この森で、天使はバスを降りた

August 05 [Wed], 2009, 2:12
酔っぱらったインディアン達が、
向こう側に小舟を見つけた

女性と、その女性にふっくらと優しく包まれている赤ん坊。

インディアンはその女性や赤子の持っている大切な光を知らない。インディアンにとっては必要の無いことであった。

インディアン達は、赤子は水に沈めても死なないらしい、と、言葉も通じない女性と赤子の乗った小さな船を転覆させた。















赤子は戻ってこなかった









無言の死。
それ以上に悲しいものはない

残された者。残されてしまった者。

もう空想でしか会うことの出来ない彼への想い。一生触れることのできない愛する彼の肉体。

あのとき一緒に湖の底に沈んでいれば、今も一緒にいられたのかもしれない。