Mr.インクレディブル
2004年12月05日(日) 13時12分

傑作です。PIXAR製のCGアニメはずっとクオリティ高いけど、またも凄い映画を作ったもんです。
よくコントや漫画で昔のヒーローが落ちぶれ、「昔は良かったなー」等とガード下で飲んだくれてるようなパロディってたまにありますが(あくまでイメージ。)その世界をブローアップして、冒険活劇の要素を贅沢に加味した一級のエンターテイメント作品に仕上がってます。
「トイストーリー」の頃は、人間がチラッと出る場面は違和感を感じさせるようになっていたけど、この映画では人間の世界が舞台とはいえ、そのディティールはあくまでマンガ的な表現に終始して、3Dアニメであることを忘れてしまうほど、物語とスピーディな展開でおもいっきり楽しませてくれます。やはり脚本と演出の力でしょう。
アメリカ人なら「いるいるこんな家族」と思えるんだろう、典型的な中年夫婦メインの家族。
前半はホームコメディを観ているような楽しさで、その家庭が普通だからこそ、一転して大活躍する後半、最高に胸躍る物語展開がうまい!です。
実は秘密の力があるけど、日常世界では使ってはいけない家族、、って設定は最近では「スパイキッズ」とかもそうだったし、昔からたくさんありますよね。「妖怪人間ベム」とか(笑)
特に娘がゴスっ娘なのが笑えた。いままでアニメであんなリアルな女の子出てきたことなかったんではないかなーと思えるくらい、現実にありそうなキャラ。
主人公が保険会社に勤めていても、どうしても人助けをしてしまう、、ってとことか、黒人のヒーロー仲間と夜な夜な「こっそり人助け」やってる所とかの細かいディティールが全てきいてます。このツレ(フロゾン)個人的なツボでした
また各キャラクターがそれぞれ違う能力があるってのも、ヒーローもののお約束事を上手く使ってて、前半あえてそれを全面に見せない設定が映画をさらにおもしろくさせる要素になっていました。
前作の2Dアニメだった「アイアンジャイアント」も、物語の素晴らしい映画だったけど、
下の「スカイキャプテン」の製作陣よ見習って!
技術云々はたしかに大切だけど、やっぱり観ていて「ハラハラドキドキ」が作り出せるかどうかって大きいですよね。
kazuponの感想★★★★
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