震災と保険会社のCM 

January 26 [Thu], 2012, 9:38
先の東日本大震災で日本中が大混乱に陥った時には、それに伴ってテレビCMも大きく変化しました。

多くの企業がCMを自粛し、代替CMばかりが繰り返し放映される中、地震が起きて数日がたった頃から、火災保険のCMが目立つようになったことをよく覚えています。
それらは地震の前に放映されていた今まで通りの歌などを交えた楽しい雰囲気の火災保険CMではなく、復興、建て直しの足がかりとなる援助を宣言する温かいものでした。

あれだけの大震災であった以上、火災保険による保障金額は会社側からすれば間違いなく大変な金額になったことでしょう。
ですが、被害を受けた方々の中には地震以降毎日を生きることに精一杯で、もしかすると火災保険の手続きなど頭に浮かんでいなかった人も多かったかも知れません。

地震によって大きな絶望の中にあっただろう地震直後に放映された、保障を知らせるあのCMは、きっと多くの人に今後の生活への希望を感じさせるものだったでしょう。

冬の火の用心と火災保険 

November 25 [Fri], 2011, 15:43
 数日前から随分寒くなってきて、冬の到来を感じずにはいられなくなってきました。冬は空気が乾燥するため、火事の起こりやすい季節です。もちろん冬に限った話ではないのですが、あらためて「火の用心」を心掛けて過ごしていきましょう。
 さて、「火の用心」といいますが、皆さんはどのようなことを具体的に実践しているでしょうか。すぐ思い付くのが出かける前のガスの元栓チェックや熱を出す電化製品の電源チェックなどですね。ただ、こういった行動は、あくまで火災を予防する対策です。では、不幸にも火災が起こってしまった場合は?そのために、火災保険があります。きちんと火災保険に加入しておくことまで含めて、「火の用心」の現実的な実践だと言えるでしょう。
 万が一、上述した「チェックし忘れ」のために火災が起こってしまうと、どうなってしまうのでしょうか。ガスの元栓を閉め忘れたことは、明らかにその人の過失です。このように、過失によって火災が起こることを「失火」と呼びます。この場合、賠償責任はどうなるのでしょうか?
 日本には「失火法」というものがあります。この法律によると、なんと火災については、原因がその人の過失であっても、賠償責任を課せられない場合があるのです。このことは、もし、自分が不注意によって火災を起こした場合、ある意味で不幸中の幸いになることかもしれません。しかし、他人の過失が原因による火災で自分が損害を被った場合を考えてみると、なかなかおそろしいきまりであることが分かります。例えば、お隣さんの過失による火が我が家に燃え移った場合、「失火法」が適用されるケースであればお隣さんに賠償を求めることができないのです。こういった事例は住宅の密集した日本では当たり前に起こり得ることですから、ますます火災保険に加入しておくことの重大さが理解いただけるかと思います。
 火事に巻き込まれるなんて想像もしたくないことですが、万が一のときに、全てが終わりにならないように内容を熟知した上で保険に加入しておきましょう。

火災保険の保険金の用途について 

September 28 [Wed], 2011, 11:21
火災保険は、火事やその他の災害によって建物や家財に損害を受けた場合に補償を受けるための保険です。
火災保険の補償対象は、建物・家財を選択することが出来ます。
建物を補償対象とした場合、火災で住宅を焼失したときには保険金は住宅ローンの残債支払に優先的に回されます。再建する費用は、保険金から住宅ローン残債を差し引いた金額を頭金として、新たにローンを組むということになるでしょう。

一方、家財を補償対象とした場合には、その用途についてはより柔軟です。
家財道具を買いなおすのに使うことはもちろん、その他生活の再建に必要な生活費としても使うことが可能です。
そのため、万が一の災害時に家財を補償対象としておくことで、より再建に向けての柔軟な対応が可能となると言うわけです。
家財保険は、単純に家財道具だけを取り戻すという目的だけでなく、そういったゆとりを生むためにかけておくという考え方もできるかと思います。

火災保険の保険料を安くするためには、補償内容の絞込みを行うことが多いですが、万が一の場合に絞ってしまっていては困る補償もあります。
その見極めが重要です。



類焼について考える 

August 17 [Wed], 2011, 11:01
火災保険は、自分の家に対してかける保険になります。
しかし、火災には類焼(周囲の建物に燃え移って広がること)がつき物です。
そのため、よほど孤立して立っている一軒家ならまだしも、こういった類焼の可能性についても考えておく必要があります。

日本では、「失火の責任に関する法律」というものがあり、自宅の火災が燃え広がって隣家に被害を与えた場合にも、本人に重大な過失が認められない場合には、その責任を問われないというものがあります。
つまり、やむを得ない事情による火災で周囲に燃え広がってしまったとしても、賠償責任などは発生しないということです。
そのため、火災保険では類焼先に対して保険をかけるということはありません。
あくまでも自宅とその中の家財に対して保険をかけることになります。

しかし、通常の保険にプラスして、「類焼損害補償特約」というものに加入することで、類焼先への見舞金や補償を保険金から出すようにすることは可能です。

この、失火の責任に関する法律に基づいて考えると、立場が逆になった場合も同様です。
他の家から類焼して自宅が被害を受けたとき、賠償請求が出来ません。
そのため、被害の補償は自分の火災保険から受ける必要があります。
もし火災保険に入っていなかったら、こういった場合に自己負担で修復をする必要があるため、万が一の場合に備えての火災保険は必須だといえます。




大震災で見直されていること 

May 24 [Tue], 2011, 19:35
今回の東日本大震災では、保険についても改めて見直そうと言う動きがあるようです。
一般的な火災保険では今度のような災害は保障の対象とならないのです。
また、地震によって起こった火災も同様です。
地震列島日本では、火災保険と地震保険の両方に入っておく必要がありそうです。

そしてまた、地震保険の加入は火災保険への加入が原則必須となります。
地震保険では、地震等を原因とする火災・損壊・埋没・流失によって、
保険の対象である建物または家財が損害を受けた場合に保険金をお支払いします、とされています。
さらに、地震保険は火災保険に原則付帯となり、単独ではご契約できないことになっています。
そして、地震保険は建物、家財それぞれご加入いただく必要があります。
このあたりは火災保険と同じですね。

地震保険も火災保険と同じように、建物と家財のそれぞれに加入していなければんらないようです。

いつ襲ってくるのかわからない災害。
火災も地震も同じです。

きちんと備えをしておきましょう。
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