偽者の自分 

April 23 [Thu], 2009, 1:31
自分を知る事は大切な事だ

そんなの分かってる、洞察だ。必要だ。
だけど、知らないままで幸せでいられるのならば、
不要な洞察は無駄だ。無意味だ。
虚構を生むだけだ。
しないほうが良い。

活字中毒な自覚はある。文字が好きだ。本が好きだ。
専ら、専門書ばかりを読む。
小説も嫌いではない。
SFだって読むし、ミステリー・推理ものだって大好きだ。

でも恋愛小説だけは、どうしても苦手だ。
三角関係とかだと、もう、虫唾が走るくらい、『苦手』だ。

そう、『苦手』なのだと思っていた。

人の心が、苦手なのだと。

重厚な古典文学とかは好きだから、
きっと現代恋愛ものの、薄さとか、心情の機微とか、
描ききれない、行間を読むのが、実は苦手なのかも知れない・・・とも思っていた。

でも、違うのだ。
最初から行方、恋愛小説としての着地点が決まっているような、
なんとなく流れが分かるようなものは好きなのだ。
二人しか登場しなくて、その二人だけの恋愛ものに周囲が絡んでるくらいなら、
問題なく読み進める事が出来るのだ。

三角関係、それが苦手なのだと気が付いた。

着地点が分からないのが、苦手なのだ。

杓子定規に計れないものが、苦手。
そんな、単純なものではなかった。

よくある話。
ひとりの女の子と、寡黙で孤独そうな男の子と、元気溌剌明るく前向きな男の子。
話の流れだと、寡黙で孤独そうな男の子が選ばれる事が多い。
それが、嫌なのだ。

前向きで明るい子が選ばれるべきなんだ。

だって、実際の世の中は、そう出来てる。

寡黙な、口数が少ない、口下手で、感情表現が苦手で、
人から愛される事を知らなくて、愛を知らなくて、
誰も信じられなくて、周りを拒絶していて、
だから回りからも実は拒絶されている。
浅く狭い交友関係の中だけで生きていて、
友達はいるけど、知り合いもいるけれど、親友はいない。

なんで、そんな子が選ばれる?

そんな事、実際には、起こらない。

そんな事、身をもって知っている。


『私』は選ばれた事がない。
誰かが幸せに微笑むのを、ただただ、眺めているだけなのだ。

保育園のとき、可愛いあの子は、皆に愛されて、いつだって明るかった。
私は、いつもひとりぼっちで砂場の片隅にいた。

小学生のとき、可愛いあの子は、皆と笑いながら校庭にいて。
私は、いつも教室の片隅で俯いていた。

中学生のとき、可愛いあの子は、皆とおしゃべりしながら、歩道橋を渡り。
私は、いつも一人で自転車を漕いでいた。

高校生のとき、可愛いあの子は、皆と歩きながらカフェにより。
私は、いつも図書館の隅に蹲っていた。

大学生のとき、可愛いあの子は、皆と仲良く飲みながら。
私は、ソファの上で喧騒の中お酒を飲んだ。

選ばれるのは、いつだって、明るくて笑顔が可愛い前向きなあの子。
どんなに頑張っても、明るい振りをしても、はしゃいで見せても、
笑っていても、泣きそうに歪んでいても、不安に押しつぶされそうでも、
仲間に囲まれていてすら、私の笑顔は、いつもどこか孤独だった。

選ばれないのだ。

ただ、そこに居る事を許されているだけで、かろうじて認められているだけで、
決して、求められているわけではないのだ。

飲み会の呼ばれても、一緒に遊びに行っても、
私はただのオプションでしかないのだ。

選ばれないのだ。

なのに、小説の中だと、嘘みたいに、そんな子が、
愛されている事を知らなかっただけで、本当は皆に愛されていて、
求められていて、最後に選ばれたりするのだ。

そんなわけないのに。

そんな簡単に生き方が変わるわけないのに。

それが、嫌なんだ。

そうなんだ、ろうと、思う。

認められる事と求められる事は、違うんだ。

あぁ、なんて惨めだ。阿保だ。馬鹿だ。愚かだ。

僻みだ。ただの。

でも、どうしても否定できない、自分の中にある、最も醜い部分だ。

あぁ、こんな感情、知らないままで居た方が、
偽りの笑顔の自分の存在で、幸せでいられたのかもしれないのに。

偽りの笑顔でしか生きる術を知らないのに。


宗教と科学と神 

October 25 [Sat], 2008, 1:22
宗教っていうか、神はいないと思う。
もちろん死後の世界も生まれ変わりも、天国も地獄も所詮は誰かが創った幻想に過ぎない。
神が人の形をしていて人と同じ言葉を話し人と同じように考えるような、そんな神はいない。
そして、ニーチェじゃないけど恐怖に対する本能的なメカニズムのシステム対象としての神は確かに既に死んでいるし、殺したのは人類であるっていうので間違いはないと思う。何かよく分からない不条理なもの、恐怖に対する理由付けが必要だっただけで、それは廃れたシステムなのかもしれない。
だけど、例えば数学的・科学的能力の根底には愛とか直感みたいのがあって、それが超冴えていたりすると超能力のように思われたり、極限の精神状態に置かれたときに人が幻想の中で見るのは神の啓示であったりするかもしれない。
たとえば、この人うさんくさいな、とかどうしてこの顔でこの言葉を言うんだろうって違和感とかも、実は脳の中で起こる圧倒的な統計的数学の世界の話だけれど、人はこれを直感って名づけてるんだよね。
この世界、宇宙とそれを認識する意識の存在そのものが、まさに神の顕現だと思う。
真に最も個人的なことは、最も普遍的なものである。
だから私が他人と違うように、私も真には私とも違うのだろう。
精神医学や心理学は、科学でありながら、他者から見れば科学からは程遠いところにいると思われてる。宗教色や哲学色も強い。
だけど、心の解明は科学の解明なんだよね。ドーパミンがどうとか、セロトニンがどうとかさ。脳神経学だよね。
だから、心とかの正体は科学の分子なんだよね。だけど、科学だけで分子を説明しても、人が悩み、悲しみ、慈しむ心の全ては捉えられない。そこには、何万分の一かの割合で隙間があって、そこに当てはまる科学的分子はないんだよね。そこに人の心に顕現された神がいるんだろうと思う。
夕陽を見ると感動したりする。夕陽はただの周波数だし光はプリズムだけど、それだけじゃない何かがそこにはあって、だから何かを感じる。宗教家はそれを神と呼んだし、心理学者はそれを無意識とか集合的無意識って呼んだ。そして科学者は原子って呼ぶ。
同じ本質を違う局面から違う世界の言語を使って説明しているだけだと、そう思う。

遠すぎて 

October 11 [Sat], 2008, 2:23
実体の無い人に恋してるみたいだ

宙を舞う右手が握り締めたかった腕は

何も掠めず砕け落ちる

心に居場所がないと

現実は圧倒的な強さで教える



虚偽の生活 

June 20 [Fri], 2008, 0:02
自分のした事に責任を取れない。
すぐ嘘をつく。それも分かりきった嘘。
言葉にした瞬間に偽りだとばれる嘘。

人間て、どうしてこんなに嘘をつくんだろう。
純粋な目で、まっすぐに嘘をつく。

もう嘘なんてこりごり。

生きていくのが、面倒だと思ってしまう。

一人で生きていけないのは辛い。
誰かの嘘に傷つきながらじゃないと生きれない。

人生って、何だろう。
意味を考える余裕なんてない。
それでも生きていかなければ。

・・・本当に?

刹那に忘れた笑顔一つで 

May 31 [Sat], 2008, 0:42
朝から雨が降っていた事
電車が少しだけ遅れた事
仕事が残業だった事
スタッフさんが本当に仕事してるのか疑わしい事
帰りの電車、隣の人の肩が窮屈だった事
帰り道も雨で紙袋が濡れた事
洗濯機の中に同居人の洗濯物が入ったままだった事
干してっていったら棒がないって文句言われた事
物干し竿代わりの棒は元々私のだって事
新しいのを買いに行こうって言ったのを拒否したのは同居人だって事
逆ギレ状態じゃん!って思うけど物干し竿を使ってるのは私だって事
だけど、それはやっぱり私のだし・・・でも面倒だから話し合いにもならないって事
物干し竿、自分用の買おうかな。でもそうしたら同居人が独り占めするんだよね。
元々私のなのに
二人の生活って、こうゆう事から破綻するんだな・・・小さいな
意思の疎通って図れないもんなんだな

一人暮らしなら、こんな事気にならないのかな
もっと大丈夫なのかな
もう無理なのかな、やっぱり

もう駄目なのは私だって事だよね
もう無理なのは私だけで、同居人はきっと何も感じてないんだよね
そんなの不公平じゃないかな

小さなすれ違いが大きく大きく蛇行して深くて暗い溝が出来るんだね
相手には一瞬でも自分には永遠だったりするんだよね

どうしても埋められない渠だったりするんだよね

ほんの1秒くらいの ちょっとした隙間だったり するんだよね

時間は残酷だから こうして僕を 試してるんだね

一つ笑顔を忘れた瞬間に 一つ絆が消えるんだ

絆なんて思ったより容易く壊れて元になんて戻らないように出来ているんだよね

無理 

May 10 [Sat], 2008, 1:58
嫌いなわけじゃない

憎いわけでもない

寧ろ好きだし

だけど、素直に喜んであげる事もできない

今、世界の人口は67億人で 

February 07 [Thu], 2008, 18:08
1秒間に1人と出会うとしたら
60*60=3600
3600*24=86400
86400*365=31536000
1年間で31536000人に会えるから、
6700000000/31536000=212.45560629122272
で世界中の人全員に出会うまでには212年かかるんだね。

同じ電車に乗り合わせた人も全員出会いに入れて、
同じ建物にいる人も全員無理やり出会いに入れて、
どこかの街の交差点ですれ違う人も出会いに入れて、
どこかの顔も知らない名前だけの知り合いも出会いに入れて、

それでも、どう頑張っても、60億もの出会いには遭遇できない。

今、こうして出会えた彼方に、これがどれだけ奇跡なのか、

知らなくても良い、伝わらなくても良い、

ただ私がその奇跡をとても幸福だと思っている事を

私が心の中でそっと思っている事を何も知らぬまま許して欲しい。

ねがう 

February 06 [Wed], 2008, 1:28
冀う
希う

こいねがう

強く願う
切望する

その罪の名は 

February 06 [Wed], 2008, 1:18
一体、何だったのだろう
皆が少しずつミスを犯し
大きな問題になる
きっかけは何だったのか

ただ分かるのは
消してしまいたい過去と
ずっと一緒に生きて
いかなければならない事

消える魔法があれば良い

過去や意味のない僕の存在を

時雨な 

February 02 [Sat], 2008, 10:03
時雨な夢見た

幸せに生きたい夢だった
2009年04月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新コメント
アイコン画像真那斗
» 遠すぎて (2008年10月17日)
Yapme!一覧
読者になる