アルチーナ鑑賞 

2007年03月08日(木) 8時37分
コンセルバトワールの学内オペラ、ヘンデル「アルチーナ」を観てきました!
休憩を含めると4時間弱、決して短いオペラではありません。
素晴らしい舞台でした!

私が参加しているもう一つの企画「ねじの回転」と演出の先生が同じなので、よく授業時にアルチーナの様子は聞いていて、楽しみにしていました。

今回の舞台の特色の一つは、コンセルバトワールのダンス科の学生も沢山参加している点でした。
全編を通して、ダンサーが何人も常に動いているような感じです。これがなんとも幻想的で・・・
それから、アルチーナ役をはじめとしていくつかの役を、複数の歌手で演じている点。
1幕はこの人、2幕はこの人、という形で歌うのかと思っていたら、はるかに凝った演出になっていました。1幕のアルチーナ登場シーンで、ダンサーに囲まれたアルチーナが次々と3人現れた時はびっくりでした。

衣装もセットも、かなり凝っていたと思います。公演は全部で6,7回あるようで、学生にとってはまたとない勉強の機会ですね。

肉体美なダンサー達が常に舞台上を美しく動いていたせいか、歌い手の立ち姿に時々目が行きました。やはり動きの美しい歌手は自然と観客の目を奪っていたと思います。そして逆に耳で聴くだけでもドラマが伝わってくるような素晴らしい歌唱もありました。どちらにしてもアリアの後の拍手は、観客の正直な反応が出ているなあ・・・と思いました。

沢山の刺激をもらって、満足して帰ってきました!

もう3月! 

2007年03月06日(火) 6時29分
いつの間にかバカンスはもう終わり、学校が始まっています!
練習しようしようと思っていたのに、花粉症のような症状に結局2週間苦しんでしまいました。
フランスの花粉・・・?
紅茶や蜂蜜が良いとネット上で読み、毎日飲むようにしていたら大分収まってきたような気がします。


今年度の終わり(夏前)に、学校の第3課程の学生達で、プッチーニ「ラ・ボエーム」の3・4幕をやろうという話が出て、私もミミ役で参加させてもらうことになり、このところしばらく勉強していました。この間入学した1年生にテノールとバリトンがいたので、何か一緒に出来たらいいねと話していたのが実現した形です。(私の学年には男声がいなかったので・・・)

とはいえ皆それぞれ忙しく、なかなか集まれません。今度の週末に練習!ということになりましたが、1時間の音楽稽古の後はすぐに立ち稽古と言われ、慌てて暗譜しています。皆仕事であちこちで歌いながら、学校でレッスンを受けているような人たちなので、比較的暇人な私が足を引っ張っては申し訳ないと思い、練習したり、飽きるほどCDやDVDを鑑賞したりして、ようやくなんとか頭に入ってきました。

もともと3幕の後半は桐朋にいた頃に授業で勉強したことがあります。3幕の前半はなんともドラマティック。聴くのは大好きですが歌うとなると別問題です。4幕は美しく悲しい・・・シコフとコトルバスのDVDを何度も何度も観ましたが、とにかくコトルバスのミミが素晴らしい!

バカンス最後のほうに何度かレッスンがあり、ミミと、R.シュトラウスの歌曲、それにグノーのジュリエットの後半のアリアを持っていきました。これらの曲をそれぞれ、完全に体に馴染むように仕上げるにはまだまだ時間がかかりそうです。そのための練習ですから、効率的に進めなければ・・・

先月、友人が持っていた「任天堂 DS Lite」を触らせてもらい、感動しました。脳トレーニング(?)のゲームがとても面白かったのです!あんな小型のゲーム機があるんですね。すっかり時代の流れに取り残されています。

さて、明日もレッスンとオペラの稽古です。張り切って歌いたいものです!

生ハム! 

2007年02月16日(金) 8時23分
最近どうも寝つきがあまりよくないのですが、昨日の夜中にベッドの中でうとうとしていたら、ふと妙な物音がしてがばと起き上がりました。なにか、小動物の鳴くような・・・ぞっとして電気をつけて、よくよく聞いてみたら自分のお腹のなる音でした。

今日は、イタリア在住のお友達がパリに来るということで駅まで迎えに行ったら、お土産においしそうなオリーブオイルを頂いた上に、手作りサンドイッチに、今朝買ったばかりという生ハムに、おいしいビールまでご馳走になりました。あんなにおいしい生ハムは初めてです。脂身が半分くらいありました。
最近全くお酒類を飲んでいなかったので、久しぶりのビールでいい気持ちになりました。今すぐ寝られそうです。寝つきの悪さ解消にいいかも!?

来週からバカンスですが、体調が回復してから大変モチベーションが上がってきているので、ばりばり練習しようと思っています。いろいろ聞いて勉強しようと、今日の帰りにはFNACに寄ってCDやDVDを買ってきました。以前から探していた、メトロポリタン歌劇場のジェームズ・レヴァインのデビュー25周年コンサートのDVDが見つかってかなり満足。それからプッチーニ「ラ・ボエーム」も買いました。最近ムゼッタのアリアを勉強していますが、コケティッシュなムゼッタがなかなか私には難しくて・・・

コンサート無事終了〜 

2007年02月14日(水) 7時11分
こんばんは!今日は待ちに待った(?)演奏会、朝から若干緊張気味でした。

今日のコンサート、サンジェルマン・デプレというお洒落な界隈にある Centre Tcheque チェコ・センターというのでしょうか・・・その2階の展示スペースのような所でした。

ようやく喉も本調子、正直2日前くらいまでは、「最悪の場合この重〜い声で本番かも・・・喉に何かできちゃったかな」とかなりブルーな気分だったのですが、昨日初めて(!)レッスンでプログラムを全て通し、大分安心できました。

今日は午後4時からリハーサル、6時から本番でした。本番前には先生が楽屋(というか図書館でした)まで訪ねてきてくださって、感動〜・・・

今日歌ったプログラムは以下の通り:

ケクラン 「グラディスのための7つの歌」作品151
中田喜直 「さくら横ちょう」
團伊玖磨 「舟歌」
R.シュトラウス 「8つの歌」作品10

ケクランは昨年のコンクールで最初の2曲を歌ったものを、全曲用意しました。なんともとらえどころのない曲ですが、美しい旋律と和音に溢れています。
日本歌曲2曲は、日本人ピアニストとの演奏なので、折角の機会だから・・・と入れてみたものです。どちらの曲も、実は10年くらい前に(年がばれますね)勉強したもので、懐かしかったです。
R.シュトラウスは「献呈」「万霊節」といった名曲中の名曲が入った曲集です。シュトラウスの初期の歌曲を勉強してみたくて、選曲したのでした。暗譜に苦しみ、ドイツ語の徹底解剖(?)をしたりしていました。

終わってみて・・・本番ならではの緊張や、また興奮を、存分に味わったような・・・本番で突然、「こう歌ってみたい!」とひらめく瞬間があったりするのですが、それを全て実現するにはまだテクニックや表現の引き出しが足りないなあと実感しました。
それから、なぜか本番になると「皆ちゃんと聴こえてる〜?」といわんばかりに若干力んでしまうこと。練習通りに力まずに歌ったほうが逆にちゃんと響くのに・・・とまた終わってから反省するのでした。

これで本番終わった〜と思うとちょっと寂しいです。

明日からはまた次の曲の準備です!歌曲もぼちぼち曲を探して行きたいと思います。

白菜でお好み焼き 

2007年02月11日(日) 8時45分
こんばんは。タイトル通り、今日のお昼ご飯はお好み焼きでした。以前にネットでレシピを見つけてからずっと作ってみたかった、白菜のお好み焼き!キャベツの代わりに白菜を使うのですが、とってもおいしかったです。

今日は、お昼間に友達が使わなくなったラジオコンポを持って来てくれました。今の部屋にはテレビがないので、ラジオがあったらいいだろうなあとずっと思っていたのですが、買わないでおいて良かった!もらいものの家電製品が増えてきました。電子レンジ、炊飯器、ラジオ・・・どれも、なくても生活できるけれど、あったらいいなと思っていたアイテム。幸せです。

一昨日、昨日と歌うのを控えて、今日は再びレッスンでした。発声してみたら大分元通りの声になっていたのでひとまず安心。2時間程度のレッスンで、最後のほうでようやく声が鳴ってきたような気がしました。久々に長時間歌ったので終わったあとは完全に喉が上がっていましたが・・・でも、ようやく、風邪をひく前につかんだはずの、喉を開いて柔らかく歌う感覚が戻ってきました。
明日はピアニストと、日本歌曲の合わせをする予定です。恐ろしいことにこれの暗譜がぎりぎりなのです。

ちなみに、今日は先生のお宅でレッスンでした。普段は忘れ物を滅多にしない私が、この先生のお宅に行くと必ず何かを忘れて帰ります。今日も夜先生から電話で、どうもCDの解説を忘れて帰ってしまったようです。なぜなんだろう・・・

夜は、これまたネットで見かけた「フライパンひとつで作るパスタ料理」を、ショートパスタとアスパラと豚肉で挑戦してみました。なんとも簡単でした。それから、砂肝を茹でて調味料につける料理。お酒が欲しくなるような味でした。

実はこの間新しいドレスを1着買い、火曜はそれを着る予定です。茶色のシルクのドレスで、かなり豪華にビーズの刺繍が入っています。ちょっと大人っぽいラインです。これを購入したお店にあった靴が素敵で、月曜に見に行くかどうか迷っているところです。

あと一息で復活・・・! 

2007年02月09日(金) 6時10分
こんばんは。パリは突然寒くなったりして、昨日の朝は雪がちらついていたそうです(寝ていたので見ていない私)。
それにしても去年に比べると暖冬の感は否めません。

さて、体調も日に日に回復しているので、月曜から少しずつ歌い始めています。とはいっても、まだ歌うと痰がからんでしまう状態で・・・日に日に絡み具合が取れてきたのですが、今日明日は一応歌うのを控えています。私にしては、歌い始めを少し焦ったかな・・・と反省中です。何せ1月の大半を風邪で歌えなかったので、ロスを取り戻すことに必死な気持ちでした。

けれど来週の本番は動かせないので、せめて頭の中で練習。情けない話ですが、今回新しい曲が多く、暗譜にてこずっています。

それにしてもピアニストのおかげで、私の声の状態に良いように計画を立てられて、助かっています。声のコンディションは、人によっても違うし、とにかく繊細な問題です。ただでさえ風邪で合わせの回数が減っているのに、快く私に都合を合わせてくれるピアニストと一緒に出来たことが、今回一番嬉しいことです。

今日は学校で呼吸法のレッスンでした。これも個人レッスンの形態で、体を動かしながら、かたくなっている部分をいかに柔軟にしていくか、探っています。先週風邪で抗生物質をしばらく飲んでいたのですが、先生曰くまだ体の疲れが取れていないので、よく寝ること!乳製品を控えること!しばらく赤い肉は食べないこと!などなど指導されました。

夕方は友達と、化粧品の買い物に行った後、最近お気に入りの台湾式?カフェでお茶をしました。ブラックタピオカが大量に入ったミルクティーが看板商品のこのお店、ご飯も大変おいしいのです。

辞書と格闘 

2007年02月01日(木) 8時49分
この間日本に帰っていた間に、電子辞書を新しくしました。パワーストーンのブレスレットの話にも出てきた友人が付き添ってくれて、これまた大変良い買い物が出来たというこの電子辞書!
本体は一つ、それにカードを入れ替えるという方式で、従来の広辞苑・英和・和英などの機能の他に、仏・独・伊も網羅してしまうのです。バックライト機能もついて、暗い場所でも大活躍です。

なぜ突然辞書の話を書いたかというと、今日の夜にドイツ語の歌詞の訳を試みて、改めてこの辞書の機能の高さに感心したから。
リサイタルで歌う予定のR.シュトラウスの歌曲の中で、どうしてもなかなか暗譜できないものがいくつかあり、それは歌詞を理解しきれていないからだろうという当たり前の問題を克服しようと重い腰を上げたのです・・・
ドイツ語難しい〜、といつもは取り組む前からやや逃げ腰の私ですが、時間をかければそれなりに謎が解けていくもので、1時間半かけて1曲(長い・・・)訳し終わった時にはその文章の整然とした構造に感動しきりでした。
この調子で明日も辞書との格闘を続けて行こう!

なぜなら、そう、まだまだ歌える状態ではないからです。けれど月曜の時点で早めにお医者様にかかったお陰で、症状がスピード進行して回復に向かっているような気がします。今はちょうど鼻声真っ最中。

それにしても、2007年2度目の大風邪です。
治ったら、本気で健康管理のやり方を見直していかなければ・・・

結局キャンセル・・・! 

2007年01月31日(水) 22時36分
週末はずっと寝ていたのですが、その後体調が悪化してしまい、月曜の朝は行くはずの合わせに行かずに耳鼻科の診察を受けに行ってきました。私にしては珍しく熱が下がらず、なんだかふらふら・・・。

本番はなんとか・・・と思っていたのも空しく、耳鼻科では、声帯の下の気管が真っ赤で、歌うのは当分無理ということで診断書を書いてもらい、その足で学校へ。今週の本番は無理ということで、まず電話で事情を説明してはあったのですが、当然のことながら担当の人は代役を探すべく頭を抱えていました。なんとも自分が不甲斐なく、しかしこうなった以上何もできることはないので帰宅。
それから耳鼻科でもらった処方箋を持って近所の薬局をまわり、当分の間不自由しない程度の水や食料を買って、家にこもっています。

今日は本来ならコンサートの日だったのですが・・・。
他の出演者から、どうも代役が見つかったらしいとメールをもらい、ひとまずほっとしましたが、申し訳なく情けない気持ちでいっぱいです。
今後の予定にヒビを入れないためにも、一日もはやく歌える状態に戻らなければ・・・!

またまた風邪・・・ 

2007年01月29日(月) 6時56分
寒い寒い日が続いているなあ、と思っていたら、まんまとまた風邪をひいてしまいました・・・orz
そういえば去年のお正月も2回風邪ひいたな。これで今年の風邪は打ち止めとなってほしいものです。
バロックの合わせで、窓もない部屋に何時間も連日こもってたので、空気の悪さが気になってはいたのですが・・・
今は(汚い話ですが)咳と痰と戦っています。
その本番は水曜と木曜!
大丈夫なのかしら・・・
こういう不調で本番に臨むのは、桐朋時代以来です。でも、そろそろ不調でも本番でちゃんと歌うということを学ばなければ・・・とも思うので、とにかくベストを尽くそう。
幸いこの間日本食材店で大根を買ってあったので、はちみつにつけて大根あめを作っています。
あとは、日本から持ってきてあったお薬をしっかり飲んで・・・

明日の合わせに行ってきま〜す(泣)

バロック初合わせ 

2007年01月15日(月) 2時07分
タイトル通り、今日は学校で「モーツァルトの時代のフランスオペラ」の初合わせでした。

私はバロックの作品を歌った経験があまりなく、去年合唱団のソロで参加したのが初めてだったのですが、今回の演奏会は、曲中のフランス語が現代のものであるという確認をとって引き受けました。

今日の合わせでまず分かったのは、特にレチタティーボの言葉の運び方が、今まで歌ってきた作品と少し違うのかも・・・という点です。

そういえば先日バスティーユのオペラ研修所の発表会でモンテヴェルディの作品を聴いた時も、そんな印象を持ちました。うまく表現できませんが、単純に拍にあてはめて歌うのではなく、要所要所にスピードを持たせて、緊張感を出しつつ、とにかく言葉をたてる。そんな感じでした。

それから、拍を縦にとらえるのではなく、波のように感じる。これは今日の指揮者の表現ですが、常に2分音符の枠で考えなさい、と何度も言われました。

言葉の立て方は、舞台俳優のように朗々と。と言われてもすぐには出来ません。大体フランス語の文章のどこをどの程度伸ばして強調すれば朗々となるのか、そこからして私には問題なのですから・・・

それとこれは常に私の課題の一つなのですが、子音のたてかたも当然ながら重要なのですね・・・子音をゆっくり、長く。
「子音が弱い、ということですね」と質問したら、
「まあ君にとっては母国語じゃないし・・・」と言われましたが、何語であっても弱点は弱点。直していかなければ。

いつもながら課題だらけです。

ちなみに指揮者は少々行き過ぎなくらい話が脱線する人で、今日の合わせ4時間で実際に歌ったのは半分に満たなかったと思います。
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松本 和子
千葉県出身。
声楽を始めてはや1*年、桐朋学園大学・同研究科を経て東京芸術大学修士課程修了。現在同大学院後期博士課程休学・・・ヤマハ音楽振興会の奨学金を得てパリに留学中。2005年10月パリ国立高等音楽院第3課程に入学。
なんでフランス?と時々聞かれます。フランス歌曲を主に勉強してきたことと、後はなんといってもフランス語が好きだからでしょうか。留学している間に語学力も磨きたいと思っています。
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