名称
February 10 [Sun], 2008, 13:58
ケチュア語で、「タワンティン」とは、「4」を意味し、「スウユ」とは、州、地方、場合によっては国を表す。訳すと「四つの邦」という意味である。「四つの邦(スウユ)」とは、クスコの北方の旧チムー王国領やエクアドルを含む北海岸地方のチンチャ・スウユ、クスコの南側からチチカカ湖周辺、ボリビア、チリ、アルゼンチンの一部を含むコヤ・スウユ、クスコの東側のアマゾン川へ向かって降るアンデス山脈東側斜面のアンティ・スウユ、クスコの西側へ広がる太平洋岸までの地域のクンティ・スウユの4つを指す。4つの地方へは、全てクスコから伸びる街道があり、インカの宇宙観に基づいて4つの区分を象徴するようクスコ自体も建設されていた。
なお、インカとはケチュア語で王(ないし皇帝)を意味する言葉だった。スペイン人はこの言葉をケチュア族をさす言葉として使い、しだいに国をさす言葉として使われるようになった。

