16ブロック
2006年10月18日(水) 0時02分

久々のリチャード・ドナー監督作品です。現在なんと76歳!
先日「スーパーマン・リターンズ」に感激して、
久々に78年度版「スーパーマン」のDVD-BOXを観たんですけど、
今観てもやっぱり良く出来た映画でした。
現在のように「お子様向きだけでない」アメコミヒーローものが
ほとんど皆無だった頃に人間ドラマもきちんとした
映画にしたのはフォロワーへの影響も大きかったと思います。
メイキングを観るともあの仕上がりはドナーの妥協しない
熱意あってのこそだったのが良く判ります。
ブライアン・シンガーがお手本にしてるのも納得。
ドナー監督のフィルモグラフィを見ると、結構バラエティに富んでます。
特に刑事漫才映画「リーサル・ウェポン」なんて職人の味。
昨年観てかなり面白かった「セルラー」みたいにワンアイディアで
シンプルで判りやすいサスペンス映画。
汚職警察官グループの秘密を握ってて追われるってのも似てますしね。
超判りにくかった「ブラックダリア」とは大違いです(笑)
というか、昔なら二本立てでたまたまオマケで観て
意外とこっちの方が面白かったかも?みたいな映画で、
決して大傑作ではないけど、ハリウッド大作に埋もれてしまうのは
ちょっと勿体無い佳作。
内容はありきたりですけど・・・。
さすが職人ドナー。
それにしてもブルース・ウィリス老けました。
いつも酒浸りの窓際警官ジャック(ブルース・ウィリス)は夜勤明けに
証人エディ(モス・デフ)を16ブロック先の裁判所へ護送する
ように命ぜられる。すぐに終わる簡単な任務だからと説得され引き受けた。
ところが護送車からしばし離れた時にエディは何者かに襲われた。
彼は警察官が不利になる現場を目撃しており、不利な証言をさせない
ように消されようとしていたのだった。その首謀者は長年の同僚で
あるフランク(デビッド・モース)だった。
冒頭のウィリスは、お腹も出てて、ほんとにどうしようもない
飲んだくれ感を醸し出していて、おぅ、ついにウィリスもこういう
ダメダメ役やるようになったのかなと思いましたが、
エディ襲撃以降はいきなりダイハード・ウィリスに戻ってしまうのが
ちょっと残念。今までは何だったの?って思うくらい優秀すぎるんですよ。(笑)
そこが映画の楽しさなんですけどね。
正直なところ、彼のキャラは「今まで観た感」が強いので
違う俳優がやってるか、もっとダメダメなまま進行していったら
もうちょっと深みがあったのかもなぁと思いました。
ドナーは「リーサル・ウェポン」シリーズで、常に
危機一髪の状況でクスっとさせるやりとりが得意でしたけど、
ウィリスは多くを語らない男の設定。モス・デフの方は
SWのジャージャー・ビンクスみたいに被害妄想的にべらべら
喋りまくるので、観てるほうもイライラする人多いかも?
でもさすがドナーで、ラストはさりげなくほろっとさせてくれます。
シンプルでなかなか面白いよ〜で感想終わり。
実はこの作品、既にアメリカで発売されているDVDには
Alternate Endingってのが収録されているらしく、
別の結末が用意されているとか・・。
そっちの方がドナーの意向だって聞きましたけど、
ちょっと観てみたいですね。
kazuponの感想ー★★★1/2
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Kazupon Movie Index
米版DVD@amazonUSA(Alternative Endingあり)
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と。










