晩ご飯。
・大根とにんじんの酢入り煮物
・オクラとひじきとこんにゃくのサラダ
・きのことじゃがいもアンチョビー炒め
・切干入りイタリアンスープ
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昨日、チベットのことについて、香港人が声をあげないことについて、不満の気持ちを書いたけど、その後、じゃ、香港人がどういう行動をとれば、私は満足なのか、と考えたら、これが、やっぱりとても難しいということを、しみじみと感じた。
刑務所入り覚悟の筋金入り民主運動家でもないかぎり、今香港で、チベットに自由を、とか、叫べないもんな。。。
チベット問題にしても、「チベットの過激派が独立をのぞんで勝手に暴れてる」「ふつうのチベット民族の人たちは中国に統治してもらって幸せになったんだ」とか思ってる人たちが本当にたくさんいるし、チベットがどこにあるかすら知らない人もいる。
ちなみに、私の同僚は、チベットが北京の北にあると思ってたし、昔、ラサを旅行してるときに出会った香港人友人たちは、チベット旅行をして、その辺の人よりは知識あると思っていたのに、インドにチベット亡命政府があることすら知らなかった。チベット人が、ヒマラヤを徒歩で越えて、凍傷になったり、命を落としたりしながらも、それでも、中国を逃げ出し、ネパールへ亡命していること、そのこと自体を知らないし、私が話しても、なぜそんなことをしなければならないのか、まったくわからないらしい。。。
チベット問題なんて、もちろん、香港の小学校の教科書にのってるわけないし、そうすると、やはり、知らないまま大人になり、そして、中国政府が、少数民族が暴れてますって報道したら、それをそのまま信じてしまうのだろうなぁ。
昨日、チベット語講座、行ってきた。
行ってびっくり。私も10分前ぐらいに、余裕を持って行ったのだけど、教室には、すでにたくさんの人が来てて(香港らしからぬ光景。やればできるじゃん、なんで会社には毎日遅刻するんだ?)、7時になったときには、教室いっぱいで30人も入ったよ。
先生いわく、あまりの盛況ぶりに、来月もう一クラス、作ったらしい。そんなに大人気なのか。。。
それで、最初、先生の自己紹介から始まったんだけどもね、その中に、「守ってほしい注意事項」として、いきなり言われたのが、これ。
「不談政治」
「千祈千祈千祈・・・千祈千祈唔好問我政治的問題」 (←ほんとうに5回以上千祈を繰り返した)
「あくまで、この場は、チベット語、
語学を学ぶ場所です。政治について話す必要は、
まったくありません。そこのところを、とにかくよく、肝に銘じておいてください」
「私の言葉の一部だけを取り出して、例えば、”中国と西蔵”と言ったからといって、そこに、何か特別な意味を持たせるようなことはしないでください」
(→つまり、中国と西蔵、と並列したからといって、西蔵をひとつの国と考えている → チベット独立を暗に指示している → そういう空想はしないでくれってこと)
なんかさ・・・・香港、これが現実なんだなって思った。
言論の自由とかいって、香港は中国とはちがうとかいって、もう、やっぱり、返還後、ひしひしと、中国化してるんだな、水面下ではもう完全に中国と同一化してるのかもしれん。
チベット語を香港で学べるってわかって、なんだ、やっぱり、べつに、だいじょぶやん、香港、そんなに厳しくないやん、とちょっとほっとして、私の考えすぎやったんちゃうんー、と思っていましたが、やっぱり、考えすぎではなく、香港でチベット語講座が開かれるというのは、実はめちゃくちゃ苦しい行為なのだということがわかりました。
あくまで、「少数民族の言語とか文化に興味があって、純粋に、ただの興味で、勉強してるだけですよ

」というアピールをしないとだめなわけです。
「え?チベット人が中国から亡命?なんですか?それ?なんで亡命するんですか?ていうか、亡命ってなんですか??」ぐらいのレベルでないと、だめなわけです。
私は、このクラスで友達を作って、ちょっと仲良くなれたら、チベット語に興味を持っているような香港人は、チベット問題に対して、どのような考えを持っているのか、など、ぜひ聞いてみたいと思っていたのですが、いきなりクラスの冒頭が、
「不談政治」
でしたからね。前途多難。
そういうことを、聞くことも、相手に迷惑をかけることになるかもしれないわけで、しばらく、どんな感じなのか、空気が読めるようになるまでは、平凡で害のない日本人の仮面をかぶっておこうと思います。
そうそう、授業の前に、いきなし先生に、
「日本人の人、一名いますね??どこですか?」って聞かれたので、30人もの人に注目されながら、手を挙げた(笑)
そしたら、先生がやってきて、
「広東語は、だいじょぶですか?漢字もだいじょぶ?あー、よかった。それならだいじょぶね」って。
北京語のときもそうだったけど、全員香港人の中で、一人日本人で、恥ずかしいってのもあるけど、最初に、こうやって、公にさらされておいたら、あとがラクっていうか、先生も、何かと気を配ってくれるし、隣の席の女の子は、授業中、日本語で、
「ダイジョーブー?」と、話しかけてきたしね(笑)
困ったことがあれば、みんな助けてくれようとするので、何かと便利。
どうでもいいが、初級のくせに、すごい真剣レベルで、いきなし宿題とか、がんがん出されたし、って、まだ、基本のアルファベットみたいなのも、覚えてないのにーーーー。
確実に北京語よりは、悪戦苦闘になる予感。
これ、チベット文字。
基本の文字が、30個あります。今日から覚え始めましたけど、英語のスペル覚えるほうがすごいラクーーー。まったくの初めての「文字」を、一個一個覚えるのが、こんなに大変だとは思ってもみなかった。
何回書いても、まったく、頭に入ってこないよ・・・・
この年になって、一から、文字覚えるって、苦行だ・・・・
トイレの壁に貼るという原始的方法でも試してみるか・・・・