ミュージック・デイ 

August 07 [Sun], 2005, 22:49
 ミュージック・スクール「ダ・カーポ」で久しぶりのレッスン。前回先生からいただいた課題を今日まで真面目にこなしてきたとはあまりいえなかったので、実際あまり成長した感じにはなれなかった。残念・・・。
 夕方、横浜市営地下鉄センター南駅の駅前広場で行われている音楽祭に出かける。本当に1年ぶりくらいに車を運転したいと思い、車で行こうとすると、両親が「私たちも行きたい」と同乗してきたので、一緒に行く。音楽祭には「SOUL HYPE」というバンドが出演していて、今回ゲスト・ボーカルとして、僕が参加しているGroove Constructionのボーカリストが出演しているので、観にいくことになった。普段はほとんど同じステージの上でしか聴かない彼女の歌を客席から聴くと、なんだか新鮮で、普段彼女があまり歌わない、ボサノヴァ調の曲やラテン調の曲もあって、面白く聴くことができた。
 夏の野外は気持ちが良かったし、都筑区という新興住宅地で、デパートのネオンも都心のようにけばけばしくなく静かに灯り、明らかに地元の住民たちがビール片手に夕涼みという感じで音楽に耳を傾けている姿は見ていて気持ちの良いものだった。地域と音楽が密接に存在していて、老若男女を問わずに、ふらりと音楽を聴きに行き、ビール片手におしゃべりをするというのは、とても良いライフスタイルにつながると思う。そしてアマチュアの音楽家たちがそんな場所を楽しく盛り上げられたら素敵だと思う。

古い友達 

August 06 [Sat], 2005, 2:36
 今日、久しぶりに古い地元の友達と飲みにでかけた。15歳〜20歳くらいの頃、地元で仲の良い5人のグループがいて、僕たちは近くのミスタードーナッツでお代わり自由の珈琲を10杯も飲みながら夢を語り合ったり、車が手に入ってからは駒沢のカフェに行ったり、伊豆や鎌倉に旅行に行ったり、とにかくさまざまな時間を一緒に過ごした。それがあるときいろいろな事情から亀裂が入り、長いあいだ会わずにいたのだが、今回ふとしたきっかけで、久しぶりに会うことになり、5人のうち3人が顔を合わせた。
 飲み始めると昔の話が次々と出てきて、僕を懐かしい気持ちにさせた。表情やものの考え方がそれぞれにある部分は変化し、それでも大抵の部分は昔のままだった。「やっぱり人って変わらないんだね」なんていう言葉が笑顔と共に一様にみんなの口から出てきて、なんとなくほっとすると同時に、ちょっとだけ、僕を落ち着かない気持ちにさせた。

blue 

August 05 [Fri], 2005, 18:15
 映画「blue」を観る。主演の市川実日子のことが、モデルとして凄く好きなため借りてきたのだが、以前の主演映画「タイムレス・メロディ」での演技はあまり良いとは思えなかった。でも今回は演技も凄く良かった! この映画の原作が魚喃キリコの「blue」という漫画だということをDVDを借りて初めて知ったが、そのストーリーというか、脚本というか、それが、なにか特別なことが起こるわけではないんだけれども、二人の女子高生の心を、まるで何かが滲み出てくるように描ききっている。彼女たちが語る言葉、そのひとつひとつが、いかにもわざとらしかった、格好つけすぎていたりするのだが、それが逆にリアルな10代の女の子を描いるように思えるのだ。10代の女の子というものはわざとらしかったり、格好つけすぎていたりするものだからなのだろうか。わざとらしさは、純粋である証拠なのかもしれない。
 そういうことも含め、市川実日子は本当にピュアな演技で、演じ切ったよう思う。そこにあるのは自分自身でもまったく意味のわからない10代の不確定な心境、憧れ、戸惑い、でも楽しいこと、信じられること、そういったものの前では奇跡のような笑顔をみせること。市川実日子は普段はかなりブッチョウ顔な表情が多い。それが、愛する人のまえで、これ以上ないような笑顔を見せ、そして、また普段の表情に戻っていく。なんだか僕自身もそんな繰り返しの中で、高校生活を過ごしてきたような気がする。本当にそうだったかどうかわからないが、そんなことを思ってしまう映画に出会えて、今日は嬉しい一日だった。

Swing Girls 

July 31 [Sun], 2005, 2:48
 映画「スウィング・ガールズ」を観る。ずっと観たかった映画だ。「自分でも気づかなかった情熱」というのが、このとびきりの青春映画の、とびきりなポイントだと思う。それはやりたくもなかった楽器を手にした女子高生たちが、いやいやながら始めた練習を経て、楽器の魅力に取り付かれていき、やっと音が出るようになり、その楽しさに気づいたとき、正規の吹奏楽メンバーが復帰し、楽器を取り上げられるシーンが凄く印象に残ったからだ。彼女たちは「こんなもの、やりたくもなかったんだから、やらずに済んでせいせいしたわ」と啖呵を切って楽器を突っ返すが、校舎を出て行ったあとに、全員泣きじゃくり、家の電化製品を無断で売り払ったり、アルバイトをしてでも、楽器を手に入れようとする。この「やりたい!」という理屈抜きの情熱に、彼女たちは生まれて初めて出会ったのだ。
 そして楽器を手にした喜び、それからも練習場所を探す四苦八苦、でもどんな苦難があろうとも、楽器が吹きたい、何故ならこんなに楽しいことにいままで出会ったことがなかったから。この過程こそがこの映画のポイントで、青春の輝きとでもよべそうなものだ。
 彼女たちの姿に後押しされるように、僕も見終わったあと、バンドの練習に出かけ、へたくそながらも、今日も楽しく吹きまくってしまった。

ブラック・ボトム・ブラス・バンド 

July 26 [Tue], 2005, 17:43
ブラック・ボトム・ブラスバンド(BBBB)のライブを渋谷BYGに観に行ってきた。折り悪く、この日は大型台風が東京に接近中とのことで、勤め先の会社も早めに閉めることになった。そのおかげでライブ開始時間には余裕で間に合うことになったが、同僚たちからは電車とまっちまうぞ、普通は今日はヤメルべきだろう、と散々言われ、僕も少々迷った。
でも今日はどうしても行きたかった。
 先日の北沢音楽祭で、BBBBのパレードを観た。「マーシ・マーシー・マーシ」「聖者の行進」といったスタンダードのナンバーを、BBBBのメンバー、富士中学(僕の高校の隣にあった中学だ)吹奏楽部の生徒たち、そして一般の人たちと一緒に、下北沢の町を演奏しながら練り歩くというもので、僕は本当に心から楽しい音楽に久しぶりに出会ったような気がしたからだ。
 音楽は楽しい、この単純なことをBBBBは思い出させてくれる。大学2年生のとき、下北沢のクラブQueで行われたBBBBの演奏を見たときも、彼らはその機動力(アンプを使うような楽器も、移動不可能なドラム・セットも必要ない)をフルに生かして、彼らは客席になだれ込み、お客が彼らを囲い込むように輪をつくり、その中心で縦横無尽に演奏してくれた。まるで、20世紀初頭のニュー・オーリンズみたいじゃないか、まるで、音楽が生まれたそのままの姿みたいじゃないか、クラブQueのときも、北沢音楽祭のときも、そう思わずにはいられなかった。そして、そのなんの飾り気もない音楽の姿というものに、やっぱり僕は弱いんだ。
 今回の渋谷BYGでも、彼らのそんな姿勢は変わっていなかったように思う。クラブQueのように客席が広くなく、テーブル席なため、それほど動き回ってくれはしなかったが、それでも客席へなだれ込み、たっぷりのサービス精神で、陽気で元気で呑気な音楽を聞かせてくれた。
 そして、最後にはトランペットのミッチーBHBの金子氏、河合わかば氏が飛び入りし、最高にパーティーなライブになった。
 幸い台風もそれ、ライブの終わった渋谷の街では雨もあがり、YASSYのトロンボーンの音色が耳の内側にこびりついていて、なんてHOTで優しく、そしてファンキーな音色だったんだろうと、改めて良い音を吹きたい! と強く思ったのでした。
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