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暗記というと、普通の人は苦手で、
機械的に覚えることには、抵抗があります。
しかし、工夫すれば暗記が楽しくなることもあります。
ある人が、高校・大学とラテン語を学びましたが、
ラテン語の理解力のなさに、いつも、いらだっていました。
いろんな学習法を試してみましたが、
数週間後には、時間がないと理由をつけてあきらめていました。
あるとき、ヒンズー・メソッドを使い、長いテキストを暗誦することで、
ラテン語の力を上げようと思いつきました。
朝起きたら、テキストの一行を読み覚えます。
そして、その日、電車を待つ間、満員電車の中、
トイレの中など僅かな時間でも、暇があれば、
その行を繰り返します。
また、ベッドに入ってから眠るまでの時間を、
テキスト全体の復唱にあてて、テキストを覚えていきました。
この方法により、数ヶ月で数百行のラテン語テキストを暗誦できました。
かれは、この方法で、毎週、暗誦できるテキストが増えることを喜び、
数百行のラテン語テキストが暗誦できることに喜びに感じてしまい、
ラテン語を使いこなせるようになるかは、
どうでもよいことになりました。
職を得るためとか、いい成績をとるために学習するのではなく、
ラテン語学習自体が目的となってしまったのです。
学習自体が目的なので、学習への強い意欲が持続し、
困難に絶える力が湧き出てきます。
アインシュタインは、晩年、1日中椅子に座って窓の外を眺め、
研究に没頭していましたが、
このような、宇宙の物理的根源を知ろうとしたアインシュタインの
知識欲・研究欲なども、おそらく、同じだと考えられています。
私自身、ヒンズー・メソッドで、英語のテキスト数十ページ
("The Greatest Sales Man in the World"の中の巻物10巻)を、
お風呂で暗誦してしていますが、
暗誦自体が楽しいものになります。
学ぶこと、知ること自体が、楽しければ、
学習は、自ら推進力となり、永久的に持続し、
止まることはありません。
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