Vフォー・ヴェンデッタ

2006年05月05日(金) 16時54分


この映画ハマる方も多いかな?
好きな場面も結構あるんですけど、今ひとつ乗り切れませんでした。
「V」がカッコよく思えるかどうか、滑稽に見えるけど、好きになれるかどうかが
評価の分かれ目かもしれません。
自分は、滑稽に見えるけど好きになれなかったからダメだったのかも・・。

独裁国家になった近未来のイギリス。
TV局に勤めるイヴィー(ナタリー・ポートマン)はある夜暴漢に襲われるが、
正体不明の仮面を被った男V(ヒューゴ・ウィービング)に助けられる。
彼は翌日、彼女が勤めるテレビ局を占拠し、次の11月5日
の「ガイ・フォークス・デイ」に1605年にガイが圧制に反抗し、
果たせなかった国会議事堂爆破の企てを提唱する。

いきなりネタバレで恐縮ですが、
"1812 Overture"の流れるビッグベン爆破シーンは「おぉ!」と
思いました。クライマックスとしては破滅的なベストシーン。
暴力的な絵とクラシックは終末観を醸し出しますなぁ。
ちょっと「時計仕掛けのオレンジ」思い出してしまいました。

この近未来の独裁政府、良く考えたらお隣の某国ってもっと
ヒドイよなぁと映画と関係ない事を考えてしまいました。
テレビの報道を見ている女の子が「ウソだ」って言いますよね。
でもテレビって一方的なメディア。こちらの声なんて反映されません。
いつもマスコミの情報だけは鵜呑みにしないようにと、
なんとなく思ってるほうなんですけど、
もし仮に国家がマスコミを押さえちゃって、都合のいい情報だけ
流してたら?と考えると、恐ろしいです。特に日本のような
テレビと密着した生活をしてる家庭が多い国だと気をつけないと
簡単に世論を左右できる可能性があるような気がします。
イラク戦争に関するアメリカ一般人のコメントとか観てても
ちょっと怖くなった事がありました。
自分はマスコミに影響受けてない!とはみんな言い切れない
と思うんです。

この映画の圧制の象徴としてテレビのコメンテーターの存在や
マスコミがメインにあるのが興味深かったです。
でVはまずそれを上手く利用する。ってベースの展開は
気に入りました。

↓下に続きます
この作品、「オペラ座の怪人」と「羊たちの沈黙」の要素を
混ぜたような内容だと思いました。
辛い過去によって怪人化してしまったV。
彼女にもこっそり惚れちゃう。
そして知能が高く、イヴィーとの対話の中でも芸術に関する知識
をちょっと混ぜたりしてインテリっぽく接します。

「マトリックス」の1作目は良く出来たB級娯楽映画だったので
好きなんですけど、後の2本はダメだったんです自分。
なんだか世界観が大袈裟になりすぎてしまったというか。。
今回はビジュアルで見せるアクション映画でありながら、とっても
セリフが多い映画。
そこまで説明しなくてもって位、彼女とVとのやや哲学的やりとりが多くて、
脚本のウォシャウイスキーの、独自の世界観の羅列をまた感じてしまいました。

その大袈裟な世界観の割にはツッコミ所多し(笑)
こういう怪人ものや「〜マン」系の映画へのツッコみはヤボなんですけど、
あの大掛かりな仕掛けと段取り、協力者ほとんどいないのに夜な夜な
コツコツ準備してるのかなぁ。。とか、あの仮面の製作を請け負った業者と発送作業
どうなってるの?とか、ドミノいつ並べたんだろう?って
そういうしょーもない事を考え出しちゃった時点で自分が
負けのような気がしました(笑)
キャラクターの変質性を感じさせる、彼女の真意を確かめる為の監禁の
ウソを作りあげてた場面もダメだったなぁ。。
この辺が乗り切れなかったポイントなんで気に入った方、許して下さい。

エンディングで日本の国会議事堂が革命で爆破されちゃう(笑)映画
だったらどうかな?って想像したんですが、後がどうなるかのイメージ
がやっぱり欲しいかなと思いました。
あのラストの後、じゃあ圧制無き後、Vもいないのに国はどうなる
のか?イヴィー?独裁の後に独裁がまた来ちゃう事も多いですよね。

でもGuy=「ガイ」ってのがこのガイ・フォークスデイから
来ているのは初めて知りましたよ。

ラストにテーマとしてストーンズの"Street Figthing Man"を持ってきたのは
結構ハマってる!と思いました。
感想の点はイマイチなんですけど、も一度観てみたい映画でもあります。
また見方が変わるような気もするので。。

kazuponの感想ー★★★

official site
http://vforvendetta.warnerbros.com/

日本公式
「Vフォー・ヴェンデッタ」


米版DVD"V for Vendetta"@amazon.com

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コメント
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>とんちゃんさん

この映画、気に入る人も結構多いですね!
あのラストとか自分もいいなと思う場面は多かったんです
よ!
ただ観たときに何故か映画にツッコミながら観てしまってる
自分がいて、もうとめることが出来なくなってました(笑)
だからV行進の場面も多分イイ場面なんだと思うんですけど、あの仮面どうやって作ったんだろう?どうやって
送ったんだろう?ってバカな事考えてしまって。。
ですからあまり上のレビュー参考にしないでくださいね(苦笑)
2006年05月20日(土) 11時08分
とんちゃん
(^o^)コ(^-^)ン(^0^)バ(^-^)ン(^0^)ハ

私はこの映画、好きですよん。 ただ、やはりリアリティのある物語、人間ドラマには 負けますね(私の中では・・ですが 大方がそうかもしれないですね。だから アカデミー賞などにも全く・・かすりもしない)

確かに見方を変えれば、Vの仮面を 常時つけて、息も苦しいだろうし 暑くてのぼせちゃいますよね(笑)
コミカルな映画かと 思えば、全くの社会風刺ものだったりする^^ しかし まぁ アメコミ(イギリスのコミックだから イギコミ???)原作ですもんね

私は ナタリー・ポートマンの体当たり演技(ぶっちゃけ 坊主になるシーンだけだけど^^)が 好きです。
あと あの最後の市民のV仮面行進、有り得ない話なのに
涙脆い私は(←一種の馬鹿かも 笑) ジ〜ンときました(^.^)
2006年05月19日(金) 22時22分
>minoriさん

こちらこそどうもです!
クラシック+爆破シーンってなんとなく恐ろしさに狂気が
加わる気がします。
「地獄の黙示録」のワルキューレの騎行」なんかもそうでしたね〜
Vのキャラはツカミどころが無かったんですけど、
顔ドロドロ(多分)なんで今までの作品なら主人公の
苦悩みたいなのを描くような気がしますが、そういえば
ほとんど無かったなぁ。

>カヌさん

いやいや、この映画つっこみ所多いから、そこひっかかって
しまうんだったら、そういう楽しみ方になっちゃうの
かもですね。勝ちですか。。あはは、ありがとうございます。でも真面目に好評な映画だったのでびっくりしました;;
2006年05月11日(木) 8時33分
こんばんは。
映画の趣旨とは全く関係ないんだけど、
真面目にやってる笑いは好きなので、結構楽しめました。

>そういうしょーもない事を考え出しちゃった時点で自分が
負けのような気がしました(笑)
いや、勝ちだと思います(^^;
2006年05月10日(水) 20時50分
こんにちわ。
先ほどは遊びにきていただいてありがとうございました!

この映画、確かにあのビッグベンのシーンは
凄かったですよねぇ。それからGuyの由来がそこだった
とは。ひとつ学びました!へぇ!

Vのキャラは確かにつかみどころがないですよね(笑)
何回か見たらまた得るものもあるかもしれない
映画だったと思いますー。

TBさせていただきますね♪
また遊びにきます!
2006年05月10日(水) 15時00分
>Hitomiさん

そうか地下鉄も閉鎖されてた訳でしたよね。。
お金とかどうなってるんだ!!^^(笑)
というかやっぱり一人じゃムリですよ〜^^
影の協力者みたいなのがいたと想像しておきます。。
でないと眠れません^^
2006年05月07日(日) 18時22分
>あの仮面かなりの数ですから工場でも無いと難しいと思うんですけど(笑)
確かにそうですね。もしかして工場ごと作ってるかも!?
いやなんかね彼は地下鉄も10年かけて一人で直してたのかと思うと、あの仮面もその傍らでコツコツ作ってたそんなイメージがどうしても抜けないんですよ(笑)
2006年05月06日(土) 19時30分
>Hitomiさん

>Vがイヴィーに自己紹介したときのイヴィーの反応「頭おかしいの?」
あはは、ほんとそうですね。なんだか一生懸命だけど
空回りっぽい感じがちょっと面白かったです。
>Vがこつこつと自分で作成してるような気が
えぇ!あの仮面かなりの数ですから工場でも無いと
難しいと思うんですけど(笑)
でもその辺りファントムに似てるかも?です。
2006年05月06日(土) 7時31分
kazuponさん、こんばんは。
あのマスク、冷静に考えれば妙な顔つきですもんね。(笑)
Vのキャラにノレるかノレないかで評価も大きく変ってきてしまいますよね。
私も「マトリックス」は2以降は全然ノレないクチでした。
予告を観る限りではこの作品も「マトリックス風」なのかなぁ、と
あまり期待せずに観たのがよかったのかな?
良い意味で裏切られて私は結構気に入ってしまいました。
何が好きってやっぱりVの持つ美学でしょうかね。
2006年05月05日(金) 22時45分
kazuponさん☆


「時計じかけのオレンジ」!ワタシも思いました〜
暴力シーン×クラッシック音楽のミスマッチ感は、
あの作品は先駆けですよねー。

Vのキャラ、kazuponさんはダめだったんですねー。
漫画と思ってみるには重い、シリアスな社会派のメッセージととるには
ちょっとユーモア効いてましたね。
雰囲気なんでしょうね、、、決めては。。
ストーリー的な面白さというよりも、
視覚的面白さ、なのかな。
ワタシの場合はもうVのキャラの良さ☆に尽きます
2006年05月05日(金) 21時21分
Kazuponさん、こんばんは。
Vがイヴィーに自己紹介したときのイヴィーの反応「頭おかしいの?」ってきっ私もVにあんなに長い自己紹介されたら同じセリフ吐いてるだろうなって思いました(笑)
しかしファントムもそうだけどVもかなり芸術センスがあり自分でいろいろ作成しちゃうんですよね。
>あの仮面の製作を請け負った業者
私はあれってなんかVがこつこつと自分で作成してるような気がします(笑)なんとなくですよ、そんな雰囲気あるんです。
だてファントムだってどっこら材料仕入れてるの知らないけどクリスティーヌそっくりの人形とかウェディングドレスなんか作ってましたもん(笑)

個人的にツボにはまったのはVが花柄エプロンつけて鼻歌歌いながら朝食作ってた姿。なかなかフライパン使いもうまいし(笑)

しかしちょと映画自体は長かったです。2時間きるともっとテンポよくなったのではとも思いました。
でもすでに2回鑑賞したんだけどね。
2006年05月05日(金) 21時15分
>charlotteさん

すみません。そうなんですよ〜
あれ、絶対字幕では追いきれてないテキスト量だと
思うんですよね。ひょっとしたら吹替えで観たほうが
面白いのかとも思いました^^
音楽の使い方が結構好きでした。センスもいいですよね。
2006年05月05日(金) 18時42分
のれなかったのですねえ〜それもわかります!
私もVには共感出来なかったし、台詞多くて理解するのに字幕追っかけ映像も見、それに話も突っ込み満載!爆
ただ、どこかこういうキャラクターが私にはツボなんでしょうなあ。羊たちの…もそうです。
>ラストにテーマとしてストーンズの"Street Figthing Man"を持ってきたのは
結構ハマってる!と思いました。
=ホント!クラシックといい、音楽もツボにはまりました〜!
2006年05月05日(金) 18時38分
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