レバー内臓肉2 

2004年11月11日(木) 11時26分
そのほかの副生物では、心臓や腎臓が、肝臓ほどの量ではないものの、同様の栄養素を含有。アキレス腱などの筋の部分、トンソクや豚耳、モミジと呼ばれる鶏の足などは、肌や髪の美容に欠かせないコラーゲンが豊富です。
アキレス腱、トンソクは、人体の損傷などに有効なコンドロイチン硫酸を含んでいます。
このように、部位によって含まれる成分にちがいはありますが、どの副生物も栄養的な利用価値が大。
ですから、各部の特徴をよく理解したうえで利用するのがコツです。

肝臓を毎日のように食べ過ぎると、極めて豊富なレチノールが逆にあだとなり、ビタミンA過剰症を招くことがあるので注意が必要。
ビタミンA過剰症になると、欠乏症と同じ、疲労、肌荒れ、食欲不振などの症状がでます。

レバー内臓肉1 

2004年11月11日(木) 11時24分
たんぱく質、レチノール、鉄などを豊富に含んでいて栄養の宝庫
副生物の代表格といえば、モツ、ホルモンなどと呼ばれる内蔵類です。
全般的に内臓類は、たんぱく質を精肉と同じくらい含む一方で、脂質が少なく、ビタミン、ミネラルは極めて豊富という特徴があります。
そうしたなかでももっとも栄養価が高く、一般家庭で利用される機会も比較的多いのが肝臓(レバー)でしょう。
肝臓には消化のよい良質の動物性たんぱく質をはじめ、ビタミンAの一種である、レチノール、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、鉄などが大量に含まれています。
特にレチノールはほんの一切れ、鶏や豚のレバーなら約5g程度で一日のビタミンAの所要量をみたしてしまうほど。

ビタミンAには、皮膚や粘膜、髪の毛の健康を保つ、免疫力を強化する、目の健康を維持する、などの働きがあります。
そこで、かぜや気管支炎、鼻炎のような呼吸器系の病気、ものもらい、眼精疲労、ドライアイといった目の病気の予防や改善に役立ちます。
さらに肌荒れや髪のぱさつきをふせいで、美容にも役立ちます。

鉄も精肉よりずっと多く含まれ、その吸収率もよいことで知られています。
貧血はもちろん、強弱体質や疲労倦怠、冷え症の人も精神的に食べるようにするといいでしょう。
ちなみに豚の肝臓は牛や鶏に比べて、より多くの鉄を含んでいます。
さらに、良質のたんぱく質をはじめとする、さまざまな栄養素が相乗的に働くことによって、肝炎や肝硬変などの肝臓疾患の症状改善、および老化防止にもおおいに役立ちます。

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豚肉2 

2004年11月11日(木) 10時38分
このほかにも豚肉は、ビタミンB2やナイアシン、ビタミンEなどを豊富に含んでいます。
もちろん、ほかの食肉同様、良質のたんぱく質源あり、これらの栄養素が総合的に働くことで身体各部を形成・強化し、貧血や老化、肌荒れ、血栓症の防止などに効果を発揮します。

豚肉というと、脂っこくコレステロールが多いなどのイメージをもたれがちです。
しかし、実際にはもも肉と比べた場合、脂身付きのものでも脂質は10.2gで、鶏もも肉(皮付き)の場合は14.0gなので、豚肉のほうがずっと脂肪分が少ないのです。

ビタミンB1はアリシンという物質といっしょに摂取すると、体内への吸収率が高まるという性質をもっています。
アリシンはニンニクやネギ、タマネギ、ニラなどの野菜に多く含まれていますから、料理の際はこれらと組み合わせるのが、豚肉の効用を生かすコツです。

豚肉は牛肉にくらべて、寄生虫がつきやすいので、必ず中まで火をとおしてからたべるようにしましょう。
また、いたむのも早いので、買ってきたらできるだけ早く食べるようにすることも大切です。

豚肉1 

2004年11月11日(木) 10時36分
疲労倦怠や夏ばてイライラ、ストレス解消に効果的
豚肉に含まれる栄養素のなかで注目したいのは、なんと言ってもビタミンB1です。
部位によってちがいはありますが、その含有量は牛肉や鶏肉の5〜10倍近く。
食品全体のなかでもトップクラスの数字で、豚肉を100g〜150g程度食べれば、一日のビタミンB1の所要量を摂取できる計算になります。
ビタミンB1は、別名「疲労回復のビタミン」ともいわれ、糖質をエネルギーにかえるとき不可欠な栄養素です。
また、中枢神経や末梢神経の正常な働きを保つのにも、重要な役割をはたしています。
これが不足すると、体力気力が低下して慢性的な疲労感や眠気を感じたり、情緒不安定をまねくほか、食欲が落ちたり、手足にしびれが生じることもあります。
最悪の場合、ビタミンB1欠乏症のかっけになってしまいます。
そこで、疲れや倦怠感を強く感じたとき、夏ばてで食欲の落ちたとき、イライラしたり集中力が低下しているときをはじめ、はげしい運動や肉体疲労に従事している人、日ごろからストレスの多い環境にいる人なども、豚肉を積極的に食べるのがおすすめです。
それから、アルコールが分解されるときにも、ビタミンB1が多く必要とされますから、お酒の好きな人も意識的に豚肉を献立に取り入れましょう。
→豚肉2へつづく

牛肉 

2004年11月11日(木) 10時04分
体を温めて冷え性を治すとともに、貧血・疲労回復・虚弱体質の解決にも効果バツグン
牛肉に含まれる主な栄養素は、たんぱく質と脂質を筆頭に、鉄や亜鉛をはじめとするミネラルも豊富で、ビタミンBの一種であるナイアシンなども含まれています。
牛肉のたんぱく質は、アミノ酸の組成が人の筋肉に近く、非常に消化吸収のよいことが特徴。
さらに、殻物には少ない必須アミノ酸のリジンを豊富にふくんでいるので、良質のたんぱく質の摂取源になります。
たんぱく質は、筋肉や皮膚、骨、血液をはじめからだの各部を形づくると同時に、ホルモンや免疫あど、健康を維持するためのさまざまな物質をつくるのにも重要な役割をはたしている栄養素です。
そのため、子供の健康な成長にはもちろん、体の維持、病後の衰弱や気力低下の回復にもかかせません。
ビタミンCやカルシウムなどの栄養素といっしょに摂取することで、ストレスへの抵抗力を高めるのにも役立ちます。

たんぱく質と並んで、牛肉に含まれる重要な栄養素が鉄です。
鉄は赤血球の形成や疲労の回復に不可欠ですが、各種の栄養素のなかでも消化吸収が悪いのが難点。
しかし、牛肉に含まれる鉄はヘム鉄と呼ばれるタイプで、その吸収率は植物性の食品に含まれる非ヘム鉄にくらべて数倍もよくなります。
ビタミンCを多く含む緑黄色野菜といっしょに食べれば、さらに吸収率が高まりますから、鉄欠乏性貧血や疲労倦怠ぎみの人は、両者の組み合わせを積極的に料理へ取り入れるといいでしょう。
鉄と同じく牛肉に多く含まれる亜鉛は、成長促進や味覚を正常に保つために重要なミネラルで、不足するとかぜをひきやすくなったり、傷の治りが遅くなるなどの症状がでてきます。
外食がちで加工食品などを多くとる若い人は、とくに亜鉛が不足しがちといわれているから、牛肉で補うのもよい方法です。

漢方的には、動物性たんぱく質は体をあたためる働きが強いので、冷え性の人には大変効果的。
胃腸の冷えからくる消化不良や下痢、食欲不振にも効果を発揮します。

馬肉 

2004年09月26日(日) 4時15分
貧血・冷え性の改善。病後の衰弱や疲労倦怠をいやして血行をよくする効果も
馬肉も牛肉、豚肉などと同様、良質の動物性たんぱく質に富んだ食品ですが、脂肪の量はずっと少なく低エネルギーという特徴があります。
また、鉄の含有量は牛肉よりもさらに豊富で、しかも造血ビタミンB12が多く、貧血や冷え症の人にとっては、まさに絶好の食品。
虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱や食欲不振の改善にも高い効果を発揮します。
血行を促進し、粘膜を丈夫にするナイアシンも比較的多く含んでいますから、動脈硬化や血栓症の人も積極的に料理に取り入れましょう。
肥満気味の人やコレステロール値の高い人に安心してすすめらえるのも、馬肉のよいところです。
馬肉には、グリコーゲンが多く含まれるため、ほのかな甘みがあります。

料理にバターなどを多用しては、せっかくの低脂肪も無意味ですから、脂の使い方に注意しましょう。

羊肉 

2004年09月26日(日) 4時14分
脂肪の蓄積を抑え、生活習慣病の人やダイエット中の人に有効
ところで、羊肉に含まれる栄養素で注目したいのがカルニチン。
カルニチンは脂肪の代謝に深くかかわる物質で、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値を低下させたり、肝臓への脂肪蓄積を抑えるなどの働きがあります。
カルニチンはビタミンB1とも呼ばれていて、人体では筋肉などに分布していて、人体では筋肉などに分布していて、体内でも合成される成分です。
また、羊肉の脂質は飽和脂肪酸のステアリン酸が多く、さめると固まりやすく、やや消化されにくいのが特徴です。

ただ、脂が消化不良を起こしやすいので、食べすぎには注意してください。

鶏肉 

2004年09月26日(日) 4時13分
病後や虚弱体質、口内炎、神経性胃炎、肝疾患をいやす
鶏肉に含まれるおもな栄養素は、たんぱく質と脂質。
また、ビタミンAの一種のレチノールは内臓類にくらべれば少ないものの、ほかの獣肉にくらべて多くふくまれています。
そのほか、ビタミンB群も比較的豊富です。
鶏肉に含まれるたんぱく質は、肉の繊維が細かく柔らかいのが特徴。
そのため、たんぱく質の消化吸収率が高く、昔から効き目の早い滋養食として愛用されてきました。
特に、病人、老人、胃腸の弱い人にはピッタリのタンパク源で、虚弱体質、病後の体力気力の低下、疲労倦怠感などに効果を発揮します。
また、鶏肉は手羽先や骨付きもも肉などの骨の回りの部分に、コラーゲンを非常に多く含んでいるのも特徴です。
コラーゲンは皮膚や髪、つめの形成に不可欠な材料。
それに加えて髪や皮膚、粘膜の健康を保つレチノール、ビタミンB2、ナイアシンといった、いわゆる美容ビタミンも豊富なことから、肌の老化や荒れ、髪のぱさつきを防ぐなど、美容にたいへんよい食品です。
そして、もうひとつ見逃せないのが、鶏肉のたんぱく質には、必須アミノ酸の一種であるメチオニンが多く含まれている点です。
メチオニンには肝臓の機能を活性化する働きがあり、脂肪肝をはじめとした肝疾患の予防や症状改善に効果的。
脂肪分の少ないささみを選べば、脂質やエネルギーが少なく、お酒のすきなひとにもおすすめです。

ところで、肉わお食べるときだれでも気にするのが脂肪の取りすぎですが、鶏肉は獣肉とちがって肉と脂肪が霜降り状になることがなく、脂肪の大半を含んでいる皮をはいでしまあえば、肉自体に脂身はほとんど残りません。
とくに、ささみの部分は、食肉のなかでもナンバー1の高たんぱく低脂肪食品です。
しかも、脂質には不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸が高い割合でふくまれているため、コレステロールの値を気にする必要もさほどありません。
生活習慣病がふえる年代の人には、もってこいの食肉といえるでしょう。
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