小説日記 (後半) 

December 10 [Wed], 2008, 17:41
 
衣装を着た2人に「おー」と小さな歓声が漏れる。そして本番は造花が敷き詰められる予定の棺桶に切原が寝転がった。
 
「フリですからね、あくまでフリ。まじでしないで下さいよ」
「分かっとおよ」
 
切原が恐る恐る目を閉じて数秒後、仁王の演技が開始された。
 
「おぉ、なんて綺麗な女性だろう。死んでしまって居るなんて嘘の様だ」
 
ひんやりとした仁王の指が優しく切原の頬に触れた。切原は内心「うわー!」と声を上げる。
 
「この女性の名は?」
「白雪姫でございます」
「白雪‥‥ぴったりな名前だ。あぁ、もう一度目を開けてくれ白雪姫」
 
「来る来る来る」切原の心臓がドクドクと早く脈打ち始める。きっと今目を開けると仁王の顔が‥‥
 
「ちょ、幸村!こっちは違っ‥‥あ、危ない!」
 
ドンッ
 
「「!!??」」
 
荷物を運んで居た桑原と幸村が仁王の背中を押したのだ。
 
そして ちゅ と音がして、触れてしまった。
切原と仁王の、唇が。
 
「おえ゙ぇぇぇ!!」
「‥っ‥‥‥」
 
切原は床に突っ伏して半泣きになりながら嘔吐。仁王に至っては声も出ない程動揺し唇を擦る。
 
「ち、違!これはオレじゃなくて幸村が!」
 
必死に言い訳する桑原の声さえ2人には届かない。
そこへ
 
「遅れてすまない」
「真田ってば説教なげぇんだから‥‥‥‥って、おい‥どうした?」
 
この後、学校に数名の(と言うか丸井の)笑い声が響くのは言うまでもない。
 
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