夢療法
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夢療法というと、まず思い出されるのは、精神分析に科学的手法を取り入れて、
潜在意識が存在することを明らかにしたフロイトです。
フロイトには、夢判断という書籍があり、夢を分析していますが、
性に偏りすぎているとの批判もあり、
ユングなどは、たもとを分かちました。
その後ユングは、シンクロニシティとか、集団的無意識などの
考えを明らかにしています。
夢については、古くから世界各地に、夢占いや神からのお告げとして、
考えられてきていて、伝説やエピソードとして、多くの話が残されています。
古代ギリシャでも、夢を使って治療していたそうです。
トルコの西の端にあるベルガマという街に、アスクレピオン遺跡が残っていますが、
紀元前6世紀から3世紀ぐらいまで、夢を使って治療していたとの記録が、
19世紀後半に発見されました。
この療法は、ギリシャのエピダウロスに起こり、広く伝わったそうです。
3世紀に滅びたのは、ローマによるキリスト教のよる異教弾圧が原因だったそうです。
アスピレオンは、蛇が巻きつく杖をもつギリシャ神話に出てくる名医で、
医神として医学の象徴として扱われています。
賢者のケンローンに医術を学び、その力量が死者を蘇らせるくらいであったため、
人が不死になることを恐れたゼウスにより、
雷で殺されたという神話になっています。
この夢療法は、治療を求めたきた人が体を清めて、神殿で眠ります。
このときに見た夢に、アスクレピオスか、少年、蛇、犬、雄鳥などの使いが現れて治ったり、
その時の夢を神官が解釈して意味を伝えていて治していたりしたそうです。
エピダウロス以外にも、広く分宮が作られ、多くの人が訪れていました。
夢には、潜在意識を通して、体の不具合にも影響を与えることができるようです。
ガンにかかった人が、イメージでがん細胞が消えて行くイメージを、
描き続けるとガンが消えたということもあります。
右脳が描く、夢やイメージには、まだ科学では解明できない不思議な力があるようです。
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