第一章 少女、狐に出会う

October 22 [Wed], 2008, 14:54
第一章『少女、狐に出会う』

雨が降っている
ザーザーザー、まるで滝のように降っている

こんな大雨の中一人の少女はせわあし森の中にいた。
少女の小さな体に大粒の雫が降り注ぐ。
少女は両手を大きく広げ天にかざす。

そして、

「雨よ雨よ、私に降り注げ。そして私の穢れたものを落としておくれ。」
少女はそう叫んだ。


せわあし森とは少女が住んでいる町の近くにある大きな大きな森。
ここ数年はこの少女以外に人が入ったという形跡はない。
それには色々な理由があるからだ。
せわあしの七不思議というものが少女の住んでいる町には言い伝えがあった。
その言い伝えに反する者達は次々と死んでいった。
その結果、町の人々はこの森へ足を運ぶことを恐れた。

ではなぜこの少女はこの森へ足を運ぶのか?
それに毎日のように・・・。

それは少女だけの秘密。
少女は森が大好きである。この森を愛していた。


この大雨も少女にすれば大自然から降り注ぐ光のシャワーにしかすぎないのだ。


ザーザーザー・・・
雨はやむ気配がない。

ザーザーザー・・・コン・・・ザー


かすかに雨の音の中から獣の声が聞こえた。

少女は良く聞く耳をよく澄ませた。


ザーザーザー・・・コン・・・ザーザー

コン・・・・


コン・・・・


少女は軽いからだで木々の間を通り抜けその声の持ち主の獣を探した。


「誰かな誰かな?」

少女は問う。森の中で

すると奥のほうから小さく深い声で獣から返事が着た。


「おお、私の声が聞こえるのか、娘よ。おっ、娘、人の子だな。」


「そうです。私は人間です。」


「そうか、しかしなぜ人がここへ?人はここ数年この森を恐れ
入ってこなかったはずだが?」


「ええ、そうです。多分、私以外は人はここへ来てはいません。
私はこの森が好きなのです。」


「そうかそうか。理由はともかく・・・娘よ、私の願いを聞いてくれるか?」

「ええ、聞きましょう。しかし、こんな雨の中どんな願いがあるというのです?」


「娘よ、そなたは人だ。都合がいい。一度町へ戻ってナイフを持ってきてもらいたい。」


「分かりました。すぐにお持ちいたしましょう。そうだ。貴方の名前は何ですか?」


「・・・まず、そなたの名前から聞きたい。」


「私は桜という名です。あなたは?」

「私は教えれないのだよ。しかし一つ教えよう。私は狐だ。」


「そうですか、分かりました。狐さん。少し待っててくださいね。
今から町へ行きナイフを持ってきます。」

「よろしく頼んだぞ。桜よ。」


「はい。」



桜という少女は走りながら町へ戻った。



***
つづきはまた後日書きます。

プロローグ

October 18 [Sat], 2008, 21:06
狐に嫁入り

プロローグ

「桜(さくら)よ、私は誓うよ。君を幸せにすると。」

狐(きつね)さん 狐さん 貴方の瞳はとても綺麗です。
その瞳に映る私は綺麗ですか?

「あぁ、とても綺麗だ。この世で一番綺麗だ。」

ありがとう。狐さん。でもそろそろ貴方のお名前を教えてくださいませんか?
私は貴方の名前を知りません。教えてください 狐さん。

「教えてほしのか・・・そうか。桜よ、ならば私のものになっても良いという事だな。」

はい。狐さん。私は貴方のものになっても構いません。
私は貴方の傍を離れたくはありません。

「桜よ、私の名は・・・・−−−」

今、一人の少女は狐のお嫁様になりました。
二人はこうして幸せにいつまでも暮らすのでありました・・・・。

* *

つづきはまた後日書きます。
次回 第一章 『少女、狐に出会う』
お楽しみに★よろしくお願いしますっ。

byそらはる

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October 18 [Sat], 2008, 21:03
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アニメ、物書き、お絵かき、ネットサーフィンが趣味の女子高生。 ・ガンダムW/OO、幽白(蔵馬)が大好き。
『狐に嫁入りサイト』
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