ポビーとディンガン

2005年12月19日(月) 2時56分


「フル・モンティ」のピーター・カッタネオ監督作品です。
子供を通してどこにでもあるような家族を描いた作品で
とても可愛らしい佳作だと思います。
決して「泣かせ系」の映画じゃないんですが、「身近にあるファンタジー」で、
後半ちょっとうるっときました。;;

オパールに夢をかけてオーストラリアの鉱山街に越して
しばらくのレックス(ヴィンス・コロシモ)とアニー(ジャクリーン・マッケンジー)
の夫婦には、11歳の長男アシュモルと9歳の妹、ケリーアンの二人の子供がいた。
ケリーアンは空想好きで、自分の友達「ポビーとディンガン」がこの家に
いると言い、片時もその存在を疑わない。
ある日、父親がそのポビーとディンガンを採掘に同行させた事にして自宅に
戻ると、ケリーアンは彼らの姿が無いという。
仕方なく夜中に他人の採掘場まで探しに行くと、父レックスがオパールを盗みに
入ったと勘違いされ、街中から冷たい視線を浴びるようになる。
その事で体調を崩した妹の為に、兄アシュモルは街中に
「ポビーとディンガンを探してください」と奇妙な似顔絵を描いた
ビラを貼って、空想上の二人を本気で探しはじめるのだった。

「フル・モンティ」は面白かったですか?
というのも、自分、劇場で観たんですけど、公開後かなり経ったからなのか
リピーターらしき「熱狂的な」その映画のファンの一団の隣に座ってしまって
最初っからキャーキャーうるさく、ラストのショーのシーンでは
一緒に踊りだすんですよ(笑)それが気になって映画に集中できません
でしたので、よく覚えてないんです;;超個人的理由ですけど。(苦笑)
まぁ映画を楽しんでる訳だしね〜。

でも、大好きな「リトル・ダンサー」や「ブラス」に通じる炭鉱どん底もので、
イギリスの労働者階級の生活の厳しさと、絶望の中から何かに賭ける男達の
物語で、イギリスの庶民性って日本と似てるかもなぁと思えた映画でした。

この映画も舞台はオーストラリアとはいえ、イギリス映画らしい作品でした。
子供の視点の映画という意味では最近観た「ミリオンズ」と同じ、
子供の純粋な心の尊さを描いています。

↓下に続きます
原作は日本と同じタイトルですが、映画の原題は"Opal Dream"
初めて知りましたけど、オーストラリアでオパール採掘で一山当てる!
ってエリアがあるんですね。

映画は兄の視点からのもの。
空想だったハズのポビーとディンガンがほんとに実在したかもしれない
と観ている方もだんだんとノセられていく展開が面白かったです。

一攫千金が目的の街だからこそ、人間同士の付き合い(特に大人)は
妙にギクシャクしてるし、父を信じて付いてきている家族たちは小さな街中で
孤立感を抱えてしまってるのが印象的。多分どの家庭もそうなのかもしれません。
これがアメリカなら、父親がお宝を発見して!やポビーとディンガンが
映像になって登場!みたいな映画になるんでしょうが、
この映画の後半は、そんな他人の集まったコミュニティにも、
実はまだまだ暖かいものが残っている。というような展開になるので、
じんわりとその優しさが伝わってくる作品でした。

考えてみたら、お父さんや他の大人たちは手に出来るかどうか判らない
オパールを追い求めている事と、ケリーアンがイマジナリーフレンドを
空想している事とを対比させている気がしました。
大人は同じような事自分達がしているのに、彼女が空想するのは
非現実だと思ってるんですよね。;;
彼女のほうは欲の無い、とてもかわいい夢なのに。

それにしてもあの葬儀屋さん!
最初「あーっそんな悪そうなヤツにオパール渡しちゃったらダメ;;」
って誰もが思う演出ですよね(笑) そこ観てて悲しくなりましたもん。
ところが。。。。やられました。(涙)

主演のお兄ちゃん(クリスチャン・ベイヤーズ)がとってもいい表情を
していて好感持てました。
地味な作品で大傑作じゃないけど、観てソンはない映画だと思います。

ところでこの作品、↓イギリスのBBCフィルムズの製作なんですが、
本国HPの公開はまだComing Soonでひょっとしたら来年?
日本で一番最初に公開したんでしょうかね?

BBC Fims"Opal Dream"
http://www.bbc.co.uk/bbcfilms/comingsoon/opaldream.shtml

日本公式
「ポビーとディンガン」

Opal Dreams (2005)

Kazupon Movie Index
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ポビーとディンガン

CAST:クリスチャン・ベイヤース、サファイア・ボイス 他

STORY:オーストラリア、オパールの採掘を夢見るアシュモル(クリスチャン・ベイヤース)の妹、ケリーアン(サファイア・ボス)は、空想上の親友、ポビーとディンガンといつも遊ん...
Sweet* Days  2007年02月07日(水) 23時17分
2005年 イギリス・オーストラリア 2005年11月公開 評価:★★★★ 原題
銀の森のゴブリン  2006年11月30日(木) 23時41分
ポビーとディンガン
監督: ピーター・カッタネオ
出演: クリスチャン・ベイヤース, サファイア・ボイス, ヴィンス・コロシモ, ジャックリーン・マッケンジー, ピーター・コーラン
内容:ベン・ライスのベストセラー小説を、『フル・モンティ』のピーター・カッタネ...
獅子の手帳  2006年11月14日(火) 8時49分
「ポビーとディンガン」 2006年 豪/英

★★★

世界的なオパールの採掘地として知られる、オーストラリアの田舎町ライトニングリッジ。引っ越してきて1年のウィリアムソン一家は、パパのレックス(ヴィンス・コロシモ)
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とんとん亭  2006年09月18日(月) 21時56分
今日は秀君がお休みなので2人で一緒に試写会に行って来ました。当初は2人で「七人のマッハ!!!!!!!」に行く予定だったのですが、恵比寿ガーデンシネマで上映される映画は試写会の回数が少なく、絶対に見たかった映画なのでマッハは中止。

{/kaeru_en4/}STOR...
ワンダーあーちゃん(*´∇`*)  2006年03月04日(土) 21時54分
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ワンダーあーちゃん(*´∇`*)  2006年02月04日(土) 16時08分
 この作品、しいて分類するとすれば、悲劇ということになるでしょうか。  妄想癖という病魔といえば病魔に冒されている女の子も悲劇ですし、その妄
シネクリシェ  2006年01月21日(土) 9時38分
目に見えないたからもの
 
■監督 ピーター・カッタネオ■原作・脚本 ベン・ライス(「ポビーとディンガン」) ■キャスト クリスチャン・ベイヤース、サファイア・ボイス、ヴィンス・コロシモ、ジャクリーン・マッケンジー□オフィシャルサイト  『ポビーと...
京の昼寝〜♪  2006年01月17日(火) 0時12分
 9歳で空想のお友達ってのは,些か設定年齢が上過ぎ(せいぜい幼稚園児~6歳位までか?)のきらいもあるが,観終った後みぞおちの部分がほっこりする。空想上のお友達との「ごっこ遊び」に興じたコトのあるかつての少年少女にゃ,胸の内に去来する甘酸っぱさで,きゅん...
日々徒然ゆ~だけ  2006年01月12日(木) 0時15分
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Alice in Wonderland  2006年01月01日(日) 9時49分
最初に断っておくと、ボビー じゃなくてポビー (POBBYね)です。ずっと間違えてたので・・

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アシュモル(クリスチャン・ベイヤース)とケリーアン(サファイア・ボイス)の兄妹は、...
毎週水曜日にMOVIE!  2005年12月24日(土) 16時40分
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★☆★ Cinema Diary ★☆★  2005年12月21日(水) 22時41分
【鑑賞】劇場
2005年11月26日日本公開 2005/イギリス
【監督】ピーター・カッタネオ
【出演】クリスチャン・ベイヤース/サファイア・ボイス/ヴィンス・コロシモ/ジャクリーン・マッケンジー
【原題】“Opal Dream”
【原作】ベン・ライス「ポビーとディンガン」...
映画日記  2005年12月20日(火) 19時22分
《ポビーとディンガン》 2005年 イギリス/オーストラリア映画 - 原題 -
Diarydiary!  2005年12月20日(火) 12時17分
ポビーとディンガン  2005/イギリス  ★★★★★

監督 ピーター・カッタネオ
出演 クリスチャン・ベイヤース / サファイア・ボイス

■あらすじ■
 オパールの採掘町に住む一家、その娘のケリーアンには、「ポビーとディンガン」という空想の親友二人がい...
Cinema-Absolutism  2005年12月20日(火) 1時16分
[ ポビーとディンガン ]@恵比寿で鑑賞。

原作21世紀の「星の王子さま」と称された不朽の名作
「ポビーとディンガン」の映画化。
監督は[ フル・モンティ ]のピーター・カッタネオ。

[ ポビーとディンガン ]とは、子供の名前ではなく、
9歳の少女ケリーア...
アロハ坊主の日がな一日  2005年12月19日(月) 23時56分
"Opal Dreams" 2005年イギリス/オーストラリア監督)ピーター・カッタネオ出演)クリスチャン・ベイヤース サファイア・ボイス ヴィンス・コロシモ ジャクリーン・マッケンジー満足度)★★★★☆ (満点は★5つです)恵比寿ガーデンシネマにて オーストラリア...
セルロイドの英雄  2005年12月19日(月) 23時34分
『ポビーとディンガン』公式サイト
監督:ピーター・カッタネオ出演:クリスチャン・ベイヤース サファイア・ボイスほか
 
【あらすじ】(goo映画より)世界的なオパールの採掘地として知られる、オーストラリアの田舎町ライトニングリッジ。ここでささやかに暮...
Swing des Spoutniks  2005年12月19日(月) 21時54分
-----このチラシに
「この物語は、21世紀の"星の王子さま"だ。」って書いてあるね」
「うん。それはシドニー・タイムズ誌のレビューだね。
『星の王子さま』ではキツネが
『いちばん大切なものは目に見えない』と言うけど、
この映画では妹ケリーアンが"目に見えない友だ...
ラムの大通り  2005年12月19日(月) 18時50分
ポビーとディンガン 読売ホール「ポビーとディンガン」試写会。 原作、脚本ベン・ライス。 フル・モンティ、ラッキー・ブレイクのピーター・カッタネオ監督。 あなたの子供の頃、目に見えない友達、想像上の友人、“イマジナリー・フレンド”はいましたか? 私はとても現...
試写会帰りに  2005年12月19日(月) 17時40分
評価:80点{/fuki_love/}

ポビーとディンガン

妹の空想の友だち2人を兄が探す物語。

ということしか知らなかったのですが、思ったよりも厳しい現実の中で起こった物語でした。

今回はちょっとネタバレがあります

オパールを発掘する地域に、いいオパールを発掘す...
平気の平左  2005年12月19日(月) 16時01分
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>Hitomiさん

地味で心に響く映画にどうも自分は弱いようで、これも
かなりやられました^^
あのネクタイ結べない所とか、スピーチのシーンもいいシーンでしたね。最高のお兄ちゃんでしたけど、最高のお父さん
でもあったと思いました。
2005年12月21日(水) 9時33分
kazuponさん、こんばんは。
この映画、イギリス映画の監督らしく地味ですが心に響くいい映画でした。観て本当に良かったなぁって思える映画でした。
アシュモルくんはどんどん成長して最後はネクタイ締めてまるで大人のように見えました。本当に世界一のお兄ちゃんだなぁと。

私にも2人お兄ちゃんいますがあんなに優しくなかったなぁ。
2005年12月20日(火) 23時14分
>丞相 さん

イギリスの映画って、炭鉱とか仕事にあぶれてる話のものばかり日本で公開されてる気がするんですが(笑)
そうですよね。こういう爽快な気分になれる映画は多くの人に見てもらいたいと思いました。^^
ヒットするといいですね!自分が観た大阪は公開直後の休日だったんで結構客席は埋まってましたけど。。。

>kenさん

「ブラス」はいかにもイギリス!ってカンジですよね。
葬儀屋さん、ちょっとダマされました。ジョン・グッドマンがやってるのかと思っちゃいましたよ(笑)
2005年12月20日(火) 13時16分
kazuponさん、こちらにもTBありがとうございました!
僕もイギリス労働者系人情モノ好きなんですよ。
『ブラス!』なんか映画館でしゃくりあげましたからね(笑)。『リトル・ボイス』なんていうのも良かったなあ。
この映画、葬儀屋さん良かったですよね。僕もあのシーン、えらく感動しました。
2005年12月20日(火) 0時12分
こんばんは、TBありがとうございました。
先週の金曜日の深夜だったか、テレビで『ブラス』が放送されていましたね。
私もこれと『リトルダンサー』は以前に見たことがあります。
ほんとうに、イギリス映画らしい庶民性が出ていて、
限りなくリアルなファンタジーだったのも好感が持てました。
こういう作品を見るといい気分になれますね。
地味ながら、お正月映画にふさわしい作品だと思います。
2005年12月19日(月) 22時00分
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