デイジー

2006年06月03日(土) 9時06分


「インファナル・アフェア」「頭文字D」のアンドリュー・ラウが監督、
「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨンが脚本。
メインは韓国のキャストなんで、韓国にラウ監督が呼ばれた形なんでしょうか。
香港映画ファンとしてはアンドリュー・ラウの新作という事で
期待しつつ観にいきましたが・・。
うーん悪くは無いんですけど、ちょっと微妙。
演出はいいと思ったんですけど、脚本が浅い感じというか、展開が読めちゃうし。
もうひとひねりあったらもっと面白かったのかなぁと残念です。
ただ、お花畑のキレイな映像とか、「夜の街」の映画の印象が強いラウ監督
の新たな試みも感じられる映画ではありました。

アムステルダムで個展に向けて絵画を描いている韓国人のヘヨン
(チョン・ビジョン)。
街で似顔絵のお客、ジョンウ(イ・ソンジェ)と話すようになった。
以前、田舎町にスケッチに行った時に川に落ちて、道具を川に流してしまう。
その翌日見知らぬ誰かが彼女のために橋を掛けてくれ、
道具を見つけてくれていた。
その後、祖父の骨董品店を手伝う彼女の元にデイジーが届けられるようになる。
彼女は橋を掛けた人に違いないと、見知らぬ人へ恋心を抱く。
彼女はジョンウがその人だと思い込むのだが、実はジョンウは刑事で、
花の贈り主は遠くから彼女を見守っているプロの暗殺者のパクウィ(チョン・ウソン)
だった。

これなんでわざわざアムステルダムにしたのかな?
なんとなく海外ロケしました!という日本の2時間ドラマみたいな
ちょっと安い印象がありました。どうしても脇で出てくるオランダ人の
登場人物が安っぽい感じがして、かえって現実味が無くなるというか・・。
香港か、韓国でも別に成り立つ話で、そのほうがリアリティあったん
じゃないかなぁ。

いつもながら前知識ゼロで観てて、ひょっとして冒頭のお花畑の
イメージのままの王道ラブストーリーなのか?と思うと、
途中で銃撃戦が始まって実はびっくりしました(笑)
そこはやっぱりラウ監督。
刑事と犯罪者が街の片隅ですれ違い、いつの間にか敵となっている
という設定は「インファナル・アフェア」に通じるもの。
でもなんだか浅いんですよね・・なんでだろ?

↓下に続く
気になったのが、ヘヨンがジョンウを好きになるっていう設定に
深みが無かった部分。思い込みってのは判るんです。でも骨子として
肝心な部分だと思うんですけど、どうも説得力が無かったんですよね。
ジョンウとのコミュニケーションって結構短かったし。
あんなに人格変わるくらい好きになるものなのか・・。
勘違いとはいえ、橋を掛けてくれて、花を届けてくれる、、
もしそれが超ヘンな奴でも良かったのかと(笑)
カワイイ女の子が似顔絵描いてたら、「あっ用事があるから続きは明日!」って
結構判り易いアプローチじゃないですか(笑)
その後のパクウィも同じようにやってましたね。
自分も行きます!似顔絵描いてもらいに!
で、お金だけ払って「また明日来ます」って(笑)
でもパクウィってほとんどストーカーでしたからねぇ。
あんなに簡単に車に乗っちゃダメですよ!

彼女はすごくいい娘なのに、二人の男が近づいてきたお陰で
二回も流れ弾に当ってしまうという「嫌われ松子」的に不幸な話だなぁと
思ってしまいました。男運悪すぎです!

チョン・ビジョンは「猟奇的」「僕の彼女」よりは自分には魅力的に
見えました。
美しい田舎の風景に、梅林茂さん?の音楽がかぶさる部分は良かったですね。
深く考えないで見る分には、なかなか楽しめる映画だと思います。

kazuponの感想ー★★★

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