アイドルの秘密

November 17 [Wed], 2010, 14:37
歌手という正統派のアイドルの系譜は、この頃になるともはやアイドルとしてではなくアーティストという在り方で登場した。

ただし旧来型のアイドルとは異なり、歌唱力、作詞力、同性の支持が必須条件として求められるようになった。

それと同時にアイドルの概念は細分化、周辺化し、グラビアアイドルや女性タレントなどがアイドルシーンの中心となって活躍。

アイドル輩出の土壌は多様化した。また1980年代と異なりアイドルという言葉が負の要素で使われる事が非常に多くなり平山あやの項目にあるとおり、従来アイドルに位置すると思われるタレント自らがアイドル呼ばわりを固辞するなどという現象も随所に見られるようになった。よって2000年代以降は「アイドル」という確固たる立場で活躍するよりは、さまざまなシーンにおいて活動を行いなおかつアイドル性も併せ持つという場合の方が多い。
また、それに伴いアイドルの短命化が進んでおり大ヒットすることが少なくなり、大量生産大量消費状態となった。

かつてのアイドル仕掛け人であるホリプロ創業者の堀威夫が嘗て読売新聞のインタビュー記事で「昔は即席めんが受ける時代だからズブの素人がスターになることが受け入れられた。現在は高い金を出して並んででもうまい物を求める時代だからそうはいかない。今の時代スター誕生のような番組をやっても時代に合わない。

」と話し、同じく仕掛け人の一人であるサンミュージック創業者の相澤秀禎も自著の中で「女性アイドルといえど今は同性の支持なくして売れず、同性の支持の方が重要だ。」と述べる等最早女性アイドルという概念そのものが変貌を求められる時代になったと言える。
00年代前半〜終盤にかけて、モーニング娘。、

℃-uteなど多くのアイドルグループが所属するハロー!プロジェクト勢をはじめ、浜崎あゆみや中島美嘉など、ルックスを兼ね備えたアイドル歌手らも人気を集めた。

また、00年代中盤〜後半では、グラビア経験のある上戸彩、長澤まさみ、新垣結衣、堀北真希らがアイドル女優として、同じくグラビア出身の中川翔子、小倉優子、若槻千夏、ほしのあきなどがバラエティアイドルとして台頭し知名度を上げた。

また、2000年代終盤はクイズ番組(クイズ!ヘキサゴンII)などで無知を売りにする里田まい、スザンヌ、木下優樹菜をはじめ、南明奈、misonoなどヘキサゴンファミリーやテクノポップアイドル Perfumeが人気を集めた。
また、アイドリング!!!などかつてのおニャン子クラブの後継グループといえるアイドルグループも登場し、その他に一部で熱狂的な支持を持つ秋葉原発の秋葉系アイドルAKB48も狭義では有るが人気を一定数得た。

またAV女優のアイドル化が進んでおり蒼井そら、みひろ、吉沢明歩など人気が出始めた中、
テレビ東京の地上波番組「おねがい!マスカット」などに出演して「恵比寿マスカッツ」を結成し、グラビアアイドルと同列の地位を確立した。