第1章 兎の穴に落ちて
2007年03月04日(日) 1時13分
アリス、教えて・・・
不思議の国へ、行く道はどこにあるのかしら・・・

ぽかぽか 暑いくらいの昼下がり
アリスはいつもの土手のうえ、
読書に夢中なお姉さんと一緒で、退屈しています。
そんなとき ふいに時計を持った兎がアリスの横を駆け抜けていきました。
アリスは思わず駆け出して、原っぱの向こうにある兎穴に
兎を追いかけ 飛び込んでいきました。
穴はまっすぐ続いていて、それから突然下に落ち込みました。
アリスは真っ逆さま、気付くと深い井戸のような中を落ちているのでした。
下へ、下へ、落ちてゆきます。
重力が弱まっているようにゆっくりと。
ずしん と不意に着地し、先を急ぐ兎を見つけたアリスは再び彼を追いかけます。
角を曲がると幾つもの扉に囲まれた天井のひくい広間に出ましたが、
兎の姿はもう見えませんでした。
すると突然、アリスの横にガラスでできた三本脚のテーブルが現れました。
「 あら? こんなテーブルあったかしら・・ 」
テーブルの上にはちっぽけな鍵がひとつ。
それは、カーテンに隠れていた小さな小さなドアの鍵でした。
しかし、アリスの大きさではその扉をくぐることはできそうにありません。
それでも、ほかに何かないかしらと アリスがくるりと目をやると、
今度はテーブルに小さな瓶がぽつり。
瓶の首には
“ Drink Me (お飲みなさい) ”
と、おおきく印刷された紙のふだが、巻きつけてありました。
アリスがそれを飲み干すと、とてもすてきな味がしました。
(チェリー・パイと、カスタードと、パイナップルと、ターキーと、
キャラメルと、焼きたてのバター・トーストの混ざったような!)
* * *
アリスは気付くと、たったの10インチほどの背丈になっていました。
「 これで、あの扉を通れるわ! 」
しかし、何てことでしょう、
アリスは遥か遠く、高い高いテーブルの上に鍵を忘れていたのです。
よじ登ろうとしたのですが、ガラスの脚はつるつる滑り
とても上までいけそうにありません。
座り込み、涙をこぼして嘆くアリスの足元に、またぽつり・
小さな箱が現れました。
箱を開けると、とてもちいさなケーキがあって
そこには “ Eat Me (私をお食べ) ” と、干しブドウでかかれていました。
「これで、おおきくなれるのかも知れないわ」
アリスは瞬く間にケーキを平らげました。
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毎回最後に、再現する予定のポイントをご紹介します(^^
” 私をお飲み ”Drink- Alice in Wonderland |
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