私の人生をつづった本があるならば
私はこの場所であなたと過ごしたあの日々のページを破って
しわくちゃになるまで読み返し
ずっとずっと胸にしまっておきます
あなたと過ごした時間を
確かな形で残せるならば
今ではもう幻のようなあなたの存在を
神様がくれた幸せな夢のひと時だったのかと
思わなくても済むのに
あなたと過ごした時間は私の人生の中で最も輝いていて
淡く儚く切なく哀しい幸せな日々でした
いつまでも変わらないあなたと
少し変わった私
あの頃のままのあなたとあの頃の私で
もう一度この道を歩きたい
見えますか?
あの日の帰り道のように
あの山に沈む夕日が
私たちが過ごしたこの街が
あなたの場所から、まだ見えますか?
もう一度、手を振って私に駆け寄ってくるあなたの笑顔が見たい
思えばいつも私はあなたを掴めなかった
いつだって私の手の隙間をすり抜けて
どこかに行ってしまうのですね
風のように
私は、あなたと一緒のものを感じたかった
だけどあなたは私には遠くて
だけどあの瞬間
この夕日を見たときは
二人、同じ気持ちだったと信じれる
あぁ、あの瞬間の時間たちを
しっかりと指ではさんで離さなければ良かった
もう一度
強く儚いあなたの存在を
次こそは
その手を掴みたい
そしたらきっと
優しく握り返してくださいね
あなたは耳まで真っ赤になって照れるかな
いつまでもいつまでも憧れと尊敬が消えることはない
そして、愛しています
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