2046

2004年10月24日(日) 12時07分


傑作「花様年華」から2年、、ようやくウオン・カー・ワイ(王家衛)の新作。
まず観て驚いたのは主人公トニー・レオンが
「花様年華」の主人公チャウでこの映画はその後の話という設定。
一度大失恋をした後になるのかどうか、人格はかなり自暴自棄的な
感じに変わっていました。
王家衛の映画はいつもだけど、今回のは特にバラバラに撮影したもの
を後で辻褄あわせた感が強かった。
正直な所、製作時に話題になっていた近未来SFの部分を作っていて
「だめだこりゃ」と思ってから別の映画を作り出してつないだ感じ。

内容のメインは、60年代のホテルで主人公チャウの部屋2046号の
周辺での毎日、、というか彼をめぐる女性とのやりとりが中心。
特にチャン・ツイイー演じるホステスとの恋愛劇が
メインとなっています。
このチャン・ツイイー今までとはまた違う役でなかなか良いです。
映画の印象としては「花様年華」にかなり近い感じ。

王家衛の映画っていつも「手の届かない恋愛、、成就しない恋愛」
が常に根底に流れているなと僕は思っていて、、、
スタイル・設定は変われど、描いている内容はいつも同じ。
クリストファー・ドイルの撮影は相変わらずどのシーンをとっても
写真集に出来そうな構図でほんと、素晴らしいと思う。
今回はホテルの看板が見える屋上の左側に登場人物がいる
構図が印象的でした。
また60年代を象徴するような音楽の入れ方が最高にかっこいい。

僕は好きです。この映画、、感覚的に王家衛の作風がどうしても
ツボなんです。訳わからん!とかつまらん!
とか言われるのは判るんですが。(笑)
ただ内容に一貫性があった前作に比べると、映画全体としては
、まとまりがない感じ。
特にキムタクが出てくる近未来SFと
日本人会社員のくだり、そしてコン・リーの出演場面はが
が全体からのトーンからとってつけた印象がかなりするので、
最初あたりで「合わない!」と感じたらずっとダメな映画な気がします。

↓下に続きます
もし観たいと思っているならぜひ映画館で観る事をオススメします。
今回初めてシネマスコープサイズを使って、左右に長い美しい構図の
画面の良さをはは絶対に映画館でないと味わえません!

kazuponの感想ー★★★1/2


映画を観た1ケ月後、この映画と「花様年華」に出てくるレストランに
仕事のついでに行く機会があったんで、↓もご覧くださいまし。



http://yaplog.jp/kazupon/archive/46

Kazupon Movie Index
  • URL:http://yaplog.jp/kazupon/archive/10
コメント
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク 絵文字 プレビューON/OFF
利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
>ケイティさん

ありがとうございます。
この映画シネスコサイズの横長の画面を生かした構図が印象的でした! ドイル大好きなんですよ!以前大阪にキャンペーンで来た時、写真集にサインして頂きました!結構嬉しかったです^^
2005年09月22日(木) 7時38分
TBさせていただきました
&TBありがとうございます
この映画の構図大好きです!
クリストファードイル最高!!
写真集とかほすぃ〜〜
2005年09月21日(水) 18時28分
>rabiovsky さん

製作段階の頃、たしか近未来SFの撮影でキムタクが
香港に行ってるって聞いてたのですが、そこから何年も
音沙汰なくて、イキナリ花様年華の続編みたいにしちゃった
んではないかと思います。まあ過程はどうあれ、好きな映画
です^^
フェイ・ウオンってああいいう少しエキセエントリックな感じ、ぴったりですよね!
あのレストラン、まさにあのまんまなんで、銅羅湾に行かれる機会があれば、ぜひ行ってみてください!
2005年05月03日(火) 20時11分
やっとのことで鑑賞できました!私は好きですよ。
近未来SFがダメで別な映画を作ったっていうのは私もそう思います。
途中「2046」の話なんて一言もなかったですからね。
チャン・ツィイーが思いのほか良くて この人こんなこともでき
るんだぁ〜なんて思っておりました。木村君も案外フィットしてましたし、
私の大好きなフェイ・ウォンがカワイイし!トニーエロ顔だし!
kazuponさんがあのレストランに行った時の記事も以前見ましたが
ほんとに雰囲気のあるレストランですね。ちょっと行きたくなります。
食事をしながら小声でひそひそ話をしてみたくなる空間ですね。
2005年05月02日(月) 20時18分
>ぷーちゃん

これコメントつけれるのね!知らなかった(笑)

王家衛ってむかしすっごい失恋したんではないかなー
と思ったことあります。どの映画も「振り回す側」と
「振り回される側」の駆け引きがメインになってると思いません?(ゲイが主人公だったブエノスアイレスしかり、、)

たしかにトリュフォーもそのタイプだよね、、
でもそこがツボなんだろうなあ自分は、

キムタク、、だけが目当ての人は「宣伝にだまされた!」
という人も多いみたいです。そいえば王家衛の映画がTVCMなんて初めてじゃないかな

トニーいいですねえ もはや円熟の域。
この映画観るとキムタクあんまりいけてませんねえ
というのが感じられる。

「花様年華」どうでした?
ゼヒ感想聞かせてくださいまし・・・
映画としてはこっちのほうが出来がいいように思ったけど
観たのずいぶん前だし、、、香港でDVD買った(もちろん
日本語なし)けどまだ観てなかったから久々に観てみようっと
2004年10月25日(月) 20時21分
ぷうこ
私も本日、観てきましたよ。
確かに、かずぽんさんのおっしゃるとおり「手の届かない恋愛、成就しない恋愛」ですよね、まさに。そして私はこういう映画が大好きなのです。(トリュフォーもそのタイプだから好きなのかなあ。)美しい男と美しい女の切ない話。トニー素敵すぎ。それよか、キムタコじゃなくてもよかったんじゃあないのか?と思いました。なんで、彼?
「花様年華」を観ていなかったので、早速かりてきました。今から観るのです。楽しみ。
2004年10月24日(日) 21時55分
最新コメント
にゃん
» アビエイター (2012年04月30日)

» 素晴らしき哉、人生! (2012年03月15日)
age
» キサラギ (2012年03月11日)
age
» battles@心斎橋クラブクアトロ (2012年02月26日)
mari love
» マリと子犬の物語 (2012年01月28日)
日本インターネット映画大賞
» 2010年ベストムービー (2011年12月25日)
Hat@keShigotonin
» 硫黄島からの手紙 (2011年12月12日)
名作映画ファン
» 八月のクリスマス (2011年03月01日)
2004年10月
« 前の月  |  次の月 »
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
profile
kazupon
映画の感想を中心に大好きな音楽の事や、どうでもいい話もテキトーに綴っております。
感想はネタバレ確実にしてますのでご注意を!
たまにdrummerもやってます。
コメント&TB大歓迎ですが、
最近忙しくTBはマトモにお返し出来ず申し訳ありません。

http://yaplog.jp/kazupon/index1_0.rdf
Yapme!一覧
読者になる