3連休の中日

2006年01月01日(日) 0時00分
いやーすみません、ようやくオランダ・ベルギー旅行記を書き上げました。
一気にアップしたのでお気づきでない方々もいらっしゃるかもしれませんが、
お時間のある時に眺めてやってください。
(実は夏にはタイに旅行に行ったので、その旅行記も追々・・・)

=====

いやー3連休ですね。
3連休初日の昨日は、美容院に行ったり、友達のライブに行ったり、
夜は職場の先輩の結婚式の2次会だったりで、大忙しだったので、
中日の今日はちょっと一人でのんびりしてやろうと思ったわけであります。

昼前に目がさめつつも、惰眠をむさぼり、起き上がったのは昼過ぎ。
日当たりとは無縁のこの部屋ですが、
今日は窓から優しい光が降り注いでいて、無性に公園に行きたくなりました。

んで、金曜日に職場の先輩から、広尾にある美味しいパン屋を教えてもらったんで、

 「有栖川宮公園で紅葉を見ながらパンとコーヒーを楽しむの会(限定1名)」

を開催するに至ったわけであります。

チャリをこぐこと5分。あっと言う間に広尾に到着。
先輩に教わった店も公園そばにあり迷わず到着。
ブルディガラっていうお店なんですがみなさんご存知ですかね?
やっぱ広尾だけあって外国人率が高いのですが、
地元のおばあちゃんもけっこういらっしゃっていて、
一種不思議な空間でありました。

僕は知る人ぞ知るフランスパン好きなんです。
たぶん誰も知りませんね。
いろんな種類のフランスパンを前に、
一人の胃袋でどうやって消化するのだろうというくらいのパンをお買い上げ。
そして、パン屋の前のカフェでカフェラテとトマトサラダをテイクアウト。

有栖川宮公園は店と目と鼻の先。
都心にあって、水と緑の溢れるここは、まさにオアシス。
公園に緑はあっても、流れる水があるところは少ないのでは。


ここではのんびりした時間が流れてますね。
適当にベンチに座ってパンとコーヒーを楽しみます。
まわりには同じような企画をしている人々がちらほら。
落ち着いたカップルから、犬連れのセレブ風の女性まで、人種もさまざまです。

たった数十分ですが、久々にぼーっとして、驚くほどリセットできたかな。
最近仕事が忙しかったり、うまくいかなかったりで、
自分では気付かなかったけど、余裕を失っていたのかもしれません。
気持ちは大丈夫でも、不思議とカラダが自然を求めていたようです。

最近高校の友達が言ってた一言をふと思い出しました。
「イイ男には余裕がある。余裕が余裕を呼んで更にイイ男になる。」
師走も近づきせわしなくなるこの季節に大事にしたい言葉です。


★Now Playing
KT Tunstall  『Eye to the Telescope』

※映画『プラダを着た悪魔』の挿入歌が有名です。

1月1日〜3日 ブリュッセル→日本

2006年01月01日(日) 0時00分
日本にいたら初日の出でも見ようという気にもなっていたかもしれないが、
ベルギーは昨夜からあいにくの空模様だったので、
ゆっくりとカラダを休めることにした。
日本のお正月しか経験したことがないためか、
どうも年が明けた気がしなかったが、ホテルの従業員とニューイヤー!と
挨拶を交わし、新年の始まりを感じようとした。

今日はこの旅行の実質的な最終日。
明日の朝には帰国の途につかなければならないのだ。
ブリュッセルを満喫しようということで、お洒落なショップが立ち並ぶ
ルイ−ズ通りへ。

凍えるような大雨と飛ばされそうなほどの強風で、
コンディションは最悪。しかも、新年でショップはクローズド。
でも、人通りも車も少なく、街並みを十分楽しめた。

歩いてブリュッセル公園へ。

このあたりは王宮や国会議事堂が立ち並ぶ政治の中心地。
さすがに新年なのでひと気はなく、独特の重々しい雰囲気だけが漂っていた。

日本の初詣になぞらえて教会にでも行こうということになり、
サン・ミッシェル大聖堂へ。

新年で開いていないリスクもあったが、行ってみると結構人がいた。
ここでも圧倒的な建築に目を奪われる。
石造りだから日本の寺院に比べて重厚感が桁外れ、
その一方でステンドグラスなどの装飾はとても細やかで丁寧。素晴らしい。
大聖堂を出るときには天気も回復してきて、青空がのぞいていた。

グランパレス近くのシェレオンというムール貝で有名なお店でランチ。
ここはフランスにも支店があるファミレスのようなお店だが、
バケツ一杯に出されるムール貝は文句なしに美味かった。

それにしてもグランパレスはすごい。
ジャンコクトーをして「世界一美しい劇場」と言わしめたほど美しい広場だ。
それぞれの豪華な建物が完璧に調和していて、
オレをして「今まで見てきた場所の中で最も美しい」と思わしめるほどだ
(すみません)。
いや、それにしても美しい場所だ。

そういえば、ベルギーに来て見逃してはならないものがあった。
小便小僧だ。グランパレスから少し歩くと、人だかりができているところがあり、
皆が小僧を取り巻いていることは遠くからでもわかった。
世界3大がっかりとも言われているため、極力期待せずに近寄ると、
そこには確かに小僧がいた。

小さい。思った以上に小さい。
でも、まぎれもない本物の小便小僧に出会えて、
ミーハ−としては十分嬉しかった。

実は、別のところで小便小娘(?)も発見。悪趣味。
(写真の掲載は控えます・・・)


日も暮れ始め、グランパレスに明かりが灯った。
いよいよ旅の終わりを感じざるをえず、とてつもなく寂しくなってきた。
グランパレスの美しさが余計に寂しさをかきたてた。

一度ホテルに戻り、朝行ったルイ−ズ通りで最後の晩餐。
ブリュッセルグリルというレストランで最後のベルギー料理。
またこの料理を食べに戻ってきたい。

翌朝、トラムでブリュッセルzeid駅へ行き、空港行きの電車に乗り込む。
ブリュッセル国際空港からウィーン経由で日本へ。
成田空港に着いたのは更に翌日の1月3日朝。
いくらベルギー料理が美味かったとはいえ、やっぱり和食が恋しいもの。
空港のそば屋のダシの香りが一気に日本へと連れ戻してくれた。

旅行の後にいつも思うのは、やっぱり日本が好きだということ。
日本の良さを再認識するためにも、また旅に出るだろう。

12月31日 ブリュージュ→ブリュッセル

2007年11月18日(日) 21時50分
18:35発の電車でブリュッセルに戻る。
大晦日だし豪華なディナーでも、ということで、
ブリュッセルのグランパレス周辺を歩き回りレストランを探す。

さすがにブリュッセル中心部はニューイヤーを迎える気運が高まっていてか、
どこのレストランも予約でいっぱい・・・。

寒い中、歩けど歩けど店が見つからず、みんな元気がなくなってきた。

グランパレス周辺でのディナーはあきらめ、
ホテルの方で店を探そうとトラムを待っていると、
遠くから「パン!パン!」という爆発音が。
最初は新年を祝う祝砲のようなものかと思っていたが、その正体は爆竹だった。
小さな子供たちが爆竹を投げながら近寄ってきた。

「パンッ!!」

それは嫌な予感がしたのと同時だった。
思わず声をあげてしまうほどビックリした。
なんてこった、クソガキどもがこちらに爆竹を投げつけてきやがった。
くそったれめ。
反撃したかったが、旅先で不用意にトラブルを起こしたくない。
ここは大人な対応だ、と決め、だまってトラム乗り場から離れた。
クソガキどもは不敵な笑みを浮かべて去っていった。
寒くて空腹なオレたちには笑えないアクシデントだった。

やり場のないむかむかを抱えながらトラムに飛び乗り、
ホテルのある方へ向かった。
空腹も限界で、きっとどの店も予約で一杯だろうということで、
ハンバーガーをテイクアウトしてホテルに戻る。

せっかくの旅行で、しかも大晦日なのに、
爆竹を投げられた上にハンバーガーしか食えない空しさを感じつつも、
2006年最後の夜を楽しもうとビールで乾杯。
テレビをつけると、大晦日特番がやっていた。
特に面白くもないのだが、さっきまでの空しさを埋めるには十分だった。

ビール、ハンバーガー、テレビで心も体も満たされた頃、
カウントダウンが始まった。
グッバイ2006年、ウェルカム2007年!
外では花火が上がり、新しい1年の始まりを告げていた。

12月31日 ブリュージュ

2006年01月01日(日) 0時00分
今日は大晦日。1年の締めくくりの日。
日本にいたら年末特有のせわしなさが漂ってるだろうに、
ベルギーにはそんな気配はみじんもない。

ホテルで優雅に朝食をとり、8:27発ブリュッセルC.S.発の電車に乗り込む。
1時間ばかり揺られ、着いた先はブリュージュ。
ここは昔貿易で栄えた街らしいが、運河に土砂が堆積して船の往来が
できなくなって衰退して以来、時が止まったかのように現在まで
中世の面影をそのまま残している。

ブリュージュ駅から歩いて愛の湖広場に向かう。
きれいな公園で、修道院を始めあちこちに中世そのままの建築物が残っている。

ベルギーにはいろんな有名なものがあるが、
ワッフルも忘れちゃいけないということで、カフェでワッフルをテイクアウト。

ベルギーワッフルには、生地に砂糖が練りこまれたお馴染みの
リエージュワッフルと、生地自体は薄味でアイスなどをトッピングする
ブリュッセルワッフルの2種類がある。
この店はリエージュワッフル。とびきり美味いというわけではないが、
素朴な味でリアルなベルギーを感じた気がした(大げさ?)。

ブリュージュは有名な観光地だが、主要な場所はすべて歩いて回れるほど
こじんまりとした街だ。街を歩いていると頻繁に馬車に遭遇する。
日常的な移動手段というよりは観光用だが、街の雰囲気にピッタリはまっている。
日本の浅草や京都で見られる人力車のようなものか。
さすがに馬車に乗るのは気後れし、中心地であるマルクト広場へ歩いて行った。

広場の南には一際高い鐘楼という塔がある。
マジで狭くて急な階段を登ると、これぞ中世ヨーロッパという街並みを
一望することができた。

赤レンガの屋根が広がる風景は圧巻だ。
冬のヨーロッパらしい曇り空の中に見えた光景はどこかセピア色で、
中世にタイムスリップした気分にさせられた。

鐘楼の昇り降りで酷使した足を休めるべく、ちょっと早めのランチへ。
広場に面した雰囲気の良いレストランに入り、昼間からビールで乾杯!
大晦日だしね。

牛肉のビール煮込みなど、ここでもこてこてのベルギー料理を堪能。
ベルギーは本当にメシが美味い。
日本に帰ってきた今でも時々無性に食べたくなるほどのハマりようだ。

午後は観光スポットをぐるぐる巡ることにした。

聖母マリア教会にはミケランジェロ作の聖母子像があり、
メムリンク美術館には聖遺物箱があり、中世のキリスト教を色濃く感じさせる。
行きの飛行機でダン・ブラウンの「天使と悪魔」を読んできたこともあり、
主人公のラングトンになった気持ちでそれらの作品に込められた
メッセージを探ろうとした。本当に影響されやすい男である。

それにしても教会建築には圧倒される。
今のような土木・建築の技術もなかった時代に、
ここまで壮大な教会を建造したなど信じがたい。
ピラミッドにしろ、日本の寺院にしろ、宗教の持つ力は偉大だ。

12月30日 アムステルダム→ブリュッセル

2007年11月18日(日) 21時23分
9:56発のタリスでいざブリュッセルへ。

タリスというのは国際電車。
電車で国境を越えるなんて、島国の日本では考えられないが、
EUという共同体の中では、国境なんて県境みたいなもんだ。

12:35ブリュッセル着。
ブリュッセルで滞在するホテルに向けて、
ブリュッセル中央駅からHorta駅までメトロで移動。
ホテルの近くにはトラムが走っていると書いてあったので、
horta駅からトラムの線路に沿って歩いてみたが・・・
ない、一向にホテルがない。
どうやら住宅街に紛れ込んでしまったようだ。
ここで親切なベルギー人が声をかけてくれ、まったく逆に進んでいたことが判明。
ホテルの近辺まで連れて行ってくれた。
日本で困っている外国人がいてもほとんどの日本人は声をかけようとしない。
ランゲージバリアというよりは、国民性の違いか。

ちょっとホテルでくつろいだ後、トラムに乗って中心部へ。
ベルギー最初の行き先は、王立美術館。

ブリューゲルやルーベンスなど、フランドル絵画の名作を数多く所蔵する
世界的にも有名な美術館だ。わくわくしながら美術館に足を踏み入れる。
一気に歴史を感じた(気がした)。
ここは、古典美術館と近代美術館の2部構成で、とてつもなく広い。
駆け足でまわってもゆうに2時間はかかる。
お目当てはブリューゲル。コーナーに差し掛かると・・・
ない、ブリューゲルがない。
白昼堂々と盗まれたか?そんなばかな。よくよく見ると・・・
Nagasaki?What’s?
そう、時を同じくして、日本で「ベルギー王立美術館展」が開催されていたのだ。
これはとんだ大誤算。よりによって日本とは・・・

暗澹たる気持ちで美術館を後にすると、その裏手に教会を発見。
中に入ると、とてつもなく美しいステンドグラスが!

ブリューゲルのショックは途端に消え、教会建築のとりこになっていた。
こんな歴史と文化を感じさせる建築が街中に普通に残っている。
たしかに、日本でも寺・神社は街中に突如現れることが多い。
位置付けは違えど、宗教を中心に町が作られていたことを感じさせる。

ベルギーは一人当たりのレストラン・美術館数が世界一という話は
先に紹介したが、他にも有名なものがある。そう、チョコレートだ。
そこで、美術館から少し歩いたところにある、ヴィタメール本店を訪れた。

2階のティールームで手の込んだ菓子をほおばる。
外ではしとしとと雨が降り始めていたが、白熱灯に照らされながら、
コーヒーとチョコレートで温かな時間を過ごした。

夕食は、ガイドブックお勧めのケルベルクというレストランに入る。
店内はベルギー人とおぼしきカップルや家族で溢れかえっており、
料理には期待できそうだ。
ムール貝の白ワイン蒸し、豚の血のソーセージ、ウサギのビール煮・・・と、
これぞベルギー料理、といったオーダーをする。

うまい。正直うまい。
昨晩のオランダ料理屋のシェフに食わせてやりたい。
アムステルダムとブリュッセルは電車でたった3時間なのに、
こんなにも食文化が違うとは。
ブリュッセルは、素晴らしい歴史と文化を持ったまちなのだ。
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