アートの道は苦労がともなう

August 26 [Tue], 2008, 23:00
今僕が個展をやってる吉祥寺のアムリタ食堂は
家から自転車で10分くらいのところにある。
こないだ、一番目立つところに大きな絵を飾りたいと言われたから
一昨日ブログに載せたやつを持ってった
雨。ビニールで完璧に保護して自転車に乗る。
絵の大きさは新聞紙を広げたくらい。重い。
それを右手に抱え、ハンドルも握る。左手には傘。空は雨。
途中、半分くらい行ったところで、部屋の鍵を閉めたか心配になった。
こんなに荷物を抱えて、閉めたはずがない。
心の中で緊急国会が開かれて多数決。僅差で戻ることになった。
鍵はかかっていた。もう一度、アムリタに向かう。
すると、ほとんど同じところで、今度は自転車のチェーンがはずれる。
雨の中、少し直してみる。手がドロドロになるだけで、直らない。
約束の時間がせまる。また、家に戻る。
チェーンがはずれてるから、地面を蹴って戻る。
こんなのオリンピック競技にありそうだな。ないか。
戻って、昨日うちに来てた人のチャリを借りる。
ついでに、服がビショビショなので着替える。
今度は雨使用。ビーンブーツ。また出かける。
また同じところで鍵を閉めたか気になる。
心の国会再召集。今度は野党が押し切って強行突破。
アムリタついた。
ビショビショの僕にスタッフは暖かいタオルを出してくれた。
パッタイおいしい。絵も無事だった。
絵のタイトルは前回ブログにかいたやつと変えました。
「ご機嫌ななめなもうひとりの自分をどうコントロールすれば
いいのかと試行錯誤をくりかえす青年」
というわけで、無事に絵もアムリタに収まりました。
僕はインスピレーションで描くので、制作には1時間足らず。
それよりも搬入するのにその何倍の苦労を要しました(笑)
部屋の鍵も閉まってて、心の野党の党首は会見をひらいた
「ほらな、だいたい部屋に取られて困るものあるのかよ?」
ないです。図書館から借りてきた本が盗まれたら
何か面倒くさそうだなと思って。
(写真はアムリタに飾った絵とパッタイ)
  • URL:http://yaplog.jp/kinshio/archive/31
プロフィール
  • ニックネーム:キン・シオタニ
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基本イラストレーター。学生時代は貧乏旅行にあけくれる。YMOの作詞で知られる詩人、クリス・モズデルに師事。95年に発表された「長い題名シリーズ」ポストカードで注目され、以降多くのメディアにイラストや文章を提供。教科書の表紙、書店のブックカバー、映画「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の劇中イラストなども手がけ、片桐仁(ラーメンズ)主演の「根津サンセットカフェ」(TBS)ではイラストの他、脚本でも参加。また新作落語を書いたり、Kenken(RIZE)のソロアルバムで作詞をしたりと、表現のジャンルを問わない。多くのフォロワーを生んだ井の頭公園での路上販売は現在も続行中。最近はドローイングシアターという独特のパフォーマンスを国内外で行っている。
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