ホームドラマ復活??2017年1月期ドラマ序盤戦

January 30 [Mon], 2017, 23:59
今年のドラマの行く先を占う一月期。
新しい落ち着き先でようやく録画環境も整ったので、今季は非常に楽しみに見始めました。

いまさらですが、ドラマ好きなんですよね。
映画も演劇も大好きなんですが、テレビドラマがそれに劣るものだとは思っていない。

いやいや、作品としての完成度やテーマへの突き詰め度などを比較したら勝負にならないだろうけれど、日常的にドラマが一番身近で、その分「庶民にとって日々の幸せ」の源になることだって多い。
リアルタイムでちょっとずつ進む、というのも映画や舞台にはない楽しみ。ワンシーズンに一本か二本でも夢中になれるドラマがあったら、そのクールの間は生きていけそうな気がするじゃないですか(←おおげさかな?)
もちろんスポンサーと言う制約もあるし、時間的予算的にもきついだろうと思う。完成度にバラツキも多い。最終回で茫然とすることもある。
まあ、こちらも一定の許容範囲をもって見るのだけれど……あまりにも視聴者をバカにした、さらに「作る」行為そのものをバカにしたドラマは悲しくなります。怒りも沸きます。なにとぞよしなに。

【2017年、ホームドラマ復権?】

今季驚いたことに、好きなドラマのうち3本が「ホームドラマ」でした。これは非常に珍しい!!
もともとどちらかと言えば避けていたジャンル。昨年の『OUR HOUSE』ではトラウマになりかけました。
しかしアレ以後ホームドラマと言えるものって、ほとんどなかったような…。(あったらゴメン)
ここで3本も出てきたのは、実は注目に値する事件では。それも面白いんだから。

『就活家族〜きっと、うまくいく〜』テレビ朝日】(完走します★★★)

もしかしたら、ホームドラマではなく社会派ドラマなのかもしれませんが…。
画面からほとんど目を離せず、今季一番息を呑んで見ているのは、コレです。
好きなドラマ、と言うのを憚られるほど怖いんですが、理由は多分自分の家族構成と年齢がかぶるから…。
リアルです。ドキドキします。ホラーや不倫や難病より、はるかに身近な恐怖。家族の各メンバーがいつこうなるかはわからない。
一見普通以上に恵まれた家族の一斉エマージェンシーだが、決して絵空事には思えない。毎日のようにニュースやネットや噂話で見聞きするようなことばかりだから。

三浦友和が連続ドラマでこんなにガッツリ見られるなん嬉しい。昨年の映画『葛城事件』は三浦が驚異のクズオヤジを演じた怪作。2016年マイベストファイブには入ります。
あそこまでじゃないんだけど、エリートの顔(仮面というわけでもない)の下にしっかり「あのクズさ」を持ってる感じで、それを本人が自覚していないのが上手い。プライドありすぎてつかなくてもいいような嘘をつきドツボにハマっていく様子とか、一度不採用にした学生に結局土下座することになる経過とか、怖いオンナ木村多江とのやり取りとか、怖くて面白くて目が離せない。木村多江、『とと姉ちゃん』よりこっちの路線の方が合ってるって!
中学教師の黒木瞳も二話で重大な過去の問題(社会的に見て絶対に許されないレベル)が発覚し、彼女もまっさかさまの予感だが、「エリートの夫」の存在ゆえに重大問題だと自覚できない。「あなたと結婚して良かったと改めて思った」とか言いながら、新居ドリームに浸っている。おおコワイ。
長女の前田敦子は、仕事も男関係もゆるゆるでやってきたスーパーゆとり世代?そのゆるさから足元が崩れかけている。
工藤阿須加演じる長男は就活真っただ中。優秀な父親にコンプレックスを持ち、内定も取れずに悶々とする中、怪しげな就活セミナーにハマってしまう。阿須加君の無防備な情けない表情が、思わずいじめたくなるほど可愛い!
セミナー主催者の新井浩文のインチキ感も最高。段田安則やキムラ緑子もいい。
毎回の展開も、物語の結末も、気になってしょうがない。「きっと、うまくいく」というサブタイトルは皮肉なのかも。なにしろあの父親の口癖だもの。
一番ありがちな結末は、みんながコンビニや介護などの低賃金非正規労働者になり、笑顔で頑張って生きていく…というパターンだが、できればそれはやって欲しくない。その姿勢は立派だが、その結末でみんなが納得してたら喜ぶのは政府と搾取階級だけなんだからね。
とにかく最後までガチで作って頂きたい!

『下剋上受験』(TBS)】(完走します★★★)

今季注目のホームドラマ、あと二つはコメディですが、どちらも楽しんでます!
『下剋上受験』は、『就活家族』とは年代も全然違い、まさに「下流」の「中卒ヤンキー」の両親(阿部サダと深キョン)、祖父(小林薫)、友人(皆川猿時他)たちのほとんどもそう。
何がいいと言って、この中卒ヤンキーのハッピーぶり。絵に描いたような団地住まい。生活感いっぱいの狭い部屋にボックス家具、押し入れに目隠しカーテン、でも「こんなのって幸せだよね」と共感できるあったかさ。
阿部サダはバカだけど一生懸命家族のために働く不動産セールスマン。
その妻の深キョンはもう、美人で明るくて可愛くて、エプロン姿でもわかる巨乳も毎回娘と入浴するシーンも、至福感たっぷり(おもわずオッサン視点)。なんであんなに可愛いんだろ。結局ディーンとの『ダメな私に恋してください』も、ディーンよりフカキョンの魅力で見たなあ。
小学五年生の佳織(小芝風花)は、今のドラマではありえないくらい父親のことが好きで、素直で頑張り屋(ちょっと一般ねじが抜けているのは母親ゆずり?)。父親の想いに載せられて、「うん!中学受験、頑張る!」と言って親子抱き合ったり、一緒に大量の参考書買いに行ったりするんだよね。(実話と分かってるから見れる部分もあり)
ウソっぽいところももちろんたくさんあるけど、何しろ阿部サダがマジ泣きするんで、思わず物語に入り込んでしまう。自分の娘を思う気持ちで泣いてるに違いないよ〜〜そういうヒトだもの〜〜。

あの進学塾もありえないんだけど、野間口徹の変な笑顔と、カリスマ塾講師の津田寛治が嬉しい!体験入塾者をこき下ろすなんておかしいけど、津田カンが派手派手しく登場した時、ツッコミも忘れて「(今時ですが)キタ〜〜!」と叫んでしまった。
あと風間俊介。エリート大学を出たのに阿部サダをいつも立てて、あの性格の良さが愛しい〜〜。手塚とおる、要潤まで見事に気の利いた配役。

『スーパーサラリーマン左江内氏』(日テレ)】(完走します★★★)

これも今季のホームドラマの傑作。(と思う)
福田雄一が『東京DOGS』以来のゴールデン返り咲き!しかし肩に力を入れず自己流を押し通す。
藤子・F・不二雄の懐かしの原作を、懐かしテイストはそのまま、しっかり現代ものとして作ってます。
成功の第一は堤真一だなぁ・・・!
家族に冷遇され、仕事も冴えないくたびれサラリーマン。ひょんなことから怪しい老人にスーパースーツを渡される。そのダサい衣装をハンサムな堤さんが着ると、あららら似合ってる・・・。堤さんは、くたびれスーツ姿も、安そうなグレーのスエット上下も着こなしてますよねぇ・・・。そしてこの左江内氏がいいのは、「ダメオヤジ」みたいにみじめったらしくもなく、悪妻にこき使われこき下ろされても決して暗くならない。土下座なんて朝飯前。それでも家族を愛してる。スーパースーツで空を飛んで会社に間に合ったり、温泉に飛んだりすることで簡単にニコニコ幸せになっちゃう。
堤真一はギャグセンスも素晴らしい。福田雄一脚本の『俺はまだ本気出してないだけ』もすさまじかったですが、キャラとしては左江内氏の方がずっと好きです(汚らしくないから)。
鬼嫁の小泉今日子もおみごと。聞けば福田雄一の妻はこの悪妻と同等レベルなんだそうです。佐藤二朗も恐妻家なんだそうです。リアリティに裏打ちされた悪妻っぷりなんですよ!

正直一話見た時は、面白かったけどほぼお腹いっぱいで、こんなネタで1クールも続けるのは見る方も作るほうもツライのでは…と思ってたんだけど、二話になったら変身シーンも少なめでちゃんとドラマで見せているから思ったより飽きない。
福田雄一と言えばムロツヨシと佐藤二朗。最新『ヨシヒコ』あたりからこの二人のギャグパターンは正直飽きてきましたが、他のキャストが福田ワールドにハマっていくのが見ていて楽しい!
特に巻き戻すほど注目したのはイケメン若手の中村倫也と賀来賢人。
二話の張り込み(ごっこ)のシーン、どツボりました。
小池(ムロ)の部下の倫也君(警察官)が、小池さんが食べてるラーメンをもらってすするシーンだけでも、やたら細かく笑える。
左江内の部下の賀来賢人君も昭和テイストのギャグを恥じらわない。張り込みに賀来くんがアンパンとビン牛乳を買ってきて、アンパン食べながら左江内さんに牛乳を渡し蓋だけ取らせて自分が飲む。左江内さんは当然のように牛乳瓶のふたをなめている。本線のセリフをしゃべりながら!
区役所の窓口にいる男性が、どう見ても藤子不二雄作品に出てくるような顔だったり、いろいろ気づき始めると楽しくてたまらない。見返したくなる。
そういう小技小ネタ満載なのに、なんだかいかにもハートウォーミングな結末になるのも楽しい。パクリ感たっぷりのダンスもね!

その他、『大貧乏』もホームドラマに入るのかもしれないし、『視覚探偵日暮旅人』も推理モノだけどホームドラマテイスト。(リタイアしかかってますが)
なんかね、ホームドラマが嫌われるだけ嫌われて絶滅しかかり(『家政婦のミタ』のヒットはその象徴かも)、そろそろ新鮮なネタとして浮上しつつあるのかもしれない…とふと考えます。

『カルテット』(TBS)】(完走します★★★)

坂元裕二脚本だから、また高橋一生だからもちろん観るのですが、『最高の離婚』に比べるとあの迫力とスピードはない。(瑛太のハイスピード台詞は最高だったので…)
それでも、先のミエミエな他のドラマより楽しみです。
松たか子、満島ひかり、松田龍平とキャスティングもいい。
一話はあまり乗れなかったけれど、二話まで見て、余計その思いが強くなった。
ソフトドリンクだけのドラマ界の中で、このドラマだけがアルコール入りで、酩酊を誘います。(おっと、椎名林檎のエンディング曲に引っ張られてるかな)
ウィットの効いた坂本流のセリフ群も楽しんでいるけれど、松田龍平のベタな叫び「紅(くれない)だ===!」の絶叫は、思い出してもクスッと笑ってしまいます。

2016年連続ドラマmyベストテン発表!

January 21 [Sat], 2017, 1:55
2016年連続ドラマベストテン(byメゾン・ド・キノコ)

2017年になっております。

昨年9月からのご無沙汰でした。
理由など書いても詮無いことなので全面省略させて頂きます。

短文全盛の中でもあり、また以前のような長文を書く力は簡単には戻らないような予感もしますが、せめて毎年恒例のドラマベストテンくらいは、リハビリ的に、書きます。

今回で10回目になるようです。
2016年、前半は良く見ました。後半はまともに見たものも少なかったような気がします。。

いつも通り、「観た中でのベストテン」。
どんなに優れた面白いドラマでも、半分も観ていないものは割愛しております。
他人さまの貴重なご意見も無視。
「連続ドラマ」の定義もよくわかりませんが、ここではなんとなく4回以上のものとしている・・・ように思います(過去に3回のものがあったらゴメン)。

年間ランキングを始めた頃は、ゴールデンタイムで「消費税割れ」と言えば3%以下のとんでもない悪い数字だったものですが、近年は二桁取れば合格、という感じ。時代の流れで当然なこと。それより内容です。必死で視聴者の好みに合わせようとし過ぎた結果。民放ゴールデンがどんどんつまらなくなっている。先が見えすぎる。
しかしその代わり、深夜ドラマやWOWOW、NHKドラマなどに思わぬ発見ドラマが増えていて、まだドラマ面白いなあ、と思うこともあります。

【さっそくベスト10位〜1位を発表します!】

第10位『火の粉』(フジ)
フジで今年面白かったのはこれだけ。
何といってもユースケ・サンタマリアが凄くて・・・・。やっぱり彼はタダモノじゃなかった。役者として今後どうなっていくのか楽しみ。
サイコサスペンス・ドラマのお手本。映画『クリーピ―』よりずっと面白かったよ。

第9位『家売るオンナ』(日テレ)
年初DAIGOとKSK結婚した北川景子飛躍の一本。米倉涼子路線を目指して成功した稀有な例?
かなりむちゃくちゃやっても、ちゃんと家を買った方は幸福になっているところがスッキリするお約束なわけで・・・。
「GO!」「課長ではなく、私が売りました」

第8位『99.9〜刑事専門弁護士〜』(TBS)
松潤、ついに単独代表作ができたね!凝りに凝った構成で、とことん面白さを追求。香川照之、片桐仁、榮倉奈々、適正配置の中心に、かなり変だけど松潤のキャラがきれいに収まって、無論シリーズ化してくれますよね?の安定的娯楽性。身体を張って滑りまくる片桐仁がツボすぎる。記憶が薄らいでいるけれど、脚本も時々すごく良かったように思う。

第7位『ドクターX』(テレ朝)
言わずと知れた高視聴率ドラマ。でも今回は、これまでに輪をかけて面白かった。今まで見なかった層まで取り込んでた。(娘が初めてハマった)。
泉ピン子を迎え、西田敏行、岸部一徳は盤石、滝藤、エンケン、生瀬、吉田鋼太郎と揃えにそろえた面白くないはずのない布陣。
そしてなんといってもドクターXのエンジェルは勝村政伸(加地先生)と鈴木浩介(原先生)だと思いますよ。個人的にはこの二人がいればそれだけでいい!「ぼくたちバイトの助手なんで」でしたっけ?もうプリティすぎる!勝村さんの『ドクターY』も、初めて見たらやたら面白かった!
何回目だったか、体育大に指導を受けての回診交差、素晴らしかった。あれだけの役者さんがみんなでやったんだね。作り手のノリノリ気分が伝わってくる。リアリティを突いちゃあ野暮。みんなが求める楽しさや爽快感を、ちゃんと提供してくれるドラマです。

第6位『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)
星野源もガッキーも好きだから、第一回からずっと楽しく見てました。可愛いし最先端の時代のポイントを突いてるのが面白かった。
しかしまさかこんなに世間的ブームになっているとは。サラッと受けるならまだしも、中年男子が「ガッキー可愛すぎる」と萌え萌えしている様子など聞くと、どうなんだろうと思うこともあり。
雇用契約妻でいた時の方が多分男性にとって理想の妻、恋愛をみとめて夫婦になろうとすると難しい。その辺もっと詰めて「これからの理想の男女のあり方」をグングン追求してほしかったけれど、あまりに支持が高すぎたせいもあるのかラストが「回答」を避けたアリバイ的な結末に終わったのは個人的には不満だった。

第5位『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』(テレビ東京)
あら?ベストファイブにテレ東深夜ドラマのこれがなぜ・・・?
好きなんです。こういうの。
昨年中盤からテレ東が映らないところで暮らすことになり、たまに東京に戻ると予約録画したこのドラマをむさぼり見てました。
題材は面白いけど内容は笑っちゃうほどくだらないです。でもフラっとDVDボックス買おうかなぁ…と思うくらい好きです。ピンクのアイドル衣装も、彼らが歌う劇中歌も大好きです。都知事選のイメージソングで人気グループと戦うなどタイムリーなネタ、業界ネタも美味しい。ラスト三話くらい、シリアスになっちゃって笑いが減ったのがちょっと寂しい。SMAP解散と重ねて辛くなったりもした。これまで名前を知らないメンバーもいたけれど、今後ちゃんとフォローしていきたい。中村蒼、大東駿介、横浜流星、森永悠希、立花裕大君たち、みんな忘れないよ!

第4位『ちかえもん』(NHK)
松尾スズキが近松門左衛門を演じた時代劇。とにかく構成がぶっ飛んでいて面白かった!一時期は三谷大河より楽した。ちかえもんが「わては売れない初老のシナリオライター」とか言ってるし、それでいてどこまでもふざけているというわけでもなくユーモアも哀愁もたっぷり。遊女役の優香と万吉役の青木崇高は、このドラマがきっかけで結婚に至ったらしいですね。
竹本義太夫役の北村有起哉もみごとなのどを披露してくれました。
松尾スズキでNHKというと、『TAROの塔』の岡本太郎役のドラマも面白かったなぁ・・・。

なぜ石田治部少輔はこんなにも嫌われるのか

September 01 [Thu], 2016, 21:56
第32回『応酬』第33回『動乱』第34回『挙兵』

『真田丸』が面白くって仕方がない。
今シーズンは五輪サマーのためか、今毎週遅滞なく見ているドラマはこれのみ。それもだいたい『早丸』で…。

何やかんやで感想を書けないでいるのだけれど、このままでは山本治部少輔三成が死ぬのも遠くないので、それまでに何かしら書いておきたい。

【秀吉編はシェイクスピア】

『新選組!』フリークの自分から見ても、『真田丸』は三谷さんの油の乗った代表作、全方向的に練りに練られた三谷ドラマの精華ではないかと思う。(棺に入れてほしいとまではまだ思わないが…)
三谷さんの映像作品は近年、映画でも(清須とかギャラクシーとか)ドラマ(オリエント急行とか)でも残念ながら首をかしげたくなる作品が続いたのに、さすが大河を持つと違うらしい。「ほめられて伸びるタイプ」と言っている三谷さんだが、実は「プレッシャーで真価を発揮するタイプ」だったのかしら。

もう、『真田丸』を喜劇作家の大河だと言う人はあまりいないだろう。喜劇要素はあるけれど(真田家や女たちの場面)、コメディがなくたって面白い。
むしろ「僕は喜劇作家」というこだわりを自ら取っ払ったゆえに、却って自由な三谷さんの才能を発揮できたような気がするのだ。

序盤の草刈昌幸を中心にした信濃衆の話も面白かった。(この頃、ほとんど毎回感想を書いていたのですが)
次の「大坂篇」は、小日向秀吉を中心に、もはや和製シェイクスピアと呼びたいような、鬼気迫る権力者の晩年の物語が描かれた。
まさに小日向さんありきの大坂篇で、残酷だったり哀れだったりする小日向さんの鬼気迫る演技にグイグイ引き付けられ、この人、もう日本を代表する名役者だ!と思ったくらい。
新納慎也の秀次も忘れられないなぁ・・・。

信繁は相変わらず主役っぽくない主役ではありますが、これでいいと思う。
序盤あれだけカッコよかった草刈昌幸は、三谷さんが意図的に田舎者と加齢の悲哀を付与してきてくたびれた感じに(時々ハッとする見せ場はあるが)。家康は自分の主たる出番をジワジワ待っていた感じ。

第31回『終焉』で小日向秀吉が死んだ。
三谷さん、ここまでこの大河でどれだけの死を描いてきたことか。武田勝頼、春日信達、室賀正武、北条氏政、豊臣秀次、前田利家、秀吉…。その他信長はじめナレーションだけで死んでしまった方々多数。秀吉の命令で殺されてしまった方々も多数。

それらが、けっして「あったかい死に方」とかなかった。(とり婆様くらいでは?)
無惨で無念。
あっけなくて即物的。
私は三谷さんの裏の持ち味はこちらだと思っている。
三谷さん自身が、どんどん登場人物の死に魅入られていくような鬼気迫る感じすらする。

で、これから先は関ヶ原と大坂冬・夏の陣が控えているからもっともっと死屍累々。
どうなるんだろう。三谷さん持つのか。

いや、もしかするとだけど、これから死ぬ人は「笑って死ねる」人が増えるんじゃないだろうか??
というのはもちろん私の勝手な憶測だけど、33回、34回のラストを見て、そう思ったのだ。ある「底を打った」感じがしたから。

・・・と先走ってしまったが、回に即してちょっと書く。

何回も読み返している司馬遼太郎の『関ヶ原』をついまた読み返している。秀吉亡き後の家康と三成との確執ドラマは、基本司馬バージョンと大きく変わらない。キャラクターも展開も(全体ではないが、この局面に関しては。)

三谷さんの仕掛けた小さな、けれど重要な創作は、セリフ二つ。
31回「終焉」の二つのセリフが、秀吉亡き後のドラマの方向性を決めたと言えるだろう。
他の人々には判で押したように「秀頼のこと、頼む」だけを言い続けていた秀吉が、三成と信繁にだけは違う言葉を発した(それぞれ一対一の時に)。まさに死ぬ寸前で、意識ももうろうとし、悪夢にうなされたりしていたのに・・・・。

三成には、「家康を、殺せ」
そして信繁には「・・・頼む・・・・佐吉を・・・・支えてやってくれ・・・・さみしい男でな・・・・」

萌え死に・・・。
・・・ではなく、ここで本格萌えスタート。
遅い?
いや『新選組!』においては最終回の「とし・・・」(香取近藤のセリフです)の一言が私と『組!』のつき合いのリスタートになったことを思えば、遅くはない。

【石田治部少輔はなぜこんなに嫌われるのか】

と、なんとなくずっと考えているが、「嫌われないと話が進まないから」というのも、あるなぁ…。
秀吉の死後、残されてしまった三成中心の部分になってから、ハラハラのしっぱなし。
なぜここまで人望がないのか。
人間的可愛げは、ある。第三者的に見れば可愛すぎる。(信繁が「わかってしまえばあれほどわかりやすい人はない」という通り)。

第32回『応酬』

秀吉の死は伏せておかねばならない。
遺骸を大きな甕に入れて塩漬けにすることになる。三成、信繁、且元が実行に当たる。
秀吉の孤独さ、無惨さが印象つけられたシーン。
寧「(塩漬けだの甕だの)私に聞こえんところで話してくれんかね」

ここのところはシーン全部『組!』メンバーということも少なくないけれど、一番イメージが違う役なのは鈴木京香では。いかにもな「お梅」役がメインかと思いきや、イメージ逆の土臭い柔らかさのある北政所が、意外に似合っているし、ユーモア感もある。

三成は信繁に今後の身の振り方の希望を聞く。
信繁の「石田さまのもとで働きとう存じます」
横を向いていた三成まっすぐ信繁を見て、
「私はほとんど間違えることはないが、ごくたまに誤った決断をすることがある、そんなときは遠慮のう教えてくれ。豊臣家の正念場だ、よろしく頼む」

三成らしい、なんと不器用な喜び方であることか・・・。手でも取って「頼む」とでも言えばその方が伝わりそうなのに。
しかしここで三成と信繁の絆が強まり、また大谷刑部と三人で相談するシーンも増えた。
今後は五大老(家康、前田利家、上杉景勝、宇喜多秀家、毛利輝元)と五奉行(三成、長束正家、増田長盛、前田玄以、浅野長政)の合議制で決めねばならないから、コピーもない時代、信繁が会議資料を作る手間は大変だっただろうなあ・・・(でも二人なら楽しそう?)

信繁「石田さまにしかなしえぬことです」
三成「わしもそう思う」
遠回しな萌えセリフ。
その辺で三十郎が信濃からやってくるのだが、あまり役に立たず。信繁におしゃべりを制されて、余計アホさが目立つようになってしまっているぞ。

【明るい宴会、暗い宴会】

家康の家ではたくさんの豊臣家臣が招かれて、連日宴会。伊達とか「殿下はすでにお亡くなりではないのか」と言ってしまうが、実は死んだという噂は庶民でも知っている。ただ、「なくなっていない」ことにして宴会をしているのだ。
田舎大名をバカにしながらもてなす正信。どんどん悪くなってるなあ。ゾクゾクするくらい。

「我らもやろう」(←やめときゃいいのに)、と三成が開いた宴には、宇喜多、小早川、片桐、細川忠興のみ・・・。
宇喜多(高橋和巳)のまっすぐさが救いだが、小早川も片桐も座が持てないし、みんな「寂しくて損した」気分。(見ていて辛いです・・・・)三成も悪いんだよね、話ベタでもずっと居ればいいのに、仕事だからと中座してしまう。
有能でもこういう人居る居る!

忠興(矢柴俊博)など特にひどい「寂しい会で、行って損した」とかガラシャに言ってる。
(でも、この人の気持ちもわからなくはないんだよね。行ったら空席だらけの飲み会って、出た方もツラいものがありますから…)

朝鮮出兵から清正らが帰ってくる。
清正と三成の描き方が、ホントは両思いなのに徹底的に間が悪いカップル、という感じで面白い。
清正「我らで秀頼さまをおささえし、豊臣家をお守りしようではないか」
三成「だからそれは今私が言った」
いやぁ・・・こういうセリフ、耕史君に振るのが三谷さん楽しくて仕方がないみたいですね。

この回は、気の毒にももう一宴、三成主宰の宴がある。
出兵組のためのねぎらいのための宴を開いたのだが…。
これも寂しい。途中で中座してしまう三成。ホントに悪い癖だ。そりゃあ忙しいんだろうけど・・・・。やっぱりそういうことって大事でしょ…。
三成「申し訳ないがまだ仕事が残っておる」
清正「わしはお前のそういうところが気に入らぬのだ。お前には情ってものがないのか!お前と飲みたいんだよ!!」
三成「私は飲みたくないのだ!」

こんな調子だから、家康のうわべの優しさに豊臣恩顧の大名たちが取りこまれていくのが非常に良くわかる。三成がキリキリ舞いしさえすれば、内野さんは悪そうな顔して座ってればいい。(役者としては、どっちを演じるのが楽しいのかわかりませんが)
この辺の進行、司馬さんも三谷さんも「三成(家康とか清正とかも)のキャラクター」で歴史を進めちゃってるんですが、やっぱりそうなんでしょうかねえ…?

伊達や加藤など、大名と自分の縁組を始める家康。
三成が「太閤殿下のご遺志に反する」と問罪使を送っても、「まだ太閤が死んでない」から遺言は効力を発揮していない、ととぼけるのだ。ああ、三成の100分の1くらいは視聴者の胃も痛んでくるよう…。

秀吉の死が発表された後、五大老・五奉行合議の席で家康の罪状を問おうとする三成。
大谷「決して徳川とおぬしの争いに持ち込むな。あくまで徳川とそれを除くおとな衆(五大老)が相対する形にするのだ」
大谷刑部は、三成の真の友人で、状況が良く見える人。
全然キャラは違うけど、『新選組!!』(『組!』続編)でも素敵なカップルでしたね愛之助さんと耕史君は…。

【弱い!弱すぎるぞエンケン景勝】

しかし合議の場でも、家康の圧力に、皆腰が引ける。宇喜多はしっかりしゃべるが、家康は「御掟のことを忘れておった」ととぼける。
そこで、上杉景勝が、声を出す。
景勝「わすれたですむはなしではない。
家康「何か申されましたか上杉殿」
景勝「忘れたで済む話ではない」
家康「上杉殿、お声が小さい。耳に入ってこぬわ(大声で恫喝する家康)」
景勝「…なんでもござらぬ」
弱い、弱すぎるぞ景勝。
前夜三成への力添えを請け合った上杉景勝の、いつもの腰抜けぶりが、また視聴者をイラつかせた。
直江兼続の顔。信繁の目をつぶって下を向く顔もみもの。
やはり三成が立ち上がってしまう。
大谷刑部の(また視聴者の)心配の通りになっちゃうんだよね…。

三成「徳川内府殿に申し上げる。物忘れであろうが御掟にそむいたのはまちがいないこと。この責め如何に負われるおつもりか。返答次第では我ら9人の合議をもっておとな衆から退いて頂く!」
家康「これは異なことを申される。まさにそれこそが御遺命に背くことではないのか。そなたこそ、この徳川内府を締め出そうという魂胆。あさましいこと。そこまでして政ごとをひとり占めしたいか。そうはいかぬぞ。君側の奸の出る幕ではないわ!」
三成スイッチ、大きいの入りました。
三成「聞き捨てなりませぬ!」
家康「控えよ!治部の少!」
(だから大老筆頭と、一奉行の戦いにしてはダメだよって言ってたのに…)

そして、三成は夜討ちしかないと考えてしまう。

第33回「動乱」

1599年正月。関が原も近い。
ようやく島左近登場。老いたる武術化の趣。
あら?北条の江雪斎がうろうろしている。
えっ?江雪斎は正信のスパイだった。今夜の夜討ちを家康方に知らせる。何があるかわかりませんなあ…。

そして悪謀家の正信、三成の企みをおおごとにして、屋敷を守るために大名たちをふるいにかけることにした。
くすんくすん。この大胆不敵な奸智。三成の勝てる相手じゃないんです。

【なぜ、なぜ石田治部少輔はこんなにも嫌われるのか】

三成は奔走するが、秀頼のお墨付きをもらおうとしてもらえず、千成瓢箪の旗印を許されず。
前田大納言も「あきらめよ」と言われ、小早川も毛利を説得できず、信繁が兼続に頼んでも「できぬ約束をして苦しむ殿を見たくない」と言われるし・・・。
信繁は北政所にも叱られる。
「なんですかこの騒ぎは。この子(浅利小早川)をゴタゴタに巻き込むのはやめてちょーであ。あんまり難しいことを考えるのは得意ではないんだで。佐吉ももう少し賢いと思っとったんやがね。かいかぶりやったか」

うん、露見した夜討ちなんかさ、信繁も大谷も、出来ればもうやめてほしいと思ってる。

リオ終盤と、その他

August 21 [Sun], 2016, 0:56
連日大いに楽しませていただいたリオ五輪ももう最終盤。
夢のように良かったですね。
帰省だのなんだので、ブログの方はご無沙汰でしたが、どこに行ってもメダルの切り貼りだけはやっているのでした。



なかなか見事な目算で、44個貼れるスペースが、今41個。
柔道・体操・水泳の見事な活躍で始まった。
女子レスリング、伊調の四連覇とともに、若い子たちが育っているのがとてもうれしかった。吉田の涙は胸に迫った。
女子バドミントン、郷里のタカマツペアの快挙に盛り上がった。後半の日本女子には目を見張るけれど、私好みの「コケシ顔女子」が活躍したのが嬉しい。(松友、奥原、登坂、卓球の伊藤も石川・・・)飾り気のない日本女子、可愛いよね。
男子卓球では最大キャラの水谷が生まれ、丹羽君がなんだか好きだなぁ〜〜っと思ってみたり。
今朝の男子100Mリレーの銀メダル、良かった!スタートの山縣の鮮やかさ、飯塚のバトンリレー、桐生の追い上げ、バルト含め世界競合の中で二位をもぎ取ったケンブリッジ!
四人の仲良しさ、メンバーへの絶対的信頼感が感じられて、嬉しかった。

毎回楽しみなのは、数々の英雄とともに、数々のナイスチーム男子が見られること。体操男子団体はもちろんのこと、卓球男子の凸凹チームも、水泳の萩野瀬戸カップルも、いい思い出。
残念なのはサッカー男子など球技系。でも女子バスケは(女子バレーも)『少女ファイト』みたいな男子より萌えるオトコマエ女子たちでよかった。

いつもがつがつと五輪を楽しみ、そしてお腹いっぱいになってまた次の五輪まで忘れていることが多いけれど、今回は東京五輪が控えているから、インターバルも彼らを追いかけていけそう。

チーム男子といえば、リオ中に発表されたSMAP解散宣言は、・・・・辛かった。

四時起きして男子体操応援中(リオ五輪)

August 09 [Tue], 2016, 5:30
四時起きして日本男子体操を応援中です。

今、三種目目の跳馬で、グッとムードが変わりました!

一種目目5位発進だったのが、一気に二位まで!(とはいえ一位のロシアとは二点以上の大きな差)

田中佑典くん、予選の悔しさを吹き飛ばす素晴らしい演技!
田中君の少女漫画から抜け出たようなクールなイケメン顔が、ようやく平行棒で「ニコッ」となった時の笑顔が最高で・・・ハートわしづかみとはこのこと!

加藤君(なぜか三浦君、と言ってしまいそうになるのは私以外にもきっと全国に数人いるはず。だって春馬君に似てるんだもん)・・・が、厳しい局面でも予選決勝共にきちんと決めてくれる。嬉しい存在。
前大会の頃も典型的美少年(美青年)だったけれど、今大会の予選の時は、チームのムードもあって「売れない実力派若手演歌歌手」みたいに見えるなぁ・・・・とか思っちゃったのです(←メッ!)でも、今朝はようやく屈託のないアイドル笑顔が見られホッとした。平気な顔で失敗なく演技を続けているけれど、心中自分が崩れたら終わりだ位の重さを感じていたのでは・・・。

今大会ブレーキという残酷な言葉になってしまっている山室さん。一種目目のあん馬落下は明らかに二日前を引きずってしまっていて、観ていて辛かった・・・。なんか、落下や転倒より、演技中の震えやピタリと止まらないところ、そして演技以外の時の、背をこごめてちょこちょこタオルを拾ったりしているのがなんだか・・・。頭真っ白になるのも当然かもしれないけど、チーム力の不足も感じる。大失敗や第不調のメンバーが居たら、「長野五輪男子ジャンプ」の原田に対するように、なにか跳ね返してあげて欲しい。
かれも、二種目目で今大会最後となった。つり輪は失敗なく、本人も納得では。心からおつかれさま、とねぎらいたい。

内村さんは、本日一種目目の一番目から登場。自分が流れを変えて引っ張っていく、という重責を進んで背負った形。でも、四種目目まで素晴らしい演技を続けています。

そして予選と同じく、跳馬で本日初登場の白井君!!!
白井君の鮮やかすぎる「「イッポン!」の跳馬で、すべての暗雲が吹き飛びました!
若者の笑顔はいい!

行け!行ける!体操ニッポン!
(一回離脱)

リオ五輪二日目

August 07 [Sun], 2016, 9:40
まだ起きてます〜〜。(時々ガクッと寝たけど)
萩野君と瀬戸君の400Mメドレーリレーを見てから寝る〜〜。

柔道初戦、惜しかったね。近藤選手と高藤選手が悔しい銅メダル。でも二人とも初出場で、東京につながるから大いに期待!

男子体操初戦。体操は今やってる中でやっぱり一番面白いなぁ!
ミスがいくつか重なり、予選の発信としては厳しいけれど、まだまだ団体金メダルは本命では?

白井君以外の選手四人は、前回も見ているのだけれど、顔つきや雰囲気がずいぶん変わったような気がする。
内村君は顔がすごく痩せて鋭くなったし、イケメンはなぜか若手演歌歌手のように見えるのはなぜ・・・?でも彼がほとんどの種目で一番手。大きなミスもなく淡々とこなす殊勲賞。田中君、ビジュアルと演技の美しさは一番なのに、無念のミスが二種目で出た。山室さんはちょっと残念な場面が多くて・・・・ミスが切り替えられずに全体に響いたのが気の毒。

気になったのは、クールすぎるチームカラー。戻ってくると軽くタッチはするのだけれど、「一丸」という感じではなく、さりとて仲が悪いというのではないのだろうが、マイペースな四人という空気感に感じた。失敗して帰ってきたメンバーをわいわい力づけずにあえてスルーするのは、彼らなりの思いやりなのかもしれないが・・・。
笑顔のまぶしかった内村君、顔がずいぶん痩せて色も白くなった。団体も、個人総合金も獲らねばならないのだからその上チームをまとめるとか、重責だろうなあ。
そんな中、「空気を読まない」キャラなのだと言われる白井君が見事な「シライ」(シライ2も)みせ、屈託のない笑顔も見せ、「こうへいさんガンバ!」と観ていてびっくりするような大声を出してたのが可愛い。

たまたま最後の方だけ見た、女子バスケの初戦(ベラルーシ線)素敵だった。次々とゴールを決めた吉田選手の男前な表情にグッと来た。
人気球技については、「女子チームの方が男子チームよりオトコマエ」、そう言うのが一般化しつつあるような気がするのだが・・・。

三宅宏実、メダル獲得も銅に終わる。立派なものだが、本人は悔しいんだろうなあ・・・。

見なかったけど、錦織君も悠々初戦突破したとのこと。

さあそろそろ始まるぞ!男子400メドレー。
女子の大好物、子供の頃から親友でライバル同士の二人が、登場だよ!
「調子がすごく良い」と言ってくれる二人。
瀬戸君、最初に「キャッ」と思った四年前くらいから、ずいぶんイメージが逞しくなったよ〜〜〜。萩野君はあまり印象変わらないけど。

ひとり見のリオ五輪

August 06 [Sat], 2016, 20:09
不安心配てんこ盛りだったリオ五輪、無事開会式が終わりましたね〜。

良かったです!
冒頭の息を呑む映像美、たくさんのダンサーによる、人種のるつぼを描いたパフォーマンス。海とか大地とか森林とか、ブラジルの自然の対並ズムを感じられるものも多かった。
選手入場は、先導の花売りカートのようなカラフルな三輪自転車がとっても好みだった。それぞれ木の苗を積んでいて選手みんなが植える、という趣向もあり。
聖火点灯のところが、ちょっと今ひとつ盛り上がらなかった気もしますが、華やかでカラフルで楽しかった。

何事もなく大会が終わりますように・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

普段男子フィギュアくらいしかスポーツ中継を見ないんですが、オリンピックミーハーなので、その期間だけはスポーツ好きになって観てます(典型的日本人)

今年は、生まれて初めてのひとり見の五輪。
わあわあ騒ぎながら見るのも楽しかったけれど、ゆーがに一人で見るのもいいか・・・・。

こんなものも準備しました。

2016年夏ドラマひと月め

July 29 [Fri], 2016, 23:41
レギュラーネタだったテレビドラマのことも、ちょっと書いておこう。

オリンピックイヤーの夏ドラマ、というのは、とかく冷遇されるのだが(ちょっと前のSMAPや嵐の主演ドラマとかは入れない)、やっぱり4月期ドラマの勢いよりはだいぶ落ちますな。

【真田丸29回】

関係ないけど『真田丸』ずっと楽しく見てます。
年の初めは毎回感想を・・・と思ってたんですが、無理でした。(-_-;)
ここのところは、新納慎也さんが新鮮だった関白秀次の新解釈壮烈死、小日向の鬼気迫る老残秀吉ぶりで、大いに盛り上がってます。その前は北条氏康の幽鬼のごとき末路も凄かったし。

そんな中、最新の29回『異変』はツボでした。
『組!』で言えば、『友の死』のあとの『寺田屋大騒動』みたいな回じゃなかったかしら。
この後秀吉の最晩年を迎えるにあたり、こういう回は貴重です。

真田家が活躍、(史実的には特にはないけど)

薫が貴族ではなく侍女だということがばれ、それを気づかないように接するやさしい男性陣。
昌幸も、吉野太夫にべったりの通俗オヤジっぽくなってますが、それはそれでらしかったりして。

やはり、大泉信幸がいいですね。
こうと稲、前妻と今の正妻、どちらも愛しちゃってる・・・・というのは罪なことのはずなのに、なんだか憎めなく、またその気持ちに共感まで感じさせちゃうからすごいです。
稲が徳川の間者としての使命を果たそうとしているのを知り、身分も違うのに敢然とたちむかったこう、ここまで活躍する女性になると誰が想像したでしょう?目を見張りました。

女性と言えば、愛する信繁を二人の妻に奪われた立場のきりも、このドラマでまだまだ重要な役になりそう。若い春に「うっとうしいきりさんですね」なんて言われて、逆にこれはきりへの好感度が上がったかも。
一方信繁は・・・控えめな主演なのはいいけれど、三人も妻をめとって、なんだか情が乗らないのが心もとない。
梅への思いはあるにしても、梅が産んだ娘を思いだす様子もないし・・・・。人間的過ぎるお兄ちゃんに対し、どうなの?という感じが消えない。

小日向秀吉の悲劇も進行している。今回は寝小便と「三回言った」ことで、ちょっとコミカルにしあげつつも、それだけに一層老いの悲しみが募ります。
この場面、受けの三成がもう少し必死さというか、「クールの皮がはがれる」感じになってもいいと思うんですが。
秀吉が耄碌して、または死んで、一番立場が危うくなる家臣は三成なのだから・・・。三成が珍しく我を失う様子を見て「そっちの方が心配」と信繁に思わせたり・・・。
まだ走り出さない堺信繁と山本三成。『組!』コンビも、そろそろ魅せてほしい。

【日曜日のみ見るものいっぱい】

7月もすでに末日ですが、今季は日曜日に見続けたくなるドラマが集中してる。
もちろんその前から見ている『真田丸』もWOWOWの大作『沈まぬ太陽』も日曜日だし。

『受験のシンデレラ』
BSプレミアムですが、これ面白いです。話自体はありがちで、『ビリギャル』『ドラゴン桜』を思わせますが、なんかこれ、好きです。
なんと言っても小泉孝太郎です。
「線の細いいい人」が長かったけれど、この頃役が多彩になりました。予備校のスター教師が死の宣告を受け、塾からも「必要ない」と追い出される。そこでヒロインの貧乏高校生・川口春奈に出会い、二人で東大を目指すことになる。
孝太郎さんが、飲んでホステスに札びらをばらまき、泥酔してゲロを吐く・・・・女子高生の上に倒れこむ・・・。こんな姿、想像してませんでした。またそれが色っぽい。端正な小さい顔に細いあご、鋭角的な横顔、まっすぐな目に可愛い笑顔は変わらず。なんか惚れちゃいそう・・・。
川口春奈も、こんなに良かったっけ?というほどいい。女子高生のズボラさとまっすぐさがうまくミックスされてる感じ。
それにしても母親はヒドイね!(話を面白くしてるけど)
日本全国貧しい方向に急激に傾斜しつつある時代の反映もしっかり。

ポケゴな暮らし

July 29 [Fri], 2016, 23:27
やっぱりコレは好き。ポケモンGO。
1日12000歩くらい平気で歩いてる。

予備バッテリーも持ってないから(充電コードは持ってるけど、意外と時間がかかる)長時間はできないし、仕事の日は基本やらない。けど、足すと休日も勤務日も同じくらい歩いているのか、1,200歩くらいをキープしているからなかなかすごい。

すごいよね。
ゲーム機は、子供を(大人も)戸外から遠ざけ、家庭用ゲーム機は、家の中に子供を閉じ込めた。(GBやモバイルゲーム機の流れもあるけど、外でやる必然性はなかったわけで)
外で集団遊びをする子供文化は途切れた。

それが、ポケゴーはゲームが逆に人を外に連れ出すんだから!

平日休みだった日、「そうだ、都議選の期日前投票に行こう」(週末地元に居ないので)、銀行に行ってず〜っと怠っていた通帳記帳をし、一年ぶりに行ったベーカリーで新しいパンを買い、駅前では都知事候補者の○田さんが指示を求めてわが町を歩いており、うっかり会釈したら思いっきり握手することになった。(別な方に投票してきてしまった帰りなのに、ちょっと申し訳ない)。
週一の平日休みは、「家出」ならぬ「家デ―」を決め込むことが多かったのに、ポケゴーのおかげでとことこ出かけ、いろんな発見(ここにオブジェがあるとか)をして、バッテリー残量が危なくなってから帰ってくるのでした。

まあ、ポケゴーはあの可愛さにやられちゃうというか、キャラクターで騙されちゃうところが多いよね。
子供と夢中になってポケモンで暮らしてた私の世代では特に。スマホで初めてゲームをダウンロードしたお母さんも多い。懐かしくて大喜びして、健康に役立つ、とニコニコしてる。

そこで終わるとしても、もっとハマるとしても、別にいいじゃないの。

ポケモンGO!初体験

July 24 [Sun], 2016, 23:18

今朝は話題の「ポケモンGO」(22日日本配信開始)をダウンロードして、涼しいうちに近所を歩いてきました。

やってみたかったんですよ・・・。
私は反射神経が恐ろしく鈍く、アクションゲームとかはほんとダメ、「テトぷよ」系しかできない人間。
年のせいもあるかもしれないけど、20代で「スーパーマリオ」の第一段階をクリアできなかったのだから、「伸びしろ」ならぬ「縮みしろ」もないのです。

でも、「ポケモンGO」の話を聞いた時から、
「あらら、これなら私でもできるじゃん!」
「対戦部分はなくても、コンプリートできなくても、お散歩のお伴に使いたい!」
と思ってたんですよね。

それに、ポケモンはずっと前からの仲良し。
なにしろ、子供が小さい頃はポケモンなしには夜も昼も明けない時期がありましたので・・・。当時はポケモン151匹ちゃんと言えましたよ・・・。

特に好きなのは、ピカチュウ、ゼニガメ、フシギダネ・・・は当然として、ディグダ、ナゾノクサ、ニョロモとかお気に入りでした。ぬいぐるみもいっぱいあったし、フェルトでマスコットもずいぶん作ったし。
幼稚園のお楽しみ会には子供たちと一緒にポケモンのお面で踊ったし、バザーで「ポケモンぬりええほん」を三種類作って売ったのは私です!
完全オリジナルストーリーで、「ポケモンむらのうんどうかい」「プリンとプクリンのパンやさん」「ピカチュウライチュウけんかでチュウ!」の三冊なんだけど、あれ、どっかに残ってないかなぁ・・・・。

しかし、子供たちもだんだん年齢が上がり、ポケモンの数はその後ものすごく増えて、覚えられなくなって来て、興味は薄れました。でもゲームはプラットフォームが変わっても新作が出続け、海外各国で当然受けまくり。世界に広がった日本のゲーム・アニメ文化のひとつとして誇らしくも思い、当然だとも思ってました。
だって、ポケモンには子供の欲しいものが全部詰まってるんだもん。

そんな懐かしい愛するポケモンたちが、「ポケモンGO」として現れた。
「ん?アメリカで先行配信?」「なんでよ〜〜日本のなのに〜〜〜」と思いながら、耳をそばだててたわけで。

ニュースを見ると、心配なこともいくつかあるようで・・・事故とか侵入とか・・・。でもそれは「想定の範囲内」。
なにしろ「人類史の先っぽ」をまたも簡単に体験できるようなものですから、やらないというわけにはいきません。

家族LINEで探りを入れても、まだ(もう?)うちの子たちはゲットしてないらしい。しびれを切らして、日曜の早朝にアプリをダウンロード。
ビジュアル(性別、帽子、肌・髪の色、服(上・下)、靴、リュック)を適当に選び、画面がスタートすると、もう外に出ずにはいられない気持ち。
というか、外に出なきゃポケモンに出会えない。

そのままスマホだけ手にして外に出かけるとあまりに「そのために歩いている人」っぽくなっちゃうので、日傘とバッグを持って、外へ。
外に出るとすぐ、ヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネの基本ポケモン(とはいえ最初からある程度強く、育てると最上級ポケモンに進化する優良ポケモンですよ、かつての記憶では)が、私を取り囲んでくる。
ダネとゼニが好きなので、タップして見つめ合う。日常の通勤路で見ると一層可愛い。
しかし、スルーする。それはネットで、「この三匹を何度かスルーするとピカチュウが現れる」と見かけたからだ。
「ポケモンGO」のルールも世界観もノーチェックで出てきてしまったが、たしか昔のアニメでは、最初にゲットしたポケモンが相棒みたいになったと記憶している、ような・・・・(うろ覚え)。
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