どういうきっかけで、口臭を意識するようになったか?
June 11 [Mon], 2007, 13:38

どういうきっかけで、口臭を意識するようになったか?
うちの歯科医院の口臭治療はまず、患者さんの話をよく聞くことから始まる。
これで成功するか失敗するかが決まると言ってもいいのだ。
そのために、すごく患者さんに近づくのだ。
患者さんはのけぞるし、視線をそらそうとする。
そういう中で、話を聞いていくと、患者さんは無意識のうちに鼻に手をやったりする。
その瞬間に「ごめんなさい、臭かったですか?」と問いかける。
患者さんは「いや、別に」と答えるが、「日本人の4人に1人は口臭で悩んでいます、それをやられると相手の心が傷つきますよ。」と言うのだ。
口臭を気になさる方は他人のしぐさをすごく気にするものだ。
例えば、車に二人で乗っていて相手の方が窓を開けたとする、これだけで車中の空気を自分の口臭で汚してしまったと感じてしまったりする。
また、親切で自分だけガムを噛むわけにいかない場合、相手にガムを勧めたりする。それだけで相手は自分の口臭を気にしていると、思ったりするのだ。
口臭治療を始めて、2度目の来院では測定器や官能検査でよくなっていても、不満そうにしていたりすることがある。
「よくなりましたねえ、がんばりましたねえ」と言っても「だいぶよくなりましたが、まだあるんです」と答えたりする。
よく話を聞くと、話をしていた相手が鼻に手をやったというのだ。
これは手ごわい、そこで患者さんの手に白い粉を塗る。しばらく雑談をしてから鏡を渡す、そこには鼻の周りを白くした患者さんの顔が映っているのだ。
患者さんは爆笑して治癒となる。
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