2012年10月07日(日) 22時14分
「で、何で窓から入ってきたんです?」
事の発端は数分前に遡る。
突如、アリスの悲鳴が聞こえ、リビングに向かったいちごとノエルは窓を破壊し、部屋に入ってきた倉崎綾人を見つけたのだ。
いちごは腰に手を当て、倉崎に問い詰める。
「いや、だって呼んでも誰も出てこなかったから…」
「読んだらちゃんと向かいますよ!」
「すいません」
「許しません!」
ぷくっと頬を膨らませていちごは倉崎から顔をそらす。
正座している倉崎は何かを思い出したかのように「あ」と倉崎がつぶやいた。
「いちごちゃん、いちごちゃん」
「なんです?窓を壊したことは許しませんよ」
「いや、そうじゃなくておれ、クッキー持ってきたんだ!」
「…え」
そう言うと倉崎は首にかけてあったカバンの中をあさり出し、紫色のクッキーを嬉しそうにいちごに差し出した。
いちごはその禍々しいクッキーを一別し話題を逸らそうとしたその時---
「何その変な物体?」
窓の破片を拾い終わったノエルが戻ってきた。
ノエルは倉崎の手に持っている物体を奪い、凝視する。
「ちょ、取るなよ!これはおれの作ったクッキーでいちごちゃんにの為に作ったんだよ!!」
いちごの顔色がサッと青ざめた。
「え…いらない」
「いちごちゃんにあげる」と言う言葉を聞いて気分が悪くなったのかノエルの声色が低くなる。
「ふ〜ん…いちごちゃんにねぇ、これオレが食べちゃおーと!いただきま〜す!!」
「え!?あの、やめておいた方がいいですよ…!」
といういちごの忠告も聞かずに、ノエルは袋に入った禍々しいクッキーを一気に口の中に放り込むと、その場に倒れ込んでしまった。
「あ〜あ、だから言ったのに…」
いちごはノエルの前まで来ると、その場でしゃがみ合掌をする。
「おれの作ったクッキーおいしすぎて倒れちゃったのかな?」
「それは無いと思います」

激マズクッキーとカツカレー終わり。
もう途中からめんどくさくなって投げやりになってしまいました(;^ω^)
文才も適当でなんかすいません。
では、見てくださってありがとうございました。

ノエルさんといちごちゃん2 

2012年09月19日(水) 23時41分


「いちごちゃん、カレー作るよりもオレと一緒に苺大福たべない?」
背後からノエルのねだる声が聞こえる。
「今はご遠慮します」
「あ、苺プリンもあるよ?ねぇ、カレーなんて作らないでオレと一緒に苺大福食べようよ〜、ね?」
「結構です」
「なんで!?」
さっきからこの調子だ。
数十分前、いちごが倉崎綾人に対して「カツカレーを作ってあげるんです」と言うのが事の発端だった。
ノエルはその発言に対し「そんなのお返ししなくてもいい、オレがお返ししておくから、絶対に下心がある」などブツブツ文句をいってはさっきから食べ物で誘惑し、いちごの周りをウロチョロと動き回っている。
正直、返事をしなければ済む話なのだが、なんだかんだでカレーづくりを手伝ってもらっているのだ。
不器用ないちごの代わりに肉や野菜を切ってくれたり、調理しやすいように材料を取り揃えてくれたりしている。
結局自分は野菜を洗ったりルーを煮込むだけと割と誰でも出来そうな作業しかしていない。
なので無理に無視を決め込むことがなかなかできないのだ。
そろそろ煮込んだカレーも出来上がってくることだろう。
皿が出ているか確認する為に、カレーをかき混ぜながらテーブルを確認する。
と、不意にノエルと視線があってしまった。視線が合うとノエルはまた嬉しそうに話しかけてきた。
「鍋のなかに有るカレーをかき混ぜる姿も凄くかわいいね。お嫁さんにしたいくらに」
「はぁ…ノエルさん、どんな時でも適当に褒めますね」
「適当に褒めてないよ。真実を言ったまでさ」
本当かよと内心突っ込みつつ、いちごは皿を確認する。
1,2,3…案の定一枚足りない。
「ノエルさん、一枚足りないのでお皿出していただけますか?」
「母さんは今日帰るの遅いみたいだし出さなくてもいいでしょ?」
悪びれずにそう言うものだから、つい浅いため息をついてしまった。
「はぁ…ノエルさん、今日は倉崎さんを招待するんです。なのでお皿は4つ必要なんですよ」
仕方なくコンロのスイッチを推し、持っていたお玉を鍋にかける。
「あんなの家に入れる必要ないよ。それにお返しだったらオレがしてあげるよ」
いちごは食器棚の中にある白い皿を一枚取り出し、テーブルの上に並べる。
ノエルの事だからお返しなんてきっととんでもない事をしでかすに違いない。
「倉崎さんにはいつもお世話になっているんです」
「いちごちゃん、オレにもお世話になっているよね?今日だってカレー作ったの殆どオ・レだし!」
ノエルはおや指をビシッと誇らしげに自分に向ける。
確かにノエルに手伝ってもらったのは貰ったのだが、手伝ってと頼んだ覚えはない。
しかし、ノエルの手伝い無しに自分一人でカレーなんて作れるはずもないし、この家に居候しているからには、お世話になっているに違いない。
そんなノエルに冷たく接するのは、あまりにも筋違いではないのだろうか?
いちごはため息をつきながらノエルに問いかけた。
「はぁ…では、何をすればいいのです?私もノエルさんに料理をもてなせばいいのですか?」
「いや、まぁ、それでもいいんだけど、できれば感謝の気持ちを込めてキ…」
ピンポンピンポンピンポン。
「わ!な、なんです?倉崎さんでしょうか?」
突然インターホンがなったのでつい、小さな悲鳴をあげてしまった。
「あいつきやがったな…」
ノエルは敵を威嚇するような声でつぶやいた。
そんな彼の腕を掴んでいちごは一言。
「追い返してはダメです!お客様はちゃんとしたおもてなしをしなけれいけな…」
い、と言い終わるか言い終わらないかと同時に、突如、リビングの窓が割れる音が響く。
「ぎゃあああああああああああああ!!不審者ああああああああ!!!」
リビングからアリスのムンクの叫びが聞こえた。




続く。

ノエルさんといちごちゃん1 

2012年09月18日(火) 23時56分

彼女、二ノ宮いちごはけして器用な方ではない。料理は塩と砂糖を間違えるし、洗濯物はろくにたためないし、部屋も上手に片付けられないのだ。
おまけに可愛らしい容姿からは想像も出来ない毒舌を吐きちらしては、数分後、反省したかの様に彼の前に現れ謝罪をする。
全く、素直なのか素直でないのか…。
しかし、彼---三本松ノエルはそんな彼女の事が嫌いではなかった。
むしろ、そのツンデレ(?)ぶりが愛しいとさえ思ってしまうのだ。
無駄にちょっかいをかけてはいちごに叱られるのだが、それも悪くはないと思っている。
そして今日もノエルはいちごにちょっかいをかけに行こうと彼女の部屋---二階にある右から四つ目の中央のドアをノックしようとしたその時
「わ、ノエルさん…!」
いきなりドアから出てきたいちごにぶつかりそうになってしまった。
彼女とノエルの身長差は実に20cm以上もあるので自然と彼は彼女を見下ろしてしまう。
ノエルは大げさに腕を広げる。
「お〜!いちごちゃん、いいところに出てきたね!実は…」
「あの、すいません、あとにしてもらえますか?」
そういうといちごはノエルを押しのけ、さっさと階段を駆け下りて行ってしまった。



「いちごちゃん、いつになったら帰ってくるんだろ…?」
彼女が家をでて早30分。いじる相手が見つからないのでとりあえず妹のアリスと戯れていようと思い、一階のリビングに来たのだが、当の妹はゲームに夢中のようでまるで兄の話を聞いてはいない。
ソファに座っている妹の横に腰を下ろし、あえずゲームの行方を見守る。
「知らないよ〜」
「いちごちゃんいないなんてつまんないなぁ〜。ねぇ、これなんのゲーム?」
「格闘スパイラルX。そだ、ノエルさん、沢山彼女居し、今日は6人目の彼女と遊んできたら?」
「彼女とはもう別れた」
「え!?別れたの!?」
急に大きな瞳をぱちくりと開けて顔をこちらに向けた。
顔は画面とは真横に向いているのに、握ったコントローラーを動かしつつ話をする。
なんとも器用な動きだなと思いながらノエルは妹の次の言葉を待った。
「ねぇ!なんで別れたの〜?もうすぐ浮気新記録だったのにぃ…」
おい、それは兄に言う言葉か?と内心突っ込む。
「いやね、なんか色々見られちゃった見たいで」
「ふ〜ん、ね、何見られたの?ホ…むぐぐぐぐ」
あまりにもアリスが大きな声で下世話を言うものだからノエルはとっさに彼女の口を抑えた。
「あんまり大きな声で言うなよ!いちごちゃんに聞かれたら幻滅されるだろ」
「むぐぐぐぐ!…ぷはっ!もう幻滅してるんじゃない?」
「いやいや、してないって!いちごちゃんがツンツンしてるのは俺だけみたいだし、なんか脈アリっぽくない?」
と力説しれみるが、妹に鼻で笑われてしまう。
「え〜それはノエルさんがいちごちゃんに対して意地悪しているからでしょ?ま、いちごたんは私のこときいにってくれているみたいだけどね!」
いやいや、そんなことはない、オレが私がと言い合っている間にガチャリと玄関の方から音がした。いちごが帰ってきたのだろうか?ノエルはソファから立ち上がり、玄関まで行き、彼女を出迎える。



「おかえり、いちごちゃん。どこいっていたの?」
と、とびきり素敵な笑顔を彼女に見せつける。しかし彼女の方はいつも通り「ただいまです」と答えると靴を脱ぎ靴箱に揃えた。ふと彼女の持っているビニール袋に目が行く。買い物でもして来たのだろうか?袋の中からこっそりと牛乳やひき肉が見える。
「スーパーに行ってきたんです」
「へ〜、行くんだったら車出したのに。てか一人で出かけたの?」
「いえ、一人で出かけるなと言われていたので、美琴さん達とお買いものに行きました」
「そうなの?あ、荷物重いでしょ?オレ持つよ」
「あ、お気遣いありがとうございます」
いちごは礼を言うとノエルにビニール袋を手渡した。
中身をよく見ていると、牛乳、玉ねぎ、人参、ひき肉、カレールーが入っていた。
ノエルといちごは台所に向かいながら他愛もない話を続ける。主にノエルが一方的に。
「今日の晩御飯はいちごちゃんがつくるの?カレーなんだね、オレ手伝うよ、オレもカレー大好きだし。それにいちごちゃんの料理って変わった味で俺は好きだよ。料理する姿も可愛いもんね。一杯写真撮っていい?いちごちゃん…」
「今日のカレーは…」
と台所についたところで話を遮られてしまう。しかしノエルはまたとびきりの笑顔で「ん?なあに?」と言い、彼女の次の言葉を待った。
「今日のカツカレーは失敗しないようにしなければいけないんです!」
いちごは小さな握り拳を作りながら自分に言い聞かせるように気合を入れる。
「え?いちごちゃんカツカレーつくるの?」
彼女は大きな瞳でノエルを見上げながら答えた。ノエルは内心「やっぱりいちごちゃん可愛いなぁ」と思いながら彼女の瞳を見つめる。
「はい、以前、カツカレーが大好きなお友達からお店のあまりものの苺大福を頂いたのです。ですので、お返しとしてカツカレーを作ってあげようと思って…」
カツカレーが大好きな友達…?そんな友達いちごにいたっけ?ノエルはいちごから顔を背け腕を組み考え込む。そうして眉をひそめながらいちごに問いかけた。
「それって男?」
あまりにも威圧的にいうので一瞬たじろいでしまう。
「え…?あ、まぁ、そうですけど…?」
「何って名前?」
「く、倉崎さん。倉崎綾人さんですよ」




続く。





やっぱり言葉で表現するのって難しいでうよね。
小説作家さんとか本当に尊敬します。
ちなみに、この小説に出てきた三本松ノエルはハーフなんですよ。
なので名前が変わっているんです。まぁ、いちごちゃんも変わっているんですけどね(;^ω^)
そのうち、ほかのお子さんも借りてお話なんかを考えられたらいいなと思っています。
ではここまで見てくださって有難うございます。
薫子。

初更新です。 

2012年09月17日(月) 22時19分
こんばんは。
薫子。です(^ω^)

今度からこちらでブログをすることになりました。
もちろん、前のブログもそこそこ更新すると思います!

ブログを消したり移転したり大変なやつですが、ここは新規一転してオリキャラや著版の萌え語りをしたいと思います(笑)


 
絵はももクロの服をパロったいちごプリンちゃんです。
では、よろしくお願いします。
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:薫子。
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:6月28日
  • アイコン画像 現住所:岐阜県
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    ・お絵かき
    ・読書
    ・音楽鑑賞
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