速運転に関して、現況と今後などに関してまとめました。

スライドショーは、無料オフィススイートのLiberofficeのImpress(プレゼンテーションアプリ)にて作成。パワーポイント形式で保存したところ、パワーポイント2007の環境で問題なく表示されました。
こういうことでもしないとなかなかパワーポイント(相当のプレゼンテーションアプリ)を使う機会もないのでスライドショーを作る練習も兼ねてですね。



使用したスライドショーはPDF化して以下にアップロードしています。(約2.5MB)

http://kiyop.com/blogdata/2616-yokohamasubway-kiyop.pdf

こちらのスライドショーを元に、口頭で説明した内容など補足説明を書きます

2ページ 横浜市営地下鉄、快速運転の概要
横浜市営地下鉄、ブルーライン快速 2015年7月18日のダイヤ改正でデビュー
土休日は快速運転開始時刻が30分(1本分早い)。これは横浜駅周辺の10時開店のデパート・商業施設にあわせるため

3ページ 快速運転ダイヤの詳細
横浜で2分停車(普通列車に較べて1分強長い)。同じ所要時間で1駅追加停車出来る余地がある
新羽と上永谷で実質2回普通列車を追い抜く

日中から新羽や踊場行きが走るのは(それ以前のダイヤと比較して)レア

快速通過駅では快速が入る部分で最大10分待ちになる。
→会場からは快速通過駅での10分待ちが気になるという声


4ページ 快速なし単純増発との比較
これは列車が走っている時間。例えば運転士のハンドル時間の比較
あざみ野〜湘南台、普通列車毎時9本運転(6分40秒間隔)の時間(621分)よりも少し長い程度で、快速込み毎時10本運転を実現している。快速運転による増発効果とコスト削減

→会場からはA線が上り、B線が下りとなっているのは、ブルーラインが関内を境に1号線と3号線の直通運転の形態をとっていることが理由ではないか??

5ページ 快速運転ダイヤ(図)
時刻表から作成した現行の平日12時代ダイヤの模式図。時刻表から作成しているので秒単位を切り捨てているので線が歪んでる部分がある。
新羽折返しの普通列車の折り返し時間が26分と長い。新羽では到着後乗客は全員降ろされでドア閉。折り返し湘南台行きの発車時間近くにドアを再び開けて乗車させる。乗車したままの折返しは不可

→会場からは仲町台と中川も通過してあざみ野まで通過運転をしてもよいのでは?という声

→30分に1本ではやはり少ないのでは?小田急の快速急行(江の島線)も30分ヘッドから20分ヘッドになって使いやすくなった。出来れば15分に1本だとなおよい。という声も

6ページ 快速運転の余談
2014年3月に横浜市議会で15年7月からの快速運転開始が発表される
この少し後に相鉄の特急運転が発表され、鉄道趣味界では話題を相鉄に持っていかれた感がある

開業当初に設置された車庫駅の上永谷の豪華さ(2面4線)に較べてあざみ野延長開業時に設置された車庫駅、新羽は2面3線でケチさが見える

→会場からは関内駅を改良して追い越し可能にするのはどうか?という件など

7ページ 競合路線との比較(新横浜〜横浜)
運賃面では横浜線が有利。新幹線からの乗換えは特定都市内制度や更に乗換えが便利さから横浜線が特に有利
ただそれ以外では横浜市営地下鉄も意外に便利

日中の横浜線のうち毎時3本は東神奈川乗換えだが、横浜方面は2番線→1番線で階段移動が不要で乗換え時間が短いが、逆に新横浜方面は階段移動になり乗換え時間も長い

横浜で更に乗り換える場合はJRが有利??地下鉄から京急などは乗換えが遠い

相鉄直通線が開業した場合、新横浜〜湘南台間が40分程度で結ばれると想定できるので、市営地下鉄にとっては強敵になりそう。

→実は地下鉄が意外に便利という声も

8ページ 快速運転の効果
上永谷待避の影響で有効本数が変わらない、戸塚→関内でも9%増加している。戸塚〜関内はJRでも横浜乗換えになるので、そもそもあまり便利ではない。需要自体が増えている可能性がある

9ページ 快速運転の今後
都心臨海部へのアクセス向上の一環で快速運転があるのではないか?

10ページ 横浜市営地下鉄の将来
新百合ヶ丘延伸計画。
新百合ヶ丘に延伸された場合、小田急多摩線の多摩ニュータウン方面からの横浜への需要も見込める

関内駅の他に大通り公園の下にある阪東橋駅なども待避線増設は割りと容易ではないか
現行の普通列車毎時8本の枠での快速運転なら現行の新羽・上永谷の待避でも問題ない。朝夕ラッシュ時に快速運転を行うなら関内などへの待避設備増設が必要になるのではないか?

11ページ 新百合ヶ丘延伸資料
事業費は1100〜1300億円規模

12ページ 余談・グリーンラインのダイヤ
グリーンラインは乗客が乗っていないようなイメージを持っている人も多いかもしれないが、実はラッシュ時は盛況。ラッシュ時はブルーラインよりも本数が多い。
センター南やセンター北からあざみ野、また田園都市線の駅にバスや自転車などで出ていた通勤客がグリーンライン日吉経由に転移しているのでは??

しか〜し、日中特に土休日は10分間隔の時間帯も長くふるわず。地下鉄で10分間隔は待たされる感が強い。名古屋地下鉄では10分間隔の路線も多いが。
現状の日吉〜中山間だけでみればブルーラインと同じ規格で4両などでもよかったのでは?
グリーンラインは、日吉から鶴見方面、中山から相鉄線方面への延伸計画があるが・・・。2020年以降に瀬谷で花博を開催する話があるので、アクセス路線に活用するという可能性も??

→瀬谷で花博の部分は会場から失笑があったような??

(ここまで)

スライドショーを作ること自体は、箇条書きで書いていけばいいので結構簡単に作れましたが・・やはり人前で説明するとなると、こういう講演のようなことをするのが初めてのようなもので、結構難しい部分もあったというか・・。
なかなか実際に自分でやってみると難しいといいますか・・

15〜20人強程度の参加が予想されるので、レジュメの形で事前に印刷して配付。だと、印刷費用がばかにならないので、会場のスクリーンに映し出す形で発表しました。

参加者は横浜周辺の鉄道に特に関心が強いはず・・ですが、横浜市営地下鉄への関心は人それぞれのようで、特に普段あまり乗らない人にはブルーラインとは?とか実際の快速運転に関してのイメージが掴みづらく、わかりづらくなってしまったとように思います。

特にダイヤや停車駅などは手元のレジュメで確認しながら・・の方が分かりやすいかなと。また「普通列車毎時8本運転」と話してもイメージがつかみづらい部分があったカナと思います。
またもう少し写真を増やした方がより分かりやすかったかなと。


1周年を迎える横浜市営地下鉄ブルーラインの快速運転。定期外旅客の増加も見られ、土休日ダイヤでは運転時間帯拡大も発表されるなど好調なスタートを切りました。今後の発展に期待したいものですね。


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2016/6/28 1:07(JST)

放送大学-面接授業「港湾活動と社会発展」(2016)その4・大黒ふ頭を見学

June 27 [Mon], 2016, 2:13
前回から続く

さてYCC(横浜港国際流通センター)の1階で休憩の後に、再びバス乗車。
バスに乗ったまま、屋上(事務棟では9階相当)まで上がってそこから大黒ふ頭内の見学となります。

横浜港国際流通センターは平成8年にオープン。32万m2の延べ床面積を誇り、総合保税地域に認定されているそうです。



ゲートから中に入ります。ただ入場口ではこれといったチェックはしてなさそうな様子が・・。



内部に入りスロープを上りながら屋上を目指します。ショッピングモールの駐車場に似ていますが、物流棟は40フィートコンテナを積んだトレーラーごとに入場できるような構造になっているので内部はかなり広く出来ています。
全長630mもあるのでとにかく横に長い



屋上に到着してバスを降りて見学となります。
ビルの屋上とは思えないようなだだっ広い空間ですが、一定間隔で大量の避雷針が立っているのが印象的ですね。アクション系刑事ドラマとかで犯人が車で逃げ込んで、最後に刑事と撃ちあいになるシーンとかで登場しそう



屋上には神奈中バスの姿も。輸出待ちでしょうか??



こちらはC-4バース
このバースは日本郵船が使用していたものの、昨年秋頃に他の移転の為に撤退。
現在はもぬけの殻になっています。



C-4バースの管理棟が見えています。この中に見学施設があってコンテナターミナルが見渡せる展望室などもあり、港内見学会などに利用されていたものの、日本郵船の撤退の為に使用停止されているそう。



流通センターから南側(港外側)を見ると、輸出待ちの中古車置き場になっていますね。



ズームで引っ張ってみると「那須どうぶつ王国」とラッピングされた小型バスの姿も・・



クレーン船のはしけを曳いた船がいますね

さてざっくばらんに見学した後は、再びベイブリッジ経由で横浜中心部に戻ります。

営業休止(実質廃止?)されたスカイウォークの近くも通ります。
スカイウォークは展望台から先も本牧側まで片側だけでも歩道を作って大黒側から本牧側まで、国道357号線の歩道のような形で歩いて渡れるようにしておけばよかったのにと思います。



15時30分に横浜税関前に到着して、ここでバスから降りてバスとポートガイド氏とはお別れ。

最後に横浜税関の展示室を見学します。



まずは講義室のような部屋でPRムービーを見てから、税関職員の方から横浜税関の概要の案内があります。
横浜税関は神奈川県内のほかに、千葉県・茨城県・栃木県・福島県・宮城県の6県が管轄区域で東京税関(東京都・埼玉県・成田空港が管轄)とは別
税関業務としては
「安心・安全な社会の実現」(麻薬や銃器や知的財産権を侵害する物品の国内流入の阻止)
「適性かつ公平な税の徴収」(関税徴収業務)
「貿易円滑化の推進」
の3つがあること。などが紹介されます。



現在の横浜税関の庁舎は1934年に竣工したイスラム寺院風の塔とドームを持ち「クイーンの塔」と呼ばれ親しまれていた3代目庁舎を、2003年に現代的にリノベーションと増築をして完成した4代目庁舎なんだそう。

税関庁舎内には、旧税関長室など創建当時のままに保存されている部屋もあるそうですが、残念ながら今回の見学コースには含まれていません。イベントなどの際に一般公開されるそうですが・・



写真は押収されたライセンスを取得していないキャラクター商品

税関職員の案内で展示室をざっと見学してその後に自由見学。
展示室では特に過去に摘発した麻薬など薬物密輸の手口が重点的に展示されていて、コンテナの内部を二重壁にしてその内側に麻薬を隠したものや、ビールの缶、食品の缶詰に偽装したものなどモーターボートの増設燃料タンクの中に隠したものなどが展示されています。
麻薬探知犬による捜査や検査官による目視検査、X線検査(コンテナごとX線にかける装置もある)などで検査、発見がされるそうです。

最後に講義室に戻り池田教授から講義の総括と昨日記入した質問への質疑応答、アンケート記載などが行なわれます。

質疑応答では日本の海運が国際的に地位が低下している話などもでました。
またベイブリッジの下を現代の大型クルーズ船が問題に関しては、横浜港では大黒ふ頭への客船ターミナル建設計画があること。また東京港でも客船ターミナル建設計画があり競争になっていること。
ベイブリッジに関しては今更造りなおせないので仕方がない。といったことなど・・

ちなみに私は「貨物船便乗」に関して質問しました。
一昔前の紀行書などでは貨物船に便乗して海外に渡った話などが載っていますが、今でも可能なのか?その方法など・・・。
先生の話では「コンテナ船は忙しいから難しいが、バラ積み貨物船などコンテナ船以外では可能性はある」といった話で。船で海外などに行ったりできれば憧れますが・・・。

ちなみに貨物船便乗では小笠原航路(東京〜父島)が有名でしたが、今は一般客の受け入れは行なっていない模様。ネット検索では10年ぐらい前の話では沖縄航路などでRORO船への便乗なども受け入れていたような話が出てきますが・・・

船に乗るといえば船員がメジャー?ですが、講義中の話では、船の免許は世界共通なので、今は日本船籍の船でも乗組員は賃金の安い外国人船員が中心。島国であるフィリピンなどが船員供給地になっているような話なども・・。

質疑応答に関しては全員分紹介する時間がないので、一部2日目の行程の中で個別に回答するような形も取っていました。私の質問に関しては昼食の際に回答でした

2日目の午後の見学会は、本牧ふ頭コンテナターミナルや大黒ふ頭流通センターという、普通では入ることが出来ない場所を特別に見学できたのは、貴重な機会でした。
特にコンテナターミナルを間近で見れたのは、コンテナターミナルの大きさなども実感できた他に、少人数なので先生や引率の係員氏に適宜質問することが出来て貴重な話も聞けたのもよかったです。

ただ本牧や大黒ふ頭では風もあって先生の解説が近くの人しか聞こえないような状態だったので、先にハンドマイクなどを使い全員に全体説明をして、その後自由見学でざっくばらんに質問に答える。というスタイルだとよかったかな。と思います。

港湾や海運というのは非常に幅が広く、2日間の授業ではさわり程度になってしまう部分もありますが、今まで以上に港湾や海運に関心を持つことが出来たと思います。

関連して放送大学の放送授業では池田教授が主任講師を勤める「海から見た日本」の方で海運や港湾に関して取り上げているようです。
ただ残念ながらラジオ授業。テレビ授業だと海運の現場での取材映像の紹介なども期待できたので、テレビ授業でないのがちょっと残念かも


17時頃に終了して解散。
この後は、希望者は懇親会として池田教授の引率で、これまた先生の行きつけ?のお店「中国食堂李さんのお店」というお店に行きます。場所は昼食の味奈登庵の近く。半分強ぐらいのメンバーが懇親会に参加。
懇親会は2時間強程度で19時30分ぐらいに解散だったカナ??会費は2000円という話でしたが、実際は1800円ぐらいでした。

ちなみにこの中国食堂では「大学りんご」というりんごを油で揚げたデザートメニューが印象的でした。熱々なのを食べる前に氷水に漬けて食べる。というスタイル。漬けすぎると表面の蜜が流れてしまうので、食べる前に自分でさっと短時間漬けるのがお勧めです。

<おわり>

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2016/6/27 2:13(JST)

放送大学-面接授業「港湾活動と社会発展」(2016)その3・本牧ふ頭を見学

June 26 [Sun], 2016, 2:32
前回から続く

5月13日金曜日の放送大学、神奈川学習センターの面接授業「港湾活動と社会発展」の第2日目。
まずは午前中のマリーンシャトル号での横浜港港内遊覧を終えて、食事休憩を挟む為に11時30分頃に一時解散。午後の部は12時50分に大桟橋埠頭ビル前に集合となります。

一応、一時解散という形ですが、希望者は講師の池田教授お勧めのお店として、県民ホール近くの裏通りにある「味奈登庵・本店」というそば屋で昼食として、先生の引率で向かいます。



こちらが私が注文したもりそば(大盛) 550円ぐらい
先生曰くこのお店の特徴は、「並盛・大盛り・富士山盛り(特盛)が同じ値段」「お勧めはつけ天そば」(もりそば+天ぷら盛り合わせ)だそうで・・
同じ値段なら大盛りを注文したくなりますが、どのくらいの量がくるのかわからないのが私は思い切って大盛りを注文量が心配だったので、てんぷらはつけませんでした。
並盛に較べて大盛は結構量が多いです全部完食できましたが、てんぷらを付けてたら厳しかったかも
ちなみに他の学生の方では、富士山盛り+つけ天を注文して完食した方もいたようで

ちなみにこの美奈登庵本店はフルサービス店なので食後にそば湯のサービスもありました。

食後は集合場所の大さん橋に移動します。



大さん橋の入口付近にある旧貨物線の跡の橋脚には壁画が描かれています
これは1910年頃の大さん橋周辺の横浜港の風景。

開港広場から大さん橋埠頭ビルの間には、古い建物を利用したお店やカフェ、周辺の勤務者向けの安い食堂などもあるようで、こちらもなかなか穴場かも



大桟橋ふ頭ビルの横にある、1894年に完成した大さん橋の前身の鉄桟橋建設時から使われた鉄の杭。スクリュー部分を海底の土にめり込ます形で杭を支えたもの。

大さん橋の前身の鉄桟橋は関東大震災で崩壊。その後再建されたそうです。



この変わった形をしたビルが、大さん橋埠頭ビル。
ここで一時解散となり、集合時間までまだ30分ぐらいあるので、1人で大さん橋の方に行ってみるとします。



大さん橋のターミナル内には自動外貨両替機を発見クルーズ船で来る船客向けなんでしょうか?
しか〜し、よくみると随分とレートが悪いような。
この日(5月13日)12時30分頃のレート(市場での仲値)は
USD:108.8 EUR:123.72 CNY16.684 AUD:79.457
この両替機のレートはUSD:101.00。手数料を7%取ってる計算になります

米ドルでおよそ7%も手数料を取ってるとは・・実は結構レートが悪いような。(中国人民元だともっと悪い
ちなみにクレジットカード(DCカード)だと仲値に近いといわれるVISAレート+1.7%。新生銀行カードの海外引き出しで+4%程度です
クルーズ客船の停泊中に、カードが使えないようなその辺のお店でちょっと買物や飲食したい。とかそういうニーズ向けなのカナ??


ちなみに大さん橋からの海外航路は鉄道紀行作家の宮脇俊三氏がシベリア鉄道の旅で1985年に定期船旅客船で50時間近くかけてロシア(ソ連)のナホトカに渡った話が載っていますが、今は横浜からの定期の国際航路はないのが残念ですね。
貨物船ででも、船で香港やシンガポール(他の国でもいいけど)にいけたら凄いですね



さて大さん橋埠頭ビル前に集合して午後の部スタートです。

ここからはこのCITY ACCESSの小型バスに乗って、本牧ふ頭と大黒ふ頭を見学します。
ちなみに今回の授業の定員は24人。24人+池田教授と引率の放送大学職員、案内のポートガイド氏でバスの定員がいっぱいになるので定員24人なんだそう。
更に振興協会の職員氏が別の車でバスと一緒に向かう形になります。

ちなみに今回の横浜港見学は横浜港振興協会の横浜港見学コースをベースに放送授業用に池田教授がアレンジしているとのことで、午前中の遊覧船乗船も含め追加費用はありません。

ここから同行するポートガイド氏は、韓国人の女性の方。20数年前に日本に来て、韓国からの横浜港視察団の通訳業務の他、今回のような横浜港見学のガイドをしているそう。
ポートガイド氏の案内に先生が補足説明をするような形で進みます。

ガイド氏の案内で「横浜を代表する有名な歌『ブルーライトヨコハマ』はかってのバンドホテルのホールのステージの照明が青色だったのが由来」といった豆知識なども・・。
バンドホテルは今のドンキホーテの場所にあって1999年に廃業したホテル。横浜では一世を風靡した有名なホテルだったそうですが、末期の頃は薄汚れて廃墟かのような姿。私は廃業のニュースを聞いて逆に「今まで営業していたんだ!?」と驚いたぐらいですが・・。

さて大さん橋埠頭ビルから20分強ほどで最初の見学地、本牧ふ頭BC管理棟に到着。
本牧ふ頭のコンテナターミナル内の管理棟ビルの屋上からコンテナターミナルを見学します。



長いコンテナが40フィートコンテナ。短いのは20フィート。
昨日の講義で話があったTEUというコンテナを数える単位は、この短い20フィートコンテナ1個分を1TEUと数えるそうですね。

写真の奥が岸壁で着岸しているコンテナ船からコンテナの積み降ろし、コンテナの積み込みをやっているはずですが、広すぎてここからだとガントリークレーンが動いているのが見える程度ですね

現代のコンテナ船は停泊時間も半日程度で荷役を済ませて出港していくそう。なので昔の貨物船のように船員が停泊(荷役)中に夜の街に繰り出す・・。というのもなかなかないそうで・・・。



見える範囲では働いている人の姿が殆ど見えないです。人がいるとしたらクレーンのオペレーターやトレーラーの運転手程度??
同行していた振興協会の職員の方に伺ったところ・・・
危険なのでターミナル内の徒歩での移動などはない。ただガントリークレーンはオペレーターの他に地上側(船側)にサポートスタッフが何人かいる。

コンテナターミナルの業務は強風など悪天候に弱い。基準はガントリークレーンの風速計で10mを超えると作業中止だが実際には守られていない。ただ20mぐらいの強風になると中止される。といった話も・・

また、コンテナターミナルでの事故として、5月に本牧ふ頭で作業員がコンテナの下敷きになって亡くなる事故が発生しているそう。過去にも落下事故などで船上側のスタッフが亡くなる事故がおきているものの、5月の事故も含め犠牲者はなぜか若い人(20代)という切ない話も・・・。
という切ないような話も・・・。

埠頭内にはコンテナを洗浄や修理する作業場のようなところもあるそう。
船での航海中に波浪などでコンテナが破損することも多く、適宜修理作業を行なうそうです。
最近にコンテナの中から難民が発見されたニュースがありましたが、本来コンテナは気密性が高く、中に人が何人もいたら窒息するはずで、難民が乗っていたコンテナは一部が破損して隙間があったのでは?という話も・・

また市内中心部などで海上コンテナを運搬するトレーラーをあまり見かけないですが、これは交通事故防止の為に、政策的にベイブリッジの下層部の国道など、臨海部の道路整備を進めトレーラーのルートを分離しているそうです。



驚きの9車線道路??みたいになっていますが、目的地によって走る場所が分かれているよう。

コンテナは縦方向には4〜5段まで積んでいるよう。
それにしてもこれだけのコンテナ。良く管理できるなと思います。
コンテナが行先不明になったり、別の船に積んでしまったりとか、そうならないようにどうやって管理しているのか気になりますね。今はコンピューター管理になっているようですが、IT化前はどうしていたのでしょうか?


さて本牧ふ頭のコンテナターミナルの見学を終えて次は大黒ふ頭に向かいます。



大黒ふ頭へはベイブリッジ下層の一般国道を通過します。
国道部分は上下1車線。大黒方面に向かって左側(港外側)に寄せて2車線取っていて、右側(港内側)はスペースが空いています。



大黒ふ頭内からは岸壁に停泊している大型船が間近に見えますね。

大黒ふ頭内を循環するバスに乗っていると、「C-1バース、C-2バース、L-2バース、T-1バース・・」のような、アルファベットと数字を組み合わせた、なんとかバースという停留所名が続きますが、バースは要は岸壁。電車でいうところのホームのようなもの。
"C"はcontainerの"C"でC-なんとかバースはコンテナバース
"T"はTramperで不定期船
"L"はLinerで定期船
という意味だそうで・・・。



埠頭内の道路は一般車も通行可能ですが、一般車の乗り入れが制限されているエリアがあったり、あちこちに入場待ちのトレーラーなどが列を成して停車していたり、慣れないと走りづらそうですね

「横浜市港湾局」と表示された道路標識も結構あったりと、公道ではなく私道扱いになってる道路も結構ありそう。



さて、次の見学場所、Y-CC横浜港国際流通センターにやってきました。
ここで一時休憩をとることに。

ここ、横浜港国際流通センターへは横浜駅・鶴見駅から路線バスが出ていますが、ラッシュ時も含めて1時間に1〜2本程度とかなり少なく、通勤としてもバス通勤だとかなり厳しいような本数。この辺りで働いている人は車通勤が主体なのでしょうか??
横浜市営バスの大規模再編前は日中でも毎時2〜3本ぐらいはあったような気がするのですが・・。




内部には「ポートストア」というコンビニエンスストアも。場所柄24時間営業ではなさそう
店舗としてはサークルKサンクス(楽天ポイントカードも使用可能)ですが、作業用手袋や安全靴など、作業用品を多く扱っているのが特徴的ですね。
余談ですがレジコーヒーのマシンがリニューアル前のポーションタイプでした。私はこっちの方が好きなんだけど

他には昼食時間に営業の食堂などもありました。大黒ふ頭内はお店や食堂の類がなさそうなので貴重かも??

長くなってしまったので、もう1回。次回に続きます

<次回に続く>

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2016/6/26 2:32(JST)

☆新幹線0系のラインストーンケース

June 25 [Sat], 2016, 17:47


京都鉄道博物館に行った方からお土産にいただいた0系のラインストーンケースです。
中にはミンティアみたいなラムネが入ってます。

新幹線はなんだかんだ0系が一番愛嬌がありますね
0系のお子様ランチのお皿?とか今でも買えるのカナ?

放送大学-面接授業「港湾活動と社会発展」(2016)その2・マリーンシャトル

June 24 [Fri], 2016, 0:54
前回から続く

さて放送大学、神奈川学習センターの面接授業「港湾活動と社会発展」の第2日目。5月13日金曜日
2日目は実地授業として学習センターを離れて横浜港内見学です

2日目の集合場所は山下公園の遊覧船(マリーンシャトル)乗場。ここに9時45分集合です。
今日は予定通り東海道線経由で来たのですが、昨日に引き続き輸送トラブルが私が乗った電車は平塚辺りから渋滞に嵌り始めて横浜駅に到着したのは約15分遅れ。
みなとみらい線に乗り換えて元町中華街駅まで来たら結構ギリギリな時間になってしまいました。元町中華街駅から集合場所まで意外に距離があったような??



山下公園のシンボルでもある氷川丸。
氷川丸の少し東側が今回の集合場所の横浜港遊覧船(ポートサービス)のマリーンシャトル乗場。
集合場所では放送大学の神奈川学習センターの職員の女性が大学旗を持って、やってきた学生の名前を確認していました。平日で第1便の出港時間まで30分以上あるからか、一般のお客さんの姿は殆どなく、行けばすぐわかる状態でよかったです。

ここからは担当講師の池田教授と放送大学職員の2人が引率者という形で進行します。



乗船券のようなものが配付されます。団体予約のような形になっているからか「整理券」と表示されていますね。
この朝1番の便は団体客の利用が多いそうで150人??程度の予約が入ってるそう

10時20分発の便は60分コース。通常だと大人1600円のコースです。



出港20分前の10時に乗船開始。
このマリーンシャトル号、就航は横浜博前の1985年なので実はもう30年選手。古さを感じない外見だけにちょっとビックりですね。
といってもこういう機会でもないとなかなか乗る機会がないですね



我々一行は先生の誘導で3階後方のテラス席に陣取ることに。
他には華人観光客のグループや修学旅行の中学生が何人か・・といった感じですね。
他のお客さんもテラス席に乗れば、先生の解説が聞けてラッキーそうですが、我々一行以外のお客さんは少なめだったかな??

ちなみに船内では随時案内放送などもあったようですが、テラス席では殆ど聞こえなかったです。

航海中は適宜先生が説明しつつ、学生がざっくばらんに質問するような形で、船内で自由見学なスタイル。

私はずっとテラス席エリアで景色を見ていたので他の船室には行かなかったものの、飲食物や土産物の売店、別料金で食事が出来るレストランなどもあるようですね。

さて10時20分頃に出港!



山下公園を出航してすぐに見える大桟橋。手前はロイヤルウィング。後ろ側は飛鳥2
ロイヤルウイングがとても小さく見えますが、これでも3000トン級で元々は瀬戸内海航路の大阪〜別府航路に就いていたクルーズ客船。いうほど小さい船ではないはずなんですが・・・
ちなみに飛鳥2は50000トン級だそうで、もうかなりの大きさ。世の中にはベイブリッジの下を通れない、これ以上に大きな船があるというのも驚きですね。





先生の解説や他の学生の方に教えてもらって、スマートフォンにFindship(android)というアプリを入れてみました。世界の船のリアルタイムな位置情報を表示するアプリで港湾関係の仕事をしている人には必携ようなものだそう。(同じ機能のアプリは複数あり)
このアプリを使うと、遊覧船から見えている他の船の船名・国籍・用途・大きさなど色々な情報がわかるので、港内遊覧がより楽しくなります。
ちなみにこのマリーンシャトルも表示されています。

Web版はこちら
https://www.marinetraffic.com/jp/



ベイブリッジの下を通過!
上層の高速道路(首都高湾岸線)部分は1989年のベイブリッジ開通時に開通。下層の国道357号線部分は2004年に開通したそう。
私は構造物としての橋は好きですが高いのは怖いので、特に高速道路部分は自分で車を運転してだと、手が震えてきそうで怖そうな・・。ずっと真ん中か右車線を走ってれば大丈夫かな??ちなみにベイブリッジ開通当初は路肩に駐車して景色を見物する人が多かったとか

午後の大黒ふ頭の見学で多少話が出たような気がしますが、今は営業休止されているスカイウォークの展望台が見えますね。レインボーブリッジみたいに本牧側まで歩道で抜けられればよかったのに?という気も。



10時36分に横浜港シンボルタワー横を通過。
「F」の表示は全長160m以下の船は出入港自由。
他に「I」:入港可能・「O」:出港可能・「X」:入出港不可などあって、この遊覧船マリーンシャトルもこの信号に従って運行されているそうです。

ここから一応?横浜港外ですが、昨日の講義で登場した南本牧コンテナふ頭などはシンボルタワーの外側になります。



扇島のJFEスチールの溶鉱炉。
扇島の製鉄所は90年代終わり頃に見学したことがありましたが、当時溶鉱炉は1基のみ使用。数年後を目処に閉鎖して福山に1本化。跡地は住宅地・商業施設などに再開発する構想・・。のような話を聞いたはずですが・・、その後色々と状況が変わったらしく今でも稼動しているようで一安心??



扇島の製品岸壁のバラ積み貨物船



10時50分に鶴見つばさ橋の下を通過!
ベイブリッジは最初から下層に一般道路(国道357号線)を併設できるような構造でしたが、こちらは高速道路の単独橋になっていますね。首都高速サイトなどを見ると、横に同じ橋をもう1本架けてそちらを国道橋にする計画なんだそうですが・・・。ベイブリッジに較べて国道の延伸はかなり大変そうな・・。

それにしてもしたから見ると本当に高さを実感しますね。
こういうのを見ちゃうとそれこそ車を運転して走るのが怖そう。



こちらのタワーは大黒ふ頭の東京電力の横浜火力発電所。LNGで高効率発電を行なっているそうで。



大黒ふ頭は自動車の積み出しようの岸壁もあるようで、輸出待ちの車が並んでいるのをみますが・・・、海から見ると自動車運搬船が停泊中。
自動車運搬船はなんといってもこの大きさに圧倒されますね。この1隻で自家用車(普通車)を6000〜7000台を積載できるそうで・・。
昨日の講義中だったか、自動車運搬船に積む際に運転台側と反対側(右ハンドル車なら左側)から隙間なく止めて、運転手はワゴン車などに乗って下船する。というようなエピソードの紹介があったはず



10時56分頃に大黒大橋と首都高速大黒線の橋の下を通過。こちらの橋は先ほどのつばさ橋やベイブリッジに較べると随分と低く感じます。ちなみにベイブリッジが出来るまでは大黒ふ頭へのアクセスはこの大黒大橋だけ。



こちらは小さめのLPGタンカー。大きさ的に内航船でしょうか??



いまだ米軍に接収されている瑞穂ふ頭には、これまた大きな自動車運搬船が・・。
瑞穂埠頭は米軍管理下ですが今ではあまり活用されていないとか・・。



新港埠頭の海上保安庁の巡視船



最後に、この日は翌日にトライアスロンの大会を控えていて山下公園周辺では準備が進んでいました。選手が海に飛び込む為の飛び込み台?のようなものが設置されていました。

といったころで60分の航海を終えて山下公園に戻ってきました。
1時間といってもあっという間ですね横浜港の遊覧船はいくつか種類がありますが、このマリンシャトルの60分コースでは、ベイブリッジ→鶴見つばさ橋→大黒大橋と3つの橋の下をくぐり、扇島の製鉄所なども見ることが出来るのが特徴ですね

やはり先生の解説があると、何気なく見過ごしてしまうポイントなどもわかって、より理解が深まりますね
(この記事の写真の解説文は自分で調べた内容も含まれているので、先生の説明とは一致していません)

11時30分前ですが、ここで一時解散して食事休憩を挟み、午後の部の大桟橋ふ頭ビル前に集合まで自由時間。
一応解散という形を取っていますが、希望者は先生の引率で、県庁近くの池田先生お勧めのそば屋に向かいそこで昼食をとる形になりました

<次回に続く>

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2016/6/24 00:54(JST)

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