◆拓跋氏
〜王とか出てきてるが、イマイチ互いの関係図が分からない鮮卑拓跋氏(皇族)。登場時期や役者の選び方からして全くそう思えないが、史実では以下の通り。
○拓跋 Z(トバ・タオ)=太武帝
〜6話。
北魏3代皇帝。43歳。
威厳・風格のあるオヤジ。宗愛を完全に舐めて掛かり、返り討ちに遭い殺される。
ちなみにこの人の代の時、華北は統一された。(五胡十六国時代の終わり)
○拓跋 晃(トバ・ホアン)
〜6話。
25歳。皇太子にも関わらず、早く皇位に就こうと画策したのが運のつき。動けば動くほど泥沼にはまり、結局皇位は子に奪われ、自身は謀反の罪で処刑。
○拓跋 濬(トバ・ジュン)=文成帝
〜18話。
北魏4代皇帝。
淑儀(シューイー)と常に痴話喧嘩を繰り返していた。仏教回復に努める。
荒れた生活が祟り、若くして病死する。
○拓跋 弘(トバ・ホン)=献文帝
〜27話。
北魏5代皇帝。
皇帝という位には相応しくないほど凡庸。養母(馮太后)思いの優しい性格だったが、京兆王にそそのかされ、2人の間にはしだいに溝ができてくる。最終的には馮太后暗殺事件を起こしてしまい、最期は自身の罪に耐え切れず自害した。
○拓跋 宏(トバ・ホン)=孝文帝
北魏6代皇帝。父に似ず幼いときからその聡明さをいかんなく発揮した名君。
馮太皇を何よりも信頼し、慕ってきた。
○拓跋 丕(ドバ・ピー)=東陽王
2話〜。
太武帝の異母弟で、信頼厚き臣。
しかし文成帝即位後、馮太后が政治介入するようになり、皇族の立場が危うくなるとこれにしばしば反発するようになる。
京兆王や淮南王とは違い、保身のために両立の立場をとる。皇族の中では一番の年長者で、策謀家。
○拓跋 子推(トバ・ズートイ)=京兆王
2話〜27話。
とにかく血気盛んな性格で、何事も武力行使で問題解決をはかろうとする人物。
馮氏一族の代頭を憂い、漢文化と漢人を排斥するよう働きかけるが思いどおりにならず。最終的に、献文帝をそそのかし太后誅殺を画策した。
謀反の罪で処刑されるところを、献文帝の意により無罪放免となったが、献文帝を自害に追い詰めたことを悔やみ自害した。
○拓跋 天賜(トバ・テンツ)=汝陰王
6話〜。
東陽王に次いで皇族の中では古株。勇猛だが知恵が足りない人。
息子・狐(フー)が殺されたことで娘婿である李彪を逆恨みし、同じく政策に関わっていた李沖とともに暗殺しようとした。暗殺は未遂に終わり、汝陰王は死罪になるところ、馮太皇の慈悲により爵位の剥奪にとどまったが、馮太皇死後の直前、官位を戻された。
○拓跋 他(トバ・ター)=淮南王
〜32話。
京兆王の次に短絡的な性格。馮太后に反発するあまり、その行動を早めに出しすぎてしまった。
朝議の前で太后を激しく非難し自刃した。
○拓跋 澄(トバ・チェン)=任城王
文成帝の弟・拓跋雲の長子。
俸禄制度導入の有用性を認めた。皇族の中では咸陽王とともに馮太后&孝文帝の政策に協力してくれる貴重な存在。
○拓跋 禧(トバ・シー)=咸陽王
皇族の中で、任城王とともに馮太后が信頼する臣下。
史実では孝文帝の長弟となっているが、登場時期や役者の選び方からして全くそう思えない。
◆馮氏
○馮 淑儀(フォン・シューイー)=馮太后、馮太皇=文明皇后
祖先は五胡十六国時代の国の一つ・北燕の皇族。
罪人の娘から皇后にまで上り詰めた才女で、敏腕革命家。
厳格な裁きのため、私情を挟めないことに常に心を痛ませてきた。
最高権力者の地位を得る代わりに失ったものは数多く、中でも姪2人の死は彼女の死期を早めたといってもいい。
頂点に立つ者の孤独と葛藤の描写はよく出来ていたと思うが、李弈との密会の部分は余計だったと思う。
○馮 熙(フォン・シー)
10話〜。
偽名はマー・ジャオ。淑儀の生き別れとなった兄。
木蘭と相思相愛だったが、政略結婚にて献文帝の妹を娶る。娘二人を入内させ失った後、太師の座を辞め仏門に入った。
○馮 妙媛(ミャオユアン)=左昭儀
〜32話。
双子の姉。孝文帝の左昭儀。控えめで才知に優れた女性。
孝文帝の寵愛を一身に受け、皇太子を出産、慣例により死を賜った。
★馮家から二人の姉妹が孝文帝の皇后として立てられているが、廃され庶民に降格させられているか(廃皇后)、密通の罪により自殺させられている(幽皇后)。
妙媛の息子・恂は、実際は林氏の子供である。
馮 妙媛=廃皇后、妙蓮=幽皇后
○馮 妙蓮(ミャオリエン)=右昭儀
双子の妹。孝文帝の右昭儀。顔は妙媛と瓜二つだが、性格はヒステリーで思慮に欠ける。
姉の配慮で右昭儀になったものの、寵愛されず・・・。姉の死後、彼女の立ち振る舞いを真似ることで孝文帝の関心を引くが、結局妙援に成り代わることは出来なかった。
医師・高菩薩と内通したことが発覚したにも関わらず皇后の地位を狙ったため、死を賜った。
○馮姑=左昭儀
〜6話。
33歳。太武帝妃。淑儀(シューイー)の叔母にして人生の師でもある。
知性とともに勇気も持ち合わせている。最期は太武帝とともに宗愛の刃に貫かれ死亡。
○馮 邈(フォン・ミャオ)
1話、11話。
淑儀(シューイー)の叔父。乙渾 (イー・フン)の罠にはめられ逆賊となる。そのせいで、馮家は罪人として一族連座にかけられた。
◆后妃
○常太后
2話〜16話。
文成帝(拓跋濬)の乳母。継母として淑儀(シューイー)を優しく見守る。
○李貴人⇒元皇后
10〜15話。
文成帝(拓跋濬)の妃(貴人)。元は永昌王の妃だったが、罪人として宮中に捕えられる。乙渾 (イー・フン)の目をかけられ養女として迎えられるも、皇太子(献文帝)を産んだため死を賜った。
○李夫人⇒思皇后
献文帝(拓跋弘)の妃(貴人)。孝文帝の生母。
◆大臣
○乙 渾 (イー・フン)
1話〜。
根っからの野心家。弟に乙虎(イー・フー)、乙豹(イー・バオ)がいる。
馮邈を陥れて以後、馮家と因縁の中になり馮一族を死に到らせる様々な原因を作ったが、最後は馮家の人間(淑儀)により自害に追い詰められた。
○崔 浩(ツイ・ハオ)
〜4話。
漢人宰相だったが、国史編纂の事業を任された際、石碑に鮮卑一族の過ちを記したため太武帝の怒りを買い、死罪に処された。
彼は文成帝の太傅、及び淑儀の師。
○宗 愛(ゾン・アイ)
〜6話。
太子・拓跋晃を操り、謀反を画策し失敗するも、太武帝と馮左昭儀を殺害した。その後賀洛跋により殺された。
○高 允(カオ・ユン)
崔浩に死罪が言い渡されたときこれを庇ったが、その姿勢を称えられ死罪を免れた。太武帝に、忠臣の鏡と褒め称え、次いで文成帝、献文帝、孝文帝と4代に渡り使えた老臣。
高い役職でありながらも、質素倹約を心がけた。
○賀 洛跋(ホオ・ロバ)=隴西王
高允と並んで忠臣。宗愛を討った。献文帝の謀反を止められなかったことを悔やみ、献文帝の後を追い自害した。
★史実には隴西王源賀と記載してある。本名は源賀・・・か?
○王 恵(ワン・フェイ)
文成帝付の中常侍。乙渾の野望に加担した。
○柳 葉(リウ・イエ)
5話〜。
淑儀の下女時代からの親友(義妹同様)で、彼女の女官として使える。
○抱 嶷(バオ・イー)
淑儀付の中常侍。元々鋳金工だったが、淑儀の人柄に惚れ込み自宮した。
○李 弈(リー・イー)
淑儀(シューイー)を陰から見守り続けた人で、恋人その1。
それが仇となり、京兆王に陥れられ殺害された。
○李 沖(リー・チョン)
市井の老師だったが、太后によりその才を見初められ孝文帝の太傅になる。
太后の恋人その2だが、強制的に東陽王の娘を後妻に迎えさせられる。「均田制」「三長制」の提案者。
○李 彪(リー・ビャオ)
李沖の弟子。俸禄制度実地の必要性を説き、汚職官吏の取り締まりに当たった。
また、師匠の李沖とともに、「均田制」、「三長制」施行に勤めた。法に厳格で、私情を交えることを否とするな忠臣。妻は汝陰王の娘。
○李 洪(リー・ホン)
李沖の弟子で、孝文帝の期待を受け地方勅使に任命されたが汚職を働いた。師弟の李彪によりその罪を暴かれ、最後は自害した。
○穆 泰(ムー・タイ)=馮翊公
鮮卑人。定州刺史。
馮太皇の改革に反対する保守派の一人。
※41話にしてようやく「馮翊公」の名が出てきた。
◆その他
○曇 曜(タン・ヤオ)
2話、14話〜。
高僧。雲岡石窟の担当者でもあり、迷える人々に法話を広め、悟りを開かせている。
○花 木蘭 (ホア・ムーラン)
9話〜。
花弧(ホア・フー)の娘。勇猛果敢な女傑。
幼少期、父・弧が友人の息子・馮熙(フォン・シー)を助けた時彼と知り合い、後恋仲となるが、馮熙は文成帝の妹と政略結婚を余儀なくされたため離縁することとなる。その後故郷に戻り父と暮らしていたが、その父がある日木蘭暗殺を目論んだ宗主一派によって殺されるという事件が起こる。木蘭は民を率い反乱を起こし死罪を言い渡されるが、文成帝により賜った免罪符により助命した。
★中国の伝統文学作品に登場する人物。史実には存在しない。
○劉 春(リウ・チュン)
木蘭の幼馴染で密かに恋心を寄せる。石膏の腕は超一流で、文成帝の石仏を彫った。
○鱈 琥子(シュエ・フーズー)
李弈の兄の部下で、それを後ろ盾にして横暴を働き民を苦しめた。罪人として京兆王に引き渡されるが、彼はこれを恨みに思い、李一族を陥れようと京兆王と結託した。
○高菩薩
治療を口実に良家に婦人をたらし込む悪人。妙蓮と関係を持ったが密通がバレ、毒殺された。
お返事どうもありがとうございます☆
相互リンク、もちろんOKです
華流ファン仲間として仲良くしていただけたらと思います
どうぞよろしく