裏切りのサーカス補足と解説

May 01 [Tue], 2012, 19:16
この作品の設定をあらかじめ知っておくのは重要なのだけど、それよりも時代背景と世界史を少し理解していないと飲み込めないと思います。
だから中学生以下向けではないです。
ちょうどR15だし。
私の行っていた高校では教えてもらえません。
東西冷戦時のお話なので、これを知らないと話ならないんですね。
おおまかにいうと第二次世界大戦が終わった後、共産社会主義と資本主義が対立して世界は2つに分かれてしまって、戦争するぞっていう雰囲気がソ連が解体されるまで続いたわけです。
実際にドンパチしないので冷戦という言葉が生まれました。
ソ連と東ヨーロッパが共産と社会主義でこちらが東、これに対してアメリカを主とする資本主義側が西側と呼ばれたのでした。
日本は西側ですよ。
知ってるよねつまり武力ではなく情報戦の時代だったんですね。
今はサイバーテロが主流みたいです。
こういう世界史とかにうとくてもMI6は聞いたことあるかと。
007とか24にも出てきます。
あとシャーロックホームズの兄マイクロフトも確かそうだったんじゃないかと思うんだけど調べるの面倒なのでたぶんと言っておきます。
原作者のジョンカレは実際にMI6に所属していたとのこと。
そんで、この映画はイギリス西とソ連東の間で二重スパイが暗躍していてそれをつきとめるという話。
この映画が分からなかったという人は、登場京王杯スプリングカップ 2012 人物と関係を把握出来ずにいるところへ、劇中でもぐらの正体が明かされてすっきりしなかったということだと思います。
おじさんばっかりだからね。
主人公はゲイリーオールドマン演じるジョージスマイリー。
冒頭で眼鏡新調。
最近妻とうまくいってない。
こういう設定に気をとられていると話についていけなくなるので注意。
でも犯人をにおわすヒントでもあるので重要とも言えますが、顔が出てこない人物はもぐらではありません。
なのに候補にいれたくなるのは絶対コナンの犯人イメージの影響です。
くそ最初から候補が提示されています。
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ。
こいつらはジョージの元同僚でコントロールがあだ名を決めました。
この中にいるって言ってんのに、謎の大物スパイがからんできたり敵と味方の区別ができなくなってこいつかいや実はこいつかもあれってなるんです。
これは意外な結末をドーンと見せて面白いと錯覚させる映画ではないので、素直に見ること。
あいつが怪しいなって思ったらそうです。
一瞬だけ、主人公のジョージがもぐらかもと疑ったりしました。
だってゲイリーって悪の大玉のイメージがあるからつい。
とにかく、客に説明するような台詞がほぼないので、人物の立ち位置と関係を把握するのはちょっと困難です。
それでも見るうちに、特にゲイリーの演技によってすんなり入り込めるので、考えながら見る映画として素晴らしい出来だと思います。
考えるのが面白かったのはインセプション以来かなあ。
あれは設定を理解するのに頭使うからですが。
見事に客の考えを揺さぶり誘導する展開は見事ですね。
ちょっと先にも書きましたが、顔が映らない重要な登場人物が2人います。
このせいで自分の考えがあっちこっちo三oジョージの妻アン。
この方がジョージに愛をこめて送ったライターを、もう一人の顔が謎のKBG側大物スパイ、カーラがなぜか持ってるという関連性に怪しさ急上昇。
この演出はカーラの謎っぷりと怪しさに客の思考をそらす面と容疑者を明確にする面があります。
ここが結構オチを理解できるかの分かれ道になってて、うまいなっと思うところです。
釣られないようにね。
踊らされちゃうところも面白かったけどね。
次でネタバレと考察します。
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