アボカド2 

2004年11月11日(木) 1時38分
漢方的には油は、外用として用いると、皮膚の硬化症、関節炎などの症状の緩和にはたらきます。

いいことづくしのアボカドですが、「ワーファリン」という薬を服用している人は、注意してください。
「ワーファリン」は血液の凝固因子の活性化に重用な役割を担うビタミンKの働きを阻害する薬で、血栓をできにくくする作用があります。
しかし、アボカドにビタミンKが含まれているため、この薬の作用を弱めてしまう恐れがあるといわれています。
もっともアボカドのビタミンK含有量は、納豆に比べるとさほど多くはないので、大量摂取しなければ問題はありません。

アボカド1 

2004年11月11日(木) 1時36分
動脈硬化症に効く不飽和脂肪酸がたっぷり、ミネラル・ビタミンもバランスよく含まれていて栄養価の高い果物






















アボカドは「森のバター」とも称されるように、脂肪分が全体の20%近くを占め、100g中では実に牛乳の4倍もの脂肪分、約2倍のエネルギーがあります。しかし、脂肪分のうち80%は不飽和脂肪酸で、オレイン酸が多いのが特徴です。
また、コレステロールを下げる、働きがあることも確認されています。
高カロリー、高ビタミンのくだものなので、食欲不振になりがりな肝臓病の人の食事にもおすすめです。

アボカドに含まれるビタミンは、カロテン、ビタミンB1、B2、C,Eなど9種もあります。
このうちビタミンBやEは、老化の原因となる体内細胞の酸化を防ぎ、若々しい体を保つ効果があります。
ビタミンEやC発がん物質の生成を抑える働きがあり、さらにビタミンEはアボカドの不飽和脂肪酸が体内に吸収されるのを助けます。
アボカドにはミネラルも多く含まれるといわれています。
中でもカリウムは100g中に720mgと、生食するくだものでは群を抜いた含有量を誇っています。
カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、血圧を下げる効果があります。
また、アボカドにはトリプトファン、リジンなどの必須アミノ酸が含まれています。
これらは成長期の子供には欠かせない栄養素で、西アフリカでは育児食として用いられます。
さらに、食物繊維も豊富なので、便秘解消にも効果が期待できます。

外用では、アボカドの皮でヒジ、ひざ、かかとなど、皮膚の硬くなった箇所をこすると、やわらかくスベスベになります。
また、実をすりつぶして少量のオリーブオイルで溶いたものは、顔の小じわ部分などのパックや育毛剤として利用します。これは乾燥肌の人に有効です。
高い栄養価に加え、果肉はもとより、皮や種にいたるまで有効利用できるとあって、アボカドは果物の王様といっても過言ではないでしょう。

モモ 

2004年09月28日(火) 20時12分
甘〜い香りが食欲増進。花や葉にも薬効があり、便秘解消に効果的
桃の主成分は糖質で、ビタミンやミネラル類はさほど多くはありません。しかし果汁たっぷりで香りがよいうえ、リンゴ酸やクエン酸を含むので、夏場の食欲増進や疲労回復に最適です。
また、食物繊維を含むので、便秘解消にも役立ちます。
花にはケンフェロールいう配糖体があり、利尿や便秘に有効です。
葉はタンニンを含むので消炎、止血、殺菌作用があり、入浴剤にするとあせも、湿疹、かぶれが改善されます。

漢方的には、種の中にある核を桃仁(とうにん)と呼び、血行をよくし血を浄化する生薬として、生理不順や更年期障害に用います。
また葉は、皮膚病の外用薬として用います。

リンゴ 

2004年09月26日(日) 4時03分
整腸作用にすぐれていて、高血圧や動脈硬化予防に
リンゴには食物繊維のペクチンが豊富にふくまれています。
ペクチンは水に溶けるとゼリー状にかたまるため、便秘のときは、水分のなくなった便をやわらかくして排便をうながし、下痢のときは、ゼリー状の膜になって腸壁をまもります。
また、乳酸菌などの腸内の善玉菌を増殖させます。
乳酸菌は悪玉菌を殺すほか、腸の蠕動運動をうながすので、下痢や便秘を治し、発ガン物質の発生も抑えます。

ペクチンはコレステロール値の上昇を抑え、動脈硬化の予防にも役立ちます。
リンゴにはカリウムも多く、余分なナトリウムを排出するので、高血圧症の改善に効きます。高血圧症の人が多い東北地方で、リンゴ生産地だけは例外となっていることからも、実証されています。
リンゴの真っ赤な皮に含まれる色素はアントシアニンで、フラボノイドの一種です。
生活習慣病や老化のもとといわれる活性酸素に対する抗酸化作用があります。

食後の血糖値の上昇にかかる時間をはかったグリセミック指数では、リンゴは豆とならんで最低に位置します。
つまり、リンゴは食べても血糖値が上昇せず、ゆっくりと高くなり長時間持続するのです。この働きにより、インスリンがセーブされながら放出されるので、糖尿病に有効です。
また、安定した血糖値が長時間続くので空腹感を覚えず、リンゴ自体も噛みごたえがあるのでダイエットに最適です。
よくかむことで歯に詰まったカスが取り除け、虫歯の予防にもつながります。
リンゴの糖分は果糖とブドウ糖が主で、エネルギーに変換されやすく、また、乳酸の生成を抑えるクエン酸やリンゴ酸、酒石酸などの有機酸を0.5%も含んでいるので、疲労回復に効果があります。

漢方的には整腸作用以外に、体内の水分の流れをよくしてかわきをいやし、熱をとって胸のあたりの不快感を改善する働きがあるとされています。
このほか、肺を潤して咳を止める、酒の酔いをさますなどの効用がしられています。西洋の民間療法では、花と葉は眼病、芽は頭痛や消化不良、木の皮は強壮にきくとして用いられます。

メロン 

2004年09月26日(日) 4時02分
糖質が高く消化がよい脳卒中予防の効果
メロンの主成分は糖質で、吸収されやすいブドウ糖、果糖が多く、エネルギー補給に役立ちます。
カリウムとカロテンも多く、とくに露地ものの赤肉腫メロンでは100gあたりのカロテン含有量は3600マイクログラムと、果物の中では屈指です。
カロテンは免疫力を高めるので、かぜやがん予防に期待ができます。一方、食物繊維が少ないので、胃に負担をかけずに栄養補給ができます。
メロンにはアデニシンという成分が含まれ、血液の凝固を阻止し、動脈硬化や脳卒中のリスクが減ると考えられています。
アレルギーのある人は注意してください。口の中に含んだときにチクチクしたり、違和感がある場合は、アレルギー反応の前触れです。なお、メロンは冷やすと甘みが増しますが、冷やしすぎは胃に負担をかけるので、胃腸の弱い人は避けましょう。

マンゴー 

2004年09月26日(日) 4時01分
豊富なビタミンCとカロチンでがん予防
マンゴーはビタミンCを100gあたり20mg含み、一個で一日の所要量の半分近くがとれます。
一方、熟すにつれて色が濃くなってきますが、これにともなってカロテンの量が増大します。含有量は100gあたりに610マイクログラムと多く、柿をしのぐほどです。
カロテンは免疫機能の維持や抗酸化作用に働きます。
この働きにより、かぜ、肺がんなどの予防が期待できます。
また、黄色の色素にはフラボノイドの一種であるエリオシトリンが含まれており、脂質の過酸化を抑える働きをもっています。
そのため、がんや老化の防止、糖尿病予防の効果も期待されます。
体の直接的なエネルギー源となる糖質もブドウを上回り、ビタミンCの働きと合わせて疲労回復やかぜの予防に役立ちます。
なお、マンゴーはウルシ科のため、かぶれやすい人は注意しましょう。
とくに、未熟な実ほどかぶれやすくなります。

ブルーベリー(ベリー類) 

2004年09月26日(日) 4時00分
眼精疲労、胃潰瘍などにもいい
キイチゴの仲間は、ビタミンCが比較的多いほかは、カロテン・B群、ナイアシンなども含みますが、さほど多くはありません。むしろカリウムが多く、高血圧予防に役立ちます。

クランベリーは北米原産で、アメリカでは感謝祭の七面鳥料理につきものです。
クランベリーが前立腺炎や尿路感染を予防・改善することはアメリカで衆知ですが、それはクランベリーに尿のpHを下げ、細菌の付着や増殖を抑えるキナ酸と、細菌が結合してバリアをつくるのを防ぐプロアントシアニジンというタンニンの一種が含まれるためです。
キナ酸とプロアントシアニジンの働きにより、歯垢の形成を防いで歯周病や歯肉炎を防ぎますし、カルシウム沈着により起こる腎臓結石を溶かす効果もあると考えられています。
さらに、クランベリーには、抗酸化作用のあるポリフェノール類が多く含まれ、心臓病やがん予防も期待されています。

目を酷使するOA機器の普及により、眼精疲労や視力低下に悩む人が多くなっていあmす。
そんな現代にピッタリの果物がブルーベリーで、ヨーロッパでは25年以上も前から眼精疲労、夜間の視力低下、胃潰瘍の医薬品として使われてきました。
ブルーベリーの青紫色にはアントシアニンという色素成分があり、これが網膜にあるロドプシンという物質の再合成を活性化させます。
ロドプシンは光の作用により瞬時に分解と再合成を繰り返し、それが脳に伝わって視覚となるのです。
また、ブルーベリーは下痢止めとしても知られています。
ブルーベリーに含まれるアントシアノサイドという物質が、大腸菌や感染症の細菌、ウイルスを殺すためです。
この物質は、血管壁にコレステロールが沈着するのを抑制し、動脈硬化を予防するとも考えられています。
生のブルーベリーも細菌はみかけますが、目の不調を改善するなら乾燥品が効率的です。目をよくする目的でのアントシアニン摂取量は一日120〜250mgといわれますが、生だと90〜180mg、乾燥品はその4分の1で済みます。
アンントシアニンは熱に強いので、乾燥しても失われる率が少なく、また、野生種には栽培種の5倍〜10倍ものアントシアニンが含まれているといわれます。

ぶどう 

2004年09月26日(日) 3時59分
エネルギー補給、疲労回復に効果的
ブドウは糖質が多く、ブドウ糖と果糖がそれぞれ半分をしめています。
糖質はブドウ糖にかわって、はじめてエネルギーとして活用されます。果糖もブドウ糖に分解されやすく、しかも甘みがもっとも強い糖です。
くだもののなかで、100gあたりのブドウ糖と果糖の含有量が一番多いのがブドウです。
このことから、ブドウが即効性のある、すぐれたエネルギー源となり、疲労回復に抜群の効果をもたらすわけです。
ブドウには酒石酸などの有機酸もふくまれています。
有機酸がコレステロール値を下げることは知られていますが、酒石酸は結腸にまで達し、腸内を弱酸性にするので、結腸がんを防ぐと考えられています。
ブドウの皮や種子には抗酸化物質や血栓ができるのを防ぐポリフェノールが含まれ、脳卒中や心臓病予防に役立ちます。
赤ワインが体にいいのは、このためです。また、レスベラトロールという強い発ガン抑制作用のある物質がふくまれており、とくにデラウェア種に多いとのことです。
渋みのもとのタンニンにはウイルスを殺す作用があると考えられています。
種から絞った油にはリノール酸とオレイン酸が含まれ、血中の悪玉コレステロールを減らして動脈硬化を防ぎます。

漢方的にはブドウは気力を補い、血行をよくし、尿の出をよくするくだもので、肝機能、腎機能を高め、むくみを解消するとされています。
また根やツルは、筋肉の痛みや吐き気をなおすのに用いられています。

びわ 

2004年09月26日(日) 3時55分
実は咳止め、葉は炎症を抑える効果があるので皮膚疾患にも効果的
ビワはカロテンが豊富で、その含有量は緑のピーマンを上回り、くだもののなかではベスト3に入ります。
粘膜や皮膚を強化し、かぜのせきやのどの痛みのやわらぐ高価があります。
このほかビタミンB群、C、カリウム、リンゴ酸、クエン酸などを含み、すぐれた栄養食品です。このため夏かぜの症状じゅうわや疲労回復、食欲増進に役立ちます。
葉にはタンニンが含まれ、細菌の繁殖や炎症を抑えるので、外用するとかぶれなどの、皮膚疾患に効きます。
また、レートリルというビタミン様物質が含まれ、咳止めのほか、がん予防にも有効といわれています。

漢方的には果肉には肺をうるおしてせきを止めるほか、胃腸の働きをととのえたり、嘔吐をとめたりする作用があるとされています。
葉にも去痰、鎮咳、利尿、声枯れ、吐き気止めの効用あり、また暑気払いや腸炎予防にも用いられています。
種は肝臓病、むくみ、せきに効くといわれています。

パイナップル 

2004年09月26日(日) 3時53分
たんぱく質分解酵素が消化を助け、食物繊維が便秘を防ぐ整腸効果のあるくだもの
パイナップルには糖質をエネルギーにかえるビタミンB1が比較的多く、疲労物質である乳酸の生成を抑えるクエン酸も含むので、疲労回復に効果があります。食物繊維が豊富で、便秘解消にも役立ちます。
パイナップルの特徴は、たんぱく質分解酵素プロメリンを含有する点です。
プロメリンは消化を助ける作用があり、ガス発生などの改善に効果があります。プロメリンは60度以上の熱で失われてしまうので、缶詰にはこの効果はありません。

パイナップルには免疫力を強化するTNFという生理活性成分を増加させる働きが強いこともわかっており、感染症に効果が期待されます。
パイナップルの果汁は底の部分にかたよっているので、葉の方を下にして一晩おくと甘みが均一になります。
ゼリーにする場合は、一度ゆでてプロメリンを破壊しないとゼリーがかたまりません。

漢方的には発熱や暑気ばらいで口がかわくとき、消化不良、腎炎、気管支炎に効果があるといわれています。