世界自然遺産 保全と観光の両立を急ぎたいと屋久島

September 13 [Thu], 2012, 12:29
皆さんお久しぶりです
今日のブログは世界自然遺産 保全と観光の両立を急ぎたいと屋久島のことを話しましょう

国連教育科学文化機関(ユネスコ)で1972年、世界遺産条約が採択されて今年で40年。日本では4カ所が世界自然遺産に指定されており、いずれも貴重な生態系を持つ世界に誇れる財産だ。
 指定後、知名度向上が地域活性化に寄与した半面、観光客の増加で生態系に影響が出るなどの問題が表面化。世界共有の自然を保護するという条約の理念が、危機にさらされる事態となっている。
 これを受け、環境省が影響調査に乗り出した。有識者会議で、立ち入り禁止などを含めた対応を検討するという。保全に必要な調査であり、早急な対策実施を望みたい。
 南北に長い日本の自然は多様性に富む。中でも、世界遺産地域は多くの人を引き付ける魅力を備えており、観光資源としても一級だ。
 東洋最大級のブナ林に覆われた白神山地(93年指定)、屋久杉や多くの固有種が生息する屋久島(同)、海洋と陸上生態系が融和している知床(2005年指定)、進化の軌跡をたどれる小笠原諸島(11年指定)―は、後世へ残すべき人類の宝だ。
 ただ、微妙な生態系バランスで成り立っている地域だけに、わずかな人為行為でも影響を受けてしまう。
 指定後、観光客が樹木を伐採したり、貴重な植物を踏み荒らすといった被害が報告されている。屋久島では昨年の入島者が登録前の1.5倍の約32万人に上り、トイレ不足で野外で用を足すといった例も報告されている。
 知床では昨年から、一部地域の立ち入り規制を実施するなど対応に乗り出した。しかし他地域では観光への影響を懸念し規制をやめた例もあるなど、保全と観光のはざまで悩んでいるのが現状だ。
 そもそも貴重な自然を失っては観光も成り立たない。
 世界遺産は人の手が入っていない自然だけに、ルール順守は当然として、入山には一定の知識や事前の準備が必要だ。また、必ずしも便利で快適な空間ではないということも理解しておきたい。
 法や規則で縛りをかける前に、道徳を重んじつつ自然を利用し、楽しむのが本来、日本人のあるべき姿だ。
 それでも保全に支障を来すようなら入山規制を検討せざるを得まい。入山料徴収や人数の制限など厳しい措置が必要となる場合もあろう。
 環境省は次の自然遺産候補として「奄美・琉球諸島」を選定。阿寒湖や南アルプスなどを薦める動きもある。それまでに「保全と観光」の両立を図らねばならない。
 世界遺産は私たちに、地球は人類だけのものではないという当たり前の現実を突きつけている。自然との共存という最重要課題を、国民全体で考えるときだ。

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