チョウセンアサガオ

July 12 [Tue], 2011, 14:48
私が昨年まで住んでいたアパートの駐車場には、毎年夏になると白いチョウセンアサガオが咲いていました。花壇に植えてあるというわけではなく、アスファルトの隙間から自然(?)に生えてきている感じでした。寒い時期には葉も茎もないのに、あたたかい季節になるとあっという間に腰の高さほどになるのをみると、旺盛な生命力を感じたものでした。
 それまで私はチョウセンアサガオのことをあまり意識したことがなく、“確かに朝顔に似た花だな”というくらいの認識しかありませんでした。そのため、テレビでチョウセンアサガオが有毒な植物であると紹介しているのを見て大変驚きました。それによると意識障害や麻酔の作用があり、葉や根、つぼみや種子さえもこうした作用があるようです。
エンゼルストランペットという別名からはちょっと想像できません。
 チョウセンアサガオには確かに観賞価値があると思います。花色も淡くて可愛らしく、葉の旺盛な勢いも悪くないと思います。冒頭で述べたように、丈夫なところも育てやすくてよいと思います。
 しかし、その毒性についてはもっとアピールされるべきだと思います。チョウセンアサガオは、葉はモロヘイヤに、根はゴボウに、つぼみはシシトウに、種子はゴマに似ているようで、それらとの誤認による中毒が近年でも実際に起きているからです。家庭菜園がブームである昨今では、危険性は増加しているといえます。
 毒物は少量であれば薬にもなるということは、このチョウセンアサガオにも当てはまり、麻酔薬として使われていたこともあるようです。
しかし、身近な植物における薬効や毒性に関して世代間の伝承が行われにくい現代では、その危険性のあるものについてはもっと一般に対する周知が必要だと思います。
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