第2ボタンA 

2006年04月01日(土) 10時12分
はあ?コイツ作り話なんとちゃうん?
なんていってる奴おるやろォな・・・・いや。これ、まじなんスよ。


***


もう3月なのに雪がふってた。
「先輩はずるいっスねぇ・・・・」
ひとりごとのつもりでぼそってうとA先輩がきいてきた。
「なんで?」
「だってベンチコートきてるんじゃなんですか。
アタシはこんなジャージ上下だけやもん」
「・・・・じゃぁ。はいる?」
そう言うと先輩はばっとコートひろげてみせた。
「Tやったらちいさいけんはいるやろ」
な。なぁ。なあぁあ!?!?!?!?!?
びびった。びびった。たぶん顔真っ赤だったと思う。

「ぃ。いいです。がまんします・・・。」
先輩に顔をみられるのが恥ずかしくてそっぽをむいた。
「なーんちって。」
ボソッと言った先輩に右ストレートを一発おみまいした。
「っいってぇ〜・・・そーいうとこは相変わらずやな。」
んなこといいながらニコニコ笑って腹さすってる。
また先輩のペースに乗せられてた。
「くっそ・・・・・」
照れ隠しに上を向いたら冷たい雪が頬におちてきた。


アタシは一年の駐輪場に自転車を取りにいった。
「T〜はよこいよー。」
先輩はもう自転車にまたがってた。
私は校門まで走り急いで自転車に乗る。
「じゃー。しゅっぱーつ。」
一緒に自転車を漕ぎ出した。



第2ボタン@ 

2006年04月01日(土) 9時45分

ぃやぁ・・・・ほんとにもらっちゃったべ。
いいんかよ。あたしで。


***

卒業式の次の日の部活ではA先輩がきてくれた。
3年生は入試も終わってしまって暇ならしい。

しかし・・・・相変わらず強いねぇ・・・・・A先輩。
約一ヶ月やってないっていうのが嘘みたいだった。

そしてやっと部活終了。
A先輩は男子と戯れてやがる。
ちょっとだけ嫉妬してる自分が哀れで虚しくてしょうがなかった。
「かったるぃ・・・・」
そう一言つぶやいてアタシは一人部室に戻った。


急いで着替えてまた部室を出た。
今日は女子の掃除当番だったけ。
道場の端から端まできれいにモップかけて埃をとる。
マダほかの女子は着替えてるらしくてでてこない。
「しゃぁないな・・・。」
掃除機もかけなきゃいけなくなってしまった。
めんどくさい・・・・

掃除が終わって、さあかえろうとおもっていたら
後ろからA先輩に呼び止められた。

「ぁ。掃除ごくろんさん。いっしょかえるべ。」
いきなり声をかけられたからびっくりして
「うぃっす。」
かすれ声しか出なかった。


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