三日月の砂漠と神の枝 

January 08 [Thu], 2009, 9:26



ぼくはある友人といつものビルの2階でお酒を飲み交わしながら

一枚の絵を眺めていた


その絵を眺めるのがぼくと友人の楽しみだった




下に降りると ぼくのコートとマフラーが泥の水たまりに落ちていた

別に不快にも思わず それらを乾かしていると

また 突然 君 が 現れた


君は 小さな民族同士の争いについて 考えていた


その2つの民族は 同じ地にずっと一緒に住んでいた

何も争いはなかった

でもある日 その地に
法律 が出来た


その法律は

三日月の地にささった 神の宿る枝 に祈るときの手順だった



時計回りに回って祈る か

反時計回りに回って祈る か

の違い だった

それだけで 一つの民族はその地を去ってしまった


「法律では時計回りなだけだよ」
「だから僕らは去るんだ」





君は笑いながらぼくに説明してくれたけど

とても悲しそうな顔をしていた




僕がつまらない涙を流している間に

君は遠くへ行ってしまうんだね



君の話を聞くよ
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