愛情=信じるということ 5 

2007年10月25日(木) 12時23分
ちゅんちゅん・・・。
あー・・・もう朝か・・・。
ん??重い・・・なんだ?
「・・・・・っ。」
あーこいつか・・・。不覚にも俺の惚れた奴。
「おいっ!山城!起きろって!」
「んっ・・・あぁもう朝か。」
「おい、のんきに言ってる場合じゃねぇだろ。」
「ん?だって今日土曜だし?」
「えっ?あ・・・・そうだったっけ。」
「ははは。可愛いなぁもう。」
ちゅっ。ん?ちゅっって・・・えぇ?朝からやめろって。
「何すんだてめぇ。」
「だって可愛いんだもん。まぁいいからもうちょっとゴロゴロしてようよ。」
そう言うと俺を抱きしめやがって。
「俺は抱き枕じゃねぇっ!」
「ん?そだっけ?」
こいつ〜〜〜〜。でも俺は山城に勝てねぇもんなぁ・・・。
それにこいつ可愛いしかっこいいし・・・。
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それから昼過ぎにようやくベッドから出た。
一華といるとついついいちゃいちゃしちゃうんだよなぁ。
「もう元気か?」
「あぁ。なんだよ?」
「いや、今日は何するかなと思って。」
何気なく言ったのに、一華は黙りこくった。
「ん?どっか行きたい?」
「・・・・いや。家にいたい。」
全くこの可愛さは犯罪だな。
「そうか。まぁ色々話すかな。」
昼ごはんどうするかなぁ・・・
「「なぁ・・・。」」
か、かぶった・・・。俺ら息合ってるのか?
「俺・・・恋人ってのは前にいたんだ。」
「え?」
「そいつもあんたにみたく大人でかっこよくて包容力もあって俺の事好きだって言ってくれた。」
ん?誉められてる?まぁ聞いてやるか。俺は何も言わず聞いた。それによるとこうだ。
一華の恋人はリーマンやってる25歳の男だったらしい。
そいつは俺と同じで甘党で眼鏡かけてかっこよかったんだと。
しかもゲイだったらしく抵抗なく付き合い始めた。
でもある日彼にお見合いの話が持ち上がった。
彼はお見合いは断ると言ってお見合いに出かけた。
しかしそこに居たのは美人だった。だからそいつはその女になびいたらしい。
そして結婚することになり、別れてしまった。
謝罪の一言もなく。だから一華は信じないとか言ってたみたいだ。
「俺はあんたも信じるのが怖い。でもあんたが俺を好きでいてくれるなら信じようと思った。」
「咲夜、俺は女には興味ない。巨乳もいらないし長い髪もいらない。むしろ咲夜のまな板胸に、男にしては少し長い髪が必要なんだよ。」
「なんだよそれ!男はみんなまな板だろ?」
「ははは。俺は咲夜以外に本気になったことはないさ。こんなにドキドキすることも無かった。ほら?」
俺は咲夜の手を俺の胸に当てた。恥ずかしいのは俺のほうなのに、咲夜の顔は真っ赤だ。
可愛い。俺は本当にぞっこんだな。
「わ、わかったよ。もう恥ずかしいだろ?」
「咲夜、愛してるよ。」
「お、俺も・・・・・っ。」
咲夜は俺の唇を受け入れた。そう、俺を受け入れてくれたんだ。
「ありがとうな、咲夜。」
「何がだよ?何もしてねぇぞ。」
「まぁいいんだよ。」
                                          つづく
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あとがき
んーーーー甘い(笑
うわー自己満です(笑
次回からは波乱万丈にしないとね(爆

愛情=信じるということ 4 

2007年10月24日(水) 11時31分
アレ・・・俺どこにいるんだ?
目を開けると・・・みしらぬベッドの上にいた。
驚いて起き上がって回りを見渡すもここがどこだかわからない・・・。
「起きたかい?」
「山城・・・。」
「体大丈夫?」
・・・・体?あぁ・・・俺強姦されそうになったんだっけ。
「あぁ。最後までヤられてねぇし。」
山城は何も言わずベッドに腰掛けた。
「これ、飲む?」
見たからに紅茶だ。
「あぁ。」
飲んでみると・・・甘い・・・。
「これ甘すぎる・・・。」
「ははは。俺甘党だから。」
俺は何も言わなかった。いえなかった。あいつも甘党だったから。
「一華は俺の事好きだろ?」
・・・・・図星だった。でもなんて言えばいいかわからなくて何も言えなかった。
「ははは。なんて冗談だよ。この前も悪かったな。」
この前・・・え?あれは冗談だったのか?
「おい!お前冗談であんなことしたのか?」
「からかっただけだよ。」
「なんだよそれ・・・。」
山城は驚いたように俺を見た。そんなに見る理由がわからなくて。
「泣いてるよ?」
「え?あ・・・・いや。」
山城は何も言わなかった。
「俺はあんたを信じてた。」
「え?」
「俺の事好きで居てくれるなら俺も信じようと思った。でも違ったんだな。」
山城は俺に優しそうに温かい笑みをこぼした。
「な、なんだよ。もういい。同情なんていらねぇ。」
「違う。嬉しかったんだ。嘘付いてゴメン。俺本気だよ?あのキスも。でもあの時俺は一華を傷つけたと思った。」
「なんだそれ・・・・っ。」
「泣くなら俺の胸で泣きなさい。」
そういって俺を抱きしめてくれた。ずっと抱きしめててくれた。温かくて安心できる場所だった。
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涙を流し俺に抱きつく一華を見てると一層愛しくなる。
俺はもうこいつに溺れてんだな。
「少し落ち着いたか?」
「ん。」
「なぁ聞かせてくれ。俺のこと好きか?」
「そ、そんなこと言わなくたってわかるだろ?」
「んー1回でいいから聞きたい。まぁ何回でも聞きたいけど。」
彼は顔を真っ赤にして言ったんだ。
「・・・・・す、好きだよ。朋樹の事好きだよ。気が向いたら言ってやるよ。」
そう、俺の名前を呼んだのだ。俺の愛しい一華・・・いや咲夜が。
「俺も咲夜の事愛してるよ。んーじゃあ毎日だな。」
「あ?俺は気が向いたときって言っただろうが。」
「ははは。全く可愛いなぁー咲夜は。」
「う、うっせぇ!!」
俺は咲夜を離さない。ずっと一緒にいるんだ。
つづく
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あとがき
くっついてしまいましたよ(笑
んーこれからは甘いお二人を書けたらいいなと思います。
応援お願いします^^

愛情=信じるということ 2 

2007年10月24日(水) 10時42分
一人部屋の寮は何だか落ち着いた。
俺の唯一の居場所かもしれないな・・・。
窓からは、グラウンドが見える。部活をやってる奴らが良く見える。
すると俺の部屋をノックする奴が現れた。
誰だろう・・・山城か?ガチャ。
「はい?」
「お、おう・・・。俺同じクラスの飯田だ。」
「は?何か用?」
「あ・・・えっと・・・寮の書類出してないの一華だけだから・・・。」
「え?あー・・・いいよ。俺が自分で出しに行く。」
「そっか。山城先生に出しに行けばいいと思う。」
「わかった。わざわざさんきゅー。じゃな。」
相手の言葉も聞かずドアを閉めた。俺は対人恐怖症だから人とはなすのも嫌だ。
でも仕方なく、職員室へ入った。
「失礼します。山城先生ってどこですか?」
「あー多分数学準備室だと思うよー。いつもそっちにいるみたい。」
「あーども。」
おばさんが世間話をしているように話してた。
そういや・・・数学準備室ってどこだ?わかんねぇ・・・。地図ってもんはねぇのかよ。
ここは東京ドームが何個も入っちまうほどの広さだから訳わかんねぇ・・・。
どうするか・・・誰かに聞くと言っても近くに誰もいねぇ・・・。
すると・・・俺の後ろから気配を感じた。
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一華・・・あいつの横顔が忘れられなくて。気になっていた。
そう思っていたら目の前にいたのだ。幻かと思ったくらい・・・。
「一華じゃないか。ここで何してるんだ?」
「あっ・・・山城・・・先生。あの書類渡そうと思って。」
「あぁ、数学準備室わかんなかったんだ?」
「・・・・・・っ別に。」
顔を真っ赤にして言う彼が可愛い。そうだ、彼ともっと話をしたい。
「じゃあ数学準備室行こう。」
「はい・・・。」
さっきの真っ赤な顔はほんの一瞬。すぐにいつもの寂しそうな顔を戻ってしまった。
少し歩くと、準備室に着いた。
「ま、入って。」
「・・・・。」
「これ書類です。」
「あぁ、ありがとな。」
「まぁ座れよ。」
「でも・・・。」
「いいからいいから。」
俺は無理やり理由を作った。大人はイケナイ生き物だな。
                                                      つづく
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あとがき
おぉぉぉー少し接近し始めました^^
さぁ・・・これからどうなるんでしょうかねぇ。

愛情=信じるということ 

2007年10月24日(水) 10時18分
桜の舞う、4月。桜ヶ丘高校の入学式の日だ。
比較的成績の良い生徒しか集まらないこの学校では、静かに入学式が行われる。
それは毎年変わらないことである。そしてここは私立だから、望まない限りずっとここに
とどまっていられる。俺ももう・・・5年目か・・・。
俺は山城朋樹(やましろ ともき)。ここの教師だ。そして平凡な大人。
毎日変わりない日々にうんざりしている普通の大人。
恋人はいない。愛情なんてうわべだけというのが俺の今までの経験。
それにここは男子校。俺はゲイだから問題ないが、ここにいる奴らは、それぞれ付き合ってる奴があるというから。
また、退屈な1年が始まると思っていた。
でもそれは、俺の人生を変える出会いと激動の1年になるとは知る由もなかった。
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親に無理やり入れられた男子校の私立。全寮制で逃げようにも逃げられない。
中学のときは、俺は散々遊んでいたから親もうんざりしているんだろう。
俺はあいつらに嫌われているから。でも俺もあいつらを嫌ってるからちょうどいいか。
俺は遊んでたわりに頭は良かった。おかげでこんな坊ちゃん学校に来てるわけで。
まぁこれからは地味にそして真面目に生きてもいいかと思う。
俺は一華咲夜(いちか さくや)。親にも恵まれず、人生最悪だ。
俺はゲイだから男子校ってハーレムだと思うかもしれないが俺は違う。
人間は裏切る生き物だから、俺は誰も好きにならないし、信じない。
俺は一人でいいんだから。
入学式。校長の話もそこそこにクラスへいく。
ここの学校では成績で分けるというわけでもないらしい。
俺は7組ある中の3組だ。まぁ普通だな。
教室に入り、クラスにいる奴らを見回すと俺と馬が合いそうな奴はいない。
おちゃらけた奴、ガリベンな奴、暗い奴・・・俺はまた一人か。別に期待してたわけじゃなねぇけど。
ガラガラガラ。ドアが開き入ってきた教師は20代くらいだろうか。
世間で言うかっこいいって奴だ。
「俺が3組を受け持つ山城朋樹だ。教科は数学。独身だ。まぁここではそこそこの進学校だから、馬鹿みたいな事する奴はいないと思うが、授業は早めに進むからしっかり聞いとけよ。」
「えぇ〜。」
機械的な声に俺はなぜか魅力を感じていた。惹き付けられたのだ。
そして自己紹介をすることになった。これが1番嫌いだ。
俺の前の奴の番になった。
「金石健吾(かないし けんご)でぇ〜す。お笑い大好きでみんなにけんちゃんって呼ばれてま〜す。よろしく!」
おちゃらけたおめでたい奴だ。こういう奴の後は余計面倒だ。俺の番になった。
「一華咲夜。俺、人と関わるの面倒だから声かけないで欲しい。」
それだけ言うと席に着いた。どう思われてもかまわない。むしろ嫌われたい。
そして委員会を決めた。やりたい奴がやればいいみたいだからもちろん俺はやらない。
HRが終わると今日は帰っていいみたいだった。
他のやつらがそれぞれ話してるのを横目に、足早に教室を出た。
すると、そこには担任の山城がいた。
「えーっと・・・一華だな。」
「何か?」
「いや、別に。ただ友達は大切だぞ。」
何だよ、何も知らなくせに知った風にいうなよ。
「あんたに何がわかる?関係ないだろ。」
そういうと俺は寮に向かった。そうだ、あいつにも嫌われてしまえばいい・・・。

                                                    つづく

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あとがき
始まりましたよ〜。
どうなるのかは私にもわかりませんがこれからどうぞよろしくお願いします。

必読 

2007年10月24日(水) 10時14分
ここは完全BL小説サイトです。
やおいの意味がわからない方、嫌いな方は回れ右でお願いします。

またここでは教師×生徒の小説しか書く予定ありません(笑
好きな方はどうぞ見てください。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:黒葦ユカ
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:1991年8月8日
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 現住所:神奈川県
  • アイコン画像 職業:小中高生
  • アイコン画像 趣味:
    ・マンガ-テニプリ
    ・恋愛-カレピたくま様大好きっ
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