曽野綾子さんとの出会い。

June 14 [Thu], 2012, 22:59
昨日は図書館に行きました。
久しぶりに行きました。
雨の中の図書館は、思索に誘われるようで濡れた庭の緑もいきいきと美しく知に遊ぶ、楽しい時間になりました。
文章の勉強をしたいと願っていました。
ものを書こうとするならば、誰かひとり師と定めその人の作品を、すべて読み通すことが勧められると聞いたことがありました。
もっと良いことは、日に半時間でも良いから、その人の文章をただただ書き写す。
ただただ書き写すうという訓練を、騙されたと思って続けるようにと、聞きました。
ご著書をすべて読むというのならば、養成講座でもお世話になっている澤谷鑛先生がおられます。
無駄なく深い趣きのある素敵なご文章です。
しかしわたしは女性なので、どなたかもう一人、女性らしい文章を書かれる方を目指すべき方として定めたいと思われました。
以前澤谷先生とジョイントさせて頂いた時に、そこに参加して下さった方がここぞというところで対峙を迫る、澤谷先生と同質のパワーを感じました。
これからは女性らしい盾轤ゥなパワーを開花して行かれると、もっと個性が際立ちますね。
と、言われました。
なるほどなるほど、そういうこともあるかもしれない。
と、面白く伺いました。
図書館で過ごせる時間メル友募集掲示板は限られているので、朝の内に澤谷先生にご相談しました。
ご文章を書き写すというのは、その方の息遣いそのものをコピーすること。
そこまでして悔いない方を、間違いなく選びたいと願いました。
メールでご相談すると、ほぼ即答で曽野綾子さんを推して下さいました。
それで、図書館に行って、いきなり曽野綾子さんを探すのではなく笑一応、色々比べてみようと、これまでからお名前しか存じていなかった女流作家さんの本を集めに集めて、図書館のテーブルに並べました。
なんでも、一応は自分で確かめてみたいので笑本を探しながら、つくづく思いました。
もう、わたしは余程でない限り小説は読まないだろうな、と。
作り事には全く興味を覚えないのです。
昔は村上春樹などよく読みましたが、今は全く食指が動かない。
作り事に関わっている時間はないと思ってしまう。
まあ、これはこれで良いのでしょう。
有吉佐和子さん、向田邦子さん、宮尾登美子さん、白洲正子さん、宇野千代さん、岡部伊都子さん幸田文さん、森茉莉さん、樋口一葉さん、など、など、など。
ありとあらゆる女性の随筆を、あまり最新でないところから選び、一冊ずつ持ってきて、机に積み上げて片っ端から読みました。
わたしに、文書の良し悪しを見極める目があるとは思いません。
でも、こういうのは結局は相性の問題であり、たとえどんなに立派な方でもわたしにとって響かなければ、読むのが苦痛ならば、どうしようもありません。
ここは自分の好みに正直に、限られた時間の中で、響くかどうかを確かめながら次々に手にとってぱらぱらとその文体を確かめました。
時間も体力も限られている中でやろうとしていることですから、寄り道をしている場合ではない。
本当に響くものを選ばねばと思いました。
どの方も著名な方ですから、良いご文章を書かれているはずなのです。
しかし、心に響かない。
べたついたり、甘ったるかったり、うるさかったりどこか雑味があってすっきりしなかったり。
次から次へと、読んでは返品読んでは返品と、全部落第になっていく。
これほど多くの方から慕われておられる方々が、一体どうしたことか。
自分の態度のなんと偉そうなことかと思いながらも、どれも好きになれないのですね。
本で溢れていた机の上は、あっという間に数冊を残すのみとなりました。
白洲正子さんは、やはり好きだと思いました。
古寺や仏像、お能や骨董という、古く静かな美に対されて書かれていても跳ねまわるようなエネルギーを抑え切れないご様子が伝わってくる。
なんと、自由奔放な情熱的な方だろうと、魅了されるのですね。
自由気ままに書かれているにも関わらず、恐らくは生来備わっておられる華族としての品格が作品に風格を与え、少しも下品にならないのは凄いことだと思いました。
生き生きとしたお転婆なエネルギーに溢れた、非常に面白い、素敵な方で、いくらでも読める。
でもそのご文章を書き写して自分のものにしたいかというと、少し違う。
そして、最後にようやく曽野綾子さんのご著書を手にとって。
わくわくしつつ開いた瞬間、、やっぱり違う、この方は別格だと思いました。
それまで机いっぱいに積み上げて読んでいた本と全く違う、と、ため息が出ました。
ご文体が本当に美しい。
ベタつきも甘ったるさも、うるささも雑味もなくすっきりと端正に整い、澄み切った水を見るような透明感だと感じました。
いや、色々と読んでみて良かった。
曽野綾子さんのレベルが桁違いであることがよくよくわかりました。
いくらプロの作家さんでも、ここまでのものはなかなか、誰にでも簡単に書けるものではないのだろうと、思わされました。
借りようと思って図書館内のご著書を検索して、たまげました。
400冊ほどもあります。
とても読み切れないので、とりあえずは心に響くタイトルのご本をピックアップしました。
ご紹介くださった澤谷先生、ありがとうございました。
曽野綾子さん初めまして。
よろしくお願いいたします。
美しさに触れる。
心から酔えるほどの美しさに触れ、その中に漂える嬉しさ。
喜び。
言葉を選ぶのは本来苦しいことなのでしょうが、苦しさよりも何よりも、今は嬉しさが溢れます。
曽野さんのご文章の透明さは、なんなのでしょうか。
澤谷先生がよく仰る、自我意識の外れた自然のリズムが、そこに流れているからでしょうか。
とどまることなく流れ続ける清い水の流れ淀むことなく、命のように吹き抜けていく新鮮な風。
書かれていることも素晴らしいのでしょうが、不思議なことに書かれていないところから流れてくるものを感じます。
澤谷先生が、養成講座で、語ること以上に語られないことでお教えくださるのととても似たものを感じるのです。
いったいどうしたら、このようなものが書けるのか。
その秘密に、どこまで迫ることができるのか。
これからの展開がとても楽しみです。
必要な物はすべて、時に適って与えられる。
やっぱりわたしは守られている。
導かれている。
嬉しいです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
お腹すきました。
ご飯食べます。
あなたのお昼も、楽しく美味しいものでありますように。
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵カウンセリング事務所オフィスSAKURAあなたの生き辛さを幸せに変え、夢を叶えるサポーターさくらみるくホームページ生まれてきてくれてありがとう心痛むあなたへ。
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