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感染症の原因は?

新型インフルエンザで感染症への関心が高まりつつありますが、そもそも感染症とはウィルスや細菌、そして寄生虫などの病気の原因となる微生物が人間の体に入ってきて、その微生物が体に悪影響を及ぼして症状があらわれる病気のことを言います。つまり、感染とは病原体となりえる微生物が人間の体に入ってくることを言います。ここで注意が必要ですが、感染することと感染症になるということは別物です。感染しても病気にならないということもありえますからね。ちなみに、感染症は1999に感染症法というのができるまで、伝染病と言われていました。伝染病は人から人にうつる病気という意味で使われていましたが、近年になって、動物(たとえば鳥や豚)から人に病気がうつったりすることが確認されてきたために、伝染病という言葉の意味の幅を広げましょう!という考え方で「感染症」という言葉が生まれました。このように感染症は、以前、伝染病と言われていましたし、伝染病と呼ばれる以前は疫病やはやりやまいなどと言われていました。このことを考えると現在、鳥インフルエンザや豚インフルエンザという言葉に中高年の人が「昔は動物から人には病気はうつらないと言われていたのに・・・」と言っているのが納得できます。そのように言う人は感染症が伝染病と呼ばれていた時代の知識で「動物から人にはうつらない」と考えているのでしょうね。

新型インフルエンザの感染症状は?

いかなる感染症においても共通する3大症状として発熱と腫れ(おでき)と痛み(腹痛など)があります。病原体に感染すると、人間の体は病原体を排除しようとして体に炎症がおきます。この炎症が3大症状を引き起こします。皮膚におできができたり、のどに炎症が起きるとると、咳やたんが出てきます。そして胃や腸で炎症が起きると、嘔吐したり下痢になったりします。このような症状は体に悪影響を及ぼす病原体を体外に出そうとして体が反応しているので、下痢や腹痛、皮膚あれなどの各症状を薬で抑えようとするのは避けるべきです。さて、新型インフルエンザ(H1N1)の感染症状は厚生労働省のホームページで症例の定義と臨床的特徴が記されているのでご覧ください(http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090429-03.html →頭のhを半角に変えてください)臨床的特徴を簡単に説明すると、「咳や鼻水が出る、突然高熱になる、頭痛、倦怠感と筋肉痛」となっていますが、季節性インフルエンザの特徴と同じような特徴となっています。発熱に加えて2つ以上の何らかの症状がある場合には病院で検査してもらうようにしましょう。

感染症を予防するための基礎知識

感染症を予防するのに一番効果的なのは手を洗うことです。外に出かけたときに、ウィルスや細菌が最も付着しやすいのが手です。帰宅したら必ず手を洗う、トイレのあとは手を洗う、食事の前は手を洗う!などなど手を洗う習慣をつけることが感染症を予防するための基本中の基本です。次に感染症を予防するのに効果的なのはうがいです。うがいは口の中を清潔にしてくれて、さらに口の中の湿度を保ってくれますから、感染症を予防する力が大きくなります。ちなみに、うがい薬がないときはお茶がいいという噂がありますけど、あれははっきり言って嘘ネタです。水でもお茶でも効果は変わりません。ところで、日本では諸外国に比べて感染症が少ないのですが、これは食事のときに箸を使ったり、家に靴を脱いで入る習慣が日本人にあるからです。つまり日本人は清潔な暮らしをする民族なので感染症が少ないと考えられています。人間はウィルスや細菌などの病原体の排除したがる傾向がありますが(潔癖症な人をみると分かりやすいですよね)、完璧な無菌状態というのはありえない世界です。ありえないなら、無菌や殺菌や病気完全撲滅を目指すのではなくて、清潔にすることを考える必要があります。清潔にして感染症との正しい付き合いができるように心がけましょう。これが感染症を予防するための一番の近道です。

感染症に関する高齢者介護マニュアル

在宅や施設で介護をうけている高齢者の方の多くが何らかの慢性疾患をかかえているため、健康な人と比べると感染に対する抵抗力が低いことが容易に分かります。老人ホームなどの施設では感染症の集団発生という危険性があるため、高齢者を介護するする施設などでは感染症の介護マニュアルは必要不可欠な行動指針となります。高齢者のための感染症マニュアルとしては次の2つのハンドブックがとても参考になります。「症状からみた高齢者感染症介護マニュアル(金芳堂)」「病気からみた高齢者感染症ケアマニュアル(金芳堂)」この2つのマニュアルは姉妹書であり、ポケットサイズとなっていて携帯可能な感染症マニュアルです。高齢者の感染症の特徴としては、感染による重症化が多く、感染症状が特定できず精神障害に至ることもある。また、合併症や機能障害を引き起こしやすく、薬物の副作用が起きやすかったり、症状の慢性化により長期介護が必要となることもあります。他にも様々な特徴があります。そういった高齢者の感染症の特徴や感染症の知識を介護者がしっかりと持つことが予防にも役立ちます。感染症を予防する基本は、やはり清潔な状態を保つことです。手洗い、うがい、そしてマスク着用、さらに必要ならば予防接種などを行う必要があるでしょう。

国立感染症研究所を詐称した豚インフルエンザのメールにご注意

本当に詐欺集団は病気でもウィルスでもおかまいなく、人を騙してお金を奪おうと考えるものなんですね。どうやら豚インフルエンザ(新型インフルエンザH1N1)の流行に乗っかって「国立感染症研究所」を詐称した詐欺メールが多くの人に送りつけられているようです。このメールはYahooのフリーメールを利用していて、送信者の欄に「国立感染症研究所」と記されています。また「ブタインフルエンザに関する知識.zip」といったようなZIPファイルが添付されていて、このファイルを実行すると不正プログラムが起動してしまいます。先日、東京で一人目の新型インフルエンザ感染者が見つかったばかりで、首都圏を中心に不安が広がりつつある中でのこういった詐欺メール。ついついクリックしたくなってしまいます。しかし、国立感染症研究所から送信されるメールのドメイン(メールアドレスの「@」より右側)はすべて「nih.go.jp」となっています。政府機関ですから、「go.jp」というわけです。Yahooメールや他のフリーメールから送られてくる豚インフルエンザ関連のメールには十分に注意してくださいね。