酔いどれたちの徘徊

May 20 [Sun], 2012, 13:13

三社祭で賑わう浅草を10時丁度に出る、特急きぬ109号で鬼怒川温泉まで。
大学時代のバイト仲間6名、このままどこへ行くかは未定。

また会う日まで

May 06 [Sun], 2012, 3:33
私は必ず戻ってくる!
(コレヒドールのマッカーサー風に)

今日も、はまなすで。

May 05 [Sat], 2012, 22:32

旭川6時05分発の列車は、意外にも座席が半分ほど埋まっていた。途中、部活らしき学生の乗り降りがあったりと、朝早くから人が動いている。
旭川は雲の合間から日が射していたが、塩狩峠まで来ると周囲は霧に包まれる。内地にはない緩やかな原野の起伏、雪解けで水量が増え轟々と平野を流れる天塩川、雄大な景色を見ていると眠気を誘われてしまう。持参した本を読み、目を閉じ、流れる景色を見ながら考える。鉄道の旅は、時間を自由に使える。
音威子府で20分以上の停車があるので改札を出ると、列車待ちの人でいっぱいになっていた。音威子府で降りる時は普通列車利用のせいか、閑散としたイメージしかないのだが、林業で栄えた街だけのことはある。駅長が列車を見送る風景は、鉄道の原風景ともいうべき情緒が漂い、それはこの後幌延でもあった。たった一人の勤務であるが、金帯が2本入った帽子を被るのは鉄道員最高の栄誉である。



生憎の曇り空で、車窓から利尻富士は見えなかった。夜行の「利尻」があった頃、夏場だと抜海〜南稚内で朝の太陽に照らされた利尻富士を拝むことができた。夜行列車は“儲からない”のかもしれないが、鉄道にしかない旅を売るのであれば、季節に合わせて設定してもよいのではないかと思う。先日乗った「あけぼの」も、朝の日本海を楽しむことができる。そうした魅力を売らないのは、実に勿体無い。
11時52分、日本最北の駅に着く。東京から1500km、陸路でくると重みが違う。かねてより移転と改装をしていた駅舎もついに完成し、観光案内所、土産物屋、セイコーマート、映画館からグループホームまで同居する、白亜の建物に変貌した。
旧駅舎を知る者として嬉しかったのは、食堂「ふじ田」と駅そばが復活したこと。「利尻」を降りた後に世話になった旅人は多いはずだ。駅前の「ひとしの家」も、改装して健在であった。
今日はこどもの日のイベントで、改札前の広場で大道芸をしていた。子供が多く、失礼ながら稚内もこんなに賑やかだったのかと驚く。
まずは6時間の乗車で体がこわばっているので、歩いて10分少々の「港のゆ」で疲れを流す。ぬめりのある茶褐色の湯に浸かり、港に泊まる船を眺めるのは格別である。併設された食堂で鮨をつまみ、雨がぱらついてきた空とは裏腹に、気分は上々といったところ。



駅へ戻り、13時45分発札幌行き特急「サロベツ」に乗り込む。所定3両が4両になっているが、座席は半分ほど埋まっている。連休特需と言ってもその程度ではあるが、宗谷本線も今や道北への唯一の鉄路として気を吐いている。
札幌まで乗り通す予定だったが、4時間経った旭川で下車、後続の「スーパーカムイ」に乗り換えて気分を変える。今回使っている「三連休おでかけパス」は、自由が利いてよい。
札幌で友人としばし会ってから、夕飯を済ませて大通公園まで歩く。ひんやりとした夜風が気持ちよく、“内地”へ戻りたくなくなる。テレビ塔のイルミネーションをぼんやりと眺めながら、つい色々考えてしまった。
さよなら、北海道。私は帰ります。

日本の端へ

May 05 [Sat], 2012, 6:06
6時間弱の旅。
気が変わる可能性もあるが。

網走遥かなり

May 04 [Fri], 2012, 21:17
網走から5分接続の特急「オホーツク6号」に乗り換える。軌道から車両まで高速化されている、札幌〜帯広〜釧路と違い、旧態依然の言葉がぴたり当てはまる。高速バスもあるから、5両でガラガラの侘びしい車内である。険しい山道でエンジンを苦しそうに唸らせ、ゆっくり歩を進める姿から“ノローツク”とも揶揄されているが、この利用では梃入れもしづらいだろう。オホーツクに夜行便があった時は、夏休みと流氷シーズンに賑わっていたのだが。雨がしとしと降り、木々にはまだ葉がつかない山肌も物悲しさを増している。



まだ雪に覆われている石北峠を越え、4時間弱で旭川に着く。札幌までは更に一時間半、網走はとにかく遠い。
ここから東旭川まで普通列車で先ほど来た道を少し戻る。温泉に入ろうと思っていたら、東旭川に温泉(鉱泉)があるという。駅の裏側にある旅館が一般に開放しており、函館の谷地頭温泉よりも濃い錆色の湯を楽しめる。
旭川へ戻り、旭川ラーメンの代表格『梅光軒』で夕食とする。私は『蜂屋』の方が好きだが、19時50分の閉店に間に合わなかった。勿論、『梅光軒』の醤油ラーメンも悪くはない。体の内側からも温まった。明日は早くから動くので、早寝としよう。

オホーツク海に一番近い駅

May 04 [Fri], 2012, 13:44
釧網本線には見所が多いと書いたが、自然だけではなく人の温もりを感じさせてくれる駅があるのも魅力の一つ。国鉄末期、無人化される駅舎を飲食店などとして貸し出すようになったのだが、何故か釧網本線には多く存在している。
今も、喫茶店『ノロッコ&8001』(塘路 ※1998年開業)、レストラン『オーチャードグラス』(川湯温泉)、ラーメン喫茶『えきばしゃ』(止別)、喫茶店『汽車ポッポ』(浜小清水)、喫茶店『停車場』(北浜)、喫茶店『トロッコ』(藻琴)と、グルメラインと呼んで差し支えないほど、“駅ナカ”グルメが充実している(無論、小さな無人駅だから入場券は不要で誰でも入れる)。
どの駅も素晴らしいが、特に白樺を使った白い山小屋風駅舎の『オーチャードグラス』と、オホーツク海がまさに目の前に広がる『停車場』は格別である。いずれも何度か足を運んでいるが、わざわざ寄るためだけに降りても後悔はしない。通う内に『停車場』でマスターのお手伝いをしている、話し好きの奥様に覚えられ、道東に来たら必ず寄るようにしている。



その『停車場』で昼食を頂こうと思い、11時51分着。旧型客車の座席を使ったオホーツク海側の席をはじめ、駅事務室を改装した店内は賑わっている。残念ながら今日のお手伝いは奥様ではなく、娘さんだった。海の見えないカウンター席になったが、てきぱきと動くマスターを見るのも悪くない。
“いつもの”シーフードカレーとコーヒーを頼み、優雅なお昼時を過ごす。来ないと味わえないこの一時は、どのような一流店より素晴らしい。
いつしか、このような店を開いてみたいものだと思う。御馳走様、また来ます。

釧路は今日も雨だった

May 04 [Fri], 2012, 9:42
夜が明けると風雨が強まっており、屋外をぶらつく気にならないから、今日は“乗り鉄”を楽しむことにした。今晩の宿も、女満別温泉から旭川へ変更。


釧路9時05分発網走行きに乗り込み、オホーツク海側を目指す。雨の湿原も悪くないが、車窓に限る。

霧深き街

May 03 [Thu], 2012, 22:00
茅沼温泉の風呂上がりに、「サッポロクラシック」をつい買ってしまう。ビールを飲めない体質だが、北海道に来ると一本空けないと気が済まない。



16時28分発網走行きに乗車。
別段用は無いのだが、南弟子屈を目指す。釧網本線の全駅下車を目標にしている。多くの路線に乗ってきたが、「良かった路線は?」との問いには釧網本線と答えるくらい、よい路線だ。
釧路から網走を結ぶ、27駅169.1kmの路線(※正確には東釧路〜網走)は、箱庭のように様々な景色が詰まっている。釧路を出た列車は、湿原の中を抜けて摩周湖の近くをかすめ、川湯からは峠を越えて斜里岳の麓に広がる平野に出る。知床半島の玄関口である知床斜里からは、オホーツク海の海辺を走る。車窓の変化は勿論、見所が多い。
その釧網本線に通う内、残す未訪駅は南弟子屈、美留和、南斜里だけとなった。今回は上下列車を組み合わせ、南弟子屈を訪問。



釧路に戻ると、息が白くなるほど気温が下がっている。風も強く、明日の天気が思いやられる。
夕飯は駅前食堂『つるや』に入る。高校生の時から、旅の最中に“家庭の味”が恋しくなるとよく使っている。老夫婦が営んでいる昔ながらの食堂で、定食が450円からと安く、懐かしさすら覚えるいい味だ。東京にいてもふと思い出す時がある。今日も地元の客で満席だった。
生姜焼き定食600円で腹を満たし、投宿。明日は荒れそうだ…

いつもの、やってます

May 03 [Thu], 2012, 15:51
今日は友人が同行するはずが、急遽来れなくなってしまい、朝の札幌駅で逡巡していた。曇り空でいまいち気分も盛り上がらない。帯広で豚丼を食べてから十勝川温泉へ行く予定を切り替え、本格的な嵐になる前に釧路湿原を拝むことにする。
札幌9時04分発の「スーパーおおぞら3号」は指定は満席だったが、自由席は窓際に座れた。今日は所定6両が8両になっているが、道東自動車道開通の影響もあり、例年より少ない気がする。
日勝峠を越えて十勝に入ると、木々の合間に霧が流れる幽玄な車窓になる。普段なら新得の街並みが眼下に広がる壮大な景観も、うっすらとベールに覆われている。どちらの眺めも悪くない。



12分遅れで釧路に着き、13時20分発網走行きに乗り換える。改札口は人を捌ききれず、中々進まない。連休初日、活気があるのはよいことだ。
単行列車は釧路の市街地を抜け、湿原の端をコトコト走る。それだけで絵になるのは、北海道の魅力だろう。
丹頂鶴の飛来で知られる茅沼駅で降り、公共の宿『憩いの家』の湿原を見下ろす露天風呂で、夜行明けの汗を流す。どんよりとした空は変わらないが、爽快な湯に浸かれば幸せになる。

最後の急行列車

May 03 [Thu], 2012, 6:32
夕食を済ませると急行「はまなす」まで時間があるので、まずは市営谷地頭温泉に入る。錆色の湯はいつにも増して熱い。
閉館まで座敷でゆっくりしてからは、駅前の『ラッキーピエロ』で時間を潰す。だが、ここも0時30分まで。後は駅で待つしかない。昔の函館駅は浮浪者の巣窟だったが、建て替えられ様子も変わった。



1時丁度に青森から到着、機関車を付け替え同23分発。6時07分札幌着。列車は今日も、安全且つ正確であった。
プロフィール
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    ・旅行-公共交通機関を使っての国内旅行
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