オペレッタ狸御殿
2005年05月31日(火) 19時40分

鈴木清順監督作品に免疫が無いと、ちょっとオススメしにくい映画
かもしれません。鑑賞中はそれこそ狐につままれますが(笑)
やっぱり印象に残るから不思議なんですよねー。
なので「いつもの清順作品!です!」って感想でオワリです。。。ごめん!
以下、映画の内容と関係ない事ほぼ書いております(苦笑)
「狸御殿」シリーズは戦前から大映・娯楽映画の定番シリーズで、
僕も過去に一度、深夜テレビか何かで
「初春狸御殿」という作品を観たことがあります。
なんと勝新太郎、市川雷蔵、若尾文子が歌って踊る!作品で、
勝新が♪「おい〜ら〜の〜なまえ〜は〜たぬ〜きちろ〜♪」
なんて歌を歌ってた記憶が。(かなりうろ覚え、まあそんな感じ)
まだ、映画が娯楽の中心だった頃のスター歌謡映画だった
んですね。当然和風ミュージカルですから、クレージーキャッツの映画
のように、ありえないバカ面白さがあって、
ワイワイ笑って見るのにぴったり。
これはシリーズの他のも見たくなる作品でした。
この作品はその延長線上にある作品。
予告で初めて知ったとき!ああ!清順監督なら合いそう!
と思ったんですけど(笑)
鈴木清順監督作品も、「大正ロマン3部作」と呼ばれる
「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」なんかは
やっぱり好きでしたし、代表作の「けんかえれじい」「刺青一代」
「東京流れ者」も何かの上映会で観てるなぁ。
「夢二」なんかは何故かロケ地の金沢の例のドーム劇場で観た
思い出が。。。あの独特なヘンな感じ。ちょっと怖いもの
観たさに近い感覚があったような気がします。
夢二の金沢の不思議な街並みとか、ツィゴイネルワイゼンの
峠のようにいつも美しいロケの映像や不思議な和のセットが
印象的だったイメージがあるんですが、、
敢えてブルーバック?撮影で背景を和紙にしてみたり
CGで美術をやっているのが特徴になっていて、
ちょっと期待と違ってました。
また「インテックス大阪」(東京だと幕張メッセか?)みたいな
テカテカ光る床の大きなスペースにわざと演劇のような
セットを組んでいるのを特徴にしているようですが、
(なんたって美術は名匠・木村威夫)
ちょっと空回りしている感じ。
↓下に続きます
それに、あの独特の間の悪さといったら!
清順作品っていつも変なカットが急に出てきたりとか、
編集で違和感をわざと感じさせるような演出は今までも
多々あったと思ったけど、今回の間のわるーい感じは最強で、
苦笑してしまう位でした。
チャン・ツィイーはどの程度清順作品を観て出演を決めたの
か謎ですが(笑)、彼女の演技の中では異色中の異色に
なる作品になるでしょうねこれ。
元々狸の国のお姫様なんで、中国語を話そうが、棒読み日本語で
話そうがあまり関係ない感じも清順作品らしいです。
「真夜中の弥次さん喜多さん」の感想で、和風ドラッグムービー
みたい!と書きましたが、同じようなメチャクチャ加減でいうと
個人的にはあっちの方が今回は断然斬新な映画だった気がします。
でも共通するものを少し感じるんですよね。
楽曲はとっても良くて、大島ミチルはゴジラなんかもやる
方らしいんですが、王道の美しいメロディが書ける人なんだな
と思いました。もう一人の白井良明はムーンライダースの方
ですね。
公式サイトのトップでも流れる「恋の炭酸水」(タイトルもイカす!)
なんてめちゃくちゃ名曲だと思いますよ!!
カルトムービーという表現はあまり好きではないですが、
これは好きな人はハマってしまう映画なのかもしれません。
日本よりも海外でウケそうな気もします。セリフ回しとか
歌詞とかのニュアンスが直接的では無い分。
そういえば、ウォン・カーウアイ監督の「花様年華」は監督の
意向で「夢二」の音楽をそのまま使っていましたが、「2046」で
チャン・ツィイーを使った王監督、とかチャン・イーモウがこれを
観てどんな感想を持つのかとても興味あります!
どうでもいいけど、オダギリ・ジョーって以前プロフィールに
好きなミュージシャン=「フランク・ザッパ」と書いててザッパ好きの
自分としてはそんな事を言う俳優は初めてなので(笑)
ドラマーだし!好感度大!と思っていましたが、
今再確認したら「トム・ウエイツ」だけになってた!(怒)でも
好きな役者がスティーブ・ブシェミ、藤山直美
って所がすごい。面白い人なんだろうなあ。
半世紀も映画を監督していていますが80歳を超えてなお、
黒澤明の晩年のように「老いた映画」を
目指さない所がスゴイと思います。
kazuponの感想ー★★★
http://www.tanuki-goten.com/
Operetta tanuki goten (2005)@imdb
Kazupon Movie Index
「オペレッタ狸御殿 」プレミアム・エディションDVD@amazon
清順作品っていつも変なカットが急に出てきたりとか、
編集で違和感をわざと感じさせるような演出は今までも
多々あったと思ったけど、今回の間のわるーい感じは最強で、
苦笑してしまう位でした。
チャン・ツィイーはどの程度清順作品を観て出演を決めたの
か謎ですが(笑)、彼女の演技の中では異色中の異色に
なる作品になるでしょうねこれ。
元々狸の国のお姫様なんで、中国語を話そうが、棒読み日本語で
話そうがあまり関係ない感じも清順作品らしいです。
「真夜中の弥次さん喜多さん」の感想で、和風ドラッグムービー
みたい!と書きましたが、同じようなメチャクチャ加減でいうと
個人的にはあっちの方が今回は断然斬新な映画だった気がします。
でも共通するものを少し感じるんですよね。
楽曲はとっても良くて、大島ミチルはゴジラなんかもやる
方らしいんですが、王道の美しいメロディが書ける人なんだな
と思いました。もう一人の白井良明はムーンライダースの方
ですね。
公式サイトのトップでも流れる「恋の炭酸水」(タイトルもイカす!)
なんてめちゃくちゃ名曲だと思いますよ!!
カルトムービーという表現はあまり好きではないですが、
これは好きな人はハマってしまう映画なのかもしれません。
日本よりも海外でウケそうな気もします。セリフ回しとか
歌詞とかのニュアンスが直接的では無い分。
そういえば、ウォン・カーウアイ監督の「花様年華」は監督の
意向で「夢二」の音楽をそのまま使っていましたが、「2046」で
チャン・ツィイーを使った王監督、とかチャン・イーモウがこれを
観てどんな感想を持つのかとても興味あります!
どうでもいいけど、オダギリ・ジョーって以前プロフィールに
好きなミュージシャン=「フランク・ザッパ」と書いててザッパ好きの
自分としてはそんな事を言う俳優は初めてなので(笑)
ドラマーだし!好感度大!と思っていましたが、
今再確認したら「トム・ウエイツ」だけになってた!(怒)でも
好きな役者がスティーブ・ブシェミ、藤山直美
って所がすごい。面白い人なんだろうなあ。
半世紀も映画を監督していていますが80歳を超えてなお、
黒澤明の晩年のように「老いた映画」を
目指さない所がスゴイと思います。
kazuponの感想ー★★★
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Operetta tanuki goten (2005)@imdb
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