コープさっぽろ 組合債募集を再開 本年度から出店資金に限定
April 08 [Sun], 2007, 16:32
生活協同組合コープさっぽろ(札幌)は、本年度から、新規出店のための資金を組合債で調達する方針を決めた。すでに、今夏オープン予定の函館と札幌の二店の出店費用として二十億円を調達した。低利で資金確保できる利点に加え、「組合員の資金で店をつくる」という生協の原点に立ち返る意味合いもある。
組合債は、生協の事業資金を調達するため組合員向けに発行する債券で三月末現在の発行残高は約九十五億円。コープさっぽろは経営再建に着手した一九九八年度以降、企業の社債に相当する組合債の募集を原則停止し、企業の株式に相当する出資金の増強を進め、組合債はほぼ年間三十億円ずつ償還されてきた。
しかし、二年前に再開した新規出店では、一店当たり十億円前後の資金が必要となるため、組合員が少ない額を少しずつ積み立てていくケースが多い出資金では対応が難しかった。このため、組合債の発行目的を出店資金に限定、年間の償還額に相当する三十億円をめどに募集することにした。
組合債の五年もので年利1・4%。コープさっぽろにとっては金融機関の融資よりも有利な条件で資金確保でき、組合員も預貯金よりも高い利回りを得られる。
出店資金を使途とした組合債の募集は、昨秋開業したねむろ店(根室)で試験的に実施したが、三億円の募集に対し、五億円が集まった。道東地方は旧くしろ市民生協の破たん(九六年)の際、組合債の元本がカットされた経緯があり、組合債へのアレルギーが強かったが、これがある程度払拭(ふっしょく)されたとの判断もあったようだ。
(北海道新聞より引用)
組合債は、生協の事業資金を調達するため組合員向けに発行する債券で三月末現在の発行残高は約九十五億円。コープさっぽろは経営再建に着手した一九九八年度以降、企業の社債に相当する組合債の募集を原則停止し、企業の株式に相当する出資金の増強を進め、組合債はほぼ年間三十億円ずつ償還されてきた。
しかし、二年前に再開した新規出店では、一店当たり十億円前後の資金が必要となるため、組合員が少ない額を少しずつ積み立てていくケースが多い出資金では対応が難しかった。このため、組合債の発行目的を出店資金に限定、年間の償還額に相当する三十億円をめどに募集することにした。
組合債の五年もので年利1・4%。コープさっぽろにとっては金融機関の融資よりも有利な条件で資金確保でき、組合員も預貯金よりも高い利回りを得られる。
出店資金を使途とした組合債の募集は、昨秋開業したねむろ店(根室)で試験的に実施したが、三億円の募集に対し、五億円が集まった。道東地方は旧くしろ市民生協の破たん(九六年)の際、組合債の元本がカットされた経緯があり、組合債へのアレルギーが強かったが、これがある程度払拭(ふっしょく)されたとの判断もあったようだ。
(北海道新聞より引用)
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