プラトニック・エロスを求めて迷想する「きのこ御殿」

プロフィール
  • ニックネーム:きのこ
読者になる
最新コメント
きのこ
犬と串『宇宙Remix』にエール!! (2012年05月29日)
あゆみ
犬と串『宇宙Remix』にエール!! (2012年05月27日)
きのこ
輝く脇役たち 『平清盛』第20回 (2012年05月26日)
きのこ
輝く脇役たち 『平清盛』第20回 (2012年05月26日)
きのこ
輝く脇役たち 『平清盛』第20回 (2012年05月26日)
きのこ
輝く脇役たち 『平清盛』第20回 (2012年05月26日)
きのこ
夢にまで見た・・・・ (2012年05月26日)
バナー(持ち帰りOK!)
陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜
陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜
2011年01月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
«映画関連 | Main | きのこのつぶやき»
「屈折した大人の関係」って・・・ / 2011年01月22日(土)
21日、夜中に今日の新聞を読んでいると、疲労回復にもってこいな記事が。

・・・・例によって三谷さんの「ありふれた生活」なんですけど。

先週も、三谷さん脚本の舞台『ろくでなし啄木』について触れてくださってましたが、今週はさらに、です。
この舞台、23日で終わってしまうし、忙しくてチケットも取れず見ることができなかったんですが、役者的にもストーリー的にもとても興味がありました。
大作系より、藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵でのじっくりと三人舞台、というのが面白そうだったし。

なにしろ、『新選組!』のヤングトリオ(当時はまさに)ですから、桜の散る中八木家での総司とおひでの別れのシーン、平助と総司の別れる前の晩のシーンなどを思い出すと今も胸がキュンとします。

いつまでもそれかよ・・・役者は成長してるのに・・・とも思われるでしょうが、その思いを「いつまでも」しっかり共有してくださっている三谷さんが嬉しい。

タイトルがまず「仲良し竜也と勘太郎」で、和田誠さんのイラストも貫太郎さんに藤原君が後ろから抱きついているというもの。
戸惑う江戸っ子風の勘太郎さんと、無邪気にニコニコしている竜也さん(啄木)という図。
「これは舞台の一場面です(念のため)」と手書きで断り書きもあり。

ええい!抜書きだらけにしちゃえ。

>藤原竜也と中村勘太郎。これからの演劇界を背負って経つに違いない若手俳優2人。彼らは本当に仲がいい。
>「新選組!」で共演したのが知り合ったきっかけ。ということはボクが縁結びの神様だったわけで、それはちょっとした自慢である。

>役者同士でここまで仲良しのケースを、僕は他に知らない。同じ「新選組!」が結びつけたコンビに香取慎吾+山本耕史がいるが、あちらはちょっと屈折した大人の関係であり(どう屈折しているかは長くなるのでここでは省略)、それに比べると竜也+勘太郎チームは、清々しいほどに天真爛漫で、屈託がない。


・・・・・・・・・・。

「屈折した大人の関係」は、まあはにかみ屋だったりツンデレだったりする彼らのあの様子から来るものでしょうけれど・・・。
この言葉の裏に込められた「膨大な物語」を、どうしても思い出しかかりますよね・・・・。
長くなっても是非いつか語って欲しい・・・。
(まあ、ほとんど知ってはいるけれど、何度聞いても嬉しくなる話題なので・・・)

もちろん屈折云々に対して、ヤングカップルの「清々しいほど天真爛漫」は藤原君のキャラによるところが大きいのかな?と思いました。
「身をくねらせて爆笑している」のも、カーテンコールのあと「まるで深夜の教室に忍び込み、守衛さんに見つかって逃げ出した小学生のように」高揚感に満ちていたり、「二十代後半の大人とはとても思えない」そう。

藤原君、「ボクらの時代」で高橋大輔君と3人でトークしたときも、一人勘太郎さんの袖を引っ張って「ねえねえねえ」って感じだったですよね。聞けば聞くほどやんちゃで子供っぽい。
小栗君と共演した「ムサシ」(感想は演技篇http://yaplog.jp/kinoko2006kun/archive/641と内容篇http://yaplog.jp/kinoko2006kun/archive/642あり)でも、2人で吉田鋼太郎さんにかなりイタズラしたり、やんちゃ坊主っぷりが漏れ聞こえてきました。

しかし、永遠の小学生並みいたずらっ子ではなく、「演技への取り組み」はすごいらしい。
二人の演技について、対照的だと言ってます。

>(意外に?)竜也さんは舞台上でアドリブは一切ない。
>稽古で作った感情をどれだけきちんと再現するか、それをどう進化させていくか。彼はそれをとことんまで突き詰める。
>本番前、そして本番中の彼の集中力は半端ではない。
>舞台袖で出番を待っている達也さんに世間話をしに近寄ったら「三谷さん、すみませんが、今は話しかけないでください」とぴしゃりと叱られてしまった。


(ここはむしろ、三谷さんの様子を想像して微笑んでしまいます・・・。こういうことして叱られるのが好きな三谷さんは、それこそ小学生魂がたっぷり残ってますよね)


続きを読む…  
Posted at 08:13 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(10)
総裁×副長対談に甘く痛む心 / 2010年02月25日(木)
昨日の女子フィギュアSP、真央ちゃんとキム・ヨナの戦いはすごかったですね!
真央ちゃんが完璧な三回転半を決め、かつてのような明るい表情で生き生きと滑りきったと聞いたとき、もうこれで大丈夫!と思ったものです。しかし続くキム・ヨナの演技があれほどの完成度とは・・・!

速報テキストで見ていたので、二位は仕方がないけど五点近くも差をつける審査はちょっとひどいじゃないか、と思っていたのですが、夜映像で見ると、もうどちらも頑張れ!と心から思えるようになりました。
他の選手達からは二人だけ抜きん出ているようで、本当に美しい妖精のようでした。名勝負ですね。フリーがとても楽しみです。
客席で、3人並んでニコニコ見ている男子フィギュアトリオが、なんだかとっても可愛かった。

【榎本総裁とツーショット】

毎日のようにいろんなコトがあって、書き留めるだけで精一杯なのですが、昨日はもちろんTVナビでの榎本総裁との「ちょっと休憩」。
JAMが終わるというけれど、これだけは続いて欲しいんですよね。とてもいい内容だし。今回は待ちに待った愛之助さんの登場です。

>山本歳三ファン必読の対談をお届けします。

って、ちゃんと目線が今もこっちに向かってくださってるのがありがたや。

片岡愛之助さん、ますますお顔がエロく(失礼!)なっておりませんこと???
この目尻の陰影はシャドウじゃないのかなぁ・・・。写真だけでもフェロモン横溢で、映像でカメラ目線でも決められたらバッタンと行っちゃいそう・・・。

『組!!』の時のお話、今でもピッタリで嬉しかったです。

山本「4ページと言えば・・・」
だけで二人、通じちゃう。(というか、こちらもすぐピンと来る)。
愛之助「ワイン飲みながら、サンドイッチ食べながらしゃべってた」

あの、歳三にワインを勧める榎本総裁、たまらなかったですね。
思い出しても、あの一夜(と言おう)は特別な夜だったようで、考え始めただけで心が乱れます。

【染模様観たい】

三月の日生劇場で『染模様恩愛御書』をやるというのはチラシ等で知っていたのですが、これって首都圏初のお目見えなんですね。

>市川染五郎さん演じる武士が私が演じる前髪の少年に恋しちゃう

そうそう、これ、『組!!』の後で最初に聞いた愛之助情報でもありました。
すごく見たかったんですが諸事到底許さず。
今回は手が届きそうなので俄然、行きたくてたまらなくなりましたが(年のせいでこらえ性がない)チケットこれからだと無理かなぁ・・・。

山本「面白い!歌舞伎でボーイズラブっていうのが新しい感じ」

と仰る耕史君(というより、やっぱり山本土方)は、私(素養はあったとはいえ)をそっち方向に落とした張本人なので、どれだけこの感覚をわかってらっしゃるのか(全てお見通しなのか、なんとなくコトバを知ってるだけなのか)、ちょっと気になります・・・。

・・・にしても、『染模様』に取り組み始めてから演じた榎本さんだとすれば、愛される(籠絡される)側の立場も十分わかった上で愛する(誘惑する)側を演じたわけで・・・並みならぬ臨場感はそれもあったのかも。

続きを読む…  
Posted at 08:15 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(11)
さらに堺さん3トピック / 2010年02月08日(月)

堺雅人さんの快進撃が続いてます。

【スマステに登場】

土日はいろいろと忙しく、『スマステーション』をさっき(朝暗いうち)見たんですよ。
局長と総長の久々のご対面ですから期待していましたが、若干組!話もありましたね。
アウトレットモールの特集に堺さん・・・は、しっくりしないんでなにかなぁと思ってたんですが、満面の笑みで登場。
香取君、今日の髪型は始めて見ました。

仙台でアウトレットモールに行ったという堺さん、最近2つくらい出来たらしいんですが、どっちに行ったのかな?

月イチゴローを眺めながら、右下でアホ面(ゴメン)したり、手放しで笑顔を見せてる堺さんの可愛いこと!口をポカンと開けたり、うんうんとうなずいたり・・・。
また、盛んに二人で顔を見合わせてなんかしゃべってるので、そっちの音声を拾って欲しいです。

横道ですが私はアウトレットモールにあまり親近感を覚えません・・・。地元の産業構造を一変させ、昔からのマチナカの商業地をシャッター街にしてしまうから。ブランドファッションを安く買っても、それを着て歩きたい街が寂れちゃうぞ。まあ、行けば楽しいのはわかりますが・・・将来巨大な廃墟にならないことを祈ります。
ヴィーナスアウトレットは12月に行きましたが(ヘドウィグのとき)、お台場が仙台市郊外になってしまったようなめまい感を覚えました。

「あまりの物欲にちょっとめまいが」という堺さんの感覚に共感です。

香取君との話で、堺さん、運転するんだと言うことが判明。てっきり彼女の運転でナビに座るタイプかと勝手に想像していたのでごめんなさい!!
でも外車とかじゃなく、ついカローラなんかを思い浮かべちゃったのは映画のせい?

堺さんへのメールがやっぱりたくさん。
質問「怒ったりすることってあるんですか」
堺「役によって影響されるかもしれませんね」
香取「新選組のときは、山南さんとしてピリッとしてました」

香取「普段カチンと来ることはあるんですか」
堺「あとでさっきひどいことを言われたのではとカチンと来ることはある。」

質問「落ち込んだ時の浮上法は」
堺「携帯電話の電源を切って寝る」

堺さん、たっぷり寝るタイプですね。7〜8時間寝る。6時間じゃもう苦しい。あの忙しさで、それだけの時間が取れること自体がすごいです!香取君は今でも1時間とかあるんだって。

アウトレット情報より、画面の下に出るメール群の方が気になってました。
堺さん、凄い人気ですよね。
いまでもテレビに出ると「山南さん!」と言ってしまうとか。「ゴールデンスランバー」何度観ても新しい発見があるとか。
私も、原点はどうしても山南さんです。微笑みの裏側で、ちょっとブラックだったり壊れてたりする堺さんも好き。

『ゴールデンスランバー』は、香取君絶賛。「逃亡劇だけど癒された」
うんうん、よくわかります。

自分ではああだこうだ書いてしまいましたが、私もこの映画の好評はとても嬉しいです。想像以上にすごい誉め方をしている専門家の意見をいくつか目にしました。
不満を覚えるのはどうやら既読組のみ?


続きを読む…  
Posted at 05:26 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(6)
ポッドキャストで追憶に浸る / 2010年01月31日(日)
「彼岸島 バンパイア・マスター雅篇」という本が、1月27日に発売されたそうなのだけれど、どこに行っても見つけられません・・・。書店の人に思い切って検索してもらっても、たまたまなのか入荷してない。
内容は知りませんが、なにしろ耕史君が表紙なので・・・ネットで取り寄せることにしました。


情報頂きましてありがとうございます!

Suntory Saturday Waiting Bar“AVANTI”」
「幕末、新撰組などのお話」
http://www.tfm.co.jp/podcasts/avanti/

ポッドキャスティング配信、聴くことができました。
「蔵出しトーク」ということで、いつ頃のトークなのかはわからなかったんですが(私には)、続編も終わって数年たったのかな・・・?という雰囲気ですね。

さほど、目新しいような話はなかったんですが、改めて『新選組!』の時代は、耕史君にとって特別な流れの時間だったんだなぁ・・・・と痛感します。

「役を生きた」というような言い方は、結構あちこちで使われる常套句になってしまいましたが、土方歳三×山本耕史の場合は特別でした。

>僕は役を引っ張っていた(引きずってた)方で、(収録後も)どっちが自分なのかわからなくなっていた。
>家に帰ってからも、組の立て直しを考えていた。
>(隊のために)香取君を口説き倒そうとか・・・・。


山南さん切腹の回の前も、よく聞く話ではありますが、堺さんとはほとんど仲良くしゃべれなかった・・・ということでしたよね。
山南さん脱走の前に、八木家の蔵の前(土方さんが拷問部屋にしていたところ)で山南さんと土方さんが偶然行き会ってしまう場面があり、黙って通り過ぎる二人の視線、空気感がものすごかったです。
NHKの食堂のあたりで行き会っても、そんな感じだったのかも・・・・。

切腹の前の至高のアイコンタクト、「悔やむことはない、君は正しかった」に、何も答えず襖を締めて・・・。切腹。号泣の夜。

うううう、もってかれちゃいそうになる。

あとやっぱり切ないのは、『組!』と『組!!』の間の一年のブランクについて。

続編は本編よりずっと辛かったそう。
久々に洋装になってNHKのスタジオに行った時、大河はもう『組!』の次の次のを撮影している。(功名が辻)

>なんだか自分ひとり時代遅れのようで怖かった。
>(なんとなく)みんながいると思ってクランクインしたら、誰もいなかった。


(そういったら島田さんや尾関さんに悪いかもしれないけれど、それが正直な気持ちだというのは非常によくわかります)

>(セリフは)一言一言が悲しすぎて、芝居じゃなかったですね。

「土方さんは五稜郭で早く死にたいと思っていて、それも全くそのままだったんですね」とも言われてました。

いや、正確にはドラマでは「生きるために戦うんだ」と否定しているわけだけれど、前向きに最後まで戦ってカッちゃんのそばに行きたかったんでしょう。
カッちゃんに晴れて再会するためには、「死ぬための戦い」ではいけなかったんだと。だから続編の前半には、試衛館回想のシーンですらも近藤さんは気配だけで姿を見せることはなかったんだと、私は思ってます。

ああ、持ってかれそうになるなぁ・・・。

続きを読む…  
Posted at 09:12 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(20)
堺さん鶴瓶さん、素敵なトークありがとう / 2009年07月11日(土)
【堺さんの「A−スタジオ」】

これはこれはこれは・・・・・。
このトークは永久保存版ですよ!!!

いつもはふわっとした堺さんですが、いえもちろん今日もふわっとしてましたが、私を開始後数分で舞い上がらせてくださいました!!!

金曜夜の、鶴瓶さんのトーク番組「A−スタジオ」。
今回のゲストは堺雅人さん。

「めったに出ない人」「今、来てる人」「不思議な役をこなす人」としてのツカミです。
堺さん、「戦々兢々としています」と言いながら、光沢のある黒ジャケット二黒シャツを一番上まで止めて、マイルドながら颯爽と登場。

最初から、ニッコニッコ笑顔の堺さん。
いつものように、とっても機嫌がよくて・・・・知的なのに天然な雰囲気が好き好き。

鶴瓶さん、ブレイク前の堺さんに出会ってたそうです。
ドラマ『ここにいること』で、寝てるだけの古道具屋の亭主役だったそう。堺さんは黒い長髪の青年役で出てます。(見てませんでしたが)

【いきなり『新選組!』】

新選組の話にかかった途端、いきなり山本耕史の名前が!!

鶴瓶「あれ、山本耕史ってええ男でんな」
堺「そうですね。男気のあるまっすぐな人ですね。今でも、彼の仕切りで年に一回集まってます」

新選組!のポスターと、耕史君と鶴瓶さんの写真も公開。

耕史君によると、メールしたら一番に返ってくるのが堺さんだそうで。いけるかいけないかの返事をすぐくれる。
鶴瓶「この男おもろいですよ」。ともう一度誉める。
耕史君に会ったとき、オバサンみたいな人がいたらそれが社長であるお母さん。
鶴瓶「エライ偉い家内工業。スキマ産業で、ええ仕事いっぱいしてる」

堺「山本耕史君は歌って踊れてお芝居もするから、僕からすると才能がありすぎてすごいなと思うんですよ」。

鶴瓶さんによると、耕史君から堺さんを語ると「悪い男」「それ以上近づいたら危ないよっていう目がある」んだそうえす。「そこが好き」やと

堺「山本耕史に言われたくない」、
時々呼び捨てです。

その後の新選組の話が、ツボツボツボ。

堺「山本耕史が香取慎吾を愛するパワー、それに全員がひきつけられた感じがするんですよ。副長が局長を慕う力が、なんていうのかな・・・」

あああああああああああ!!
そう言って下さるんですか!
そこそこ、そこが『新選組!』の秘密なんですよ。三谷脚本、若手実力派の起用だけでは説明できない。

堺「(耕史君)年は下なんですけど、僕と比べ物にならないくらいしっかりしてますよね」
(でも、香取君の前ではメロメロなんですよね)

そしてなんと、去年の忘年会の話!
最後朝の7時頃コンビニの前に座って飲んでたそうです。離れがたくて。
メンバーを鶴瓶さんが聞いてくれたんですが、耕史君と香取君と・・・・あ、ぼかされちゃった。メンバー知りたいよお。

でも少なくとも局長・副長・総長は揃ってたと言うことで・・・。
すごいな新選組!
現代のコンビニの駐車場にしゃがんで缶ビール宴会大集合だよ!!

なにしろ香取君が「まだ飲みたい」と言ったそうで。地元のヤンキーみたいだけど、堺さんによれば、飲んだ空き缶も揃えて並べてたんだそうで。

「側にいるだけで楽しい人間っていますからね。香取君が来れない時もあったけど、あの時は『朝までいるよ』と言う香取慎吾を見て山本耕史が嬉しそうな顔をするんですよね。それを見てるのがちょっと、ジーンとくると言うか」。

激激激萌萌萌・・・・!!!
関係性萌えの組ファンとしても、五年もたってこれほどの材料はなかなか拾えません。

堺「(ドラマで)毎回そういうコミュニケーション築けるわけじゃないですから」。
いつでも誰にでも同じく接しそうな堺さんにとっても、やっぱり『新選組!』は特別な番組だったんですね。
エリート途中下車的な堺さん、秀才ながら自分を発揮できる場がなかった山南さんの役作りに血肉が通ったのも肯けます。
それがあれほど評判を呼び、もう私の中では山南敬助と言えば、堺さんの演じたあのヒトしかいないのです。


【堺さんの青春時代】

『官僚たちの夏』の話。TBSですから、本当はこっちをメインにしそうなところなのに、鶴瓶さんは独特ですね。

そういえば、先週登場したばかりの佐藤浩市さんと堺さんの間にだって、なにか「絆」があるような気がします。『新選組!』、『壬生義士伝』、『スキヤキウエスタンジャンゴ』、と共演も多く、演技者同士お互い相手をどう思っているのか、興味があるんですが・・・。

ドラマの話はあまりなくて、堺さん幼稚園から大学までの人生をじっくり。
なんと、堺さんはちょっと通産官僚を目指していたそうです(えっ?)。


続きを読む…  
Posted at 09:13 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(10)
興奮!「新選組ナイト」 / 2008年12月13日(土)
興奮!「新選組ナイト」

【「!」!「!」!「!」!!!】

こここここここれは・・・・「新選組!ナイト」じゃないですか!!!

BS熱中夜話の「新選組ナイト」第1回、録画しておいてなにげ〜〜に見始めて、いきなり「うちの道場に来ないか?」「考えとく」だったので、びびびびびっくりしました・・・・!!こここここれは(しつこい)2人の始まり・・・・・!!!

音楽もすべて懐かしい懐かしい『新選組!』オンパレード。ジョン健が今どうだからって遠慮したりしないのもよし!
短いながら1時間番組の中では消して少なくない量の新選組関係映像は全て『組!』。

雨の中、山南さんに向かって「修羅の道」の決意を述べる決死の土方さん。山南さんと対立を深める頃の土方さんが一番切なくて色っぽいです。
葛山平八郎に向かって処断を下す鬼になる土方さん。
総司と斎藤さんが縁側に並んで座る映像。「いつごろ死ぬんだ」か?
試衛館時代、講釈する山南さんの側で納豆をしきりにかき回す総司。
総司に額のかわらけを割られた時の、山南さんのあの顔!
池田屋に踏み込むカッちゃんの凛々しい姿。(おなじみ「待たせたな」も!)
囚われの一室で女の子の前でげんこつを口に入れる優しい近藤さん。
そして最後の近藤さんの瞬間「とし・・・」
腹部を打ち抜かれて落馬する寸前の土方さん・・・。

正直言えば、土方さんについては、この前後の瞬間にもっといい表情があるぞとか、もっともっと美しいシーンが山ほどあるのに・・・・と思ったりもしました。
最終回最後の土方さんの顔、敵陣に闇雲に飛び込むようなあの表情は好きじゃないんですよ。(いかなる時でもやけくそで敵陣に突っ込むようなのは土方さんらしくないと思ってたし)

今回改めて鼻血を吹きそうだったのは、司会の田丸さん(お琴さん)との多摩川のシーン。背中からお琴さんの耳に「お琴さんの匂いは、心が落ち着く・・」と囁きかける女殺し歳三の色気と美しさには、やっぱりもう「どうしたらいいんだろう」と思うくらいです。田丸さんが色気で唯一歳三に対抗できたのは、お堂の中で押し倒された時の、あの素足のそり返りくらいでしょう・・・・あれはエロ。。

あとねぇ・・・何度か出してもらった、流山でのカッちゃんとトシの別れのシーン。
近藤さんの白い羽織の姿も潔く男らしく凛々しく、土方さんのまだ真新しいような洋装の、マフラーの色の白さが目に眩しく、この白の効果と、妙にぴっちり決まりすぎている髪形と全て削ぎ落としたような美しい二人の顔・・・一瞬新郎新婦のように初々しく見えてドッキリしました。かっちゃんに抱擁される時のトシの様子がまた・・・・。

【やっぱり「組!」は特別】

何度も何度も見ているのに、それも全体のほんのわずかの断片をちょこっと見ただけなのに、改めてやられてしまいます。

それにしてもこの片より、えこ贔屓は嬉しいですねェ!
土方歳三はこれまで映画やドラマでこんな人が演じてきた・・・・なんて視点は見事に取らない。NHK時代劇の膨大な遺産もなんのその、三谷新選組一色でしたね!

見てると、自分の体温が違うのがよーくわかります。『篤姫』は面白く見ているときでも体温は36・3℃くらい。家定公が出たときで36.9℃くらいですか。『組!』の時は37℃から徐々に39℃くらいまで上がり、時々40℃軽く超えちゃう時もあったくらい(家、もちろん比喩ですが)。
最近は赤箱青箱を見返してはいませんが、この映像群を見ても「こんな時代もあったのね」的な遠い気分にはならない。
時々無性に見返したくなるけれど、軽々しくスポット的に見始める気持ちになれない。しかし誰にも貸したくないほど、一晩でも家から外に出したくない、子供のアルバムと一緒で一生手元においておきたいほど、DVDは宝物です。
山本土方命だったけれど、そこだけつないで飛ばし見するなんてとんでもない。時々スキップすることはないでもないけれど、隊士の出てくるシーンは全てガン見してしまいます。

もちろん、4年経って耕史君や他の方々も変化しました。磐音様の精密な演技はこの時の土方さんの上を行くでしょうし、殺陣に関しては多分比べ物にならない。
それでも、山本土方は私の中で永遠です。


続きを読む…  
Posted at 07:11 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(10)
連載開始『一刀斎夢録』 / 2008年10月02日(木)
かわうそさんにコメント欄で教えて頂きました、『一刀斎夢録』第1回読んできました!
『週刊文春』で今回から連載スタートした浅田次郎の新選組小説です。

なにしろ、謎の隊士、斎藤一(異名多し)が主役らしいのですから、小躍りしちゃいますね。
第1回は本人の描写はなかったので脳内「オダギリ斎藤(ああ大好き・・・)」でいけるかどうかわからないのですが、30代も板についたオダギリジョーの斎藤一見たいなぁ・・・・。
特に飯盛山で土方さんと別れてからの会津戦のオダギリ斎藤が見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい・・・・・(念仏のように)。

と言っても、この一刀斎夢録がどの時代の斎藤さんを扱うのかはわかりません。

今回は、第1回は作者の立ち位置から入る知的クールな出だしでしたね。
子母澤寛の『新選組遺聞』の書かれた時代を振り返り、幕末から60年ほどしか経過していない昭和初期、まだ存命の隊士もいる時に良くこういうフィクションが造れたものだと感心してます。(『壬生義士伝』で思いっきり泣かせてくれた池田七三郎・・・稗田利八の話などが出てハッとしました)
ちなみに今太平洋戦争後60数年だが、この戦争に関して自由にフィクションなど描けば謝罪や発禁などの騒ぎになってもおかしくない。(なるほど〜)
・・・・などというところから入っていく。要するに、フィクションと史実の間に横たわる問題は歴史者を各作家にとって避けられないことでしょう。
そうして、斎藤一が口述し筆記されたという『夢録』の存在の真偽というあたりに入っていくのですが・・・・。

斎藤一と永倉新八の二人の長寿隊士を比べています。端座したまま往生したという斎藤さんの逸話もありました。永倉さんはいろんなところで書き、語り、たくさんの資料を残してくれた。それに比べて斎藤さんはきわめて語り残したことが少ない。

斎藤さんが会津の間者だった(新選組のお目付け役)という説は今では広く知られていますが、まだ真偽はわからない。
浅田さんは、土方さんを幕末の志士の1人と考え、だったら坂本竜馬などのようにその配下に岡田以蔵のような忠実な刺客がいることが自然だともいう。
ん〜、その路線もそそるけれど、そしたら沖田はどういう扱い?近藤さんはまた軽めになるの?でも浅田作品の近藤さんが単純だったためしがないしなぁ。

まだ一人の主要人物も登場していないけれど、謎の斎藤を浅田さんがどう解き明かして料理していくのか、ワクワクドキドキです。

続きを読む…  
Posted at 03:00 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(5)
最近の堺さん(『篤姫』クランクアップと『恋愛新党』) / 2008年09月30日(火)
【『篤姫』クランクアップに堺さん】

今朝のTVを見てたら、『篤姫』クランクアップで、堺雅人さんが花束を持って宮崎あおいさんのところに現れた・・・という話題が出てました。ブラウン管の前に・・・ならぬ液晶の前に駆けつけました。

眉毛を落とした晩年(と言っても49)の天璋院が堺さんの前で大泣き。
「私自身が堺さんを大好きでした」・・・・。
ネットニュースでも出てますね。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2008092802000069.html
女優宮崎あおい(22)主演で今年のドラマトップの平均視聴率をマークしているNHK大河ドラマ「篤姫」が27日、東京・渋谷のNHKのスタジオでクランクアップした。宮崎は感極まって号泣。篤姫の夫の徳川13代将軍家定を熱演した堺雅人(34)がサプライズで登場すると熱い抱擁をし、「私自身が堺さんを大好きでした」と心情を吐露。
 最終カットは、明治16年、49歳の天璋院(宮崎)が、縫い物をしながらうとうとと居眠りをし、やがて頭を垂れて静かな死を迎えるシーン(最終回、12月14日放送)。
 38回までの平均視聴率が24・0%、最高は27・7%(ビデオリサーチ、関東地区)で1997年の「毛利元就」以降最高の数字だ。宮崎は「(高視聴率は)すごい心強かった。現場も盛り上がった。(人気の秘訣は)みなさんが一緒になって泣いたり笑ったりしてくれて、“あこがれの天璋院”になれたからだと思う」と最後はとびきりの笑顔を見せた。


http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200809/27_3/
 宮崎さんは、堺さんの登場で泣き崩れた理由を聞かれると、「堺さんがいたから、徳川の女になることができた。堺さんでなければ、ここまでの“強い意志”は表せなかった」と説明。「1年やってみて、自然に感情が動くようになった。台本に書いていなくても、私自身が好きになるから、どんどんお芝居もうまくなっていくって言うか……、本当に大好きでした」と告白し会場を驚かせていた。
 宮崎さんは、昨年、俳優の高岡蒼甫さん(26)と結婚したばかり。報道陣から夫からはどのようなサポートを受けたかと質問されると、「今日で終わりだと知っていたので『1年間お疲れさま』というメールをもらいました」とうれしそうに答えていた。


このクランクアップ時、二つのお守りを分かち合った幼なじみ、尚五郎瑛太君がどこにいたのかは明らかにされなかったのであった・・・・・。

それにしてもあおいチャン、高岡君というカッコイイ夫がいながら、あんなに優しくて素敵な堺さんに大事な日に駆けつけてもらって、こんな満天下で「大好きでした」と公言できるなんて、ああ羨ましい。『少年メリケンサック』で佐藤浩市、宮藤官九郎、三宅弘城らナイスなオッサンバンドと共演できるのもああ羨ましい。

【この頃の『篤姫』に関してちょっとだけ】

『篤姫』ブームは家定公の薨去とともに私の中でいったん終わっているんですが、サラサラと毎週見てます。

大河ドラマには良くあることですが、大奥の外の世界を描く時、世界史的うねりを無視した国内完結的な歴史認識が露呈され、ドラマを目にした外国人がどう思うかなど考えるとなんとなく恥ずかしい。

イギリスや四カ国連合に負けたからと言っても帯刀が「天璋院様に申し訳ない」とあんなに恥じ入ることもないし、湾から出て行ったからと言って「勝利じゃ」とか言うものでもない(実力の差と状況を考えたらね)。
「神国日本」「カミカゼが吹く」メンタリティをうっすら感じてどうも苦手なんですよ。

そしてあの薩摩の突出したがりの田舎ザムライぶり・・・。
薩摩というのは江戸期にあって琉球と交易するなど世界に開かれた視点を持った藩だと思うんですが、あの描かれ方は鬱屈した田舎の下級武士に過ぎない。帯刀君もいい人なだけであれらを統率していけるようにも見えず。

ましてや一般民衆のことなんて第一回で「役割が違う」と言っちゃって、その後は一顧だにしない。
江戸城ホームドラマ、女版太閤記としては面白い出来だったんですが・・・。

徳川を守るのも国を守るのもまた嫁たちとうまくやることもごっちゃにしてとにかく頑張る、と眉根を寄せた天璋院の気持ちは十分わかるけれど、それを「素晴らしき女性」として肯定し、日本の礎を築いたかのように扱うとしたらなんだかなぁ・・・。

そこへいくと、堺家定公の存在(描き方)は新鮮だった。
「大奥」を含む江戸幕府の機構に大きな疑問を投げかけ、「個人」と「歪んだ幕藩体制」との齟齬を明らかにし、「ステレオタイプな幕末モノ」とは違うものを見せてくれた。

あの孤独で不自由な状況で、身体的にも男としても劣等感を抱えながら、それでもなおトップとして絶望的な努力をしていた家定公の姿には感動し、曲折ありながらも最期にはたった一人の「同志」としてかけがえのない妻となった篤姫に非常に共感したのです・・・・実はそれまでの篤姫にはあまり共感をおぼえていなかったので、そういう意味でも堺さんの存在は力がありました。

しかし19回「大奥入城」から28回「ふたつの遺言」以降、興味が萎え気味。和宮と家茂公の描き方も、人気若手役者に遠慮してるかわからないけれど、なんか視点が二人に優し過ぎて物足りないんですよ。

和宮をヒステリックに攘夷を唱える異人恐怖女にし、家定を妻の言うことにべったりで天璋院とことごとく対立する男にしちゃって天璋院を孤独に落とし込むのも「手」だと思いましたが・・・まあそういうカラーにしたくない気持ちもわかるからいいか。

もちろん宮崎あおい中心に役者陣、スタッフ陣が非常に良く頑張ってドラマを成功させたことは認めます。
個人的に感じる物足りなさについてちょっと書きたくなったということでお許しを。

続きを読む…  
Posted at 03:47 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(5)
B作さんの熱いスタパ / 2008年09月19日(金)
B作さんの熱いスタパ

【B作さん登場!】

朝新聞でスタパ「ガン手術から4ヶ月!佐藤B作」というのを見つけて、えっ?笹塚さんガンだったの?と驚きました。(手術当時からとっくに報道されていたらしいですね。毎度アンテナ低くて済みません)

笹塚孫一さん役でパートワンに変わらぬ元気なはまり役を見せてくれているB作さん。そうか・・・『陽炎の辻』はB作さんの術前術後だったんですね。

番組開始直後、スタジオに入る前からスタパの廊下を選挙運動中の政治家みたいに満面の笑みで一人一人のファンに握手しながら歩いてきます。腰をすごく低くして・・・(腰痛に悪いよ!)。

本当に元気そう・・・よく見ればやせたのかな・・・・でも言われなければさっぱりわからないほど変わらない感じがする。

30分のスタパでしたが、いろいろと感慨深く見てしまいました。
一般ファンとしてはその役者バカぶりに感心し。
一番心配し続けただろうB作さんの奥様の立場を思えば相当に腹立たしく。
同病を患った身としては共感する部分も多く。

昨年11月に初告知を受け、5月に手術したばかり。
舞台終わって以前よりすごく疲れる・・・って、当たり前じゃないですかもう・・・!

【笹塚様は術後初めての役?】

『陽炎の辻』紹介はちょっぴりだったけれど、B作さんも感心した磐音様の殺陣はまたカッコよく、プラスとっても悲しみを湛えた目がせつない。やっぱり2でも真剣で切り倒す場面はあるのですね。

笹塚さんのポチッと映像は寺島さんを捕らえる場面。
盗んだ金はそっくり残してある、というのを聞いて「内心の嬉しさ」をチラッと見せつつ隠す演技がうまいでございます。
笹塚さんは、無給だったという岡っ引きのみんなに手当てを与えるために金をせしめてた・・・というB作さんの説明です。

ここで、待ってましたの耕史君話。
茨城のワープでロケ中、翌日も早かったりすると、その近くでお泊りになって一緒に酒を飲むことがあったそうです。耕史君は言うまでもなく非常に酒が強くて、朝まで飲んでも現場ではいい男でになって「おはようございます(耕史君のマネ)」。その上セリフしっかり入ってる。
お酒も好きで盛り上げ役くもするし、女性も好きかな?と言っております。

そして耕史君(磐音様のメイクと衣装で)VTRで登場。
ほぉ〜〜・・・今日もいい男ですねぇ。ふにゃぁ・・・・。

耕史君によれば、B作さんは酒が抜けないで酔っぱらったまんまスタジオに来てる・・という話。
酒の入ったときの演技は、若干B作というよりC作という感じ・・・なんだそうです。
やにわにカメラ正面を向いてアップでB作さんに語りかけます。
「オールアップもしたばかりだけれど、打ち上げの前に二人で飲みましょう!」。

オールアップしたんですね。また打ち上げなんですね。こぼれ話が聞きたいなあ。

【1年の闘病生活】

東京ヴォードヴィルショーを率いて35年、ガン手術とリハビリのためこの夏始めて舞台を休んだ。
ガンを告知されてから、12月に精密検査、手術が必要だとされながら、そのあとも公演を続け、5月にようやく手術。その後の公演ははじめて降板。

B作さんはごく明るく胃ガンと闘った一年を語ります。検査を一年半くらいサボってたら案の定。人間ドックで検査したら引っかかった。検査を受けろと言った勘三郎さんに感謝してます。
でも早期に見つかって良かったですよ・・・・。


続きを読む…  
Posted at 00:28 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(3)
『薔薇』英治と『組!』近藤 ―香取慎吾の謎― / 2008年04月18日(金)
さて、『薔薇のない花屋』の放映中からずっと考えていたことなんですが、香取君が演じた2つの役、汐見英治と、『新選組!』の近藤勇の類似点について書いてみたいと思います。

私にとって非常に謎が多かった香取近藤を、香取英治が明らかにするキーになっているんじゃないか、と感じていたので・・・。例によって自分一人の妄想にすぎないのか、それとも若干の賛同を得られるかわかりませんが、どうかお付き合い下さい。
《注》 もちろん、『新選組!』の「香取近藤」と言ったとき、史実の近藤勇の人物像とは全く違います。

三谷新選組における最も革命的な人物像は言うまでもなく近藤さん。これまでにない、またこれからもない近藤像で、間違いなく一番難しい役でした。
>これまでの一般的な近藤勇のイメージは、豪快、剛直、忠義、をベースに、勝ってるときは立派だが、負けが込むと弱気になる、結構名声や地位や女を欲しがる「俗物」という、わかりやすい人物として描かれることが多かったと思います。香取近藤は全く違いました。

>常に誠実であろうとし、嘘をつかない。
>あらゆる他人を、わけへだてなく受け入れようとする。
>選択や、すでに下した決断についても、迷い、悩むことが多い。
>計画性がない。手段については考えがない。
>捨てることが苦手である。
>逃げることも苦手である。
>リーダーとして、最後まで自分が責任を取ろうとする。
>口下手に見えるが、誠意と信念を持って語るため、他人の心を揺り動かす。
>時々、鬼神が乗り移ったかのようにカッコよくなる。


【「組!」における近藤さんの不遇】

さて、『新選組!』の近藤さんが、正当な評価を得ているかといえば、実はいまだに疑わしい。
特に始めの頃は散々だったと思う。
セリフの棒読み。全然近藤勇に見えない。ミスキャスト。ジャニーズ大河に対する偏見。
・・・・この大河の不評は一身に背負っていたかもしれない。
見るものをひきつけたのは、耕史君演じる「色っぽくて美しくて冷酷で寂しがりや」の土方歳三、そしてオダギリ斎藤、堺山南など、多士済々のフレッシュな群像たち。

『組!』の大ファンだった私ですら、なんとなんとラスト2回に至るまで近藤さんの真の魅力に気づかなかった・・・・・という、恥ずかしきありさまなのです。(でも、意外とそういう人も多いらしい)

いえ、平助や養子周平に対する厳しさと包容力のある父親的な態度、また焚き火の前での鴨との対峙、伊東さんとの対面での人間の大きさなど、感心した場面ももちろんあるんですよ。
でも46回「東へ」で斎藤さんが土方さんに言う「新選組は、あんたが作ったんだ」に納得し、47回「再会」の甲州勝沼で、策もなくズルズルと敗戦、永倉さんと左之助を失った近藤さんにイライラして「トシがいないとまるでダメじゃん・・・」と思ってしまったし。
やられたのはもちろんラス前48回の「流山」。歳三との別れと、「加納君、お久しぶりでした・・・」。最終回の処刑場での姿と「とし・・・」にいたり、再鑑賞ブログを始めるほどのエネルギーの源泉となりました。

「再鑑賞日記」では自分の近藤音痴を意識し、特に「近藤さんの謎」として書いた記事があります。(引用もこれから取りました)
●近藤さんの謎 ―HELP!THE 近藤音痴― 
●近藤さんの謎A ―「愛」の体現者?―

しかしながら、興味はあいかわらず山本副長のほうにありました。「ご贔屓の副長が公私共に最も愛した局長」としての香取近藤再発見でした。
死に損なった耕史君の思いが通じ、奇跡的に続編が作られましたが、そこでは近藤さんはかえって遠ざかってしまった。続編でもただ1人「近藤さんが主役」と言い張った耕史君の思いは一般化されず、登場は最後の瞬間のみ。

ただし、ドラマを超えた「香取君と耕史君」の交流は、先日のスマステでも再確認したとおり今でも多くのファンの心を温めてくれました。


【キリスト、父親、凡人、AC】

なかなか英治の話になりませんが、『薔薇』の英治を見ていて、『組!』の近藤さん像が少し見えたうように感じました。

「近藤さんの謎」を読み返し、ハタと目を惹かれました。
>@大河における、近藤さんの本質はなんなのか。(キリスト説、父親説、凡人説、AC説などありますが)
・・・・・全て英治について考えたことと通じてきますね。

◆ 「父親像」として通じるところがあります。受け入れて見守る。自分の理想にあわせてその人を変えようとはしない。近藤さんは厳父であろうとする時も無限の優しさが感じられる。赤子のたまちゃんを見守る柔らかな表情が英治に似ています。(英治は1回「もうウンザリなんだよ!」と切れてしまいますが)「母親役」もやってたから?

◆ AC説は、被虐待児の英治はもちろんですが、近藤さんにもこっそり感じてきました。養母ふでに苛められ、しかし道場の跡取りとして「良い息子」であろうとし、自分を抑え込む。誰かが友人を攻撃すれば放っておけないくせに、自分へ向けられた攻撃に対しては自分を守ったり、やり返すことが出来ない。

◆ 「凡人」というより、香取近藤も英治も「人並みはずれたお人よし」です(頑固なまでに!)。
台所事情も考えず食客をどんどん受け入れた近藤さん。騙されて金も店も娘も奪われても、攻撃に転じなかった英治。(視聴者だって「気味が悪い」ほど疑問を感じていました)

◆ キリストは・・・あまりに人の良さに「バカだ」とか「一種の神経症だ(ACだ)」と思うほどイライラさせられながら、最後にはぞっこん感激させられ、この人こそ聖人であったのかもしれない・・・と思わせるところか。
「加納君、お久しぶりです」が教会的雰囲気を持ち、処刑の場面がゴルゴタを思わせるのは多くの人が指摘するところです。
美桜の言葉「ほとんどの人は、幸福の意味も知らない。あなたのようには。愛の意味も知らない。あなたのようには」というのは、英治のエゴイズムのない「愛しかた」に何か特別なものを感じているのでしょう。


続きを読む…  
Posted at 02:38 / 組周辺 / この記事のURL
コメント(36)
P R
旧館
としずきん妄想:「新選組!」再鑑賞日記
ダイエットスルルティー
期間限定特別キャンペーン中!
ブログポリシー
コメント・リンク・トラックバック大歓迎です。過去記事へのコメントにも喜んで飛んでいきます。スパムに関しては予告なく削除させていただくことがありますのでご了解ください。
トピック別索引
居眠り磐音
サルとバイオ
聖書・宗教
岸田秀関連
帰ってきた時効警察
風林火山
華麗なる一族
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

| 前へ
 
GMO MadiaHoldings, Inc.