恋との出会い 

December 02 [Sun], 2007, 15:25
別れた旦那への想いを引きずって、2年半が経過した。

あっという間の時間。

繋ぎとめたくて色々やった。
困らせて、泣いて、泣かせた。
考え直して欲しくて、色んな言葉で傷つけた気がする。
記憶が曖昧だから、なんて言ったか覚えてないけど。

私の銀行口座に振り込まれた慰謝料。
たった7ヶ月の結婚生活に見合わない大金。

その数字を見た瞬間、完全に終わったのだと、私は泣き崩れた。

お金は、あまり自分の為に使いたくなかった。
人におごって、おごって、おごりまくった。
忌まわしいお金だと、心のどこかで思っていたから。

ちょうど使い切った、今年の11月、私は呪縛から解き放たれたかのように
尊敬できる男の人と出会った。

彼は、ちょっと有名な人で、ファンもいる。
出会い方は特殊だけど、時々メールをする程度の仲。

でも、彼の言葉は私を癒し
語られる日々の生活は、彼の人柄の温かさで溢れていて、愛おしく感じた。

友達は皆「それが恋っていうんだよ」と言うけれど
本当にこれは恋なんだろうか。
ドキドキするし、メールがくると嬉しくてこないと寂しい。

でも、これが恋だっけ?

思い出せそうで思い出せない。
思い出したくないだけかもしれないけど。

従属 

December 01 [Sat], 2007, 13:08

離婚してもうすぐ3年。私は、やっと恋を思い出したかもしれない。

だけど私は不安になる。

なぜなら、恋と言ってもそれは、自分を奮い立たせる為の道具かもしれないから。

本当の恋じゃないかもしれないから。



2年半前、長年つきあい、結婚した人と離婚した。

私はずっと彼をひきずっている。

離婚したのは好きだから、解放してあげたかったから。

精神的に追い詰められた彼は、自殺をしようとしていた。
原因を問いただしたら「結婚という重圧に耐えられない」と言われた。
「お前を愛してるのに、一緒にいると死にたくなる」と。

彼は長男の家で産まれた長男だったから、おばあちゃんもお母さんも同居という
今時めずらしい3世帯同居だった。そして、おばあちゃんとお母さんの関係は、
今にも切れそうなほど張り詰めていた。
そのうえ、不治の病を抱えた妹も一緒に住んでいたので、三つ巴で揉めていた。
私は彼の家族が大好きだったし、皆も私を優しく受け入れてくれた。

でも、問題は山積みだった。

その問題を、彼は今まで目を背けることによって耐えていたのだ。
ところが結婚した途端、今まで彼が目を背けてたものが、彼へ向かって一気に押し寄せた。

そのうえ、私が持ち込んだ、私の抱えてるもの。それも彼は一緒に背負うはめになった。

私は結婚する前からすでに色んなものを抱えていて、パンク寸前だった。
彼が私と居ると死にたくなった理由の一つに
私が抱えてるものを一緒に抱えるのが辛いっていうのはあるでしょ?
と聞いたら、彼は悲しそうな瞳でうなずいた。

俺独りだったら、実家のことも無視できるんだけど
お前と一緒だとそうはいかない。それも辛いんだ。と。
仕事だけで、俺のキャパは限界なんだ。と。

そう言って、彼は泣きながら、頭がおかしくなるくらい謝罪の言葉を繰り返した。

彼は2歳年上。
私が14歳の時、彼が16歳の時に始めて出会った。
第一印象は「金髪頭の、変な人」という印象。

始めはお兄ちゃんの友達。でも
次第に私も仲良くなった。
彼は高校を中退し、私の実家の家業をアルバイトで手伝うようになっていた。
実は礼儀正しく、優しい人だと知った。
そして、努力家。
冬は雪山にこもり、スノーボードのインストラクターをやっていた。
そして、自分が高校中退だということを常に気にしていた。
ある時、アメリカにヘリコプターの免許を取りに行った。
中学生英語以下の会話力しかない彼は、努力した結果、最短で試験に合格し、ヘリの免許を取得。帰国した彼の顔は希望で輝いていた。

その頃よく、私は彼と夜通し会話をした。
あの頃が一番楽しかったのかもしれない。

でも、日に日に彼の表情は曇りだした。
そして彼は、ヘリのパイロットになる道が断たれたと重い口を開いた。

それからしばらくして、渋谷に住みはじめてから彼は激変する。
いわゆるチャラ男になり、似合わないロン毛を風になびかせ、ナンパに明け暮れ、人として男として、私の嫌いな価値観を平気で口にするようになり、話しててもつまらない男になって行った。

私は何度も忠告をした。夢破れたからと言って自暴自棄になるのは違う。と思ったから。
でも話せば話すほど、彼を嫌いになりそうで、最終的には無視をした。

しばらくして、いきなり地元に戻ってきた。
そして、大検を取ると言い出した。
久しぶりに2人で語ったとき、彼は今までの非礼及び悪行を反省していた。
今度から真面目に頑張ると言い、実際、1年で大検を取得した。

私はまた彼と親友に戻った。

その間、私は色々な恋をしたが

19歳の時

彼に告白をされた。

全く意識していない相手だったからとまどったのに

少しして私は恋に落ちた。

お互い、初めて真剣に付き合った相手だった。

その後彼は某一流大学に無謀にも受験するが、落ちた。

そして、いきなり悪徳不動産会社で働きだし、年収1千万円を超えるヤリ手営業マンへと変貌した。そして、自分の実家の隣に一軒家を購入。当時彼はまだ24歳だった。
その頃の彼の努力と変貌ぶりは壮絶だった。

時々ふと弱音を吐くことがあった。多分私にだけ。
そんな時、必ずヘリコプターの話もしていた。胸が痛かった。

彼の口調も人格も外見もあまりにも変わったせいで、友達は皆彼から離れていった。
ところが入社して3年、課長まで上り詰めた彼も、急性膵炎にかかり、危なく命を落としそうになり、やっと退職。

彼は営業マンとしての自信は手に入れたものの、学歴コンプレックスはぬぐいきれていなかった。
だからこそ敢えて、一流外資系企業に面接に行った。
「俺、ここに受かれば自分の中にある壁を越えられる気がするんだ」と言っていた。

誰もが無謀な挑戦だと思う中、まさかの合格。

その後その会社でも実力を発揮し、出世を繰り返した。
営業成績全国1位という成績も獲得。
様々なシーンで学歴のことが論議の対象となったものの、部長代理にまで上り詰めた。

その頃私は、実家のことで悩みすぎ、過呼吸とうつと闘っていた。それを見かねた彼の提案で彼の家で暮らすことになった。彼が26歳、私が24歳の時だった。

私が26歳の時に結婚した。そして27歳で離婚。結婚生活は正味7ヶ月。何もできなかった。

こうして書くと自分の人生に唖然とする。
彼の人生しか語れない。彼の横で私はただ病気と闘っていただけだ。
そして、彼を苦しめていただけだ。

私は彼を支えることが自分の使命だと思っていた。
一生をかけて、自分は自分のやりたいことなんて考えず、彼に合わせて生きようと心に誓っていた。それくらい、彼の生き方は目まぐるしく、壮絶で、全速力で走っていたから。
だから私は自分を押し殺した。彼も又それを望んでいた。

支えるということだけで、本当にそれ以上の欲を出さずに甘えずに側にいれば、きっと別れたりしなかったのかもしれない。
でも、私はそれができなかった。完全に押し殺せるほど強くなかった。

つまりは自分がいけなかったのだと、そう考えたとき、改めてもう二度と恋愛をしたくないと思ってしまう。

あの、瞬間。あの、空間。

「死にたい」と言われた時の

あの世界を、もう一度味わうくらいなら、もう誰のぬくもりもいらない。

自分のせいで、愛する人を殺すところだったのか。

私は、弱い。

弱くて腹が立つ。

だけど、やっぱり怖いんだ。

そして現実逃避的な恋をした。

最初に戻る。

だけど私は不安になる。なぜならそれは本当の恋じゃないかもしれないから。

自分が分からない。そして恋が分からない。
P R
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