君の手

March 01 [Fri], 2013, 18:15


俺は心の中で深深とため息をつく。
はぁ〜。俺が今、教室でイスに座り机に
頬杖をつきながら、ある少年を
凝視していた。はぁ〜。ため息も
出ざるおえないよ。……だって可愛い
過ぎるもん。反則だ。愛おしいな〜。
はぁ〜。俺が想いを寄せてる同い年の
少年。名前はナオ。彼と知り合ったのは
ほんの三ヶ月前、俺が、この学校に
転校してきたことが幸運の始まりだ。
ああ、今すぐギュッと抱きしめたい
……ひょっとして俺ってませすぎか。
「はぁ〜」
「リュー。ずいぶん深いため息だね。
何かあったぁ?」
ヤバ。間違えてリアルのため息が出た。
でも、ナオが笑顔で話しかけくれたし
よしとしょうでわないか。
「何でもないよ。ただ、はがゆいんさ」
「…はが、ゆい?」
「思うようにならなくて、もどかしいくて
じれったいって事だよ」
「そうなんだ。リューは物知りだね」
「……そんな、ことはさて置きナオ君
ちょっとこっち来て」
手招きをしてナオに俺との距離を
詰めさせる。
「ん?どうしたのぉ」
「耳かして」
ナオが耳をかたむける。俺は色っぽく囁く
「好きだよ。ナオ。」
すると、ナオが納得したような顔をして
次は俺の耳に囁きだす。
「ボクも」
「え!ホント!!」
ナオの意外な返しに驚く俺はつい 大きな
声がでた。
「うん♪リューは友達だからね」
グサッ!!心臓に一刺し結構な衝撃。
嬉しさから一転。
「そっかぁ…ありがとぉ」
落胆とはこのことを言うのか。
「そういえば、土曜日、泊まりにいって
いいんだよね」
そうだった!こんなところで落ち
込んでいる暇はない。俺には土曜日に
果たさなければならない使命があるんだ。
「うん!もちろん」
「お父さんが、いいよって言ってくれた
から行くね。」
「オッケー」
運命の分岐点だな土曜日は…


代々木原 直史郎。それが俺の嫁、候補の
本名。年齢11才。見た目は全体的に
可愛くて小さい。髪はくせっ毛。頭が
良くてテストはいつも高得点だ。運動も
俺ほどでわないが、そこそこ出来る。
性格は温厚でクラスのマスコット的、
存在。…ちなみに俺の名前は黒橋 龍真。
以後、お見知りおきを。授業中に頭の
中で勝手に紹介しているのだが……
俺は遂に気づいしまった。
明日は運命の土曜日だというのに
なんで今の今まで気づかなかった!
クソッ、俺の馬鹿!。そりゃ、この前の
テストはとても見るに耐えない
結果だったが、思いつきにすら
影響が出るとは…ガチで笑えない。
…まぁ、そんな、ことは些細なことか。
土曜日にナオと仲良くなるのも、いいが
どうせなら、今日のうちに付き合って
しまって土曜日には……あーんなことや…
こーんなことを……出来る様になれば……
プシャッ!
「先生。龍真くんが恒例のごとく
鼻血を吹き出しました」
隣の席に座る学級委員長が立ち上がり
言った言葉である。有益な情報を
教えると俺はエロいことを想像したり
すると鼻血を吹き出す体質なのだ。
「またか。黒橋。保健室に
行ってきなさい」
先生はそう言い放つ。
「はっはっはっは!またかよ〜リュー。
エロいことばっか考えてっからだよ!」
その発言は正しいが言い方が腹立たしい
俺をイラつかせたのは、このクラスに
三人いる派手な男子(以降、三英雄)の
一人に当たる富山 剛腕、自分の事は棚に
上げて人の揚げ足ばかりとり弱いもの
イジメをする、結構、嫌なヤツだ。
見た目はゴリラの一歩、手前って
ところか。名前の通ずる剛腕な
強者でもあるクラスでコイツに
逆らえるのは残りの英雄のみだ。
「黙れ!保健の勉強を馬鹿にするなよ!」
俺はそうヤツに言ってやった、無論
鼻血を出しながらである。
「「そうよ!そうよ!」」
女子達が加勢に入ってくれる。そう
俺は三英雄の一人にして女子に絶大な
人気を誇っている。自分で言うのも
あれだが俺は顔が整っている。
……決してナルシストじゃ、ないからな。
そこんとこ頼むよ(*^o^*)ニッ
「はっはっはっは!悪かった。」
剛腕と俺はいい距離を保った仲だ。
「…俺も怒鳴って悪かったよ。」
ヤツの方が大人かも知れない。こんな
格好悪い姿をナオに見せてしまうとは
不覚。ナオが、どんな顔をしているか
確認する。
「……zZZ」
完璧に爆睡してはった。複雑な気分である
でも、寝顔はまるで天使。あぁ、可愛いい
ナオは結局いつも寝ているので
今のところ、鼻血を吹き出すのを見られて
いない。奇跡。
「黒橋。早く行きなさい」
先生が、そうゆうので行くとしよう。


なんやかんや今日の学校は終わった。
ナオと共に下校する
「ねぇ。明日なに持っていけば
いいかな?」
「ナオの持ってきたい物を持って
きていいだよ」
「そっかぁ、…わかった」
そして、俺はいつも別れる前にナオに
告白する。
「好きだよ。ナオ」
ナオはにこやかだ。友達として、もしくは
冗談で言っていると思っているのだろう。
ナオには男、同士の恋愛どころか
男女かんの恋愛もピンとこないのだ。
いつか、俺の本当の気持ちわかって
くれるかな……。俺は悲しい顔する。
「?。どうしたの、リュー」
「いや、なんでも……じゃ、明日ね」
「うん。バイバイ」
手を軽く振り家へ帰る。やっぱり、また
失敗、そう簡単にナオを手にすることは
できない。


自分のベッドに寝そべりながら天井を
見ていた。はぁ〜、俺、ナオのこと
ばっかり考える。ナオが欲しい。もっと
ナオに好きって言いたい。ナオとずっと
一緒いたい…でも変な奴だと思われて
嫌われたくない。
「はぁ〜。きっついなー」
…………そのまま目をつぶる。

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