天命 

2005年01月03日(月) 18時37分
今宵辻道を通った際、一人の娘(相楽)に会った。
人通りも無く静まり返った暗い辻道。
怖くは無いのかと問えば、
人斬りに出会っても其れは其れで天命なのだろうと彼女は云う。
…京の女子は度胸があるというか何と言うか…妙に感心してしまった。

そういえば、年明けてから一度も彼等と顔を合わせていない。
一度大黒屋へ戻り、新年の挨拶をしておかねばならんな。

新春 

2005年01月01日(土) 18時15分
謹賀新年。
酷く冷え込む夜だと思っていたら、雪が舞ってきた。
そんな中新春の祝いに八坂を詣でた際、偶然にも坂本君に会う。
今日の日位はお尋ね者であるという事を忘れ、
新しい年を祝いたいと思ったのは如何やら私だけではなかったようだ。

帰り、御守を買って帰る。
去年は何だかんだと忙しなくはあったが、何とか無事年を越す事が出来た。
今年一年も、皆無事に過ごせる事を願う。

焦り 

2004年12月28日(火) 22時08分
三条河原にて、新撰組副長、土方に遭遇する。
暫し他愛も無い会話を交わしたが、幸い向日は私の顔を知らぬ様だった。
私も以前彼の事は遠目に見ただけで、
且つまさかあのような場所で会う等思いも寄らなかった為に
最初は自身の眼と記憶を疑ったが…
隊士らしき者達と合流し何やら話していた様子からも
先ず土方で間違いは無いだろう。

局長の近藤を始め土方もまた剣術の流儀は天然理心流。
実際この目で見たことは無いが、実戦向きの剣法と聞く。
道場での剣を得手とする私としては、対峙するのだけは避けたいところだ。
塾頭を務めていたあの頃よりも、腕は落ちているだろうしなぁ…。

まったく…久々に嫌な汗をかいた。

弟如 

2004年12月26日(日) 10時53分
今宵、高杉との再会。
少し咳き込んではいたようだが、思いの他元気そうで安心した。
矢張り医者へは診せておらず、本人曰く寝ていれば治るとの事。
云いたい事は山程有ったが、今日のところは一先ず我慢だ。
久々の再会の場で小言を立て並べられたのでは、流石に可哀想だからな。
暫くしても尚体調がおかしい様なら、私が引き摺ってでも医者へ連れて行く。

坂本君からの伝言を伝えた際、一応は其の話を聞いた。
喧嘩をした友人と仲直りしたいという坂本君の為に、何やら企てているとか。
何をする気か知れないが、別段深く問うような事もしない。
高杉はあれで中々に確りした考えを持っているし、人を纏めるのも上手い。
些か仰天行動に走りがちなのは否めないが、
最後にはきっと何とかしてみせるんだろう。
其れで生じた問題ならば、其の後で改めて考えれば良い。
相談に来るようなことがあれば、其の時はなるべく力になってやりたいと思う。
昔から…彼に対しては何故こうも甘いのか私は、とも思うがね。

鉄の胃と、毛の生えた心臓と。
彼等の言う期待に沿えるよう、私も頑張らねばならんなぁ…。

 

2004年12月25日(土) 22時24分
対馬藩邸での所用を済ませた後、三条大橋を通り掛る。
其処で考え事をしていた際、坂本君に出会った。
何処ぞで芋を焼いてきたとの事で、
其れを馳走になりながら河原にて長らく話し込む。

話の中で、高杉への伝言を頼まれた。
何やらよく分からないが、詳しくは高杉に直に聞けとの事。
話が全く見えないんだが…託を伝える際じっくり聞く事にしよう。

河原に居たなら橋の下で暖をとる者たちの姿が目に入る。
私も暫くはあの場所で身を隠していた事があるが、
振り返ってみれば懐かしくもある。
余り思い出したく無い記憶には違いないが…。

「狼の羽織る浅葱色を見る度に、何度斬り捨ててやりたいと思った事か」

…今となっては本当に、早まった事をしなくてよかったと思っている。
彼等を斬ってみたところで、自分の身を追い詰めてしまうだけだからな。
…特になるような事は、何も無い。

八坂 

2004年12月24日(金) 2時23分
昨夜は笛を吹く青年(山崎)に
そして今宵は先日三条河原土手で会った青年(藤原)に
どちらにも八坂にて再び会う。
確か、久坂君や陸奥君に初めて会ったのも此処だった。
この場所は本当に、思いがけぬ者達によく会うものだ。

まぁ、其れは良いのだが。
今宵何が拙かったかと言えば、身形だ。
先日…名は藤木というらしい、彼に会った時、
私は町人に扮していた最中だった。
が、今日は袴に帯刀…言うなれば常の格好ではあるのだが
流石に怪しまれただろう…。

然し深く尋ねられる事も無く
一見和やかに、先日と同じ様この国について互い語り合う。
彼は、川の流れを幕府だと言った。
この国の姿を流れに例えたのは私だが、
矢張り普通ならば流れは幕府となるのだろう。
其れに抗う者が、倒幕を掲げる私達であると。
確かに、現状からすればそうなのかもしれん。
今は未だ、流れに抗うとは言っても直ぐに押し流せてしまえるような
そんな小さな存在であっても、何れの日にか必ず流れは逆へ向く。
尤も、私は流れが幕府であるとは微塵も思っていない。
流れ其れ即ち国を動かす力。
今の幕府に、そんな力があるとは到底思えん。
唯同じ場所に停滞し、留まり過ぎた水はやがて腐ってゆように
其の水の姿こそが、今の幕府であると、そう思う。
…勿論、そんな事を彼に言える筈も無いが。

何はともあれ、
今後は身を扮している時は極力人と接するのは避けよう。
…そう身を以って実感した。

居住 

2004年12月20日(月) 21時07分
今宵大黒屋を訪れ、そして久坂君と山田に会った。
中々に良い暮らしをしているようで安心した。
橋の下で寝泊りした事のある私にとって、彼等の居住だけは
大いに心配していた事の一つだったからな。

さて、久々に其の顔を見た山田だが。
豆蔵という名、せっかくつけてやったというに、本人余り気に食わないらしい。
…私は気に入ってるんだがなぁ…。
しかし、如何にも彼には子供扱いしてしまいがちだ。
程々にしておこう、とは思うのだが…。
余りするとあれは拗ねてしまうからな。

久坂君に、此処へ移っては如何か、と言われた。
皆の傍に身を置きたいのは事実だが、色々と考えるところも有る。
今暫くは大黒屋に留まって、其れから答えを出しても遅くは無いだろう。
万が一狼共に嗅ぎつけられた場合を想定し、
逃げ道だけは確実に確保しておかねばならん。

高杉は不在。
色々言いたい事もあるんだが、まぁいつでも会えると思えば
そう急く事も無いか。

居処 

2004年12月19日(日) 18時34分
皆の居場所が分からず、さて如何したものかと考えていたが、
三条河原にて再び久坂君に遇い、丁度尋ねる事が出来た。
話によれば、鼻輪を通さぬ暴れ牛は今体調を崩しており、
よく咳をしているらしい。
大した事が無いといいんだが…。

久坂君は何やら悩んでいる風にも見えたが、
恐らく高杉と何ぞ言い合う事でもあったんだろう。
一見穏かそうに見える彼も、内には激しい面も持ち合わせる。
故に双方意見が異なる事があれば、必然衝突する事になるか。
まぁ、二人の事だから道を分かつような対立にはならないだろうさ。
間に挟まれる豆蔵が可哀想ではあるが…。

何にせよ、一度皆の顔を見ない事には落ち着かない。
さっそく明日にでも彼等の元を尋ねる事にした。

之迄も彼等のお陰で散々胃や頭を痛めてはきたが、
矢張り放ってはおけんというのが正直なところだ。
やんちゃな弟達が可愛くて仕方が無い…、、、
…そんな気分だな。

思想 

2004年12月19日(日) 16時26分
未だ日の高い内なれば、身を町人へと扮し、京の町を歩む。

三条大橋手前、土手に座す一人の青年(藤原閑丸)が目に入った。
其の身の傍に在った袋は恐らく何らかの薬が入ったものだろう。
我ながら御節介かとは思ったが、
気分でも悪いのかと一旦気になってしまったものは仕方が無い。
放ってはおけん性格故に声を掛け、御節介ついでに長々と語ってしまった。
商人だ、と答えたは良いものの、若干喋り過ぎたかもしれん。
如何も論じ出すと止まらん…。
…不意にいらぬ事まで告げてしまわぬよう、重々気をつけねば。

私の言葉に色々思う事があったのだろう。
青年は静かに話を聴いていた。
思想は如何であれ、
あの青年もこれからの日本を背負って立つ民の一人に変わりは無い。
志半ばで若い命を散らしていった者達のような末路だけは辿って欲しくないと、
そう願う私は、矢張り甘いのかもしれんな…。

そういえば、最近はめっきり小言を言う機会も減った。
私に小言を言わせる者達と会っていない、と言った方が正しいか。
傍に無いとなると急に物足りなく思えるから不思議なものだ。
この京中、今は何処で何をしているのだろうか。
また何かしでかしてやろう等と思っていなければ良いが…。
一度、会いに行こう…とは言っても互い息を潜めて潜伏している身。
そう易々と居場所が分かるとも思えん…。
此間久坂君に会った時、聞いておくべきだったかと今更ながらに思う。
まぁ、そう焦ることも無いだろう。
…無いだろう………無いと、いいのだが…。

桂性格診断 裏 弐 

2004年12月18日(土) 20時04分
「リアリスト」→情報や事実に基づき、合理的に物事をジャッジする「マジ系発想」

「リアリスト」は合理的な現実主義者。世の中を観察、分析し、自分はいま何をするべきか筋道を立てて考え、冷静に答えを出します。夢を現実に変えるにはその道筋を理解することが必要です。ギターが弾けない人は「ミスチル」にはなれない。変身できない人は、「仮面ライダー」にはなれない。そういう夢のないことをスパッと言いきることのできるヒトです。合理主義なんてと言うと「カタブツで冷たい」イメージがありますがまったくその通り。(やや言いすぎ)極端な話ですがルールや規則でしばって周囲に窮屈な思いをさせるところもあります。きちんと筋道立てて話せない人と話すとちょっとイライラしたり、なにかとストレスも多いのがリアリストのつらいところです。

行動特性 「きっちりモノを考えるのが好きです」

・現実主義者。
・合理的に考え、効率的にパパッとこなすのが好き。
・冷静沈着。ピンチでもパニックにならない自信あり。
・一貫性のない発言をする人は許せません。
2005年01月
« 前の月  |  次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:katura-kogorou
読者になる
Yapme!一覧
読者になる