リバティーン

April 27 [Thu], 2006, 1:14
一昨日に観てきましたよ。強尼戴普のリバティーン。
雀船長、シークレットウィンドウ、ネバーランドのバリ、ウォンカ…と来ていたので、久しぶりに強尼戴普だ!って感じでした(笑)画面の色から違う(笑)なんなんだろう、曇りの日の日光みたいな感じの照明。ガンガンに照明当たってます!って感じではなくて、ちょっとホームビデオみたいな色味の陰影がおもしろかった(笑)でも、やっぱりデッドマンやらブレイブの方が好きなのです(笑)マイノリティの思考の過程を追っている感じがすきなのかもしれません。世間に迎合したくはないんだけれど寂しい。って切ない感じが。淡々と進む思考の流れが。
内容としてはシェークスピアより半世紀遅い英国で起きたろくでもない『恋に落ちたシェークスピア』ってかんじでした(笑)でも、『太陽と月に背いて』のベルレーヌとも、『オスカー・ワイルド』のワイルドとも違うろくでもなさ(笑)流石強尼戴普!と叫びたくなる、無邪気さと真摯さでした(笑)
サマンサ・モートンが個人的にツボでした。ちょうど英語の授業で『イン・アメリカ』もみてたし、個人的にタイムリー。あの眼差しが好き。映画の中で、オフィーリアを演ずる場面があったのですが、オフィーリアってだけでウキウキなのに、すんごい素敵でした。昔観た、ケイトさんのオフィーリアが、私のイメージで無かったぶん、サマンサのろうそくの炎みたいな、オフィーリアが素敵でした。一瞬のシーンでしたけど(笑)張り詰めた視線の狂気が綺麗でした。

強尼戴普映画好きのための映画(笑)めずらしく誰かと行かないでよかったと思ったのでした(笑)

秘密の花園

April 18 [Tue], 2006, 23:18
今日はまたもや賢さんのご好意でお芝居を観てきました。
唐十郎の『秘密の花園』です。
…なんというか。
舞台セット万歳でした。なんだあの水!って感じで。無駄に豪華でしたよ〜芝居の舞台が日暮里だったのですが、なんとなく、なっとくできるような雰囲気がありました。坂が素敵だった(笑)構造を見て、ああ、スナックミチヨもこうすればよかったんだ!と変に納得。小屋のサイズ違うから無理かもしれませんが、ちょっと悔しかったです(笑)
お芝居の内容は、台詞の聞き取れなさとかが、結構念頭に来ちゃって、どうしようもなかったのですが、これが唐十郎の世界観なのか?テントでやると違うのかしら?って感じで何か消化不良でした。不勉強です。客層も年齢高めだったのですが、私は何をどうとらえて良いものか、よくない混乱を得たのでした。奇をてらいきれてない…というか。パフォーマンスというか、雰囲気を楽しむものなのか。雰囲気楽しむには客を巻き込むアウラがたりなかったというか…。なんか乗り切れなかったというか、乗りそびれたというか(苦笑)唐十郎って名前だけはよく聞いていてすごく気になっていたので、今回触れられてとても良い機会でした。芝居で何をしたい人なのか勉強しよう

カエル

April 04 [Tue], 2006, 21:35
すんごい良いお芝居を観てきました!今帰りの電車なんですが、テンションおかしい!(笑)
お芝居興味ある人だったら、本当にお薦めです。観に行ってください!一緒にテンション上がった話しましょう!

新国立劇場『カエル』です。

すんごいよかった。どこがよかったって全部がよかった!!
始まる前から舞台美術でウキウキできるし。(ウキウキしすぎて、席から立ってジロジロ観察してしまった(笑))
始まっても、あんなに言葉だらけなのに、なんでこんなに通じるんだろうって感じで。私のテンションあがりっぱなし。上手くいえないんだけれど、言葉だらけなんだけど、伝わり方がボイスレス的だったというか、なんか根幹から伝わるというか……。お土産がおおきなお芝居です。

お薦めします。だから細かく書かない。
本当によかった。

誘ってくれた、てるさんに本当に感謝です!!てるさん、本当に有難う!!昨日一緒に観に行ったお芝居とは比べものにならない(笑)昨日のも、学ぶことは多かったですが。『カエル』は得るものが多かったです。テンションあがりっぱなしだ(笑)

エミーリア・ガロッティ

March 21 [Tue], 2006, 23:42
エミーリア・ガロッティ。
テルさんと埼京線に乗ってはるばる観て参りました。
前日のサラ・ケインの余韻がさめてなかったので(実はまだ胃が痛かったり(笑))
なんかふらふらしていたのですが。
私の好きな花様年華の主題歌を使うと聞いていたので、
どんな感じなんだろうと楽しみでした。
劇場について不思議な遠近感の白い舞台セットをみた時は
サラ・ケインを彷彿とさせられたのですが。
照明がつくと白い壁ではなく木の壁でした。
客入れの時の客電も『間違いの喜劇』をみにきた時と違っていたし、
照明ひとつでずいぶん印象変わるものだと思いました。

役者さんがすごかった。
舞台セットもすごくシンプルなんだけど、
効果的でした。
役者の出ハケが本当に『出』『ハケ』で。
オーラがすごい。
戯曲の内容とかどうでもいい感じに
役者のオーラにあてられました。

濃かった。
 
字幕あったけれど、いらないなあって感じでした。

言葉を発してるんだけど全身で表していたというか。
すごかった。

ヌラヌラした感じが花様年華に通じるのかな?と思いました。
久しぶりにあの愛らしいトニー・レオンを観たくなった(笑)


サラ・ケインは世界観にあてられて、すごく残るものがあったのですが。
エミリア・ガロッティは役者の発する雰囲気の濃厚さが印象的でした。

良いもの観ました。

サラ・ケイン 『4・48サイコシス』

March 20 [Mon], 2006, 23:40
今日はテルさんとお芝居をみにいきました。
サラ・ケインさんの『4・48サイコシス』。

すんごいヘビーなお芝居でした。

サラ・ケインさん自体これを遺作として亡くなっているんですが。
真綿で首をしめられるというか、
喉もとまでなにか詰まって息苦しくなるというか、
内臓がおかしくなるようなお芝居でした。水牢のようにジワジワと精神的にまいる。

クラクラした。

抽象的なのに現実感がすごく強い。
イヤなことを強制的にデジャブさせる。
白い舞台セットも居心地悪い感じでした。しばらく白い陶器や闇に浮かぶ電子機器の場面や瞬く蛍光灯なんてみたくないです。電子音も聞きたくないし、思い出しただけで鬱になる。

お芝居であんな精神的な平衡感覚奪えるのって凄いと思います。
小屋でても空気貰ってきちゃってなかなか抜け出せなかった。
そういう意味で稀だし。凄いお芝居だったと思います。
ただ、一人でみることはお薦めしません。少なくとも私には無理です。
テルさんが横にいて、本当によかったと思いましたもの。

今月の頭にテルさんとまはるしと観に行った、韓国の劇団・超人の『汽車』も凄かったですが。あれとは全くベクトルが真逆でした。
観た後に体の中に詰まったものが違った。
混沌と爽快感位に。
ヘビーでしたが、観られて良かったです。

今年に入ってから、お土産を持って帰れるお芝居を沢山観られて本当に幸せだなあと思う。
教えてくれて有難うです!

コルチャック先生

February 26 [Sun], 2006, 11:11
昨日はサド侯爵とお芝居を観てきましたよ。卒公稽古後に遠路はるばる横浜の先まで行って参りました(笑)最近お芝居漬けです。何本観たんだろう…。蜷川の間違いの喜劇、改訂版さっちゃん、現代時報さんのお芝居、題名の無い芝居…一杯観たなあ(笑)ピンキリでしたが。その中で一番よかったのが昨日の『コルチャック先生の選択』スコットランドの人が演じている芝居です。全部英語!字幕芝居はドイツの劇団のノラ以来。RSCの夏の夜の夢は字幕無かったのです。今回は字幕有り。字幕を追うことに必死になって最初はてんやわんやだったのですが。字幕追わなくてもなにをやってるのか言いたいのか、動きでわかって、役者さんってやっぱりすごいな…と思いました。
久しぶりに何かを一方的に押し付けるんじゃない、問題提起のあるお芝居でした。学校に巡業しているそうで、子供にも『?』と『登場人物が自分なら…』をお土産に渡すことができるお芝居だな…と思いました。良いお芝居でした。

サド侯爵有難う!また誘ってくださいね♪

舞踊

February 11 [Sat], 2006, 20:19
 
今日はヨウチ氏のお誘いで、彼女の日舞の発表会に行ってきました。
発表会といっても、場所が国立劇場!
でっかい百葉箱みたいな立派な劇場でした。
セリとかあったよ。

私は高校時代にヨウチ氏の舞うのを文化祭で観たことぐらいしか、
日舞にかかわりがないのですが、
すごかった。

長唄をバックに舞ったりするのですが、
私は残念ながら、
長唄の歌詞はニュアンスを取るので精一杯。

でも、衣装や動きだけで、こうも世界観が出せて、
観客の目をとらえることができるのかと感動。
すごく重厚な雰囲気が舞台からするのです。

ヨウチ氏、素敵な体験をありがとう!!
綺麗でした。
君にゆっくり会いたいです。

KJ時代の友人にもたくさん会えました。
変わったような、変わってない様な。
でも皆、卒業から別々の一年間を過ごしてきたのも感じる。
さびしいような、不思議なような。

また、皆に会いたいです。
そして、素敵なものを見せ合いたい。
別々の道でつちかった何かと、
六年間のKJ生活でつちかった、今に活かせる何かを。

私も頑張るぞ!!!

スタンドアップ

January 22 [Sun], 2006, 18:38
突然ですが、管理人には1人で映画に行くのは苦手です。
でも映画が好きなので、一緒に行く人がいないときは1人でも行きます。
今日も1人で映画をみてきました。
ポケットに洗濯ばさみを忍ばせて。

スタンドアップ。

炭坑労働者のセクハラ訴訟のお話です。
すんごいオススメ。多分女性でなくても共感できる映画だと思います。
女性は男性社会の被害者だ!って映画じゃなくて、立ち向かう意義を説いた映画だから。

私はイプセンの『人形の家』を女性解放をうたった戯曲と聞いて、
過度の期待をして読んで、落胆したことがあります。
『人形の家』自体は面白い戯曲です。
ただ、これは人間が自由を求める話であって、女性解放の話ではない、
ただ、世界に疑問を持った主人公が偶々女性だっただけだ。と。
百年前に発表された時には衝撃的だったんだろうなとは思いましたが。
百年前はそれが衝撃的な世相だったんだなと百年の進歩と進歩させた先人を思ったのでした。
先人達の百年の開拓。
その中の一歩がスタンドアップには描かれていました。
女性が主役の映画です。監督も女性です。
でも、女性だけでなく人間が一歩踏み出す葛藤の映画です。
今この映画が発表されたこと、この映画の舞台はごく最近に本当に起こったことであること。
それを広く伝えようとする勇気に乾杯です。

立ち向かうことは凄い痛みを伴うことだと思います。
ネバーランドに逃げ込むのは簡単なことだけど、
それだといつまでたっても外に出られないから。

管理人が洗濯バサミを持って映画館にいくのは、
昔、1人で映画館に行って、怖い思いをしたからです。
悔しくて、悔しくて、帰りの電車の中でも涙が止まりませんでした。
映画という芸術を鑑賞する神聖な場所にまで、
なんでビクビクして行かなきゃならないのか。
誇大妄想と言われそうですが、
怖かったし、世間の色んなことに失望したのです。
ともかく悔しかった。
自分が汚くなった気がしたし。
弱い自分が嫌いだった。
もうあんなことはごめんなので、
今でも1人で映画館に行くときは、
洗濯バサミを持っていきます。
気休めでもいい、私のひとつの抵抗です。

頑張ろうと思わせる素敵な作品に久しぶりに出会えた気がします。

世界に馴染めないならば、にげるのではなく、
自分のやり方で精一杯立ち向かう勇気を持つことの大切さ。

素敵な映画でした。

乱歩地獄。

November 16 [Wed], 2005, 18:18
乱歩地獄。

乱歩地獄と聞いてピンと来た人のみお読みください。そうでないと、訳わかんないことの羅列です(死)  
乱歩地獄。よかった。筆舌に尽くし難い。エログロのエロの部分が苦手な私は、少し抵抗感ありましたが、それを打ち消す世界観。素敵。帰ってこれなくなりそうだ。15Rを18禁にあげた方が…気持ち悪いカメラワーク。浅野さんの狂気。おかっぱ万歳。鏡好き。蒼い蝶、ネクロフィリア、ホルマリンイタい。イタいだらけだけれど、あそこまで濃厚なイタさはかえって小気味がよかった。『火星の運河』をみて、バージニア・ウルフの『オルランド』を思い出した。あれも性転換に鏡ネタ(笑)サリー・ポッター監督の『耳に残るは君の歌声』が大好きなので、彼女の『オルランド』もみてみたくなった。あんな伝えにくいものを映像でも伝えられることと、文学と同じくらい狂気性に吃驚。変えられないものまで変えてしまう何か!ああ、大好き。
実相寺監督の『鏡地獄』は私的に『姑獲鳥の夏』以来の実相寺作品だったのですが、良かった。歪みが綺麗だった。監督の姑獲鳥は、私が京極作品に望んでいる、「日常の歪み」みたいなものの、「日常」の部分も「歪み」の部分も私とベクトルがちょっと違ったので、姑獲鳥は京極作品じゃなく実相寺作品として好きだったのですが。鏡は小林少年を捕らえるカメラワークも素敵だし。現実離れした頭おかしいセットも大好き。
『芋虫』はプロモーションビデオみたいで、ネタもイタさの固まりだったけど(笑)なんだあの研究室!素敵すぎる。私の中の松田氏の株が少しUP。(←何様)だって、前髪のソメサブローで落胆したのは私だよ。そういやあれの相方も浅田さんだ(笑)
『蟲』はセットが(笑)潔癖症ネタが個人的にイタかった。潔癖症ってあくまで不潔清潔、自分ルールなんですよね。そういや『アビエイター』も見ながら辛かった(笑)

全体の感想として女の人の監督の乱歩作品を見たくなった。全部、男の乱歩だったので。乱歩自体がそうなのかもしれないが、女性の描写が薄かった。逆に男性に夢を見られない感じが生々しくってよかったですが(苦笑)

誰か語りませう!(笑)オススメは決してしません。好き嫌い別れるし、決して万人ウケしないし。でも、この衝撃について騒ぎたい。チヨさん一緒に見てくれてありがとう!でないと、あの世界観の放つ毒にやられて、鬱の向こう側から帰れなくなるところでした(笑)

なんか、なつかしいけど、変な感じ。

November 05 [Sat], 2005, 7:27
DULL-COLORED POP Vol.1
『東京都第七ゴミ処理施設場ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』 をみてきました。
マクベスの演出家さんの劇団の立ち上げ公演です。
お芝居とても面白かったです。
まだ見てない人におすすめします。
舞台美術色々すごかったし、
筋も面白かったし、
役者さんのクオリティも高いし、
ナイスキャスティング。
ナイス世界観。
必見必見。

↓以下ネタばれを多分に含む感想。
マクベスで一緒にやったキャストさんたちがでるということで、
次誰かな?どんな役かな?って、ワクワクしてみてました。
キャストさんそれぞれの味が出ててすごく面白かった。
客入れからあったかい冷蔵庫で耐えていたナオさん万歳です。
扉開いたときすんごい衝撃だった(笑)
中世スコットランドの武将やら、魔女やらより近いのは当たり前なのですが、
本人の特徴というか、特技?(癖?)をいかしたキャスティングで、
皆さんマクベスのときより本人に近い(?)はまり役。
遠藤先輩相変わらずいい人オーラだし。
ヒロキ君は胡散臭いエセ韓流だし。
なっさまんは作業着着てても華麗だし。
谷先輩は稽古場からそのまま来ちゃった感じで(笑)
しかもみんなでちゃんとバンドを組んでしまうのが吃驚。
エリカ姐さん歌上手かった〜風邪に負けないで!

舞台美術も好きでした。
回を重ねるごとに配置の変わるそうです。あの夢の島(笑)

世界観あって本当すごいなあ。
現場楽しそうだなあ。
次の公演も楽しみです。

しかっっし、リコちゃんの名札には吃驚
管理人、下の名前はよく使われますが、
(オオカワ氏のテキストのときも嫌がらせかと思いましたが)
苗字は珍しいので名札に見つけたときは吃驚しました。
超個人的でスルーしかねないネタふり有難うございます。
嫌がらせかと思いましたよ。
いや、嫌がらせなのか?(笑)
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