わんわん旅行 

January 10 [Sun], 2010, 17:50
まめ・ソラ・タンクの三頭と、嬬恋で雪遊び。


いいお天気! 浅間山の見事な姿。


雪を食べる食べる。


遊び足りない末っ子タンク。もうすぐ4歳。

私も、さらさらのパウダースノーも、膝まで埋もれてしまう雪の量も初めて。犬に負けないくらいうれしくて、やたらめったら走りまわってしまった。

一晩中興奮していたわんこたちは、家に帰ってきた途端大いびき。また行こうね。

○今回はペンションKuuさんにお世話になりました。とても優しいオーナーご夫妻や頼もしいお客さまに、三頭の粗忽や悪事の結果を励まされたり慰められたりしました。ありがとうございました。

眠りの雪 

January 07 [Thu], 2010, 0:00
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ
(三好達治)

小雪舞う京都。

もうしばらくちゃんと眠れなかったのに、雪に守られた安心で、ストンと、落ちるように眠ってしまった。

起きてもしばらく体が重くて、口もきけないくらいの深い眠り。

ふかふかで穏やかな、満ち足りた気持ちになる。そして、安心な場所から出るのが怖いような心細い気持ちにも。

でも、そこから出てもあたたかさは変わらない。眠った分だけ、歩みは力強くなる。

がんばっていこう。


船はしやの福だるま。いいお顔です。

はじめての赤 

January 04 [Mon], 2010, 0:00
今日は仕事始め。

年度末に向けて気合を入れていくぞー!と選んだ服が思いのほか好評だった。

それは、赤のカーディガン。



ウールなのでふんわり優しい色味にはなっているけれど、私の持っている赤い服はこの1枚だけ。実はもう10年選手なのに、会社に着ていくのは初めてだった。

「新年っぽくっていいね」とか「赤も似合うね」とか、いろいろほめてもらって、華やいだ気持ちになる。結局このうれしさは1日中、持続。

寒さや暑さ、面倒くささに負けて、何も考えずに適当な服を選んでしまうときも、もちろん(わりと多く)ある。

でも、ちょっと気持ちをかたむけるだけで、こうやってうれしくなるときも、ある。

ほんの少しの差。これは、きっと服だけの話ではないはず。

明日は何を着ていこうかな。

井戸の中 

January 03 [Sun], 2010, 0:00
抱きしめても 抱きしめても 届かない想いがあるから
何度も こころに 手を伸ばして 君の声 探すよ
離さないで 離さないで ふたりは つながっているから
言葉にできないその痛みは ぼくが 今受け止めるよ
ふたり/いきものがかり)

井戸の中で私を呼ぶ声。「助けて。外の景色が見たいんだ」

「分かった、じゃあ迎えにいくね」ぴょんと飛び込む私。

深さも確かめず、出るときの準備も何もなく、軽々と。それはもう、いつも通りの後先の考えなさ。

井戸の中で、おなかが空いて寒くなって、私は徐々に弱っていく。

私を呼んだ人が、私を担いで井戸をのぼる。誰の助けも借りずに、自分でちゃんと。

青い空と真っ直ぐのびた一本の道。

そんな夢をみた。

「ほら、だからどこにいても大丈夫だよ」といばったら、「飛び込む前に深さくらい見ようよ」しっかりと突っ込まれる。

自分の気持ちをことばにするのが苦手な人が、一生懸命話してくれた。

話し相手に選んでくれたことが、すごくうれしい。

どんなに深い井戸だって、きっと私は何のためらいもなく、助けに行く。

初詣 

January 02 [Sat], 2010, 0:00
今年の初詣は深大寺。



お正月らしい晴天に恵まれ、ほどよく混んでにぎやかなお寺で合掌。

手をつないで歩く老夫婦に、まんまるほっぺのちびっこ、虎模様の服に身を包んだワンコと、のーんびりとした境内で新しい年を祝う。

お蕎麦に甘酒、蕎麦まんじゅうとおなかも満してお寺を後にした。

きっといい年になる。


お隣深大寺植物園では、寒牡丹が見頃を迎えていました。

明けましておめでとうございます。 

January 01 [Fri], 2010, 18:41
2010年寅年の始まりです。今年もよろしくお願いいたします。



今年のカレンダーは、椿野恵里子さんの「器と骨董」。一目惚れでした。

壁にかけてみたら、なんだか余計な物をなくしたくなって、模様替えを計画中。

年越しご挨拶 

December 31 [Thu], 2009, 18:35
山の方には実にたくさんの灯りが見えた。もちろんどの灯りが君の病室のものかはわからない。あるものは貧しい家の灯りだし、あるものは大きな屋敷の灯りだ。あるものはホテルのだし、学校のもあれば、会社のもある。


実にいろんな人がそれぞれに生きてたんだ、と僕は思った。そんな風に感じたのは初めてだった。そう思うとね、急に涙が出てきた。泣いたのは本当に久し振りだった。

でもね、いいかい、君に同情して泣いたわけじゃないんだ。僕の言いたいのはこういうことなんだ。一度しか言わないからよく聞いておくれよ。

僕は・君たちが・好きだ。

風の歌を聴け/村上春樹)

いろいろな出会いがあって、戸惑うことも多かったけれど、楽しく幸せな1年でした。

皆さま、よいお年をお過ごしください。そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。

ゆるキャラメル 

December 28 [Mon], 2009, 0:00
風邪をこじらせて、飛び石出勤をしていた私、勝手な連休後の机の上は、届いた書類の山。

ノートパソコンも山の下敷きになっていて、げっそりしながら救出する。その中に、紙袋があった。

打合せの参考資料のお礼にと、三重出張のお土産を送ってくれたのだ。



中身は、いちご大福味のキャラメル「シロモチくん」。シロモチくんは、津市のキャラクターで、いちご大福はなんと津市発祥なんだとか。

ぷにぷにのおなかにほっと和む。

今日は整理整頓から。ひとつずつ片づけましょう。

カリスマ店員登場! 

December 23 [Wed], 2009, 0:00
新年に向けて、というわけではないが、下着やさんへ行ってきた。

華やかなの、色っぽいの、かわいいの、シックなの・・・ディスプレイされている大量の下着に目がくらむ。服よりも好みを反映しやすい分、どんなものを選ぶかいつもものすごーく迷う。

適当に見つくろって試着をし、店員さんに見てもらう、というコースはお決まりのものだったけれど、今日は登場した店員さんが一味違った。

まだうら若き、どちらかと言うとギャルっぽい雰囲気を漂わせた店員さんは、私を見るなり一言呟いたのである。

「無駄になっている・・・」

えええ!? 無駄って無駄ってどういうこと!? 混乱する私。

聞けば、もっと胸元がきれいに見えるものがあるとのこと。

寄せたり上げたりいろいろ詰めたり、いろいろ高機能なのは苦手で、なるべくシンプルなのがいいのだとおずおずと訴えると、マスカラでぐるりと囲まれた目が光った。

そういうことではなく、自分に合った形を選ばなければならないのだそうだ。

確かに、高く結い上げたポニーテールを揺らして店員さんが持ってきてくれたのをすると、あらら、すっきりきれい。

「違うものですねー・・・」

ぽつんと漏らす私に、ポニーテールが近付く。

「さ、次はデザインです。これとこれとこれがおススメです」

並べられたのは、黒とフリフリ。

こ、これはちょっと・・・。

「黒は、洋服感覚で着られるので1枚あると便利です。こちらのフリフリしたのは、色が上品なので着てみると意外と大人っぽくていいですよ」

さあ、早く試着して御覧なさいと、ポニーテールがにじり寄る。

一応着てみて、確かにおっしゃる通りということは分かった。でも、いかんせんハードルが高い。

結局勇気が出なくて、もう少し普通のものを選ばせてもらった。

「次はぜひこちらを。世界が広がりますよ」

ベージュのグロスに、眩暈。迫力負けしてしまったけれど、腕は確かな店員さん。

恐れ入りました。


カタログをいただきました。かわいい。

龍安寺ランチ 

December 19 [Sat], 2009, 0:00
龍安寺西源院にてお昼ご飯。


湯豆腐です。お庭を見ながらのんびりいただきました。

龍安寺は、言わずと知れた世界遺産。石庭やつくばいが有名ですが、鏡容池という池が私はとにかく好き。

池畔につないである小舟を見ながら、昔の人は舟遊びをしたんだろうとうらやましくなったりして(今の人はあの小舟でお掃除をするのだろうと突っ込まれて、ちょっと残念な気持ちにもなったりして・・・)。

規模のわりに、穏やかな気持ちになれるよいお寺です。



お誕生日おめでとう!

寒き楽園 

December 18 [Fri], 2009, 0:00
図書館は秩序と混沌の場というだけではない。それは偶然の場でもある。

書架と記号を与えられたあとですら、本はそれ自身で可動性を保っている。本ならではの計略をもって、思いがけない陣形を築きあげる。

目につかない片隅に放置され、またベッドサイドに積み上げられ、あるいはダンボール箱のなかや棚の上で、本はいつか遠い将来、整理され、分類されるのを待っているが、その時はなかなかこない。

図書館 愛書家の楽園/アルベルト・マングェル)



とある書庫にて、世界中そこにしかない本たちが待ちくたびれているのを見て、なんだかかわいそうになってしまった。

空調管理も行き届いていない、寒い寒い楽園。がんばるから待ってて!

ホットビールデビュー 

December 17 [Thu], 2009, 0:00
もう何回行ったか分からない京都のLe Monument bleu。



私の大好きなキッシュがとてもおいしくて、通ううちにベルギービールにもはまってしまった。デザートのチョコレートも至福の味。

雪舞う京都と言えどどうしてもビールが飲みたくて、今夜はホットビールに初挑戦。

香りが強くなるのですぐに酔ってしまうけれど、おいしくて、風邪にも効きそうな感じがした。

次もまたこれ、と京都に来たばかりなのについつい次の上洛に心を馳せる、誘惑のお店です。

ブラッスリー Le Monument bleu
京都市右京区西院西三蔵町13-1 マルクビルB1F
075-315-7000

古いおもちゃにうっとり 

December 09 [Wed], 2009, 0:00
今日は京都にて古いおもちゃの目録作成のお手伝い。

明治期のものがメインで、古いものは江戸、新しいものは昭和初期までのおもちゃが作業室に集められた。

箱から出し、サイズを測って、どういう形態ものかや文字があるものはなんて書いてあるのかなどの記録をとり、再度箱にしまう。

この仕事に私が呼ばれたのは、単にやりたそうにしていたのと今日暇だったからという理由の他に、「なんて書いてあるのか」が読めるということがある。

そう、文字は当然崩し字・変体仮名だからだ。

なのに、そこにはほとんど苦労せず(読みやすかったのです)、全く違うところで汗をかいてしまった。

おもちゃは、大事に大事にしまわれていたのである。

薄くてきれいな和紙と、細くて上品なひもを使って。

・・・元に戻せない!!!

アルバイトの大学院生の方にお世話になりつつ、なんとかしのぎました。

うっとりする粗忽者、久々のピンチ。

天孫降臨の地、高千穂 

December 06 [Sun], 2009, 0:00
天岩戸神社は、高千穂盆地の東北の隅にある。

御神体は、天照大神がかくれたという岩屋で、大和の三輪山と同じように、拝殿だけあって社殿はない。その前を流れる岩戸川をへだてて、雲つくような洞窟がそびえており、こういうものを見ると私は背筋が寒くなる。

自然信仰の霊地には、今まで数えきれないほど行っているが、大和まで降って来ると、御神体も柔和な相を帯びるが、ここでは荒ぶる神の原始性をそのままとどめていて、自然の怖ろしさ、烈しさを真っ向から見せつけられる思いがする。
名人は危うきに遊ぶ/白洲正子)


母と2人、高千穂へひとっ飛び。神社仏閣好きの母にとっても、神話が寝物語だった私にとっても、高千穂は憧れの地。実際足を運んでみると、山も木も水も、きりりと澄んでいて全く目が離せない。

清浄。清冽。でも、大らか。

かくあるべしと気を新たにした旅となった。

 
 
  


(写真左上)天安河原。天照大神の岩戸隠れの際、神々が神議を開いたとされる。
(写真右上)高千穂神社。毎晩夜神楽が奉納される。
(写真中)国見が丘。残念ながら雲海は見えなかった。でもすごくきれい!
(写真下)高千穂峡。


高千穂に住む人々からは神様の名前が自然に出てくる。神話が当然のように受け入れられている空気が、なんとも言えずよかった。普段自分がいかにせちがらい物の考え方をしているか、身につまされたりして・・・。

守るものがある人は、強い。それが当人にとってどうであれ、やっぱりそう思う。

もっとうんと大人になってから、もう1度訪れたい。

***高千穂観光のポイント***

○観光タクシーを使うべし

足がないのをどう克服するかが今回のポイントだったのだけれど、現地の観光タクシーを使うことであっさり解決。京都などのザ・観光地のタクシーや旅行会社で紹介されるタクシーのだいたい半額で一通り見て回ることができた。一応ルートは決まっているけれど、アレンジも効く。何より、いろいろな解説を聞くことができたのがよかった。

○本気で見てまわりたいときには、『高千穂の神社』から。

高千穂に関する情報は予想外に少なく、結局1番役にたったのは観光協会のHPと地元の方々のお話だった。

現地に行ってから知った『高千穂の神社』は本当によくできていて、高千穂の神社は網羅されているし、何を目的に回りたいかでコース設定もされている(ご神木コース・ご利益コース、など)。非流通本なので、大きな図書館で探してみるか、観光協会に問い合わせしてみるかしてください。

大好きなお客さん 

December 03 [Thu], 2009, 0:00
古美術品の撮影の立会い兼お手伝いの日。

お客さんはその組織ではとっても偉い人なのだけれど、私にとっては大好きなおじいちゃん。打合せの後、書道や古典のお話をしながらのんびり過ごす一時は、本当に幸せなのだ。今回は、なんと3年ぶりの再会だった。

物を出したりしまったり、カメラマンさんのお手伝い(生まれて初めてレフ板を持ちました)をしたりと、作業に追われて碌々お話もできなかったけれど、なんとこっそりお土産を用意しておいてくれた。

お土産は、生菓子の詰め合わせ。しかもその中にはクリスマスバージョンが!


ときめきました。

うれしい仕事にお土産まで・・・。すっかり筋肉痛になってしまったけれど、役得をかみしめた1日でした。