クリスマス 〜12月〜

December 12 [Mon], 2011, 7:04
12月はクリスマスがあるのでヨーロッパでは
なんだか全体に華やかです


ここはウィーンの市庁舎。クリスマス市が開かれています。
  



友人の息子ガビちゃん(6ヶ月)をつれてクリスマス市へ
パパがウィーン人、ママは日本人のハーフちゃん。ドイツ語・日本語
さらに英語に触れて、語学ストレスかな
  




ライトアップが素敵です。





ミスターバタフライ 7

November 24 [Thu], 2011, 18:36
プラハ国立歌劇場での公演では指揮者の
故・ボフミール グレゴールさんと何度となく「蝶々夫人」を
演奏し成功したが中でもスタンディングオヴェーションを
経験したのは、2回と記憶している。


公演が終わってみて落ち着くとわかるのだが、結果的に
良い演奏を客席の観客と分かち合える時というのは
すべての出来事が何の問題もなく進み、普通に心地よく
規律を超えた喜びに満たされている。それは決して満足感
や達成感とは違っていた。


高揚した劇場の、観客席から来るエネルギーは本当に凄い。
私はマエストロ グレゴールと共に人間の感情の渦に
飲み込まれてどこかに連れ去られてしまうような、そんな
気持を経験した。


我々2人が最前列に立って拍手に答えていると横にいる
マエストロが何かしらに吸い込まれていくのを確かに感じた。

私に「この拍手は君のものだ」とおっしゃって、私は何をマエストロに
言うべきかわからなかった。心の中で「今日は上手く行ったのかな」
と言う、そんな気持ちと、私が私らしく歌えるのはこのマエストロの
助力に他ならない事を強く感謝していた。偉大な人が側にいた。
そして舞台の上から常にオーケストラのみんなにありがとうの
サインを贈った。



マエストロが天国に旅立たれたのはこの公演と次の公演の間
の出来事だった。あっと言う間の事だった。




突然の事とは言え私の中で、何かしら、感じるところがあった。
マエストロ自身のこの劇場でのデビューも、最期も、プッチーニの
マダムバタフライとなったのだ。


プラハの1ページが終わりを告げた瞬間だったように思う。



北九州市自慢だより 7

November 13 [Sun], 2011, 18:23
北九州市の門司から見えた本日の夕日。


この近くの門司港はバナナの叩き売りの発祥地であり、
三井クラブには科学者のアインシュタインが滞在した事で
有名。その際に趣味のバイオリン演奏を披露したそうだ。

もし彼が健在だったら、ぜひ芸術と科学についての考えを
聞いてみたい、それぞれの与える影響についてなど。




秋の香りも豊かな日曜日、食いしん坊の私にとって
夕日はまるで大きくて食べ頃の、柿のようだった。








北九州市自慢だより 6

November 11 [Fri], 2011, 18:50
北九州市の「水」を紹介。


北九州水道・100周年



北九州の水道は、明治44年旧門司市から始まったそうです。
当時、外洋航路の船舶は、門司で水を船に補給しましたが
その水はとても美味しく、赤道を越えてもその鮮度を保つ事で
有名だったそうです。


写真のこのボトル水は、井手浦浄水場でつくられたもの。
ここは平尾台の麓の大自然の中、渕ダム、油木ダムなどから
取水されたものです

この水で、ヤマメの飼育やわさびの栽培も行っているようです。



北九州の水は、市民の文化そのもですね



沖縄より

October 28 [Fri], 2011, 17:44
ちょっくら沖縄へ。福岡空港から50分遅れで
飛び立ち南国へ友人の出迎えありがたいですね

まだ半袖でいけます、気候も心地良い


海の色も奇麗で空気も奇麗フランスの
ニースを思い出します。



沖縄って魅力的






北九州市自慢だより 5

October 25 [Tue], 2011, 16:08
10月24日は北九州市芸術文化振興財団の
「小学校訪問コンサート」に参加させて頂いた。

午前は徳力小学校、午後は市丸小学校。


徳力小学校は6年生2クラスで72名だった。
市丸小学校は全校生徒で90名だった。

双方共に約140年の歴史を誇る小学校でとても
のびのび、雰囲気の良い学校だった


小学生の心の美しさや無垢さに触れ、私にとって
とても癒される時間となりました。彼らの反応も正直で
可愛くて、自分が小学生だった頃のことを思い出したり
して、とても有意義でした。


昨日は小学校で芋掘りをしたらしく、コンサート後に「御芋」を
プレゼントして頂きました


良いエネルギーを貰って、とても嬉しかったです
ありがとう、小学生の皆さん





北九州市自慢だより 4

October 25 [Tue], 2011, 10:50
北九州国際音楽際でお世話になった方々を
御紹介コンサート終了後です。


左から財団の係長さん、部長さん、課長さん


財団の職員さん、メゾソプラノのミカエラさん



ドラマティックテノールのズリアンさん、メゾのミカエラさん



音楽祭のアドヴァイザーさん、メゾのミカエラさん



マルコさんと与那城さん



お疲れ様でした



北九州国際音楽際 2011

October 19 [Wed], 2011, 19:46


2011年・北九州国際音楽際楽屋にて



左から、バリトン・与那城(よなしろ)敬さん、私、指揮者で
今回はピアノ伴奏をしてくれたマルコ・ボエーミさん、
スロヴァキアの若手メゾソプラノ・ミカエラ セべストヴァさん
イタリアンドラマティックテノール・レンツォ ズリアンさん。


この日のプログラムは、かなり豪華なバランスだった。
マルコさんの序曲から始まり、バリトンが派手にスタートを
切った。

一番最後、今日では貴重になったイタリアンドラマティックな
カラフで締めくくり、それに相応しい内容だった。


   


コンサート会場で、オーケストラではなくピアノと一緒に演奏する事は
普段オーケストラでの演奏に馴れている歌手にとって、むしろその
難易度は増すのだけれど、それぞれ緊張はあったものの、ヨーロッパ
との時差を吹き飛ばし、ベストの演奏をすることができた。


どうもありがとう



(北)九州自慢だより 3

October 12 [Wed], 2011, 10:55
九州新幹線に初乗りした
北九州の小倉から福岡の博多までの乗車でしたが
あっと言う間に到着、速さと快適さは最高
車内のデザインがちょっとだけ木目



新幹線は日本が世界に誇れる世界一
これに乗って驚く外人は多い。


九州国立博物館に到着10月16日の開館6周年記念、
東日本大震災支援コンサートの打ち合わせ。

主催:北九州国際音楽際実行委員会
九州国立博物館振興財団



その後、九州国立博物館に隣接する大宰府天満宮へ。
ここは大宰府市。

   



御参りしておみくじ引きました。ここは学業の神様として
とても親しまれていますが、とてもエネルギーのある場所
芸術の神様も宿っておられる様ですね



北九州市自慢だより 2

October 11 [Tue], 2011, 10:35
北九州国際音楽祭も今年で24周年を迎える。
旧北九州市長の末吉興一さんの時代に、バイオリン奏者の
新井淑子さん(北九州市出身)が音楽監督を務められ出発した
国際音楽祭だ。特筆すべきはGeneral-SponserであるTOTO
地元を代表する企業だ。

私が子供の頃はお寺の境内での演奏などもあり、東洋と西洋の
世界観を一度に味わえたりして、とても大きな影響を受けた。
今振り返っても、北九州市で得た感性やその種とかヒントが
私を感化させ現在に繁栄させてくれている。音楽監督の新井さんは
私の友人の叔母さまにあたる方だったので、私は何かしらとても
身近に感じる事が出来た。


現在では演奏する側にいる私だか、演奏の立場から出来る
「北九州市の発展」に念頭を置きつつ参加させて頂いている。


大きな所では日本の島国の要素を外から見て考え、何が必要か時代の
変化と共に投げかけたいという希望がある。溢れるアイディアは、現在
私の演奏者の立場からは、まだまだ北九州市に送りきれない。


そんな中、今年は10月15日「憧れのオペラアリア選 
スペシャル・コンサート」に出演させて頂く。
14:00開場、世界に誇れるハイ・クオリティーの響を持つ
「響ホール」で行われる。


このコンサートで音楽の舵を取るのは指揮者(ピアノと法律を学んだ)の
マルコ・ボエーミさんだ。


彼と私の出会いは、東京サントリーホールだった。
プロデューサー・眞鍋圭子さんの下、私は同アカデミーの生徒だったが
ハンガリー国立歌劇場で行われた国際コンクールで優勝してから、実力を
活かして頂くチャンスに恵まれた。ホールオペラ「愛の妙薬」で
ジャンネッタ役に選ばれたのだ。経験を積むのにもっとも適した所であり
ジュゼッペ・サバッティーニやエヴァ・メイ、パオロ・コーニ、
ナターレ・デ・カローリス(バルバラ・フリットリの旦那)さんらと
共演し一ヶ月もの時間を共に過ごせた事は、今でも宝物だ。


若いうちに受ける影響は大きい、私への指導、判断と抜擢には
いつまでも感謝の念を持ち続けるだろう。待遇も若手には
充分のものだったそういう事は全て演奏家としての誇りを内側から
支えるものとなって行った。





そのマルコさんと、時のめくり合わせが再び自然にやって来た、
それはヨーロッパの荒波の中、10年もの歳月を経て静かに訪れた。

スロヴェニア国立歌劇場で再会したのだ、私は「マダム・バタフライ」で
マルコさんは「運命の力」で招待されていたのだ。
なんと言う偶然だろう!




こんな流れから再会をはたし、北九州市にお呼びする運びとした。
今年の国際音楽祭のテーマは「絆・出会い・再会」だと伺い、
それはまさに我々の為にあるような気がしている。


なお、私自身は演奏者として国際音楽祭に招待されているので
マネージメントやオルガナイザー等の報酬は受け取っていない。


プロフィール
  • ニックネーム: きっこ      ★★ Teshima Kikuko ★★
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「喜劇も悲劇も表現できる
大きな才能と美しい声を 持った本物の芸術家」
    クリスタ・ルートヴィヒ
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  東京芸大卒業、サントリーホール主催オペラアカデミーで研鑽を積み、旧・安田生命クオリティーオブライフ文化財団の助成で、ベルリン国立音楽大学、文化庁海外派遣研修生としてミュンヘン国立音楽大学・カールスルーエ国立音楽大学オペラ科、バイエルン歌劇場主催・若手オペラアカデミーで学び、ウィーンで(財)ロームミュージックファンデーション特別音楽研究生としてドイツ歌曲の研究をした。    ドミンゴコンクール日本代表、国際コンクール「新しい声」アジア代表、世界大会では奨励賞。
 ’98年には、ブダペスト(ハンガリー)・ヴェローナ(イタリア)国際コンクールで優勝・1位を獲得、ハンガリー国立ブタペスト歌劇場で「ラ・ボエーム」のムゼッタ役でヨーロッパ・デビューを飾った。その際、ウィーン国立歌劇場・名誉会員・宮廷歌手の名・メゾソプラノのクリスタ・ルートヴィヒから高い評価を受けた。  同年、サントリーホールオペラ「愛の妙薬」に唯一の日本人ソリストとして、ジュゼッペ・サッバティーニ、エヴァ・メイらと共に登場した。
 27歳で伝統と格式を誇るプラハ国立歌劇場での「蝶々夫人」(タイトルロール)に抜擢され、大成功を収める。チェコの巨匠指揮者故ボフミール・グレゴルに「やっと本物のマダム・バタフラ(蝶々さん)に出会った」 と言わしめ、みずみずしい歌唱と豊かな表現力、傑出した存在感で上演を成功に導き、同歌劇場人気プログラムとなる。4シーズン連続の蝶々さんを一人で務め、劇場史初まって以来の名誉を受けた。   また「トゥーランドット」にも出演、役柄(ローレン)デビューとなったリューでも高く評価された。  これまで、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ゲルトナープラッツ歌劇場管弦楽団、ケルン放送交響楽団、日本フィルハーモニー、ドイツ・ザクセン州「エルツ山地」交響楽団、名古屋フィル、スロベニア国営リュビリャナ放送響と共演した。
 北九州市民文化奨励賞受賞、文化特命大使、北九州市文化市民賞受賞。
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